2016/10/29 - 2016/10/29
71位(同エリア474件中)
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ANAマイルの期限が来年の5月に迫り、過去最多の90,000マイル程が貯まったので特典航空券を手配することにしました。
90,000マイル、近場ならファーストクラスに乗れる…!でもいざ調べてみると、そもそもFクラスの設定がある路線はかなり限られているようだ。近場のFクラスにするか、そこそこの距離のCクラス(憧れのフルフラットシート!)にするか…あらゆるルートを検討して散々迷った末に、特典航空券を利用するんでなければ今秋にでも行きたかったスリランカを絡めて一挙両得のルートを思い付きました。
しかしF設定のある路線も空席も殆ど見つからなかったので、一部だけをFにすることに。とはいえ目的地に行けてFに乗れさえすれば何でもいいという訳でもなく、狙いは往路で機内食が朝食じゃない時間帯の便。なぜ往路かというとアジア旅行復路の私はグロッキーで食欲ゼロの可能性があるからで、朝食じゃない時間帯なのは言うまでもなくフルコースを満喫してみたいからです。
10/28(金) 成田→シンガポール(Fクラス)
10/29(土) シンガポール→コロンボ(Cクラス)→キャンディ
10/30(日) キャンディ→ピンナワラ象の孤児園→キャンディ
10/31(月) キャンディ→ダンブッラ→シーギリヤ
11/01(火) シーギリヤ→コロンボ
11/02(水) コロンボ→シンガポール(Cクラス)
11/03(木) シンガポール→成田(Cクラス)
往復共に成田~シンガポールはANA、シンガポール~コロンボはシンガポール航空。マイル残高の都合で当初はコロンボ→シンガポールだけY、残りをCで手配していましたが、だいぶ経ってからなんと追加マイル無しで3フライトともCに変更できました。使用マイルは88,500、加えて諸税等で33,630円かかりました。
この時期のスリランカは雨季真っ只中らしいけど構うものか。だってFクラスの航空券が取れたんですよ!
私は航空券予約直後に速攻ルートを決めてそれをそのまま遂行することが多いんですが、今回は時間をかけて検討しては何度も旅程を組み直しました。GW時期の欧州と違って日が短いだろうから、日程を詰めすぎると移動しきれない…雨季で交通事情が悪くなることも考慮しないと。特にシーギリヤに着くのが遅くなったらまずい、野生の象が出るから日が暮れたら外出禁止なんですってよ!当初はヌワラエリヤにも行くつもりでしたが、どう組み直しても時間が足りなかったので諦めました。
スリランカとシンガポール、ファーストクラスとローカルバス。物凄い落差を体感する旅になりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シンガポール航空コロンボ便の搭乗時刻は8:20。7時半に目覚ましを掛けていましたが6時前には起きてしまいました。ラウンジには夜中よりは人がいるものの混む程ではない感じ。
食事が補充されていたので少し食べようかな。 -
とはいえ食欲はなく、ちょびちょびとなんとか食べる。チキンサンドイッチは持ってきたもののどうしても手が出ず、お持ち帰り。
シンガポール→コロンボ便の搭乗券も成田で発券したため出発ゲートを知らないので、8時前にはラウンジを出ました。道中、もし私がいる第2ターミナルじゃない所からの便だったらどうしようとハッと焦るも勿論杞憂。
チャンギ空港は、ゲートの入口にセキュリティチェックがありました。ラウンジから持ってきたペットボトルの水を飲んでからゲートへ。 -
搭乗して席を見つけたら、チーフ的雰囲気のシンガポール人男性CAがなんとカタコトの日本語で接客してくれました。まさか私の為だけの人員配置…?!いやまさか。
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ウェルカムドリンクのオレンジジュース。生絞りつぶつぶで美味しい。
メニューとヘッドホンは、乗客がいる席だけに置いてあります。私の列は反対側の窓際にしか乗客がいませんでした。ビジネスクラスは2-2-2で結構席数が多いけど、乗客は5~6人だけ。
シンガポール航空は初めて利用します。評判が良いので乗ってみたかったんだ。
