2017/01/02 - 2017/01/06
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puttannさん
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シチリア島へ行きたいけれど 島内移動はハードル高そうだし
できれば碧い海が綺麗な夏に行きたいよねぇ~
でも アラブノルマンディ建築を楽しむ限定「パレルモでのんびり」なら冬でも?
って事で 「シチリア島のパレルモ」を基本にプランニング
最近は「ガラツと雰囲気の変わった場所へ移動した方が 相互が生きる」って案
を重視して 雑多なシチリアから フランスに近い大人の街トリノを付けた。
ここ数年 イタリア内をパラパラと行き(ローマ・ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ジェノヴァ・チンクエテッレ・カプリ・オルビエート・シエナ・・・・)
「イタリアって 場所によって全然違うのね~!?」なんて当たり前のことに感心してたのに(そりゃそうだ!日本だって 美瑛と石垣島じゃあ全然違うっしょ?)今回の パレルモ行きでまた 新たな「新たなイタリアの顔」に出会った気がした。
☆…━…━…━★…━…━…━☆
4日も滞在してるとね~ 何度も同じ場所を通って 同じ場所の写真が何枚も有り、もう自分でもわけが分かんなくなって ど~にも整理がつかないので この際時系列は無視して 場所ごとにアップしてみますネ
なので 同じ場所でも晴れた日の青空だったり 曇った写真が混在してますがお許しを m(_"_)m
12/31 NGO→NRT→FCN でローマで年越し2泊
★1/2 FCN→PMO 緊張しまくり初LCCのライアンエアーでパレルモへ
11時ホテル着後 モンレアーレへ パレルモ4泊
http://4travel.jp/travelogue/11210673
★ 1/3 パレルモ市内を観光
http://4travel.jp/travelogue/11211326
http://4travel.jp/travelogue/11212335
1/4 雨模様の市内を少し歩いて 11時の列車で チェファルー Cefaru へ
http://4travel.jp/travelogue/11203248
1/6 お昼の便(ライアンエアー)で トリノへ2泊
http://4travel.jp/travelogue/11209091
1/8 TRN→CDG→NRT→NGO(+1)
- 旅行の満足度
- 4.5
PR
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ローマから 緊張しまくりの 初LCCのライアンエアーで パレルモ入りしました
平野が少ないと聞いていたけれど、海のスグ側の空港でさえ もう山が迫ってる・・・ -
空港から bus(往復11ユーロ)を ポリテアーマ広場で降り 4泊するホテル 『 アルテミシア Artemisia Palace Hotel**** 』へ・・www.artemisiapalacehotel.it
まだ11時前だったけれど「10分待って」で 部屋へ通してくれた♪
駅からのbus101・102のバス停の真ん前(一方通行なので下りは別)
ロケーションは抜群!(フェリー乗り場も近い)
料金は曜日などによりかなり変動するもよう・・・
お安い日に当たれば かなりコスパ良いホテルです
www.artemisiapalacehotel.it -
空港バスを 『 ポリテアーマ広場 』で降りる手前(ルイヴィトンの前)に グリーンの切符売場ブースが見えたので ほんのちょっと戻ってバス4日券GET♪
1日券~7日券まで対応してるようです。
私は4泊で最終日はお出かけできない小心者なので4日券が理想
「1日券が買えない」との情報が多い中、案外アッサリ入手できちゃった♪
しかも 10.2ユーロと お安いし・・・(^^)v -
ランチをしたら モンアーレ行きのbus に乗るため、歩いて インディペンデンツァ広場 Pza Indipendenza へ向かうことにします
あれ? ↑bus4日券買ったじゃん? 一方通行とか有るし、歩いた方がこんな景色も見られて楽しいから (o^-')b -
パレルモは広い湾に扇形状の平野に広がり、周囲を山で囲まれている。ギリシャ時代は、パレルモ湾が自然の良港であったことから、パノルモス(全てが港)と呼ばれていました
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■ クワットロ・カンティ ■
マグエダ通 vs エマヌエール通 に有る17世紀建造の四辻
ランドマーク的に扱われる事も多いけれど、インパクトとしては「?」な感じかな? -
イチオシ
青空に映える ■ パレルモ大聖堂 ■ を通り越して
( 明日(明後日?)来るから待っててね~) -
左手に王宮広場の道奥に ■ ヌオーバ門 ■ が見えてくる
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■ ヌオーバ門 ■ ルネッサンス・アラブ・ノルマン混合様式の門
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門を越したら ■ インディペンデンツァ広場 Pza Indipendenza ■だよ
明日からの天気が良くないそうなので、着いた早々ですが モンアーレに行く事にしました。
別編 : http://4travel.jp/travelogue/11210673 -
