2016/05/04 - 2016/05/05
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aquamarine_324さん
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ブルガリアの2回目。世界遺産、リラの僧院です。
小さな寺院で、30分もあれば見終わってしまいますが、ソフィアからは往復5〜6時間ほど掛かるので、日帰りならば1日潰れてしまいます。
弾丸旅行ゆえ、限られた日数がすべて貴重な中、ここに1日を使う価値があるだろうか…と相当考えましたが、やはり、ブルガリアまで来てここへ行かないという選択肢はなかろうと、腹を決めました。
翌朝はソフィア中央バスステーションからバスでプロヴディフへ向かいましたが、このバスターミナルの情報が事前に調べてもなかなかヒットしなかったので、今回は少し詳しく写真を載せてみました。
ソフィアへ行かれる方、宜しければ参考にしてください。
□5/3 羽田→(フランクフルト)→ソフィア
■5/4 ソフィア⇔リラの僧院
■5/5 ソフィア→プロヴディフ
□5/6 プロヴディフ→ヴェリコ・タルノヴォ
□5/7 ヴェリコ・タルノヴォ→ルセ→ブカレスト
□5/8 ブカレスト→(ミュンヘン)→…
□5/9 …→羽田
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《Lonely Planetが絶賛するブルガリアはどんな国なのか? 目次》
#1 ソフィアの街並みは1年前のデジャヴ?
http://4travel.jp/travelogue/11138188
#2 暇を持て余すリラの僧院 (+αでソフィア中央バスステーションへのアクセスガイド)
http://4travel.jp/travelogue/11145249
#3 石畳の坂道で旅人が見るのは夢か悪夢か? @プロヴディフ
http://4travel.jp/travelogue/11138194
#4 Before Sunrise ヴェリコ・タルノヴォ プチ散策
http://4travel.jp/travelogue/11138201
#5 ドナウ河の向こうにはルーマニア。国境の町、ルセ
http://4travel.jp/travelogue/11138208
(番外編)チャウシェスク処刑から27年、「東欧のパリ」のいま 〜米原万里さんのエッセイで旅するブカレスト〜
http://4travel.jp/travelogue/11138216
【参考書籍】
・ブルガリアメモメモ Chomo(著)
・ルーマニア・マンホール生活者たちの記録 早坂隆(著)
・嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万里(著)
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
【旅行2日目:5/4(水)】
ソフィアのHostel Mostelでは、リラの僧院へのツアーがあり、宿のロビーから直接連れて行ってもらえます。
一応、3人が最少催行人数みたいですが、同じことを考えている人は多いので、余程のオフシーズンでない限り、実質的には毎日のように催行されているのではないかと(想像です)。
9:30?にロビー集合で、参加者は10名ぐらいでした。
そのうち、私を含めた3名が日本人。
僧院までは片道2〜3時間で、一度だけガソリンスタンドで休憩しました。 -
ソフィアすらも都会って感じじゃないので、少し郊外へ出れば
ずっとこんな風景が続きます。
ちなみにこの日のソフィアの天気は曇り。最高12度、最低6度。
長袖のパーカーを羽織れば、何とか乗り切れるかな、というぐらいの気温です。 -
目的地の Rina Monastery に到着。
キリル文字は読めないので、「地球の歩き方ロシア」を買って持っていきましたが、私のレベルの英語力でも、今回の旅では英語オンリーで全く不自由しませんでした。
言葉の面で心配をする必要はないと思います。
monasteryは「修道院」。教会でも大聖堂でもありません。
だからこそ、こんな辺鄙な場所に位置しています。
quote======================
人との交わりが当たり前である教会と違って、修道院は基本的に人との接点がないことが前提になっています。修道士である自分たちだけの祈りと修行の場であり、生活そのものも自給自足に近く、何でも自己充足してしまいます。そんな修道院にとって都合が良いのは、高い山や人を寄せ付けない険しい立地であり、俗世間から疎外されたところこそ祈りと修行に好都合なのです。
======================unquote
http://blog.goo.ne.jp/tex-td/e/cfa4640d236524a911a6c63c6b355c0e -
確か11:45頃に到着して、13:30にさっきの場所へ戻って来いと言われたと思います。
(夜まで飲んだくれていたからなのか、この日だけ、メモが全く残っていません)
エントランスとなるゲートがこれです。
早くもブルガリア正教っぽい雰囲気です。リラ修道院 寺院・教会
-
天井の模様
リラ修道院 寺院・教会
-
これをくぐると…
リラ修道院 寺院・教会
-
地球の歩き方に載っている写真と全く同じ寺院が
目に飛び込んできます。
敷地内の中央に建つ、聖母誕生教会です。