離着陸時は手荷物のバッグも上の棚に収納させられました。ビジネスだけ?エコノミーは全員分入りきらないと思うし。 -
朝食ですがワンプレートでなくコースでした。まずはフルーツから。
このグレープフルーツ?が酸味も苦みもなくプリップリでめちゃくちゃ美味しい!こんなに美味しいグレープフルーツは初めて食べました。っていうかこれ本当にグレープフルーツなんだろうか?ブドウも弾けんばかりのフレッシュさ。
パンは籠から選びます。クリーム入りのパイ、予想外に冷たいけどとても美味しい。 -
アペタイザーは選択制。CAさんが持つお盆に載っていたのはコーンフレーク、市販のヨーグルト、謎のツナマヨのような見た目のもの。
一番何だか分からなかった3つめを選びました。恐る恐るスプーンで食べてみるとヨーグルト味だ。メニューによるとBircher Muesli、ヨーグルトにドライフルーツやナッツを混ぜたものらしい。美味しい。 -
メインも3種類から選択で、離陸前に注文をとりに来ていました。日本語を話せるCAさんが専属で対応してくれる訳ではないので、基本的には他のCAさんと英語で話すことになります。3つの選択肢のうち1つめはどんな料理かよく分からず、2つめはチリソース(辛いの苦手)と聞こえたので、3つめのチーズオムレツをお願いしました。
海外の航空会社でしかも日本発着便じゃないアッパークラスに乗るのって、かなり英語力が必要ですねさては。エコノミーと違って色々選択肢があるからな…。
ビジネスクラスを利用する高級な添乗員付きツアーとかでも、経由地以遠はエコノミークラスという但し書きがあるのが殆どなのは、実は金額面じゃなくてこの辺りが理由なのかも。添乗員さんはエコノミークラスだろうから助けて貰えないもんなあ…。
オムレツを切ったらパセリ入りのチーズソースがトロッと溢れてきました。美味しい。
付け合わせはチキンソーセージ、焼きトマト、マッシュルーム、ポテトグラタン。 -
暫くしてからドリンクサービスがあったので、カプチーノをオーダー。後にナッツとミントの飴も配られました。
フライト中は眠るどころかシートをリクライニングすることすら忘れて映画「ペット(原題:The Secret Life of Pets)」を見て過ごしました。なんと日本語吹き替え版があった。ミニオンズの制作会社なので、テレビCMで知った時は別の話じゃなくてミニオンズの新作を出してくれたらいいのにとがっかりましたが、見てみると面白い!オープニングから可愛くて泣きそうに。ギジェットを始め救出班が出てくるシーンが大好き。エンディングも幸せ一杯でまた泣きそう。ペットを飼いたくなりますね、旅好きの一人暮らしには夢のまた夢だけど。
着陸前もバッグが棚に上げられたので写真は撮れませんでしたが、上空から見るスリランカはどこまで行ってもジャングルでした。ジャングルっていうか、ヤシ畑?びっしり並んだヤシの合間に家々や白いストゥーパが見えます。意外に起伏がない印象。
ファーストクラスとかビジネスクラスはリラックスできる一方で、かなり構われるというかいつ話し掛けられるか分からない緊張感があるので、この頃には『その他大勢の気楽さ』というものが少し恋しくなっていました。またぜひ乗りたいですけどね。 -
10時過ぎにコロンボ・バンダラナイケ(バンダーラナーヤカ)国際空港に到着。
オンラインビザはばっちり取れていたようで、イミグレでは何も質問されませんでした。ビザ申請状況を管理官の方で調べて、プリンターから出てくるビザシールをパスポートに貼りスタンプを押してくれます。シールが予想外に小さくシンプルでびっくり。
イミグレとバゲージクレームとの間が免税店(いや免税じゃないのか?イミグレの後だから)な空港も珍しいけど、そのお店の殆どが白物家電を扱う家電屋さんなことにびっくり。大きくて立派な冷蔵庫や洗濯機を並べたお店が延々続いています。誰が買うんだ?どう考えても外国人向けじゃないよね、スリランカ製の商品じゃないし。
空港の外に両替所が並んでいて、ブースから盛んに客引きの声が掛けられました。客引きがある両替所って嫌な予感しかしないんだけど…と去年のジャカルタが頭をよぎりましたが、レートはカード払いと殆ど変わらず金額もレシート通り。そもそもお金を数える機械で何度も数えてから渡してくれました。レートはどのブースも同じです。 -
