2006/03/18 - 2006/03/19
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Dwind_999さん
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山あいの「芸術の町」といわれるウブド。
昼はジャランジャラン(散歩)、夜はバリ舞踏、そしてバビグリンとサテカンビンに舌鼓を打ち、町歩きに疲れてはビンタンビールで喉を潤す。
通りから一歩脇道にそれると、そこはもう開けた田園と生い茂る樹木や植物の、目にも優しい緑の世界。
人々の大らかさと、バリ・ヒンドゥーの信仰心の篤さに触れ、ガムランの響きに心癒される、安上がりで気ままなウブドの休日。
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3月18日(土)。
サヌールからクーラーなしの蒸し暑いおんぼろバスに乗って約35分、11時前にウブドのプラマ社バスセンターに到着。
そこからモンキー・フォレスト通りの南にあるホテルまで歩いて10分。
少し歩くだけで汗が噴き出します。
2泊分をネットで予約していた2階の部屋。
朝食付き、エアコン利用なしのファンルーム(天井に扇風機がついている)で1泊約3千円。 -
バルコニーからはホテル敷地内の緑豊かな庭が見渡せます。
正面にレストラン、その向こうには小さなプールがあり、左側の建物はランクが上の部屋。 -
モンキー・フォレスト通りを北に歩いて昼食に向かいます。
2ヶ月前の初めてのバリ島で1泊したウブド、この通りもなんとなく見覚えがあります。 -
12時過ぎ、お目当ての「イブ・オカ」に来ました。
イブ オカ 地元の料理
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ウブドに来る人の多くが一度は口にするであろうイブ・オカのバビグリン(子豚の丸焼き)。
豚のお腹の中に香辛料や香草、臓物を詰め込んで丸焼きにするバビグリン、バリ島では祝祭日に、供物の一つとして用意されるそうです。 -
ご飯の上に豚肉やパリパリとした豚の皮、香草などがのせられてやってきたバビグリン。
豚の脂が混ざり合った塩味と香草の絶妙なバランスと辛み、なかなかいける味です。
バビグリンはRp15,000(\195)、ビンタンビール小瓶Rp10,000(\130)。 -
下校の時間なのか、ウブド王宮(プリ・サレン・アグン)前の道を歩く女学生たち。
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王宮斜め前の観光案内所(ビナ・ウィサタ)入口にある祠に供物を捧げる女性。
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明後日の宿探しに近くを歩いてみました。
前回泊まったロスメン(安宿)近くの路地に入ってみると、女の子たちが溝を流れる水の中に入り、布を広げて小魚を捕っていたのでカメラを向けると、魚捕りを止めてきちんと並びます。
自然を相手の素朴な遊びに小さい頃を思い出します。 -
子供たちのいた少し先には青々とした田園が広がり、海のサヌールから山あいの村にやって来たことを教えてくれます。
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ラヤ・ウブド通りからビスマ通りに入って振り返ったところ。
右手は中学校かな。 -
道路横にある家の入口。
それぞれの家にはバリ・ヒンドゥの神々を祀る祠があり、家の敷地にちょっとした寺(家寺)もあるそうです。 -
ラヤ・ウブド通りから少し勾配のあるJl.Kajeng(カジェン通り)に入ってみました。
バイクでさっそうと走る女性。
女性はみんな後ろに横座りするけど、何も掴まずに怖くないのかな。
タイのパタヤでバイクタクシーに乗ったときは、またがっていてもちょっとスリルを感じたのに。 -
何かの祭事なのか、入口にいろいろと飾り付けがなされている、民家なのか村の寺院なのかよくわからない家。
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ものすごい数の竹竿を支柱に使った建築現場。
紐を垂らして資材を上にあげたりして、まさに手作り感覚の家造り。
建築現場では竹で組んだ足場をよく目にしますが、これはアジアのあちこちで普通に見られる光景。 -
コンクリートの石畳一枚一枚に、寄付した人の名前や絵が刻み込まれているカジェン通りをさらに進んでいきます。
この先で男から声をかけられました。
農業のかたわらに絵を描いている自称アーチストで、アトリエもあるので見に来ないかと言います。もちろん断りましたが、芸術の村ウブドには、アマチュアから有名なプロまでたくさんのアーチストがいるようです。 -
少し坂道を登って行くと、やがて目の前に緑の田園風景が現れてきました。
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田んぼの向こうには椰子の木の林が続いている。
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ガイドブックに乗っていたお散歩コースを参考に歩いていきます。
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田んぼの広がり見てるだけでも気持ちいい田園散歩。
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だんだんと道が細くなり、さらに先へ行くとちょっとした林の中に入り込んでしまいました。
左のちょっとした谷底には川が流れ、この道でいいのかと心配しながらも小さな橋を渡り、土手を上っていきました。 -
右下のジャングルの中からこのあぜ道に無事生還(超大げさ)。
さて、どちらに進んだらいいものかと迷っていると、ちょうどこの女性3人が通りかかり、おばちゃんたちの進む方向に下っていけば大丈夫そうでした。
それにしても、ブロック3個を頭に載せて運ぶとは。
労働の基本形のような、道具を使わない単純極まりない資材運搬方法には驚かされます。
後日、道ばたに置いてあったブロックを一つ抱えてみたけどかなりの重さでした。 -
あぜ道の少し先にあった無人店舗。