モンアーレから戻ってきて とっぷり陽が落ち大聖堂もライトアップされていました。
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実際はそうでもないんだけれど、写真に撮るとライトのラインが ひょうきんで笑えるわぁ~
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この時間帯の空の青 と 棕櫚の木 建物のコントラスって良いね
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街はクリスマスのイルミが十分綺麗でした
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途中の小さな広場も イルミネーション
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さぁ~ 時系列は無視して パレルモ市内をご紹介します
イタリアらしい? 広場は大小たくさん有り、いち観光客には名前もわからぬ広場
( 昨晩イルミが綺麗だった↑の広場 )
パレルモっ子かなぁ? いいね! 青春だね! -
ヴィットリオ・エマヌエーレ大通り(の横路地)は 古い建物が多いね
味が有るなぁ~♪ -
これさぁ~右半分銀行なんだよネ もち現役で営業してました
中はリノベーションしてると思うけれど この古い建物を生かして・・・って・・・とこが すごいよね~ -
目抜き通りの豪華な教会から 裏路地に入ると崩れんばかりの家々が見られるのはパレルモの醍醐味
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旧市街の目抜き通り、ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りに面した ■パレルモ大聖堂 ■
フェニキア領の港町ジズと呼ばれた古代パレルモは、紀元前8世紀にはカルタゴの重要拠点となり、その後ギリシャ、ローマ、ゴート、ビザンチン、とさまざまな民族によって支配されてきました -
創建は1184年ですが、今日まで何度も改修を重ねてきたため、イスラム、ノルマンなど様々な様式が複合的に組み合わされている
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14世紀には4つの鐘楼が建てられ、15~16世紀には南面、北面に柱廊が増築されるなど、その後何百年にも渡り増改築・改修が重ねられ、現在の姿になっています
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アップにすると イスラムチックなのが良くわかる
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年代の違う塔が並んで立っているのも、パレルモならでは
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柱廊の浮き彫りは、15世紀後半に造られたカタロニア・ゴシック様式
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おや?人が・・・登れるのネ?
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聖人さん、今日は青空で良かったネ♪
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ミカンの樹が 私にはスペイン アンダルシアを連想させる
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入り口上の壁には1426年にアントニオ・ガンバーラが製作した聖母子像のモザイク
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教会内部は 外観とは全くかけ離れたネオ・クラシック(新古典)様式。18世紀に大々的に改築されたため、創建当時の面影は全く残っていない
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こっ!これは!? サソリだよネ? ど~いう言われなんだろう?? あ? でも蠍座ってあるわネ?
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聖堂内はとても広いが パラティーナ礼拝堂などのインパクトは無くて、正直 駅の構内か講堂みたいに感じ、パレルモ市民にも内部が不評と聞く。
それでも 見応えはそれなりに有る・・・ -
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銀製の聖遺物箱。守護聖人ロザリアのものらしい
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一角に人のはけの悪いエリアが有り「なんの展示?」と 覗きこめば・・・
皆さん自分のお国を探しちゃうから 長居しちゃうのネ? -
これが日本? うぅ~ん・・・? ちょっと違うような???
納得いかないまま見入っていたら(やっぱ後ろの人に迷惑かけてんジャン?)この左下に 侍のカップルが並んでましたわ ↑の写真で見つけてやって下され -
大聖堂の右手に回ると・・・後陣外壁が・・・
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あら? アラブの幾何学模様が・・・・モンアーレ限定じゃなかったのネ?
