2016夏-1　ザグレブ→プリトヴィツェ

2016/07/18 - 2016/07/25

今、人気急上昇のクロアチアに行ってきました。
ルートは、ザグレブ、プリトヴィツェ、ドブロブニクの定番コース。
景色はどこもすばらしくきれいだったし、
旅行ピークシーズンで、ザグレブ以外は人が多くはなやか。
いつものアジアのんびり旅行とはまったく違って
なんでも新鮮で面白かった〜。

ただ、意外と旅行インフラが整っていなくて移動が大変だったのと
物価が高くて、これもまた大変だった。

1-3日目は、ちょこっとザグレブ観光と
プリトヴィツェ上湖観光まで。

旅行日程
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7/16　成田→ドーハ経由（機内泊）
7/17　ザグレブ（ログイン ルームズ泊）
7/18　ザグレブ→プリトヴィツェ（サマルジックホテル泊）
7/20　プリトヴィツェ→ドゥブロヴニク（ルームズ ピレ泊）
7/22　ドゥブロヴニク モスタルツアー
7/23　ドゥブロヴニク→ザグレブ（泊）
7/24　ザグレブ→（機内泊）
7/25　成田

エリア ザグレブ(クロアチア)

• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

7/16　
成田からカタール航空の夜便で出発！

成田空港第2ターミナル 空港

7/17
11時間ちょっとでドーハ着。

ドーハの空港ってバブル感すごい〜！
キラキラしてて、いろんなものがムダに大きい！

空港の中心にある巨大なハリボテのクマちゃん
造形も大きさも、意味分かんない〜！！

ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港

待ち合い席の各列に充電スポット完備。
wifiはもちろんフリー。

乗り継ぎ3時間待ちだったけれど、
携帯ゲームしていたらあっという間でした。

ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港

乗り換えてさらに約6時間。
やっぱりヨーロッパは遠いなぁ。。。
中東経由だから更に遠いらしい。

ちなみに、トルコ航空も安いんだけど、
この日はクーデターがあった日で、イスタンブールの空港が閉鎖。
そういう時はどうなるのだろうか。。

やっとザグレブ到着！
空港は首都の国際空港とは思えないほど小さく、
建物の中に入るといきなりバゲージクレーム。

驚いたのが、女子トイレ。
個室が1つしかない！外のトイレも個室が一つ！
首都の国際空港なのに〜〜。
（後日、もう少しあることを確認）

トイレはなんとか我慢して、まずATMで現地通貨のクーナをキャッシング。
楽天VISAカードを使用しました。
これ、繰り上げ返済するとものすごくお得で、
ほっおっておくとものすごく不利になるって、最終日に気がついた。

次は、連れがお試しでSIMを購入。
キオスクでBONBONというSIMを買って
カードを入れてみると、なんと、案内がクロアチア語のみ。。。
英語が得意の連れも固まる。。。。
親切なツーリストインフォメーションの人に教えてもらいながら
なんとかセットアップ完了したけど。。
通信3ギガプラス通話もついて50クーナ（780円）くらいだったか。
安いけどかなりハードル高い。

ザグレブ国際空港 (ZAG) 空港

エアポートバスに乗り、30分ほどで
町の中心に近いバスターミナルへ。
空港バスは本数も多く、きれいで快適。

空港→バスターミナル 30クーナ（470円）

ここまで、いろいろと案内表示が少なく分かりにくく
旧社会主義国だなぁ、と思わせるところが随所にあった。

ザグレブバスターミナル 駅

本日の宿は、バスターミナル近くの「ログイン ルームズ」というSOBE。
４トラの旅行記で、部屋に入れなかったという書き込みをいくつも見たので
SOBEはパスするつもりだったのに、建物の壁に、
思いっきり「SOBE」って書いてあった！
予約サイトには書いてなかったのに。。

