2017/02/14 - 2017/02/16
46位(同エリア455件中)
地中海人さん
2017年2月14日、ジェノバからピアツェンツァ乗り換え、REで初のボローニャ訪問。
現在学生数10万の中世都市そのままのたたずまいには心底惚れました。
中世以来キリスト教国各地から多様な民族、特に若い人たちが住み続けたためか、常に進取の気性があり、洗練された穏やかな人たちだ。
ボローニャを歩いていて、ここはイタリアか?と思うほどの印象を受けた。
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2017年2月10日(金) 9,224歩
仙台発NH3232便 07.45発 →成田着08.40
. 羽田空港 NH217便 12.45発 →ミュンヘン着17.00
MUNICH T2 LH276便19.15発が1時間遅れ→NICE着20.40
ニース B4プラザホテル2泊
2月11日(土) 25,489歩 街歩き
2月12日(日) 6,656歩
ニース7.30発→(5.80ユーロ)VENTIMIGLIA着8.24 EC139便9.12発(21ユーロ) →ジェノバ着11.08
ジェノヴァ ブリストルパレスホテル2泊
2月13日(月) 27,577歩
2月14日(火) 19,364歩
★ ジェノバ発12.04 ピアチェンツァ13.44着 14.52発ボローニャ着16.68
ホテルインテルナチオナーレ2泊
★ 2月15日(水) 25,837歩
2月16日(木) 12,882歩
ボローニャ発10.18 →ベニス S.C着12.18
ホテル アル コデガ 3泊 ジュニア スイート
16日16,838円 17日30,766円 18日30,766 円
2月17日(金) 22,167歩
2月18日(土) 21,059歩
2月19日(日) 10,341歩
VENICE SN3206便 14.10発→BRUSSELS着15.55
BRUSSELS NH232便20.50発 →
2月20日(月) →成田着 16.15(強風のためか遅延)
成田空港→JR東京駅まで(約40分遅延)→仙台駅
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ANA特典航空券Cクラス(仙台→成田、羽田→ミュンヘン→ニース、ベニス→ブリュッセル→成田→仙台)
昨年9月予約、95,000マイル
2月20日成田→仙台は欠航。JR実費9,660円が3月21日に返金された。
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鉄道
12日 ニース→ヴェンティミグリア→ジェノバをREとICで
14日 ジェノバ→ピアツェンツア→ボローニャをREで
16日 ボローニャ→ベニスをRE
を、レイルプランナーで検索した。オフライン検索可能で、途中経過も分かり安心して乗ることができる。
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両替 羽田空港 「Travelex」にて、30,403円を240ユーロ。
126.67円/ユーロ
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写真 解剖学大階段教室
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カメラ
スマホ ソニーのエクスペリアZ1
ソニー α7RⅡ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2017年2月14日(火)
午前中、昨日月曜休みで行けなかったジェノバ市内の赤の宮殿などを回り、午前11時半過ぎジェノバ・プリンチぺ駅へ。
写真のバスの奥の建物がジェノバ・プリンチペ駅 -
前日街歩き(ジェノバ・プリンチペ駅からジェノバ・ブリニョーレ駅まで)の際、ここで、ミラノ乗り換えボローニャ行のICとFRを頼んだが、ピアツェンツァで1時間待ちの乗り換えをすればローカル列車(RE)で行けると言う。この二人は私が貧乏旅行慣れしていると見抜いたのか、ただ自分がこのコースをいつも利用しているのか。
(写真は前日) -
ジェノバ・プリンチペ駅からボローニャ中央駅までピアツェンツァ乗り換えRE自由席券です。
全部で23.55ユーロ。
このコースは、自販機でもレイルプランナーでもヒットしない。 -
いつものとおり、出発電光表示を見上げ、一旦正面玄関に向かって左側へ出て、メトロ入口との中間にあるエレベーターで地下通路へ。
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ホームへの地下通路にある電光表示。
RE2886終点ピアツェンツァ行12.04発は17番ホーム。
ここでは直前の変更はなかったが、今旅行中一度だけ直前の変更(同一ホームへの先順列車の遅延などにより)があり、イタリア語のアナウンスだけがあった。
ドイツのケルンなどでは、ホームにある電光表示で直前のホーム変更表示や英語仏語のアナウンスがありますが。 -
ジェノバ・プリンチペ駅
ホームへ上がる昇降機はない。重いスーツケースを持ち上げるのは難儀ですね。
(ボローニャ駅は完備していた。)
定刻発車です。3分くらいは定刻です。
途中経過駅と時刻をレイルプランナー(オフライン可能)で検索しながら今旅行中5回乗ったが、北イタリアのためか、ほぼすべて定刻。 -
ボローニャ中央駅南にあるガッリエラ門からマッジョーレ広場へ南下するインデペンデンス通りにあるインテルナツィオナーレホテルに2泊。角部屋だった。
ホテル インテルナツィオナーレ ホテル
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ボローニャ初日夜、ホテルでローカルな食事を出すおいしいところは?と尋ねたら、「ダ・ネッロ」だと言って、地図に印を。
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インデペンデンス通りにある、格式あるレストラン「ダイアナ」を通り過ぎる。
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「ダ・ネッロ」は、ガイドブックに「モンテグラッパ」と記載されている「モンテグラッパ・ダ・ネッロ」だった。
2晩(火、水)午後7時半開店時に予約なしで通った。
予約なしだと1階が空いていれば通される。週末八時半以降は予約なしでは無理かもしれない。
(グーグル地図の表示位置は誤り) -
2月14日(火)ボローニャ初日夕食
この日も予約なし。一時間後には予約客があるとのことだったが地下へ通される。
数組の家族ずれとカップル一組。壁のあちこちに常連の写真が飾ってある。
ワイン2杯とオニオンスープ(冬のみ 8.50ユーロ)、 -
コテロッタアラボロネーズ(ボローニャ風カツレツ 14ユーロ)。全部で36ユーロ。
ウエイターは全員その専門学校を出た人たちのようだ。皆笑顔で、立ち振る舞いもパーフェクトだ。一人でも居心地がよい。 -
食後マッジョーレ広場へ。
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ポデスタ館の夜のポルチコ
ボローニャというと、このポルチコ(屋根付き柱廊)ですね。
市内に48キロ以上あると言われている。 -
ポデスタ館の昼のポルチコ(上の写真の逆方向から)
