2017お正月明けの台湾　台中ー台南ー高雄の旅　まず台中へ

2017/01/07 - 2017/01/10

台湾旅行も6回目になりました。1年前は台湾を鉄道で一周しましたが、今回はそれほど時間ないので成田ー高雄便を使って台北を省略し、台中ー台南ー高雄と鉄道で移動して観光してきました。
1年前は台湾総統選挙、立法院選挙の目前だったため、選挙ポスターやら選挙運動がすごかったですが、政権交代のあとは中国本土の政府の指示で中国本土からの観光客がぐっと減った模様。大騒ぎする団体さんは見かけず、ホテル代が昨年よりずっと安くなってました。

1/7　12：25成田→15：45高雄　エバー航空107高雄MRT(≒地下鉄）で高雄機場ー高鐵左営へ移動　台湾高鐵664　16：35左営→17：30高鐵台中　在来線で台中へ
1/8　12：17台中→14：12台南　自強117
1/9　8：00台南→8：50高雄　呂光501
1/10　7：00高雄→11：25成田　エバー航空108

初日、高雄便は昼過ぎに出発なので、さくっと台中に移動します。
台中では昨年、念願のオペラハウスが完成。歴史的建造物である台中駅も近代的な高架式になっていて、びっくりでした。

写真は日本を代表する建築家　伊東豊雄さん設計の台中国立歌劇院オペラハウスです

2017/1現在　1台湾元≒3.6-3.7円

エリア 台中(台湾)

今回はエバー航空を利用しました。BR107便　成田12：25→高雄15：45　台湾は時差1時間遅れです。定刻より早めに到着、入国審査も指紋登録あり　の割にサクサク進みました。
高雄空港はMRT(≒地下鉄）直結のため、15：52の地下鉄に乗ることができました。高雄のMRTでもeasycard使用できます。1年前たっぷりチャージしたのが残っているのでありがたい。
25分位だったか、台湾高鐵（台湾新幹線）の左営駅到着。自動販売機で切符を購入です。