行ってから分かったんだけど、
クロアチアのミニホテルは全部SOBEだと思う。
今回の旅行で泊まったホテルは、最終日の1泊分以外はすべてSOBEでした。

午前10時だったので、もしや、、、、と思ったら
やっぱり入り口のドアは閉まっていて、誰もいない。。
途方にくれ立ち尽くしていたら、5分も待たずに
受付のおねえさんがやってきた。
メールで到着時間を連絡しておいたら、
ちゃんとその時間に来てくれたみたい。

受付のおねえさん、明るくて親切で美人。
チェックインすると、地図をくれて見所や行き方、
美味しいレストランなどいろいろ教えてくれた。

ちなみに、違うキオスクで私の分のSIMを購入したら、
同じBONBONなのに設定の仕方が違ってた。
私の分は、通話設定なしにして3ギガで42クーナ（650円）。
ほぼ4Gで、どこでもだいたいサクサクでした。

ログ イン ルームズ ホテル

ログイン ルームズは8部屋しかない小さなホテルで
お部屋は全部タイプが違っているよう。

私たちが泊まったツインのお部屋は、広くはないけれど、
新しく、スタイリッシュですごくきれい。

ログ イン ルームズ ホテル

湯沸かし器、セキュリティーボックスも完備。
水回りもピカピカでものすごくきれい。

お菓子や冷蔵庫の飲み物はぜんぶフリーで、
こんなにいいの？！って思うくらい、いっぱいあった。

唯一の難点は、室内に段差があって、それがオシャレに見えるんだけど
夜とか、よく見えなくて何度かつまずきそうになった。

ログ イン ルームズ ホテル

ベランダも広くてステキ。
ほとんどカフェ気分。
一泊だけなのがもったいない〜。

ログ イン ルームズ ホテル

ここは共用のベランダ。
ヨーロッパはちょっとしたところがオシャレだわ〜。

1泊50ユーロ（5800円）。
ホテルに比べたら断然安い。

もう一つ、行ってから気がついたことは、
支払いはクーナよりユーロの方がお得なことが多かった。
まとまった金額だと、ユーロで払えるところも多かったし。
カードもかなり使えたので、クーナはATMで少なめにキャッシングして
足りなければカード払いがベストだと思いました。

ログ イン ルームズ ホテル

とりあえずトラムで町の中心へ。

トラムのチケットは近くのキオスクで購入して、
1回10クーナ（160円）

初トラム。
乗ったとき打刻する場所が分からずウロウロしていたら
いちばん後ろの１台を使うって、若いおにいさんが教えてくれた。
その少し前にも、道が分からずウロウロしていたら
声をかけてくれた人がいたし、ザグレブは親切な人が多い。
そして、困っている風だと積極的に声をかけてきてくれる。

町歩きは、ザグレブの中心イェラチッチ広場から。

イェラチッチ広場 広場・公園

ここ、ガイドブックで見るより、小さくて重厚感もない。
でも、観光地っぽくいい感じに賑わっている。

イェラチッチ広場 広場・公園

ザグレブの見所は、このあたりにぎゅっと詰まっていて、
案内も多く観光客に優しい。

ザグレブのランドマーク的建物、ザグレブ大聖堂。
右の塔は修復中。

ザグレブ大聖堂 (聖母被昇天大聖堂) 寺院・教会

中はガランと広く、あっさりした造り。
キラキラなフレスコ画や凝った彫刻はなく、質実剛健なイメージ。

ザグレブ大聖堂 (聖母被昇天大聖堂) 寺院・教会

教会前の広場から見た風景。
この辺りは教会の土地なんだとか。
一般の建物は少なく、テーマパークみたい。。

広場に戻り、初ジェラート。
有名なVINCEK（ヴィンツェク）はお休みだったので、
斜め向かいの新しいお店へ。

有名店じゃないジェラートでも
クリーミーですーっごく美味しい！

2玉で18クーナ（280円）。

お夕食は、SOBEのおねえさんおすすめの
VINODOL（ヴィノドル）というレストランへ。

レストラン ヴィノドル 地元の料理

間口は狭いのに、中は広い。
どこでもどうぞ、という感じだったので、テラス席に。

ガイドブックにも載ってるので、
観光客らしきアジア系のお客さんもチラホラ。

レストラン ヴィノドル 地元の料理

アイスティを注文したら、瓶の、アンズのようなフルーツティだった。
連れが酒に弱いため、お店ではノンアルコールだけど、
ワインの種類は豊富で、アルコール類はすごく安い。
ビールはジュースより割安。

