2017/02/15 - 2017/02/21
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willyさん
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Day 4 2月19日
4日目。だいぶやりつくしてきました。4泊はちょっと長かったなと思い始めたころ。やはりいつもの旅に比べてとても物価が高いことが痛手となり、はじめは電車で本土に渡ってみようかと思っていましたが、心がおれました。
なにしろ、カフェですら、高くて入るのをためらってしまう・・・いや、わたしは、ですが。
必然的に一日中休むことなく歩き回り、休むのはヴァポレットで席が見つかった時か、博物館・教会に入った時のベンチ。へとへとの毎日でした。
この日はMUSEUM PASSの残りをつぶしながら、最後の夕暮れなので塔にのぼって夕焼けから夜へと移るヴェツィアをみようとおもいました。
Day 5 2月20日
最後の半日。見残したヴォ―ヴォロの館とカ・レッツォーニコをみて。お土産をかって帰りの途につきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
またゆっくり1時間かけて朝ごはんを頂いたあと、ヴァポレットにのってサン・スタエで降ります。モチェニーゴ宮、カ・ペーザロと自然史博物館が同じ区域にあります。
まずはモチェニーゴ宮。ここは衣装史博物館となっているようで、私にとってとても興味深く面白かったです。他の有名な名家の御屋敷のなかで、ここだけが当時の家具などそのまま、生活をうかがい知ることができました。こういうの見たかったんですけどね、もっとたくさん。
ロープの向こうの人形は、仮面をつけた現代の人たちよりも私には魅力的でした。 -
この胴着の素晴らしさと言ったら・・・
全部ほしいなぁ・・
今日はどれにしようかなと、おじさん達が選んだのでしょうか。
お腹がでてはいらなくなった!、とかいいながら。 -
刺繍がすばらしい。
絹地に絹糸。さすがオリエントの貿易を一手に占めていたヴェネツィアです。
日本刺繍を勉強していたので興味深い技法の数々。
もう一つここで面白かったのは、パフュームに関する展示です。
かなり詳しく、実物も展示されて香りをかぐことができて面白かった。
パフュームといえば、須賀敦子さんの本に体臭のない男の話、ヨーロッパ貴族の放つそこはかとない匂いの話があって思い出しました。 -
ぶらぶら歩いていたら、カルロ・ゴルドーニの館がありました。ここもPASSでカバー。入ると中庭状態で美しい階段が。
でも、中はほぼ1部屋の展示、内容も人形が数点程度。
ここは見なくてもいいかなという感じ
すぐそばに、仮面の専門店がありました。ここは他と比べて、ずば抜けてすばらしい作品がごっそり飾られていて驚愕。
お父さんと息子さんでやってるみたいですが、本当に見るだけで目の保養という具合。きっとすごく有名なお店なんだろうと思いました。ネームカードもらったけどどこかにいってしまった。 -
そしてアカデミアの方へ南下しました。
ここ、カンポ・サンバルナバ。
映画「旅情」でキャサリン・ヘプバーンが買い物をしたお店は、建物はそのままでしたが、おもちゃ屋さんになっていました。
どなたかの記録には、壁に映画の写真が貼ってあると書いてありましたが、まったく形跡はありませんでした。
映画といえばなんといっても「ヴェニスに死す」の舞台を見たいところですが、リドまではいきませんでした。 -
一番見たかった「船舶歴史博物館」は改装中のため入場不可。なんと残念なことか。ここだけでもよかったくらいなのに。
仕方ないので、現在は海軍になっている造船所をながめてきました。 -
奥のドックで船がつくられるんですね。
レパントの海戦や第4次十字軍の時には何百という船がここで作られたのだなぁと感慨深く。 -
そのあとはぶらぶらしながら、ヴェネツィアの産んだ音楽家、ヴィヴァルディが洗礼を受けた教会を見つけて入ってみました。
ヴィヴァルディも結構苦労人です。 -
広場では男の子がボール蹴りをしてました。
教会の壁にバシバシ蹴りつけていて、オイオイ・・・とおもってしまいましたが、思い切り暴れたり走り回ったりする場所が限られているから、エネルギーも余ってるんでしょうねぇ・。 -
夕暮れ、間に合うかというくらいで、サン・ジョルジョ島に渡り、マジョーレ教会の鐘楼にのぼりました。
もう入れてくれないかと思うくらい、ギリギリで暗くなってきて、そもそも夕陽がおちちゃう!!!と焦りまくり。
でもなんとか間に合いました。
現在も院内で産するものが受付で少量販売されています。欲しいものがあったけれど残念ながら時間外となりました。 -
対岸のサンマルコ広場では盛んにフラッシュが。
仮装の人たちを撮っている様子。
すごい人ごみ。
そこにいなくてよかった。
サン・ジョルジョはとても静かです。 -
間にあいました。
狭い鐘楼で夕陽の撮れる場所は限られていますが、みんなで譲り合いながら気持ちよく写真がとれました。 -
だんだん灯りがともっていく様子がまたよろしいです
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サンマルコもすっかり灯がはいりました
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多分もう、くることはないでしょう。ヴェネツィア。
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ひっきりなしに行きかう船
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アドリア海に日が落ちる
敵がきたらひっこぬいて座礁させたという、航路を示す杭が続いています。
アドリア海は想像とちがって緑色でした。 -
帰りの船からサルート教会。
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夜の街を徘徊するファラオ
こういうアイディアが好き。 -
最後の日はヴァポレットの券も切れたので歩き。
お土産を買いがてら、サンマルコ広場方面へ。
途中みかけた修道院風のたてもの。 -
ここははいらなかったけれど、名高いカタツムリ階段のヴォーヴォロ宮。
-
撮られることが快感なんでしょうね。
仮装の皆さんは、自分がどのくらい人気があるかをとても意識しておられる様子。
写真を撮るひとが群がると嬉しそうだし、そうでないと足早に去られます。
宿にいた方々は、聞けばオーストリアからきたとのこと。
あの衣装を一式、運んでこられるわけですなぁ。御苦労さまです。。。 -
このご家族は上品できれいでしたね。
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お母さん、楽しそう。
切れちゃってごめんなさい -
やっぱりどうしても仮面がほしくなって、散々なやみました。
すばらしい芸術品もあれば、店主が嘆くようなCの国製のプラスチックもあり。 -
そして3つほど・・・抱えてかえってきました
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ずっと飲んでみたかったこの飲み物。スプリッツ。
やっと最後の空港のラウンジで飲むことができました。 -
おまけ。ダニエりの船着き場。
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これがわたしの中に焼き付いたヴェネツィア
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アリヴェデルチ!ヴェネツィア。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mistralさん 2017/05/10 04:51:45
- 上品な仮装も。
- willyさん
仮装された方
同じ方々を見ていましたね。
クリーム色の衣装でファミリーを統一されていたご家族
本当に上品さが漂ってました。
仮面を3つも購入されて来たんですね〜
これがwillyさんのヴェネツィア、というお写真
綺麗なショットです。
mistral
- willyさん からの返信 2017/05/10 07:23:19
- RE: 上品な仮装も。
- mistralさん
そうなんです!
私もそう思って拝見しました。
仮面は帰国直後に引っ越した家に飾ろうと思ったのですが、まだ箱の中です。
ブラーノでも小窓用のレースを買ったのにこれまた未だ出番を迎えず。
なかなか落ち着く暇がありません。
お褒めに預かり恐縮です。
mistralさんのような、いろの綺麗なシャープな写真を撮りたいのですが、なかなか(^^;)
willy
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