暑い、汗が噴き出す。日傘日傘。空港の前の道に出るとタクシーやスリーウィーラーの客引きに声を掛けられました。私はこの近くのバスターミナルからキャンディかコロンボ行きのバスに乗りたいので断るも、ニゴンボかコロンボまで乗せて行くとしつこい。バスターミナルは地図によるとここから遠くないので歩いて行くつもりです。
最終目的地はどこなんだと聞かれてキャンディだと答えたら、3,500ルピー(≒2,600円、以下Rs)でキャンディまで乗せると言われました。本当なら安っ、でもスリーウィーラーで3時間とか嫌だよ。
断りつつ歩いていると空港の出発ターミナルの前を通りました。上の写真のような建物がもう1つ、少し離れて並んでいます。
バスターミナルへ行くには道の反対側に渡らなければなりませんが、横断歩道とか信号が見当たらない。またスリーウィーラー(ええいめんどい、歩き方にこう書いてあるけど地元の人は皆トゥクトゥクと呼んでる)に声を掛けられたので、200Rs(約150円)でバスターミナルまで乗せて貰うことに。
しかし運転手は途中何度か路肩にトゥクトゥクを停めて「ニゴンボのバスターミナルまで800Rsで行かないか」と言ってきました。いらんっつーの、早く行ってくれ。 -
空港からそう遠くないけど、歩いて行ったら道に迷ったろうなという位置のバスターミナルに到着。帰国時にコロンボのペター地区からエアポートバスに乗ったら、空港の直前で寄り道してここを経由していました。
バスターミナルは客引きとか無く、どのバスに乗ればいいのか途方に暮れる。とりあえず水を買おう。45Rs(約34円)。
ディスプレイの水を指差すと、冷蔵庫から冷えているのを出してくれました。この後どこで買ってもそうでした。 -
スリランカの人は意外に話しかけてこないんだなあ、これまでの南アジアとは違う印象。
しかし小学校高学年くらいの女の子と目が合うと、にっこり微笑んでくれました。 -
前の道には色々なお店がずらっと並んでいます。
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バスの前で待機していた客引きに聞くと、2枚上の写真の人達が待っているのがまさにキャンディ行きのバスで、10分後に来るとのこと。良かった!やっぱりここからキャンディ行きのバスがあるんだ。無かったら一旦コロンボまで行かなきゃならないところでした。
スリランカのバスの客引き(車掌)は、バスの入口で行先を早口で連呼して客引きをします。スリランカの人は皆当たり前に英語を話せるようでしたが、客引きの呼び口上に限ってはかなり独特の発音。よーく聞かないと分からなかったりします。ちなみにエアポートバスは「アープルアープルアープルアープルアーポート…」と聞こえました。 -
間もなくバスが来て、前から後ろから一斉に乗客が乗り込む。うわー混んでる。何とか空席を見つけて座るも、恰幅の良いおばさんが2人座っている列だったため半分しか座れず、通路にこの通りはみ出ています。これで3時間半?既に辛い…。
普通のバスなら座席は2-2ですが、スリランカのバスは2-3。その分座席自体が小さく通路も狭く、子供でない限り通路に多少はみ出てしまいます。シートピッチも狭い。そして大抵は立ち客が出るくらい満席。このバスも発車する頃には通路までびっしりでした。
既に辛いのに、バスはなかなか出発しませんでした。物売りが乗り込んできて、全員に何やら冊子を配り始める。私には英語の冊子をくれましたが、中を見てみると英語・シンハラ語・タミル語の教材のようなもの。中学英語くらいのレベルと内容、I ate riceとか。配り終えると何やら演説を始めました。自分の障害(どうやら尾骨が発達して尻尾があるらしい)をアピールして寄付を募っています。まだ発車してないのに既にエンジンの揺れで気持ち悪い。辛い…うるさい…頼むから黙ってくれ~! -
漸く物売りが降りてバスが発車し、暫くすると車掌が車内を廻って運賃を回収。混雑した車内でも新しく乗り込んだ人をきちんと見つけて、うっかり二重請求とかもしない見事な仕事ぶり。車酔いする私のような人間には絶対無理な仕事だ。