レストラン ヴィノドル 地元の料理

ネットで検索して、美味しいと評判のチーズインハンバーグを注文。
すごいボリュームで、お味はニクニクしくワイルドな感じ。
肉汁じゅわ〜チーズとろ〜りを期待していたので、
悪くはないけど、すごく美味しくてまた食べたいってほどではなかった。

レストラン ヴィノドル 地元の料理

牛肉サラダ。

これも、ボリュームがあって
ワイルドっていうかシンプルな味付け。
お肉は柔らかく、美味しかった。

横の厨房でブタの丸焼きが調理されていて、
ここは肉がウリのお店だったみたい。

レストラン ヴィノドル 地元の料理

せっかくなので、デザートも。
お店の人にクロアチアのデザートを聞いて、これに。
プリンのようなものとクレープのようなもの。
デザートは美味しかった。

連れがカードで払ったら、チップ選択ボタンがあり、
払うを押すと5％刻みで選ぶようになっていた、と。

お店の人はフレンドリーで感じよかったので
ウチの最大のチップ、5％を差し上げました。
チップ込みで、全部で205.8クーナ（3200円）。

レストラン ヴィノドル 地元の料理

ザグレブは8時過ぎでも明るく、夜ウロウロしていてもまったく問題ない感じ。
街が小さく人も少なく、ヨーロッパの田舎ってことなんでしょうね。
のんびりしていて、こういう地味な雰囲気はわりと好きかも。

ぶらぶらして戻ります。

ときどきある、崩れかけた外観の建物。
こんなものも絵になってるなぁ。

夜は部屋飲み。

クロアチアのビール、Karlovacko（カルロヴァチュコ）。
味も香りも濃くて美味しい。

ログ イン ルームズ ホテル

7/18
朝食は、前日ミニスーパーKONZUMで買った
パンとヨーグルトをテラスで。

ログ イン ルームズ ホテル

バスターミナル。

1Fに、KONZUM、カフェ、パン屋、KRAS(クラッシュ)の直売店などがあり
2Fにチケット売り場があった。

ザグレブバスターミナル 駅

プラットフォーム入り口。

ザグレブバスターミナル 駅

プリトヴィツェ行きのバスから。

ネットで予約して、チケットには席番号も書かれているのに、なんと自由席！
そもそも、座席にシート番号なんて書いてないし。
バスに乗ったときには、すでに空席は運転席の後ろのみ。
荷物が置かれキープされてていたところ、
ドライバーさんにお願いして座らせてもらった。

後から乗ってきた人は席なし。
指定席だと思ってのんびりしていたら危ないところだった〜。
路線バスみたいにちょこちょこ降りる人もいるので
立っていた人も、最後には座れてたけど。

ザグレブ→プリトヴィツェ 98クーナ（1530円）
荷物置き場に荷物を入れると、一つにつき別途7クーナ（110円）必要。

2時間ちょっとでプリトヴィツェに到着。

湖群公園はものすごく広く、入り口が2つあり、バス停も2つ。
公園内のホテルは高いので、
宿泊先は、バス停ひとつ先のムキンジャというところに。

手前の街はお店もありそこそこ賑やかだったのにくらべ
この辺りはまったく何もなかった。
レストランは、徒歩20分くらいのところにピザのお店が一つだけ。
その他はコンビニひとつナシ。

公園に行くには、いつくるか分からないバスを止めて乗せてもらうか
徒歩30分歩くかのどちらか。
高くても公園内のホテルにした方がよかったかも、
と、ちょっと思った。。