お、台湾高鐵駅が増えてますね。もう台北が終着じゃないそうです。

自動販売機で購入した切符。タッチパネル、中国語/英語切り替えなので、大丈夫そうです。クレジットカード決済の時は4桁の暗証番号必要です。

台湾高鐵、開業10周年です。
財政事情の悪い時期もあったようですが、持ち直したのかな。

時間通り、1時間足らずで高鐵台中に到着。在来線台中駅に移動するには無料のバスか、在来線10分ほど。
たいていの人は在来線方向に歩いていきました。

こちらの普通列車で在来線台中駅に到着しました。

で、台中駅、高架式の近代的な駅舎になってます。
びっくりです。

で、かつての日本統治時代に建設された旧駅舎ですが。

無事残ってました。よかったです。
新・台中駅は今までの裏口側に作られたようで、こちらの旧・台中駅にはぐるりと旧・駅構内を歩いて移動します。

台中のお宿は駅前の便利なところを確保。荷物を置いて、一休みしたらさっそく出かけます。土曜の夜なので、町は賑やかです。

台中市内に2016秋に完成したオペラハウスに見学に出かけます。
バスで40分！らしいですが疲れるのでタクシーで。15分位、225元でした。

ほお、立派。で、このオペラハウスの界隈は高層ビル、高層マンションが立ち並んで不思議な立地です。

正式名称は台中国家歌劇院です。

外観です。やっぱり日中の姿も見てみたいです。

土曜の夜、オペラを見に来る人、内部のおしゃれなお店やカフェにやってきた人、写真撮りに来たひとなどなど、楽しそうです。

噴水とのコントラスト、いいですね。

昼間のほうが白亜の建造物が映えるのかもしれないですが、夜間のライトアップもいいかも。

噴水がカラフルで、これも楽しい。
若い人は自撮り、子供たちは大はしゃぎ。

撮影の仕方にもよりますが、幻想的な感じも出てますね。

内部はチケットなくても普通に入れます。というか、ここにいる人たちの大半はチケット持ってないと思います。

なんか洞窟のような雰囲気です。

足元には池があって、独特の配置です。

こちらはインフォメーションセンターです。
カウンターの光のこぼれ方もいい感じ。
スタッフの皆さん、外見も相当選抜されている感じでした。

1階には劇場はないのかな？おしゃれなお店が並んでます。

文房具やら。

食器も。

なんか見たことあるなあ、と思ったら。

柳宗理さんデザインのバタフライスツールも。柳宗理デザインの品が並んでました。日本でも安くはないですが、台湾ではさらに高め。

あ、こちらのバタフライスツールは山形県天童市のふるさと納税で人気の返礼品となっているそうです。

楽器関連。さすがです。

空間の配置がお見事。

必ずしも音楽や芸術に関連するお店ではないようです。

本がずらり。なんと日本の雑誌や日本を紹介したものばかり。まわりに低めの椅子が並んでいて、自由に閲覧できるそうです。

みなさん、ゆったり回遊してます。若者たちのデートコースになっているのかも。

子供たちでにぎわっていたのは自作オルゴールのコーナーです。

細かいパーツを好きに選んで組み立てることができます。

ディズニーは鉄板の人気ですね。

スヌーピーも不動の人気です。

オルゴール、組み合わせは無限です。

こちらのテーブルに工具一式完備。自作オルゴールみなさん頑張って取り組んでいました。

微妙な色合いが素敵な帆布のバック。いいな～と思って値札見たらかなりいいお値段でした・・

広々したカフェも。
雰囲気もばっちりですね。
なんかおしゃれな人しか入れないかも。

どこも目を引くディスプレイで、目の保養になります。
が、油断すると川に落ちるかも。一日に数人は川に落ちているんじゃないか、と思いますが、どうやら。

大劇場に向かう階段。
今晩はイベントがあるようで、係員が階段下でチェックしていて、チケットを持つ人のみ、通過させていました。
大劇場も見学したかったですが、残念。

1階ロビーの大きなスクリーンでは、「プロジェクトX」的なショートフィルムを流していました。

完成するまで、紆余曲折があったようです。

たくさんの人々の努力によってやっと完成した、というのが伝わってくる映像でした。

National Taichung Theater 略してNTTです。

・・・日本のNTTが台湾にも進出したのか、と一瞬勘違いしそうになりました。

館内ではフリーWi-Fiが飛んでいるようですが、うまく使えず。
ぐるぐる回って楽しみました。

なお、タクシープールもあるので、帰りもタクシーで。215元でした。
バスを使う場合、歩いて5分位にあるデパート新光三越前まで移動する必要があるので、結構大変かも。

タクシーで台中駅近くまで戻ります。台中観光といえば、こちらの宮原眼科が有名です。
現在は眼科医院ではなくて、古い建物をリノベーションして洗練されたお菓子やアイスクリーム、雑貨を揃えた人気スポットです。

レンガ造りのドームは雰囲気満点。みなさん自撮りに余念がない。

提灯もいい味出しています。

スタッフのユニフォームは工員風だったり、大胆なチャイナドレスだったり。
細かいところまで凝っている。

お菓子のレベルも高いし、パッケージデザインも芸術的。
お値段も高めですが、ほかでは買えないそう。買っとくべきだったかなあ、でも台中のあと、台南や高雄に移動するからということで、今回も見るだけでした。

みなさんきゃあきゃあ楽しみながら撮影したり、品定めしてました。

ため息の出るような豪華なデザインとか。

リボンの配色も印象的です。

不思議な品も並んでいたり。

外からみても、すごさがわかるような。台湾のごちゃごちゃした懐かしい街並みも魅力的だし、このようにリノベーションした建物も見せ方がうまいなあ、と感じます。

台中に18時過ぎに到着して、オペラハウスと宮原眼科観光したら結構疲れたので、お宿に戻って休みます。

翌朝です。いい天気です。事前にチェックした天気予報では雨続きでしたが、滞在中ずっといい天気、毎日暑くなりました。
台中駅前の眺め。お宿は台中駅すぐそばなので便利でした。

宮原眼科は台中駅から徒歩3分位。開店前ですがまた来てみました。

人気のアイスクリームコーナー、もう店員さん準備万全ですね。

何種類あるのやら。すごい。

すでに記念撮影しているカップルや親子連れも。

宮原眼科のポスターずらり。

アイスクリーム　なるほど！この考え方はなかったかも。

芸が細かいです。

漢字だとなんとなくわかる場合もありますが、これは何でしょう？

宮原眼科、やっぱりおススメですね。徹底してます。

日出というロゴもすごい。

朝方の提灯はちょっと寂しい感じもしますが。

しばらく歩くと太陽餅博物館という観光スポットもありました。
台中市街には歴史的な建物もぽつぽつあって面白い。

彰化銀行。こちらが本店とのこと。
みるからに重厚な建物です。ヤシの木が南国ムードです。

宮原眼科の近くのこちらも行列スポット。
第四信用合作社です。同じアイスが食べられるとか。

かつて銀行だったということで、ごっつい建物です。

次は駅の反対側へ。廃墟チックな場所をアートスペースとして再利用。

でも、台中駅再開発の影響で雰囲気がだいぶ変わったかも？？

工事中の塀に楽しい作品が。

台中から台南へ鉄道で移動しますが、まだ時間が余っているので、台中駅裏側のショッピングセンターにやってきました。
タロコモールです。
なんか特別滑り台開設中？

大きなカルフールもあるし、映画館もあるみたいです。

カルフールにて。何も買わないけど、スーパー巡りは楽しい。
中華圏の旧正月前なので、縁起物がたくさん並んでいて、わくわくです。

なお、カルフール店内はとにかく広くて、陳列棚も高いので、こっそり撮影するのには最適です・・？

ユニクロがありました。で、ユニクロのそばにあったこちらのおばちゃまが存在感抜群なのですが。

では、台中から台南へ移動します。
切符は日本でネットにて手配済。
http://railway.hinet.net/ja_JP/net_eng.htm

しかし、予約はできたものの、台湾に来てからチケットを発行しなければいけない。コンビニでもできるらしいですが、台湾のセブンイレブンのチケット発券機を操作してみるとさっぱり？？？だったので、駅の有人窓口で発券してもらいました。