2016/07/21 - 2016/07/23
719位(同エリア989件中)
ホイさん
2008年、2012年に続きまたヨーロッパへ行きたいと思い続けていたが、なかなか実現できず悶々としていたある日、突然イギリスへ行く機会を得た。なぜか4年に1度の割合、しかもオリンピックイヤー。
目的は全英オープンゴルフの観戦。
大会後は湖水地方やコッツウォルズをブラブラしながら南下して帰国した。
2016/7/12 羽田 ~ ロンドン ~ グラスゴー (ブリティッシュ・エアウェイズ)
グラスゴー 6泊
2016/7/18 グラスゴー ~ ウィンダミア (列車)
ウィンダミア 2泊
2016/7/20 ウィンダミア ~ シュルーズベリ ~ チェルトナム (列車)
チェルトナム 1泊
2016/7/21 チェルトナム ~ ヒースロー (列車)
ヒースロー 1泊
2016/7/22 ロンドン ~ (ブリティッシュ・エアウェイズ)
2016/7/23 羽田
① 準備編 http://4travel.jp/travelogue/11139412
② 観戦編 http://4travel.jp/travelogue/11139730
③ 旅歩き編 湖水地方 http://4travel.jp/travelogue/11139731
④ 旅歩き編 シュルーズベリ http://4travel.jp/travelogue/11147477
⑤ 旅歩き編 コッツウォルズ
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2016/07/21(木)10日目① コッツウォルズ
7時に朝食室へ降りていった。何人か分のセットはあるが私一人。イングリッシュ・ブレックファストで量は十分。でもやっぱりしょっぱいなー。
支払いを済ませ、荷物を預かってもらい、バス停へ向かった。
今日はコッツウォルズの小さな村を歩いてみようと思う。
バスでロウワー・スロウターへ行き、アッパー・スロウター、ロウワー・スウェル、アッパー・スウェルを通って最後にストウ・オン・ザ・ウォルドへ。
7:51のバスまでまだ余裕がある。しかし、乗りたい801番の表示がない。近所の人に聞くもよくわからず、次のバス停じゃないかとの返事。一つ先のバス停は大きな病院の前で確率高そう。小走りで向かう。
あったー801番! バスの運行スケジュールをプリントしていったのだが、どうやら太字のバス停にしか停まらないみたいだ。余裕をもって行動するのは大切だとしみじみ。
おじいちゃんドライバーに行き先を告げると戻って来るのかと聞かれた。「Yes!」
往復チケットがあるらしい。£5だって!安くない?!
走り出して10分もしないうちに丘陵地帯の景色。郊外へ行くとバンバンスピードを出す。緑、緑、緑!
途中でバスやトラックがたくさん止まっている施設に寄った。???
何と!おじいちゃんドライバーがセルフで給油を始めたのだ。
こーれは驚いた。他の乗客は平然と待っている。ほえ~
元の道に戻り再びスピードを上げるバス。
人けのないバートン・オン・ザ・ウォーターを過ぎたのでそろそろかと思い前に移動した。あっ、あのガソリンスタンドの所だ。下車。
9時少し前だ。ちょっと戻り右のわき道を行く。(大きな看板があった)
涼しい!草の匂いが強い!気持いい!!
空はうす曇で歩くにはサイコー。 -
2016/07/21(木)10日目② ロウワー・スロウター
ロウワー・スロウター村の中心に来た。ひゃ~~きれい!
凄いわ。どこを撮っても絵になる。
大きな家の前のお庭には屋外ティールームみたいな施設。まだ9時過ぎなので誰もいない。こんなところでお茶するなんて素敵だろうなー。
出入口のところに「Manor Hotel & Restaurant」ってちゃんと看板が出ていた… -
2016/07/21(木)10日目③ ロウワー・スロウター
何となく歩いていたらミルハウスの前に来た。近くに、アッパー・スロウターへ向かうナショナルフットパスの小さい看板がある。
木の柵のドアを開けて歩き出す。小川に沿って歩いているはずなのだが草の丈が高くて見えない。水音だけが左から聞こえてくる。
土の小道、草の小道、何度か柵を通った。最後に左に曲がっているのだがうっそうとした草木のトンネル!くぐり抜けると広い舗装道路に出た。30分くらいかかったか。
左へ行くとアッパー・スロウターの村だ。 -
2016/07/21(木)10日目④ アッパー・スロウター
静か。村の中心にある大きな2本の木の下で休憩。ちゃんとベンチがある。
おじさんが石垣の修理をしている。石を割って大きさを調整し、崩れたところにはめ込んでいた。
南東の方向に幾筋もの飛行機雲が見える。ヒースローなんだろうか。
10時頃、北の丘の方へ行ってみようと歩き出した。
歩き方が自然とゆっくりになる。あー気持いい! -
イチオシ
2016/07/21(木)10日目⑤ アッパー・スロウター
丘へ行くにはいったん下るのだが、そこの景色が信じられないくらい素晴らしい!