偶然見つけたのですが、モンアーレまで行かなくても見られる って事ですネ?
模様は確実にモンアーレとは違う! だって 猫の後姿に見えちゃった模様は無いもの・・・ -
あれ?でも鷲の絵図とか 冠状の所に動物の顔が彫ってない?
イスラムは偶像禁止だから 後付けなのか? シチリア独特の融合なの? いや・・・目の錯覚?? -
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シチリアっぽくないかしら?
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ちょうど冬のSOLDが始まっていたので 毎夜はショッピングに繰り出してました
リベルタ通りはホテルに近いので便利でした (o^-')b -
この包みは何?パレルモで一番人気のパティスリー【 Pasticceria Cappello 】が ホテルに近い( Via Nicolo Garzilli 19 90141 Palermo )と知っちゃったからには 行くっきゃないでしょ??( いや!遠くても行ったと思います )
http://www.pasticceriacappello.it/ -
お試し買いとしては まずはパレルモ名物 カンノーロ Cannolo(リコッタチーズのクリーム)と このお店の看板商品?ピスタチオのケーキ
ところが・・・食べ過ぎによる不調で食べられず クリームを舐めたのみ・・・
あぁ~ 悲しい・・・。。。(ノ_・。)
冷蔵庫保管して粘ってみたものの 結局ゴミ箱処分となった・・
頑丈な胃が欲しぃ~~~~い !! 心からの叫び!! -
2日目 曇り予定ですがパレルモ市内を観光します♪
パレルモには2つの大きな劇場があり、日本人に馴染みのあるのはこのマッシモ劇場。あの大ヒットマフィア映画「ゴッドファーザー」で、劇的なシーンが撮影された場所ですネ
シチリアと言うと「ゴッドファザー」を連想する日本人も多いはず -
ネオクラシック様式のこの堂々たる芸上は1897年完成
客席数3200と、当時はパリ・オペラ座に次ぐ有数の規模だった -
この柱を覆ってるのは電球? お昼間見ると ちょっとキモイんですが・・・(^^ゞ
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階段脇の雄々しい獅子が パレルモと言う土地の力強さを表してる
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夜のマッシモ劇場
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イチオシ
東西南北のさまざまな文明が交流し衝突する舞台となった地中海
その海の真中に浮かぶ最大の島・シチリア -
奴隷を使って大規模に小麦を栽培し、シチリアをローマの穀倉とも呼んでいたそうだ。
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紀元前からめまぐるしく他民族の支配が入れ替わり、そんな中でもたくましく独自の融合文化を形成してきたシチリア
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イタリアであり、イタリアでない感じがする・・・
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イスラム建築が好きな私にとって ここは「見る」にはもってこいの場所で、しかも美味しいイタリアンシーフードが楽しめれる絶好の場所だ♪
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■ プレトーリア広場 Piazza pretoria ■
噴水を囲むように 30を超える裸体彫刻がなまめかしく「恥の広場」と揶揄されたとか・・ -
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このカラフルな クーポラ(San Giuseppe dei Teatini)が青空に映えてるのを撮りたかったんだけれど ダメだったのよね~
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同じ時刻で 路を挟んで反対側の『 サンタ・カテリーナ Santa Caterina 』のクーポラはナイス条件なのに・・・
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プレトーリア広場の奥には左■マルトラーナ教会■ と 右■サンカタルド教会 ■
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■ マルトラーナ教会 ■ 別名 Santa Maria dell’Ammiraglio
この鐘楼下から入る。 鐘楼の装飾は イスラム幾何学模様 -
831年~1072年のノルマン人の征服まではイスラムの支配下にあったため、この時代は建築における基本的な装飾はイスラム美術に基いている
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1143年建設という古い建物の外見は、崩れ落ちそうと思えるほどの姿だが、中に入ってビックリな豪華絢爛 !
