2015/08/08 - 2015/08/17
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ripple-ringさん
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4度目のイタリア。
前回ヴェネツィアでビザンチン文化に触れ、モザイクを見るべくラヴェンナへ。
ただの観光では面白くないので、午前中は語学学校へ通いちゃっかりホームスティ。
1日目は地元→成田→ミラノ。
2日目、ミラノからラヴェンナへ向かう途中ボローニャで途中下車。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回はイタリアでSIMカードを買って携帯を使おうと思ってました。
1日目(土)、19時頃にマルペンサ空港に着いたらお店は閉まってた。21時前にミラノ中央駅に到着しTIMのお店に行ったら、「今日は終わり、明日は8時からだよ」と言われた。
でも翌日は8.15発のフレッチャロッサでボローニャに向かうから、ボローニャでお店を探すことにする。
ミラノ中央駅は1年半前にはなかった改札のようなものができていて、チケットを見せてホームへ入る仕組みになっていた。
万博対策かな? -
フレッチャロッサの2等席。
シートも広くてふかふか。 -
ドリンクとおやつがサービスされました。
ノンストップ、1時間ちょっとでボローニャに到着。 -
フレッチャロッサはボローニャ駅の地下ホームに到着。
少々迷いながら地上へ出て、スーツケースを預けて街へ繰り出す。
ボローニャに寄ることを決めたのは出発直前。
あまり下調べもしていない。
しかも携帯が使える予定だったので地図とか何もない。
とりあえず中心部っぽい方を目指して歩き始める。
途中TIMのお店があったけど、日曜日は11時オープンだったので後でまた来ることにする。ボローニャ中央駅 駅
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街の中心部、ネプチューン広場。
ネプチューンの噴水がある。
よく見ると下にいる女神様(?)がセクシー。
隣の建物も観光スポットみたいだけど、日曜日のせいか夏休みのせいか入れなかった。
まずはドゥオモを見学。 -
ぶらぶら街歩き。
ネットゥーノの噴水から少し歩くと2つの塔が見えてきた。
左の方は結構傾いてるぞ。ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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歩き疲れたので教会でひとやすみ。
それほど大きくもないし、壁の絵も寂しげな感じ。
でも静かでとても居心地がいい。
クリプタからはお祈りをしてるらしい声が聞こえる。
祭壇向かって左側に出入り口があって観光客らしき人がたくさん出てくる。
係のお姉さんも座ってる。
近づいていってみるとどうやら入場料は取られないらしい。
…ということで奥へ入ってみる。サント ステーファノの教会群 寺院・教会
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奥に入ると円形の小さな部屋があって、中央には説教壇のようなものがあった。
そしてさらに奥の部屋からはオルガンの音色が聞こえてきた。
誘われるように中に入ってみる。
そこは小さな礼拝堂だった。
太陽が照りつけるまぶしい外部とは一変して薄暗い室内に、アラバスターの窓から柔らかなオレンジ色の光が差し込んでいる。
その後司教さま(?)を先頭に聖職者のみなさんが入ってきて礼拝が始まった。
司教さまの隣には14,5歳くらいの少年がいた。
きっと修行中なんだろう。
彼はなぜこの道を選んだんだろう…などと考えながらしばし時を過ごす。サント ステーファノの教会群 寺院・教会
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礼拝堂の奥には中庭があり、その奥には宝物殿と売店があった。
売店ではここで作られてる(であろう)石鹸や香水、エッセンシャルオイルなんかが置いてあって、とてもよい香りがした。
宝物殿には昔の楽譜も。サント ステーファノの教会群 寺院・教会
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こんなロマネスク感たっぷりの彫刻も。
サント ステーファノの教会群 寺院・教会
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世界最古の大学がある街ボローニャ。
学生たちが住んでいたのはこんなふうに建て増しされた部屋だったらしい。 -
ボローニャで本場のボロネーゼを食べる。
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ボローニャで一番行きたかった場所がここ。
ボローニャ大学の解剖学教室。
地図なしだったのでちょっと迷ったけど何とか到着。
意外とこじんまりした部屋。
中央の石の台に乗せられた献体を解剖し、それを一生懸命覗き込む学生たちを妄想してみる。
人体がどのような構造になっているのか、知りたいという気持ちがとても大きかったんだろうなぁ。旧ボローニャ大学 城・宮殿
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正面の教授席の天蓋を支える「皮を剥がされた人」。
解剖して筋肉の構造が分かったからこその彫刻。旧ボローニャ大学 城・宮殿
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同じ建物には図書館が。
本の数はそれほど多くはないものの、古〜い本がたくさん。
壁も豪華。旧ボローニャ大学 城・宮殿
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ジャンルごとに並んでいる棚にはMATEMATICHEの文字が。
革の表紙の、ものすごく古そうな本。
数学は古くから1つの学問分野として大事にされてたんだなぁ。
どんなことが書いてあるのか、妄想して楽しむ。
勝手にタイムトラベルしてる間に閉館時間になったらしく、係の女性に追い出されてしまった。旧ボローニャ大学 城・宮殿
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午後2時。暑い。
今日のジェラートはラズベリーと桃。
ラズベリーの酸味が疲れた体に美味しい。 -
ジェラート屋さんの近くには2つの塔があった。
塔の前に座ってジェラートを食べる。
ラヴェンナ行きの電車は4時過ぎ。
まだ時間がある。
ボローニャでやりたいことは大体やった。
…じゃあ、塔に登る?!ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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3?払って塔へ登る。
料金所までは石のらせん階段。
そこを過ぎると木造の階段が塔の壁に沿って延々と続く。
何百年もの間、何万人もの人が登った階段は、足の形にすり減り、ところどころ金属製の板で補強してある。
それほど登らないうちに、この階段が崩れ落ちる妄想に憑りつかれる。
でも今まで大丈夫だったんだから落ちたりはしない。
いくらいい加減なイタリア人(失礼)でも、崩れないようにメンテナンスはしてあるはず。
…と言い聞かせ、まさに歯を食いしばりながら登る。
登り始めたことを激しく後悔しながら、でもここまできたらてっぺんまで行かないと…。
そんな私の苦労を知らずに元気に駆け上る子どもたち。
やめてくれーーーっ!!ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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ようやくてっぺんに到着。
でも足元の石がすり減ってたり斜めになってたりするので落ち着かない。
とりあえずボローニャの街を写真に収める。
そしてそそくさと撤収。ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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16.06ボローニャ発の電車でラヴェンナへ。
TIMのお店は"8月中の日曜日は休みます"って張り紙がしてあった…。
結局携帯はまだ使えないまま。
ラヴェンナでTIMのお店を探すことにする。
ミラノ⇔ボローニャのフレッチャロッサも、ボローニャ⇔ラヴェンナのローカル線も、日本でtrenitaliaのHPから予約をした。
当初はボローニャに寄る予定はなくて、30分ほどで乗り継いでラヴェンナに行くつもりで切符を予約していた。
フレッチャロッサは時間変更が効かないのは分かっていたけど、ローカル線は変更しても大丈夫だと思っていて、予約した電車より6時間近く遅い電車に乗ってラヴェンナへ向かう。
途中検札にきた車掌さんが私の切符を見て眉をしかめた。
「4時間までしか変更は効かないんだよ」
そして通常料金の9€余りを徴収して去って行った。
…つづく。
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