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ポデスタ館東を南下するアルキジンナージオ通りもポルチコが長く伸びていた。
この通りを2晩歩いた。ポデスタ館とエンツォ王宮殿 城・宮殿
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ポデスタ館
マッジョーレ広場 広場・公園
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マッジョーレ広場
マッジョーレ広場 広場・公園
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2月15日(水)街歩き
歴史地区のメイン通りは皆見通せるので、スマホのマップは全く利用せず、ただただ歩き回りました。 -
2017年2月15日(水)
ボローニャは若者の街だ。 -
ボローニャ都市圏人口100万人のうち現在学生数10万人を超える。
11世紀創設ヨーロッパ最古の大学は分校も4か所ある。 -
まずは、市庁舎(コムナーレ宮)を表敬しました。
この右から入ると、 -
市庁舎内ホール。
左翼が長いこと実権を握っているが、市民に開かれた支庁舎であることはわかった。 -
市庁舎を後に、真っ先に向かったのは市立考古学博物館。
その入り口。市立考古学博物館 (ボローニャ) 博物館・美術館・ギャラリー
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考古学博物館の第1室
ギリシャ文明を継承したローマ人の末裔であることを宣言しているかのようだ。 -
ここは異教徒に征服されたことはないので、彫刻は皆すばらしい状態であった。ローマ時代のコピーと思われるが。
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男女平等を宣言した魁か。
ボローニャは、「秀でた女性であればどんな専門的職業にも就けた唯一のイタリア都市で、ボローニャの女性はイタリア他都市の女性に比べて大きな自由を持っていた。一部の女性は、大学で単位を得る機会すら持っていた」、という。 -
中庭
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石器時代から、古代エジプト、エトルリア、ギリシャ、ローマのコレクションは、とんでもないほどある。おそらく、世界中の地方都市の中では1番ではないか。
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エトルリアの壺?
ボローニャの周辺地域では、ウンブリ人が前9世紀ごろには定住し、前7世紀から紀元前6世紀にかけてエトルリア人がとってかわったようだ。次にローマ人3000世帯が入植するまでその本拠であるトスカーナ地方を上回るほど栄えたものか。おびただしいエトルリアの壺のコレクションだ。
エトルリアについては、
「https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11166017/ANA特典航空券で行くローマ3泊中、観光二日目、B.I.R.G.5ゾーン1日チケットを利用し、古代エトルリア人の都市・チェルヴェテリを訪問、考古学博物館、ネクロポリスを巡り」 -
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コレクションは膨大なものです。
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おなじみ、ギリシャのアルカイック期、微笑と左足前。
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このように欠けていると有難味が増しますね。
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この時代から男女平等だったんでしょうかね。
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書記かな。
ここは、1日浸れる。
もう一度じっくり見たいところだ。 -
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天井、壁にびっしりと卒業生の紋章がどこまでも続きます。
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ここで5ユーロの関門が。ビブリオテクとあるが、何があるのかと入る。
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なんと、教科書で見た解剖学大階段教室です。
市立考古学博物館の建物とアルキジンナージオ宮(1803年までボローニャ大学)の建物はローカで繋がっていたのかな。旧ボローニャ大学 城・宮殿
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「皮をはがされた人」の裸像2体の彫像。
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ここは講堂か。
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このチェーン店はイタリア地方観光都市には必ずありますね。
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ウインドウのディスプレイ
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ウィンドウショッピングならぬウィンドウ観光です。
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ウィンドウディスプレイ
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ウィンドウディスプレイ
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ウインドウのディスプレイ
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ウィンドウディスプレイ
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ウィンドウディスプレイ
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エプロン専門店はベニスでも見かけました。
イタリア人のママとなるには、まずエプロンからなのでしょうか。 -
2月ディスカウントセールです。
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ウインドウのディスプレイ
安いので、お土産にとここを通るときは思ったが、翌日忘れてしまう。 -
ウインドウのディスプレイ
男物もディスカウントされていたが、これも翌日忘れてしまう。 -
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カメラ店を見つけると覗いてしまいます。
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ライカをメインとするとは、さすがボローニャ!