切符にはこう書いてありますが、回収されたのは140Rs(約105円)だけでした。1桁の値段は無視されて、切り捨てられたり切り上げたりするのが普通のようです。スリランカの通貨は20Rsからが札なので、それ以下の金額はお釣りが無かったりしました。無いと言ってもくれない訳ではなく、どこかに小銭を探しに行ったり、お釣り代わりのお菓子をくれたりします。切符はこれはレトロなタイプですが、ハンディサイズの機械からレシートを出してくれるハイテクタイプの方が既にどちらかというと主流のようでした。 -
左半分座れてない状況で車酔いも酷く、延々と地獄そのものでしかない時間を過ごしました。このドライバーの運転は特別荒く、ひたすら加速とブレーキを繰り返す。マジ勘弁してくれ…酔い止め薬はイミグレの手前で飲み、バスに乗ってからもこりゃいかんと追加で飲みましたが、この時は全く効きませんでした。強烈な吐き気を、時折咳込みながら抑える。目を開けていられず、景色を見ることを早々に放棄。イヤホンして音楽を聴き、前の席の手すりに突っ伏してひたすら耐えました。暑さはそこまででもないのに私だけ大汗。
満身創痍の状態でなんとかキャンディ近郊まで来ると、降りる乗客がちらほら。前方に空席が出たので転がるように離脱。斜め前の女の子が可愛い。最後の力を振り絞って笑顔を返しました。 -
さらに席が空き窓際に移動。移動する際に前の席から移動しようとしたムスリムの女性とかち合いそうになったんですが、私の形相を見てかあっさり譲ってくれました。すいません…。
はあ~酔う人間にとってバス移動は窓際に限る。…しかしこのバスは窓際でも快適とは言い切れんな。シートピッチ狭いし座面も浅いんだもん。昨夜のファーストクラスからのこの格差よ。緊張感あるからエコノミーがちょっと恋しくなると言っても、この差は極端すぎでした。足して割ったら丁度良く…はないか。足して割ったら最低でもエアコン付きの専用車移動くらいにはなりますよね。そんな贅沢は言わない、普通の2-2のバスでいいから! -
うおお、トラックの頭だけがずらっと並んでる!しかしこんなのは序の口で、シートだけ、バンパーだけ、ドアだけ、ブレーキランプのカバーだけずらっと並べている所もありました。壊れた部分だけ修理して使うのは良いことです。
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大学の校庭でクリケットをしていました。
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終わりの見えなかった地獄も遂に終わり、キャンディの中央郵便局前にバスは停車。ここが終点のようです。あー死んだ…。
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宿は近いので歩く予定でしたが色々限界。労うような表情のドライバーに勧誘されるまま乗車、200Rs(約150円)。すぐそこじゃん、高いと言ったけどトゥクトゥクだと遠回りになるらしい。もういいよ。
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予約しているのは、4トラベルの旅行記でもとにかくよく見かけるセバナシティホテル。私の滞在中にもいたかは分からないけど、個人旅行の日本人は大抵ここに泊まっているんじゃないでしょうか。
チェックイン時にホテルのスタッフ(オーナー?)が親切に観光案内もしてくれました。メインバスターミナルへの近道や仏歯寺までの所要時間を、地図付きのホテルカードに書き込んでくれました。
朝食は追加5ドルで付けられるそう。私は今現在食欲ゼロで、今後いつになったら食欲が湧くのか全く分からない感じ…。 -
Hotels.comで予約して、バストイレ付きACなし朝食なし2泊で4,860円。
とっても綺麗な部屋!しかもコンセントは変換プラグ無しでどのタイプでも使用可。スタッフも立地も良いし人気に納得の宿でした。無料の水は毎日2本も。
あ~疲れた~!!もう何よりシャワーだ。部屋に入るなり真っ先に脱ぎ始めましたが、部屋の写真を撮ってなかった事に気が付きまた着る。こんなに疲れることも珍しい…。 -
あ~生き返る~。早速シャワーを浴びて…洗濯は今夜にしよう。カーディガンは1着しか持ってきてないからな。
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なんとプライベートテラスが!