大きな木の向こう側に小川が流れている。
何枚も何枚も写真を撮った。しかし写真では伝えきれないので残念でならない。 -
2016/07/21(木)10日目⑥ アッパー・スロウター
小川には小さな石橋はあるが車用の橋はない。
車が小川をザブザブと突っ切って行くのを目の前で見て目が点になった。
丘からアッパー・スロウターの村を眺めてみるが、それほどの物ではなかった。
気温が上がってきた。暑い。
(後日談)
この先のロウワー・スウェル、アッパー・スウェルは特に見所もなく、バスと歩きならここで引き返してもいいと思った。降りたバス停からストウ・オン・ザ・ウォルドや反対側のバートン・オン・ザ・ウォーターへ行くのもいいと思う。 -
2016/07/21(木)10日目⑦ アッパー・スロウター ~ ロウワー・スウェル
10時半頃ロウワー・スウェルに向かって歩き出す。
最初の1キロくらいは登りだった!ふうふう言いながら登りきり木陰で休憩。涼しくて気持いい。振り返ると美しい田園の景色が。
歩き出して40分くらい、11時10分頃村に着いたが特にこれと言ってない。
「ハート・オブ・イングランドウェイ」というフットパスが目当てだったのだがどうしても見つからなかった。トイレを探すもこれも見つからず。
「The Golden Ball Inn」というレストラン兼B&Bはあったのだが営業12時頃から。
チェルトナムで1時間後のバスに乗ればタイミングはよかったかもしれない。
ただ待つのもなぁ~。ええい、歩いちゃえ。
ということでアッパー・スウェルに向かった。 -
2016/07/21(木)10日目⑧ アッパー・スウェル ~ ストウ・オン・ザ・ウォルド
20分くらいでアッパー・スウェルに着いたが更にこじんまりした村。
スルーしてひたすら歩く。結構車通りがある。
ストウ・オン・ザ・ウォルドまであと30分くらいだ。
どうやら幹線道路を歩いているらしく、車がびゅんびゅん走っていく。
つまらない道を選んでしまった。 -
2016/07/21(木)10日目⑨ ストウ・オン・ザ・ウォルド
やっとやっとストウ・オン・ザ・ウォルドに到着!
トイレトイレ。あったあった。£0.2払ってすっきり。
町の中心に大きなロータリーみたいなところがあって、その中の島に図書館がある。帰りのバスはそこから。
ちょうどチェルトナム行き12:25発のバスが来たのでドライバーに聞いてみた。次のバスは13:55か?「Yes!」よし。
さあお昼ゴハンだ。明日は帰国。最後にイギリスのアフタヌーン・ティーにトライしてみることにした。甘~いのは覚悟の上。 -
2016/07/21(木)10日目⑩ ストウ・オン・ザ・ウォルド
メインストリート沿いにある「L○○○ Tearoom」。
中は素朴な感じのイスとテーブル。広くもなく狭くもない。
アルバイトと思しき若いウェイトレスが数人いる。奥のキッチンにはもうちょっと年配の女性達が。
サンドウィッチは白パンのツナサンドをチョイス、スコーンはプレーンかフルーツ入りかのどちらかでフルーツ、ケーキは… 読んでもよくわからないのでケーキコーナー(画像の奥の水色の台の上)を指差し「見てもいい?」と日本語で聞いたが「Yes」の返事。ナントカのタルトに決定。そして紅茶を頼んだ。
これで£11.5。グラスゴーの有名ティー・ルームでは£15くらいだったから(利用してないけど)お安いと思う。
運ばれてきた紅茶がいい香り!
さて1段目。ツナサンドはパンも柔らかく慣れた味でほっとした。すでにお腹はいい具合。
2段目。スコーンが少し粉っぽい。クロテッドクリーム美味しい。ジャム甘すぎない。ボリュームたっぷりだったのでお腹がいっぱいになった。
3段目。ここでギブ。会計の時にタルトのテイクアウェイをお願いしたら紙袋に入れてくれた。よかった。
ゆっくり休憩を取り元気になった。ブラブラ町を歩く。観光客相手のお店が多いかな。
帰りのバスは少し遅れて到着。あ、来た時のおじいちゃんドライバーだ。
帰り道に通過したバートン・オブ・ザ・ウォーターはすっごい人だった。おみやげ屋さんとかお店がみんな開店していて、観光客であふれているって感じ。朝通過した時はまだ9時前だったからなー。景色を楽しんだりブラブラ散歩したいなら朝早く行くことをおすすめする。
ひょっとしたらスロウターズもあの後混んだのかなぁ。
バスはチェルトナムに向かって飛ばす飛ばす。路線バスでこんなスピード、経験したこと無い。高速道路は一定速度だけれどこのバスは緩急がある。比較的真直ぐだがアップダウンのある道をびゅんびゅん走る。これはちょっとしたアトラクションだ!
