2016/08/10 - 2016/08/20
209位(同エリア455件中)
ruminさん
- ruminさんTOP
- 旅行記56冊
- クチコミ10件
- Q&A回答0件
- 92,188アクセス
- フォロワー7人
イタリアの南(ローマ、ナポリ)と、北(ミラノ、トリノ、ベネチア)は行ったけど、中部に行っていないのが心残りだったので、今回はボローニャをベースに、ラベンナ、サン・マリノ共和国、フェレンツェを回ることに。
イタリアへの直行便は高いので、どうせ乗換になるなら、アクセスのよいボローニャを選択。ボローニャは、ローマ〜ミラノの主要幹線上にあるので、アクセス抜群!しかも、空港〜市街が近い。
のはいいけど、ボローニャ便の選択肢はターキッシュエアorアエロフロート。アエロフロートって、ソ連の航空会社でしょ。。躊躇したものの、北回りの速さに惹かれてアエロフロートを選択。そのあとにトルコの政変が起こったので、結局はよかったけど。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
PR
-
アエロフロート機はシルバー。
旅行直前になって、「もしかして、ロシアってビザが必要なのでは?」と心配になり、アロエフロートに電話して聞いたところ、24時間以内のトランジットならビザ不要とのこと。ちょっと焦りました。
航空券は、初めてHIS系のサプライズを利用してみたが、ここのサポートは電話がまったくつながらない。Webからの問い合わせは24時間以内に返信すると書いてあったが、24時間以内にはこなかった。まあ、値段なりのサポートなのだろうけど、これならエクスペディアのほうかマシかも。次回はエクスペディアか、DNaだなあ。 -
モスクワ空港は、アエロフロート機の巣窟(本拠地なので、そりゃそうだ)。
昔は薄暗くて店も少なかったようだけど、今はピカピカ。でも、免税店ばかりだし、レストランも高い。バーガーキングなら、と思って、セットを頼んだら、二人分で2500円もした!帰りはスルーだな、こりゃ。
乗換時のセキュリティチェックは予想以上にスムーズだった。乗り換え時間は4時間あったけど、余ってうたたねしていた。ただ、飛行機が遅れたり、長蛇の列に並ぶこともあると思うので、乗換はやはり3時間以上は確保したほうがよいと思う。
なお、前回、北京乗継で大変な目にあったので、いくら安くても中国便には決して乗らないと誓っています。モスクワ乗継は北京乗継に比べれば、ぜんぜんフツーですよ。ただし、アエロフロートの機内食は口コミでは評判よさげだったけど、、、、私には合いませんでした。機内食の消化率は50%以下。くどいかもしれませんが、エアーチャイナに比べれば、ぜんぜんフツーですよ。 -
ボローニャ空港に22:20に到着。タクシー15分ほどでホテルに到着。深夜料金でも20ユーロでした。空港バスが一人6ユーロなので、ここの空港を使うなら、タクシーに乗らなくっちゃ。
ホテルは駅から5分。イタリアのホテルらしからぬ設備のよさ。と思ったけど、シャワーの水が出ない!夜中の11過ぎにフロントに「水が出ないよ」と言いにいったら、「水道管が破裂して、ボローニャ市は断水している」という。ひぇぇぇー。そういえば、チェックインのときにウォーターがどうのこうの言ってたのは、そういことだったのか。わかってなかった。
この日はとりあえず寝る。 -
朝になったら、水は復旧。
初日はボローニャ観光。駅から中心のマッジョーレ広場までは徒歩20分ほどあるが、ブラブラ歩く。ボローニャは、「ポルティコ」というビルの軒下の通路が有名。日よけに助かります。 -
マッジョーレ広場のあたりにやってきました。
写真にはありませんが、市庁舎に第二次大戦のパルチザンの犠牲者の写真がずらっと掲示されていました。サント・ステファノ教会でも、パルチザンの犠牲者の名前がずらっと書かれた碑を見ました。
イタリアというと、ローマ帝国とか、ルネッサンスとかに注目してしまうけれど、今のイタリアを知るには、「近現代史」が重要なのかもしれません。 -
初日をボローニャ観光にした理由は、「SIMの購入」なのであった。
あらかじめ調べておいたTIM(イタリアの大手キャリア)のショップを見つけ、番号札を取って待つこと30分。そして、たかだかSIMを買うのに30分、計1時間かかったのであった。…ここはイタリアだから。
本当は外国人のSIM購入に慣れているはずの空港のショップで買いたかったのだけど、なにしろ着いたのが22時過ぎ。町のショップで買うしかなかった。昼間の便なら、空港か、大きな駅(テルミニとかミラノ)で買うのがお勧め。店の人も慣れてるだろうし。
イタリアでSIMを買う前提は次のとおり。
・購入時にはパスポートが必要。
・SIMの購入時に必要なイタリア語は、アーモイタリアさんのホームページに載っています。これを見せれば、あとは片言の英語で大丈夫。
・SIMフリーの端末を使っていて、自分でSIMを挿してAPNの設定ができること。お店の人は、SIMをくれるだけなので、自分で挿します。日ごろ、格安SIMを使っている人は問題ないと思います。 -
十日間、5GB、通話なしで19ユーロのコースにしました。安い。。。Wifiルータをレンタルすると、1万はかかるので、節約できました。(時間はムダになったけど、まあ、いい経験かと思って)
「APNの設定は必要?」と聞いたけど、「よくわかんない。もしかしたらいるかも」って、適当な答えでした(予想どおり)。
SIMを挿して起動すると、すぐつながりました。4Gなので、速度は問題なし。ただ、街中でもつながりにくいところがあったけどね。でも、十分です。
十日間、グーグルマップと時刻表検索をしまくっても、使ったのは500MBポッキリ。2GBでもうちょい安いコースがあるとよかった。
データ量は問題ないが、スマフォの電池がもたないので今回は旅行用にアマゾンでモバイルバッテリーを購入(写真左)。毎日使ってました。今は小さくて軽いものもあるんですね。買ってよかったです。 -
ネットが繋がって元気が出たので、「ボローニャの斜塔」に向かう。ツインタワーで、片方が傾いています。
中世では、高い塔を建てるのが権力の象徴だったそうで、このような塔がボローニャに200も建っていたそう。
傾いていない方には登れるみたいだけど、疲れそうなので、見るだけにとどめる。 -
市立中世博物館に行く。
ここの博物館はなかなか面白いです。このトルコ風の刀が気になる。 -
銃もたくさん。銃というより、芸術品に近い。
-
重そう。何キロぐらいあるんだろ??