しかし客室は私の部屋しか面していないものの、植物を世話するスタッフがどこからかよく現れるので窓やカーテンを開けておけませんでした。網戸無いですしね。
この時期はエアコン無しでいいかと思いましたが、窓を閉め切っていると結構暑いし湿気が不快。天井に付いてるファンはうるさいし。ACなしの部屋とはいえエアコン自体は設置されていて、リモコンだけがありませんでした。
追加料金を払ってACを使わせて貰おう。レセプションで聞くと2日間で4,060Rs(約3,045円)、高い!でも快適さをお金で買うよ。AC料金に良い布団?代も込みらしく、出掛けている間にベッドメイクしてくれるそう。 -
早速観光に出掛けました。宿の前の道、凄い交通量。クラクションも多く、横断するのは容易ではありません。横断歩道は沢山ではないけど所々あり、警官が交通整理をしています。
スリランカの道は町から離れてもこんな感じで混雑していました。バスも本数多いのに混雑してるので、相当人口が多いのかなと思っていましたが、2,000万人ちょっとだそう。意外だ、もっといるかと思った…いや北海道(530万人)より狭いんだから密度は高いのか。 -
仏歯寺がある東へ。
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洋風のパン屋さんがあちこちに。逆にカリーを出す食堂のような所はあまり見つけられませんでした。
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工事現場の奥に…
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立派なヒンズー教寺院が。
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横断歩道と警官。
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Kodak逆だ。
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交通量多いのに踏切も何もない線路。
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反対側に駅…?いや違う、キャンディ駅は背後の方向(上の写真のずっと先)にあるはず。線路の右手に見えているのはバスターミナルの1つ。
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ちばフラワーバス!(笑)
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バスターミナルを抜けると時計塔が見えました。
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地下道を渡ります。この辺りには他にも何か所か地下道がありました。交通量が多い上に道幅が広いですからね。
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揚げ物の屋台。何か黒いツメみたいなものが衣からはみ出てるんだけど、サソリとかじゃないよな…。
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ここはキャンディのメインストリート、ダウダ・ウィーディヤ。キャンディ湖の北を東西に延びている大通りです。
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そこから北に延びる通りもお店が多く活気がありました。
いやまあここ以外も活気はあるんだけど。スリランカは結構どこに行っても人が多くて活気がありましたね。 -
宝くじらしきものを売っているのをよく見かけました。
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お洒落なベーカリー。
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お、スーパー。帰りに寄ろう。
このフードシティというスーパーはあちこちにありました。空港の出発ロビーにもあります。 -
一際立派な建物が見えてきました。これがクイーンズホテル?スリランカで最も有名なコロニアル建築の1つ。うーん、違うか?
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なんとか道を渡ってキャンディ湖沿いの遊歩道へ。
この辺りは鳥のフンだらけなので頭上注意。まあ注意しても避けられないけど。 -
いい感じの隙間に収まっているアイス売り。
キャンディ湖、19世紀初めに造られた人造湖です。造らせたのはキャンディ王朝最後の王となったスリー・ウィクラマ・ラジャシンハ。 -
何やら大人気のアクセサリーショップ。
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こっちがクイーンズホテルのようです。
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その向かいのあの建物は何だろう?と思ったらこれが仏歯寺の入口でした。
周囲にチケット売り場が見当たらなかったので近くの警備員詰所っぽい所で尋ねたら、中にあるそう。 -
18:30のプージャーまで時間があるので、まだ入らずに周りを散策しました。
プージャーとは5:30、9:30、18:30の1日3回ある儀式。仏歯が納められている部屋の扉が開けられて、仏歯が七重に納められている箱を見ることが出来ます。見られるのは一番外側の箱だけで、仏歯そのものが見られることは滅多に無いそう。
仏歯は紀元前543年に仏陀が火葬された時に灰の中からやっと手に入れたもので、4世紀にセイロンに持ち込まれ遷都と共に移動し、1590年にキャンディに運ばれました。仏歯はスリランカにとって非常に重要なものです。
入口の北の道には、お供え物の花を売る出店がずらっと並んでいます。 -
その向かいには土産物屋も。
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洋風の噴水がありました。19世紀のセイロンコーヒー園の何からしい。
スリランカといえば紅茶が有名ですが、元々はコーヒー生産で栄えていました。さび病が島中に蔓延してコーヒーの木が育たなくなり、代わりに紅茶を作るようになったそうです。 -
歩いていると、何度かトゥクトゥクの運転手だかガイドだかに声を掛けられました。
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仏歯寺のすぐ近くにも郵便局がありました。
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お供えの花は値段が決められているようです。
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時刻は17:30、そろそろ入ろう。