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パラティーナ礼拝堂と並ぶ、シチリア最古のビザンチン様式教会
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小さな教会だが、明り取りの窓があるので、太陽が差し込み明るく、内部壁面の上部、アーチの内側、大アーチ、クーポラに施されている
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柱の色大理石装飾が見事
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この教会の設立者は、12世紀のシチリア王国海軍提督ジョルジョ・デイ・ダンティオキア。初代国王ルッジェーロ2世の重臣だった
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『 聖母マリアのもとのジョルジョ・ダンティオキア 』
亀(忠誠心の象徴)のような姿勢で、聖母マリアの足元にひざまずいている ジョルジョ・ダンテオキア海軍提督の忠誠心の高さを表していると言われている -
こちらは 『イエスによって戴冠するルッジェーロ2世 』
ルッジェーロ2世がローマ法王を通さず、キリストから直接戴冠されている場面は当時のシチリア王国の強大さを示していると言われている -
ところでっ! モザイク画ってわかりますか?
こんなパーツで出来上がってるんですヨ
これら金箔を使った部分が 退いてみるとキンキラな絵に見えるんですネ -
遠距離から見たらどう映るか?計算されて パーツを組んでるんですネ
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イチオシ
って事を頭に入れて 見てみるとどうですか? ため息が倍になる?
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クーポラの「祝福するキリストと4人の大天使、この4人がこんな格好をしてるのって不思議!?
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側廊の聖人たち
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全知全能の神キリストと大天使達、預言者、聖人の黄金のモザイク
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壁面は キリストの物語が描かれています
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正面祭壇には大理石で装飾された主祭壇は板絵「聖母被昇天」と「ラピスラズリの聖龕」
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『 ラピスラズリの聖龕 』アップ
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周りのスコッタ装飾もすごいんですけれど・・・・
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コズマーティー模様の 衝立(?)
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まったく外見からは想像もつかない マルトラーナ教会でした
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エキゾチックな3つの赤い丸屋根は■ サン・カタルド教会 San Cataldo ■
ノルマン時代の1160年頃にイスラム様式で建築された小さな教会
赤い円形ドームは、ハーレムに仕えた「宦官の帽子」模したとか? -
イチオシ
建設途中の権力者の暗殺から所有者が何度も変わり、現在に至っては「エルサレム聖墓地騎士団」に帰属している
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内部装飾は、本来だったら美しい金箔のモザイクで装飾されていたはずが、幾多の不運が重なって、天井や壁面は一切装飾がなく、ガランとした質素な造り
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しかし私は この空間が好き♪ 禅寺の水墨画のようだ・・・
帰国後写真整理をしてて ふんだんな金モザイクの多い写真の中では ひときわその思いが増した・・・ -
「コズマーティー」という中世後期のローマで生まれたモザイクのデザイン。何色かの大理石を使って、色んな幾何学文様を作ってゆく
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ここはマクエダ通りを挟んだお向かいの ■ サン・ジュゼッペ・デイ・テアティーニ教会 San Giuseppe dei Teatini ■
パレルモのバロック建築を代表する建物のひとつ 豪華絢爛! -
イチオシ
左右に並ぶ礼拝堂も、バロック様式で豪華に装飾されている
色大理石を用いて象嵌の手法を用いるのは、シチリア・バロックの一番一般的なものらしい -
一部は第二次世界大戦の爆撃の被害を受け、焼け落ちたがその後復元された
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スタッコ装飾と入り混じって 落ち着かないほどの華美な?装飾
この教会 場所柄も良いのに何でガイドブックに載せてないんでしょうネ? -
シャンデリアも豪華!これだけだと「どこの宮殿?」と思える
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ここの装飾人物 何故だか手足が目立つんですが・・・何故??
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イチオシ
豪華絢爛な教会内で ほっこりした・・・
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側廊、7mから10mもある巨大な円柱をどうやって運んできたんだろう・・・
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シチリアは猫が多いイメージだったのに 意外と見かけなかったな・・・冬だから?
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イチオシ
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長くなってしまったので 後編へ・・・
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