-
馬の鎧。視界が狭くて大丈夫?
-
これは…戦の合図のほら貝?
-
トルコ風。というか、モンゴル?
西洋人に見えないが。 -
棺の蓋と思われるが、なぜかセクシー。
-
楽譜の中の絵。宗教画なのに、なぜかユーモラス。面白い。
-
この楽譜、演奏したらどんな音楽になるんでしょう。
-
この辺になると、ド・中世。
-
…というように、ジャンルも様々、ネチネチみると、面白いものがある博物館です。面白かったー。
大人5ユーロ、学生はパスポートで年齢確認できると無料になります。 -
ヨーロッパ最古の旧ボローニャ大にやってきました。現在、大学は別の場所に移っているのそうです。
-
ボローニャ大で学んだ人たちの紋章。
-
世界初の人体解剖が行われたという解剖学の教室だけ、有料。3ユーロ。ただし、第二次大戦の空爆で焼け落ち、復元したものだそうです。特に料金を払ってまで見なくてよかったかも。
-
散策中に、ラ・ペルラを発見。ボローニャ発祥なので、見つけてうれしい。
高級女性下着(っていうとなんかいやらしい?)ですよ、女性のアコガレの。
…たぶん買うものはないので、ウィンドウをちらり、のみ。(笑) -
お昼はピザにしました。ボローニャは観光地ではないけど、外食費は高かったな。
お昼を食べながら、同行者と今後の予定を相談。いろいろ歩き回ってもわりとどこも同じような感じなので、飽きてきたことで一致。「ボローニャは可愛い街」という人もいけど、それほど個性的というわけでもないので、午後は思い切って、電車で20分ほどのモデナに移動することにしました。 -
トリイタリアの自販機でモデナまでの切符を購入。
トレイタリアのチケットは、日本でもネット購入できます。長距離移動は、埋まってしまったり、直前だと値段が上がったりするので、日本で購入しておいた方がよいでしょう。
数年前はトレイタリアのページで会員登録をしてチケットを買っていたのですが、今は買えなくなっていました。調べたところ、仕組みが変わり、現在はイタリアの社会保険番号だかマイナンバーだかを入れないと登録できないようになっており、実質、外国人は登録できなくなったと書かれているページがありました。このため、ボローニャからフィレンツェまでの片道だけ、日本でスポット購入しておきました。ただし、ネット購入の際は、ソニーバンクのデビットカードが使えませんでした。認証エラーになるので、クレカで購入しました。写真の、駅の自販機ではデビットカードが普通に使えました。デビットカードは、美術館のネット予約でも認証エラーになったので、ネット系はだめっぽいですね。デビットカードなら、外貨預金からの即時引き落としなので、為替手数0.25ですむので、現金、クレカとうまく使い分けるとよいと思います。 -
モデナにやってきました。
ドゥオーモが世界遺産とのこと。写真はドゥオーモの隣の塔。 -
ドゥオーモは無料で見学できたのだけど、中が暗くて、絵も何も全然見えず。。。庶民の教会、って感じ。見えないものは見えないので、早々に退散。
-
モデナというと、フェラーリ博物館が有名ですが、女子旅なので、フェラーリはパスして、エステンセ美術館に向かいます。
ドゥオーモから15分ほど路地を歩きましたが、こういうとき、グーグルマップが役立ちます。モデナみたいな小さな町だと、地球の歩き方の地図が小さくて、よくわからない。小さな町でも、地図は大きいのを載せてほしいなあ。あと、地球の歩き方は重い。。紙を工夫するとかして、軽くしてほしい。まあ、役に立つので、必ず買いますけど。 -
エステ家は、もともとフェラーラが本拠地ですが、ある時期にフェラーラを追い出され、領地のモデナに移ったとか。そのエステ家のコレクションがエステンセ美術館だそうです。地球の歩き方には、「イタリアで最も美しい美術館」とありましたが、最もかどうかはともかく、この美術館の収蔵品は素晴らしいです。期待以上でした。きてよかったです。
写真のような楽器のコレクションが豊富。 -
楽器自体が芸術品。
-
どんな音がするんでしょう。
どんな奏者が、どんな聴衆に、どんな音楽を奏でていたのでしょう。。 -
こういう小物系を見るのが大好き。ネチネチ見ると楽しい。
-
何にしたのかわからないけど、すごーーい。
-
方位磁石かな?
すごーい。精巧。芸術品。
…などと、ネチネチ見ている間に時間もおそくなったので、ボローニャに戻る。
こんな素敵な美術館が4ユーロなんて。この美術館を見れただけでも、モデナに来たかいがあったというもの。近いしね。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ruminさんの関連旅行記
ボローニャ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34