入口には金属探知機が設置されています。引っ掛かった場合のボディチェックの為に、男女別で2つ。 -
入ってすぐ右手に、スリランカ(セイロン)の初代大統領像がありました。キャンディ湖の方を向いています。
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敷地内は広い庭園で、遠くに寺院の建物が見えます。
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Wi-Fi使えるらしい。
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お供えの花を持ってお寺に向かう一家。この辺りはまだ靴を履いていてOKですが、既に脱いでいる人もいます。
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シンハラ建築様式の八角形のお堂。
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お堂を右手に通り過ぎた所にチケット売り場がありますが、まずその向かいにある門に入ってみました。
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周りの様子を見て、私も靴を脱ぎました。あ~、砂と石畳で大して小石が落ちている訳でもないんだけど足の裏が痛い。私の足は普段サンダルやヒールもほぼ履かずに、靴下とスニーカーで甘やかしてるからな…。足の裏だけ赤ちゃん肌なんだよ。
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建物のいくつかを覗いてみます。
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色とりどりのドネーションボックス。
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カラフルな壁画と仏様。
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白い服を着るのがお参りの作法だそうです。
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プラスチックの瓶に入れた水?を持って、小さな寺院の周りを廻っています。
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ストゥーパ。
スリランカの街中の看板は、現地の人向けのお店でも英語で書かれていることが多いんですが、ここは全部シンハラ語だったので全く分かりませんでした。 -
電飾がチカチカ。
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門を出て本堂へ。その前に靴を預けます。写真のここは地元の人用で、外国人は専用の所で預けなくてはいけません。そっちの写真はないけど造りは同じ。
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外国人専用チケットオフィス。これはさっき通り過ぎた時に撮ったものなので、私が実際買いに行った時はほぼ無人でした。
張り紙でチケット代を確認すると外国人料金は1,500Rs(約1,125円)。この9月に1,000Rsから値上がりしたようで、来年の1月から2,000Rsに値上がりするとのこと。頻繁に値上げしすぎ…。
ちなみにSAARC(南アジア地域協力連合、インド、パキスタン、ネパール、バングラデシュ、モルディブ、ブータン、アフガニスタン)加盟国国民は750Rs、タイ人ミャンマー人は1,000Rsだそう。スリランカ人はいくらなのか確認してない。
2,000Rs渡したらチケットとレシートだけ渡されて、お釣りが貰えませんでした。ん?私張り紙を読み間違ってるか?再度確認しても値上がりは1月からだし、そもそもレシートには1,500Rsと印字されてる。窓口に戻り「お釣り貰えますか?」と言うと、何も言わずに500Rsを出してきました。こいつ…!こんな所で詐欺ろうとか仏罰が当たれ。 -
気を取り直して内部へ。
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本堂周辺はお堀に囲まれていました。このお堀と八角形のお堂は、キャンディ湖と同じくスリー・ウィクラマ・ラジャシンハによって造られたそうです。
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高い天井に描かれた絵に圧倒されました。
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よく見ると結構ユーモラス。
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見事なレリーフの石の門を通り…
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極彩色のトンネルを通って本堂に入りました。
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順路に従って2階へ。
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2階は長い廊下のようになっています。廊下の片側に仏歯が安置されている部屋があり、その前に花を奉げる長い台がありました。
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向かいの壁際に座り、仏歯がある部屋に向かって祈る人々。
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仏歯が入っている釣り鐘型の箱の写真。
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私も一番後ろに座り、扉が開くのを待ちます。
次第に凄く混んできて、太鼓の音がしてきました。よく張って硬そうな太鼓の音と、草笛のような笛の音が鳴り響きます。正面の部屋で鳴っているような気もするし、1階で鳴っているような気もする。立ち上がれば見えるだろうけどどうも力が出ない、頭がフラフラする。熱気もあって汗だくです。ご飯食べずに水飲んで大汗、良くない傾向だ。塩とらないと。インドで学んだので今回は塩レモン飴を持ってきました。 -
イチオシ
周りが殆ど皆立ったので私も立ちました。仏歯が納められた扉が開いているようです。
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ぎゅうぎゅうの人の波を移動してなんとか献花台の前まで辿り着き、腕を伸ばして思いっきりズームして、人の隙間から漸く写真に収めました。おお~キラッキラ!