宿泊先のムキンジャの「サマルジックホテル」。
名前はホテルだけどSOBE。感覚的には民宿。

オーナーご家族は、すごく穏やかで感じのいい方たちで、
公園に行くなら送り迎えするのでいつでも声かけて、と言ってくれた。
頼めば食事もだしてくれると思う。

1泊64ユーロ（7500円）

お部屋の入り口。
この奥に別棟もあった。

お部屋は、建物が新しいのかとってもきれい。
どこかのお家に遊びにきたような素朴なインテリアで
どうしてもきれいに使いたくなってしまう。

まわりには何もないので、鳥の鳴き声くらいしか聞こえない。
高原の別荘に来た気分。

お庭も自由に使ってOK。
洗濯物も干し放題〜。

付近には同じようなSOBEがいくつかあって、どこもみな個性的でかわいい。
クロアチアらしさが感じられ、SOBE悪くないかも、と思った。

公園入場料がけっこう高くて、明日1日でまわるつもりだったのに
ムキンジャがあまりに何もなく、お天気もよかったため、
2日かけて公園散策することに。

まず、おじさんに車で送ってもらい、エントランス2へ。
上湖を中心にまわることに。

公園入場料は2日券で280クーナ（4400円）

エントランス2から、エコバスでいちばん上のST3へ。

エコバスは20〜30分に1本くらいかなぁ。
2〜3台まとめて出発してた。
上りと下りの乗り場が違うのに気づかず、かなり時間をロスしてしまった。。

ST3近く。

マップにカフェがあったので、そこでお昼ご飯を食べようと思ったら
カフェなんてなかった。。。
時間がないので、水もこころもとないまま散策スタート。

入場料は高いのに、地図は各所にある看板のみ。
とはいえ、モデルコースがアルファベットで表示されているので
その通りに進めば迷うことはないと思うけど。

ずーっと木の歩道を進む感じ。
水がものすごくクリアで、魚類がくっきり見える。

鴨の足までくっきり。

上湖は大きな滝はないものの、湖の色がきれい。
夏のピーク時なのに人もそれほど多くなく、静かで癒される〜。
空腹も忘れるくらい。

水の道。

最初の頃は、これくらいの滝でも大興奮。

この植物、ワサビに見えるんだけど。

ときどき激しい流れも。

開けた場所にでた。

水草と魚類。

この辺りは道が低く、ところどころ水没していた。

倒木かな。
こんなものまでくっきり。

また木の道。
明るいけど、この時点で5時近い。

この木の道を維持していくのは大変なことだなぁ。
入場料は高けれど許す。

大きな滝が見えてきた。

大きな滝。

もうひと大きな滝。

ST2に近づくにつれ、白糸のような滝が増えてくる。

船で対岸のエントランス2に戻ります。
対岸を結ぶ渡し船は多発していて、何度でも乗船可。
遊覧船は、チケット1枚に付き1回のみ。

ST3からST2までの散策はゆるゆる歩いて約4時間でした。
ほぼ下りなので体力的にはかなりラク。

気になるトイレは、エントランスとエコバス乗り場にあるのみで
トレイル内にはひとつもなかった。

ランチを食べ損ねたので、公園内（厳密には外）のレストラン「ボヤナ」へ。

ポヤナ その他の料理

真ん中のセルフの食堂へ。
手前にメニューがあるので分かりやすい。

ポヤナ その他の料理

名物のマスのグリル。

付け合わせは、マッシュポテトか
野菜（マッシュポテトにミックスベジタブルを混ぜたもの）かセレクト可。
これに、ジュースと雑なサラダをつけて、二人分で125クーナ（1900円）。

塩こしょうして焼いただけの魚。
美味しかったです。
サラダは・・・・

ポヤナ その他の料理

ザグレブは東京より涼しく、プリトヴィツェはもっと涼しいだろうと思って
慌てて買ったパーカー。
ちょうどセール中でわずか39クーナ（610円）。

結局、それほど涼しくなかったので、
夜、少し羽織る程度にしか活用しなかった。。。