座るときは後部がいい。両側の窓から景色を楽しめる。
チェルトナムに戻ってきた。宿で荷物を受け取りバスで駅へ。
しかしバス停で迷った。街は一方通行が多いので行きと帰りではバス停の場所が大きく異なったりするのだ。
それでも30分くらい前に駅に着いたので駅前のスーパーで飲み物とパンを買った。
16:20の列車はガラすき。やった Free Wi-Fi だ。
18:03に乗換駅のリーディングに到着。でも列車のドアが開かない?!後ろにいた女性が何か言ってドアの窓を引き下げた。あ、内側から外のドアノブを動かさなきゃいけないんだったと思い出し作業を引き継いだ。今までは先頭で降りることがなかったので忘れていたよ。
この駅大きくて新しい。駅のキオスクらしきところで夕食用のサンドウィッチなどを購入した。 -
2016/07/21(木)10日目⑪ ウエスト・ドレイトン
乗り換えた列車で30分、ウエスト・ドレイトンに着いた。ここからバスで予約したノボテルに向かう。まだ午後7時前。今日はハードだったからホテルでゆっくりしよう。
しかしここから試練が待っていた…
改札を出ると調べてきた222番のバスが待っていた。最後に乗り込んで動き出してから行き先を告げると何やら言われたのだがすぐには理解できず。あー、逆方向のバスなんだ!次のバス停で降ろしてもらって道路の反対側のバス停でしばらく待つ。やっと来たバスに乗り込むも現金が使えない!スイカみたいなオイスターカードしか使えないんだと。ええーーっ?そりゃないだろ。
バスを降ろされて考える。地図を見るが結構距離があるので歩きはあきらめた。
しょうがない、カード買うかー。しかし駅では売っていない。売っている店を探してウロウロ。何人もの人に尋ねてやっと店にたどり着く。何やってんだか。
保証金£5、明日の空港までの分を考えて£7をチャージ。
そしてやっとバスに乗れたのだった。 -
2016/07/21(木)10日目⑫ ヒースロー
ノボテルはフランス系のホテル・チェーン。
チェックインの時メルアドを聞かれた。なんで?
明朝の空港行きバスのことを尋ねたら運行ダイヤの印刷されたリーフレットを渡された。レセプション横の券売機で事前購入すると£4.5らしい。だがその券売機が壊れていてドライバーに直接£5払ってくれ、と。むっか~。しかもオイスターカード使えず!! -
2016/07/21(木)10日目⑬ ヒースロー
とぼとぼと部屋へ向かう。
部屋広い!バスルーム広い!冷蔵庫ある!ティッシュボックスあるー!!↑
バスタブの栓壊れてた…↓
軽く食事を取る。テイクアウェイしてもらったタルトを食べたがそんなに甘くない。イギリスもだんだん甘さ控えめになってきているのかな。
Wi-Fiに接続したらメールアドレスが必要だった。あー、レセプションで聞かれたのはこのためだったのか。快適快適。
ベッドの硬さもよく、のびのびとゆっくりできた。
が、更に試練はつづく… -
2016/07/22(金)11日目① ヒースロー空港
朝空港へ行く前にウェブ・チェックインしようとしたができず。
空港でしようと思い早めのバスに乗る、現金で£5払って!
これで手持ちの現金は£0.44。飲み物も買えない。(カードを使えばもちろん買えるけどね)
道路は朝の渋滞、抜けるのに結構かかった。
ヒースローターミナル5に到着し、空港の自動チェックイン機でもチェックインできずカウンターへ。
な、な、何だってー?!グラスゴーからのフライトをチェックインしていなかった為、乗り継ぎの羽田行きまでキャンセルになってしまったって?!
ぬ、ぬ、抜かった…
何とか頼み込むもエコノミーは満席らしくちょっと待ての指示。
う、う、う。日本に帰れるのだろうか…
結局、変更手数料を£100払ってチケットを手にすることができた。やれやれ。
チケットを手にしているのに搭乗するまではずっと不安だった。
それでもタックス・リファウンドの手続きを忘れなかった私。ちゃっかりしてる。
<旅の終わりに>
最後の最後に大きなアクシデントはあったものの何とか帰ってこれた。
しかし肝に銘じる経験だったのは言うまでもない。
この他にも小さなアクシデントはあったがそれは旅につきもの。
久しぶりの一人旅、事故にもあわず病気にもならず旅を終えられよかったよかった。
親切にしてくれたイギリスのみなさんに感謝!
<費用内訳> ( £1 139円~143円 )
ブリティッシュ・エアウェイズ 166,620
BA変更手数料 14,292
宿泊費(10泊) 48,816
交通費(国内含む) 32,259
飲食費 18,249
全英入場券(ウィークリー) 36,530
その他(お土産、旅行保険、雑費) 12,680
合計 329,446円
① 準備編 http://4travel.jp/travelogue/11139412
② 観戦編 http://4travel.jp/travelogue/11139730
③ 旅歩き編 湖水地方 http://4travel.jp/travelogue/11139731
④ 旅歩き編 シュルーズベリ http://4travel.jp/travelogue/11147477
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