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私はこの距離が限界だ。撤退します。
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激混みの階段を降りて1階へ。やっぱり太鼓と笛は1階からだったんだ。
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外はすっかり暗くなっていました。
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イチオシ
明るい時に行かなかった寺院の向かって左手の方へ。
遠くから見て、暗くなってからの方が綺麗そうだと思ったんだ。 -
イチオシ
器にココナッツ油を入れて火を灯していました。
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仏歯寺を後にします。
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現在時刻は19時。仏歯寺の入場は8:30~18:00と歩き方に書いてありますが、この時間帯でも新たに入ってくる人がいました。プージャーは1回につき1時間半続くそうです。
順路に従い入ってきた所とは違う北の出口から外に出ると、お供えの花を売る出店の並ぶ通りに出ました。もうすっかり完売状態。 -
来た道を戻り、昼間見つけていたスーパーに立ち寄りました。
このスーパーの店内でポストカードが30数Rsで売られていたんですが、底値がまだ分からないので買うのを見送ってしまいました。この事を後々大いに悔やむことになります。意外と売ってないんだよ。そもそもスーパー自体殆ど行く機会を作れなかったし。 -
お菓子と豆を少し買いました。ブルボンっていうお菓子の名前はブルボン王朝からきてるのか、それとも日本のお菓子メーカーからきてるのか。普通前者だろうけど後者もあり得なくもない気が。この後これはもしやというものを色々見ましたからね。
レモンパフはスリランカで人気のお菓子らしい。看板をよく見たし、食べている人も時々見掛けました。サックサクのクラッカーに挟まれているレモンクリームが甘酸っぱくて、予想以上にとても美味しかったです。
豆は旅行中にも食べましたが、フライ豆のようにサクサクしている豆もあれば同じ見た目で物凄い硬い豆もありした。半々くらい。歯が心配だけど硬いのが美味しい。
全部で327Rs(246円)、クレジットカードが使えました。…なんかクレカのレシートに既にJPYが印字されてる。なんだこれ初めて見た…これがクレカの日本円払いというやつか。いつもの外貨払いとの違いは「いつのレートで決算されるか」らしい。 -
山の上のホワイトブッダがライトアップされているのが見えました。高さ13m、1993年に造られたものだそうです。
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キャンディではチェ・ゲバラのポスターをあちこちで見かけました。CHE DAY 2016って毎年チェ・ゲバラの日があるの?スリランカで?
地下道を2か所くらい通って帰っていると、途中で野犬に吠えられました。あんまりしつこいし怖いのでスーパーの袋をちょっと振り回したらビクッと怯えて飛び退き、また吠えかかるの繰り返し。自衛のために吠えているようだ。何もしないから放っておいてくれ、寄ってくんな、こっちは疲れてんだよ。遠心力を使って惰性で袋を振り回しながら通過しました。 -
パンの移動販売。
線路の辺りを歩いていると、日本で働いていたことがあるというおじさんに声を掛けられました。岡山とあとどこかで、部品を作ったり船の溶接をしたりして月45万も稼いでいたそう。スゲー。
ホワイトブッダを見に行かないか、ビールを飲みに行かないかと誘われましたが、山を登らなくても、酒を飲まなくても既にヘロヘロなので断る。まあ元気でもついて行かないけど…。
眩暈や立ち眩みがしてまずい。夢の中のようにフワフワと現実感がない。 -
宿の前の通りまで帰ってきたら、電線を猿が伝っていました。
宿に戻ってシャワーを浴び、洗濯。今日は機内食以降何も食べてないけど未だ食欲ゼロ。良くないな…ラウンジで貰って来たサンドイッチを無理矢理食べる。共に地獄を経てきているサンドイッチなので悪くなっているかもしれないと思いましたが、大丈夫でした。今旅では結構生野菜や氷も食べましたが、全くお腹を壊しませんでした。これまでの旅行経験で免疫が出来てるのかな。
エアコン快適。目覚ましを掛けずに21時には眠りに就きました。
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