たまたま不在だけなのかも。 -
小さな水路ではカモの水浴び。
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この辺りには深い襞のように谷がいくつもあり、生い茂る椰子の木などの樹木がその斜面を蔽っている。
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水路沿いの狭い道をラヤ・ウブド通りの方へ戻っていきます。
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稲作の田園風景の中にも、実をつけた椰子の木が南国にいることを実感させてくれます。
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15時半、田園のお散歩から無事戻り、プリ・サレン・アグン(王宮)前のパサール・ウブド(ウブド市場)をにやってきました。
ウブド市場 市場
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ウブド市場は観光客向けの店ばかりでなく、夜が明ける頃から賑わいを見せる庶民の生活市場でもあるそうです。
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定番のおみやげ「バリ猫」がいっぱい。
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リュック一つで旅に出る私はたまに小物を買うことはあるものの、荷物になるのとお金の節約で、ショッピングはほとんどしない、もっぱら町歩き専門の貧乏旅行。
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「Bali@3000」という、珍しくエアコン冷房の入っているインターネットカフェでコーラを飲みながらメール。
30分のネットとコーラでRp13,500(\175)。
その後、夜のバリ舞踏見学のための場所確認に来た、ラヤ・プリアタン通り南にあるプリ・アグン・プリアタン寺院。 -
サロン(腰巻き)にクバヤ(レース地のブラウス)を羽織り、スレンダン(帯)を腰に巻いた、バリ島の民族衣装に身を包んだ女性たちが集まっていました。
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夕方になってモンキー・フォレスト通りに戻り、通りのカフェレストランで休憩。
汗びっしょりで服の乾く暇がない。
アンカービールをいただきましたが、ハッピーアワーなのでRp7,000(\90)。 -
バリ舞踏を見に行くため19時前にホテルを出てハノマン通りからの脇道を歩いていると、後ろから来たバイクが私の横で止まり、乗せて行ってやると言います。
白いウダン(バリ島の男性が頭にするはちまきのようなもの)を頭につけたその中年男性は歌舞団の団員のような感じで、私をバイクの後ろに乗せて「プリ・アグン・プリアタン寺院」まで送ってくれました。
鑑賞チケットはRp50,000(\650)。
19時半から「グヌン・サリ歌舞団」によるレゴンダンスが始まりました。アグン プリアタン王宮 城・宮殿
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「芸能の村」といわれるウブドでは毎晩どこかの寺院でバリ舞踏の公演が行われているそうです。
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近所の子どもたちもステージの横に集まって踊りを見学。
地元の子たちはタダ見が出来ていいな。 -
よくわからないなりに1時間半のバリ舞踏を堪能した後、ラヤ・プリアタン通りを北に歩いていて見つけた食堂。
サテ(串焼き)を焼く匂いと煙に誘われ、「WARUNG MUSLIMIN」という名の食堂に入りました。
サテ・カンビン(山羊肉の串焼き10本、Rp10,000)とグレ(カンビン入りスープ、Rp5,000)とナシプチ(白ご飯、Rp2,000)、それにビンタン小瓶(Rp8,000)。ワルンなのに税が10%。
ムスリムの店でアルコールを置いているのは珍しい。全部でRp27,500(\360)。
サテはやはり甘口のピーナツソースで美味しかったです。
サテカンビンを食べて満足したあと、所々でうろつく野良犬たちにたじろいだりしながら22時頃無事ホテルに戻りました。
この日の万歩計による歩行距離は約25㎞。 -
3月19日(日)。ホテルの中庭にあるレストランで朝食。
男性スタッフから「How are you doing?(お元気ですか?)」などと声をかけられてどぎまぎする私。 -
朝食の席から見た小さなプール。
食事を終えて席を立つと、今度は横のテーブルの欧米人が「Have a nice day」と言って会釈してきます。
最近ちょくちょく海外旅行するとはいえ、元々国際感覚に乏しい英語もできない私は、そんなやり取りになかなか慣れません。 -
10時に宿を出てモンキー・フォレスト通りのレンタルバイク屋に行きました。
1軒目は国際免許がないので断られたけど2軒目で借りることができました。
ノーライセンスだと言うと、遠くまで行かなければノープロブレム。ポリスに見つかったらRp10,000でも渡せばOKと、調子の良さそうな男が笑いながら言います。
いくらなんでもRp10,000(\130)では少ないと思うが、3時間Rp50,000(\650)で借りることにして、ヘルメットもかぶらず90ccくらいの加速も良好なバイクで、少し離れた所にあるネカ美術館にやって来ました。ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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美術などの芸術には疎いですが、Rp20,000の入場料を払って入館し、しばしのあいだバリ島の風物や人物を描いたバリ絵画などを見て回りました。
なんとしたことか、このあとデジカメの不具合で写真が撮れなくなりました。(翌朝には復活したけど)
夜は「トレナ・ジェンガラ」のケチャ・ファイヤー&トランスダンスを鑑賞しました。
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