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どこの教会だったか。
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リュートからマンドリンやギターが派生したので。
17世紀以降のものです。 -
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カラーチェがありました。日本人マンドリ二スト愛用です。
ネットに
「19~20世紀にかけてウンベルト1世妃マルゲリータがマンドリンを愛好し、マンドリン演奏はイタリア中で大流行となる。カルロ・ムニエル、ラファエレ・カラーチェ、シルヴィオ・ラニエリらが奏者・作曲家として活躍した。しかしイタリアが第二次世界大戦で敗北し、王政が廃止されるとイタリアでのマンドリン音楽は一時的に衰退した。」
とある。 -
留守番の同行者は、メンテナンスをしながらカラーチェを大事に使っていたが。
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2月15日のランチはボロネーゼとしました。ビールと全部で11ユーロ。
今カード明細書を見ると「LE MERCANZIE (BOLOGNA )」とある。 -
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マッジョーレ広場 広場・公園
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14世紀着工、21世紀になっても未完成。
中世、教皇派と皇帝派に別れ争った。
それはイタリア内どこでもあったことだが、お金が十分に集まらなかったのか、それとも絶大な権力者が登場することがなかったのか。サン ペトローニオ聖堂 寺院・教会
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サン ペトローニオ聖堂 寺院・教会
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ゴシック様式、身廊のみが完成。
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このレストランは満席。
トラットリア ダ ジャンニ イタリアン
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ここは何という教会だったか。
教会だけと思っていたら、神父さんが左の扉へどうぞと言う。
無料なので入ってみた。 -
オスペンダール マッジョーレというのは救護院のことかな。ミラノにあったような記憶が。
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救護院で使用されたものか。
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2泊だけだったが、このマッジョーレ広場を何度横切ったことか。
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市庁舎内の「ブラマンテの大階段」
中世には馬で駆け上がったものか。 -
市庁舎3階
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市庁舎3階
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市庁舎3階
写真を撮って!というので。
このような笑顔を見せられるなんて、こちらも嬉しいですね。 -
この入り口の反対側にチケットオフィスがある。5ユーロ
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市美術コレクションがあった。
(モランディ美術館は別の入り口から) -
市美術コレクション
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市美術コレクション
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市美術コレクション
各部屋にはそれぞれ詳細な目録が置いてある。 -
市美術コレクション
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市美術コレクション
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市美術コレクション
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市庁舎玄関に案内板。
トイレは向かって左側の外から地下へ有料。 -
市庁舎
市庁舎(コムナーレ宮) 博物館・美術館・ギャラリー
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第2次大戦時のレジスタンス運動の犠牲者の写真。
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このような通りを毎日歩けるなんて素敵ですね。
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ボローニャの斜塔
この写真の左側には書店が並び、学生のためのトラットリアが並んでいた。ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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2月15日(水)今晩も「ダ・ネッロ」
今晩は地下がすべて予約で埋まっているようで、客用テーブルが2つだけある一階入り口近くの席に通された。 -
ワイン、ガス入り水、ミックスサラダ、ラザーニャ・ア・ラ・ボロネーゼとしました。全部で27ユーロ
「ボナセーラ」と言って、盛装した老夫婦が入ってきて隣の席に通される。店主がすかさず「ボナセーラ シニョーリ」と近寄り、ポテト一皿サービスする。白ワインと白身魚を頼んだようだ。
下から上がってきた老ウエイターも私を見つけ「ボナセーラ」と挨拶。カウンターの電話には次々と予約の電話が入る。
「ボナセーラ」と次々と入ってくる客は予約していたのか地下へ通される。
隣はデザートを頼んだようで、私にもデザートメニューを置いていく。
「アリベデルチ グラッツェ」と言って出ていく客も出始める。
私も「アドマーニ グラッツェ」といって二日目の夕食を終えたが、この次いつ来れることやら。 -
インデペンデンス通りのここからちょっと右へ、
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イタリア―ナ・エノテカです。
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ヴィーノ・ロッソ・セコ! と言ったら、4ユーロのこのワインが出された。他にハムも頼める。
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テーブルに並んでいるワイン2本お土産とした。
お勧めの赤ワインは21ユーロだったので、もう一本所望したら、アナザーかと口ごもって11ユーロのワインを薦める、商売っ気なしのご主人である。他にチョコレートを五種類くらい頼んで全部で60ユーロ。
ボローニャは初めての訪問だった。以前井上ひさし氏の旅行記を読み、いつかはと思っていたが、ギリシャローマ遺跡がないようなので、後回しになっていた。
次回は、ここに一週間ぐらい泊まって、エミリア街道沿いの小都市を日帰り訪問しようかな。
翌日は、今旅行のメイン、ベニス。
4度目だが、いつも全く新鮮な気持ちで訪問できるのは、なんでかわからない。
ベニスはベニスにあり、他に無い、からかな。
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ホテル インテルナツィオナーレ
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