修道院と教会は違うって言ってたじゃない、と気付いた方、鋭いです。
私も定義の違いはよくわかりません。。リラ修道院 寺院・教会
-
教会内部に入る手前の軒先?に描かれた
おびただしい数のフレスコ画。
これだけ鮮やかなフレスコ画が、屋内ではなく外に描かれているのは
ブルガリアの他の教会と比べても珍しいそうです。リラ修道院 寺院・教会
-
教会内部の写真を撮れないのが残念ですが、
所狭しと描かれたフレスコ画は圧巻でした。
その隣にあるフレリョの塔。
教会は1833年の火事で焼失して再建されたようですが、この塔は14世紀に建てられた当時のまま残っているそうです。
1Fはお土産ショップになっています。リラ修道院 寺院・教会
-
中庭を挟んで教会と真向かいに位置する建物
このほか歴史博物館やイコン・ギャラリーがありますが、ブルガリアの物価水準からするとなかなか良いお値段を取ります。
暇を持て余していた割には、どこにも入りませんでした。リラ修道院 寺院・教会
-
それでも時間を持て余し、教会の周りをもう一度ぐるっと歩きました。
これは何だったか覚えていません。。リラ修道院 寺院・教会
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山間の修道院なので、ただでさえ寒いうえ、曇り空と来れば余計に肌寒く感じるわけですが、気付いたらわずかに青空が顔を出していました。
いい感じに暖かくなり、助かりました。
12:00過ぎには一通り見終わり、あと1時間以上いったい何をすればいいのだろうと思いながら何もせずに待ち続け、13:30に予定通り出発しました。リラ修道院 寺院・教会
-
帰り道の途中、というかソフィアとは逆方向、さらに山の奥へと車は走り、
こんな場所で降ろされました。
開けた眺望スポットでもあるのかな、と思いましたが -
若干本格的なハイキングの様相を呈する山道へと案内されました。
誰もこんなところへ連れてこられるとは思っておらず
心の準備ができていないので、しんどそうな方もいました。 -
ここが目的地だと言われ、何があるんだろうと思ったら…
-
1つ上の写真、右奥の岩場の内部が洞窟?になっているようで
下からゴツゴツした岩場を上がっていきました。 -
失礼ですが、ちょっと小太りの方だと
スペース的に通れないかもしれないと思うぐらいの感じでした。
私はナップサックを持っていましたが、邪魔になるからとガイドに言われ、預けさせてもらいました。 -
ちなみに、預けたナップサックはこの岩場の脇に何も言わず放置されてました(苦笑)
-
小さい子供たちも訪れるんですかね。
帰りに一度だけ休憩をして、ソフィアには16:00過ぎには戻ってきました。
帰りの車内で爆睡してすんません。。時差ボケ&朝4時起きだったもので。 -
Hostel Mostelに戻った後、近くのMall of Sofiaというショッピングセンターへ連れて行ってもらいました。
徒歩10分強、ぐらい?モール オブ ソフィア ショッピングセンター
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この中にいると、自分が今ソフィアにいることを忘れてしまいそう。
部分的にではありますが、経済が豊かになり、先進国の文化が流入しているのを感じます。モール オブ ソフィア ショッピングセンター
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フードコートもスタイリッシュで明るくキレイでした。
モール オブ ソフィア ショッピングセンター
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地下のスーパーで晩酌用の酒とおつまみその他を買い出し。
ヨーグルトが山積みになっていました。
そういえばブルガリアに来たのに食べてないぞ、ということで無理やり1個買って帰ることに。
1.25Lv(≒75円)。やはり安いですねモール オブ ソフィア ショッピングセンター
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ソフィアは内陸都市ですが、魚も売ってます
モール オブ ソフィア ショッピングセンター
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Hostel Mostel本館(ドミトリー)のフロント兼ロビー
ここで世界一周中のご夫婦にお会いして、リラの僧院へのツアーでご一緒させていただいた方と4人、日本語で夜遅くまで歓談させてもらいました。
facebookの勤務先が「世界一周」!
良い響きだなぁ〜。私もいつかそう言えるぐらい、好き勝手に世界を旅してみたいです。
※今の会社では、皆に「○連休とかふざけすぎ」「十分好き勝手に旅してるんじゃないの?」と言われますがねw
2.5リットル170円ぐらいの格安ビール(ペットボトルに入ったやつ)を
グラスに注ぎながらチマチマ飲んで、終わったのは22時ぐらい。
ソフィアは見るところはあまりないですが、全く暇を持て余すことはなかったどころか、むしろ本当に楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました!
なお、この夜の会話を通して、行きたい国リストに
イスラエル、グルジア(ジョージア)、アルメニア、モロッコ が追加されました。
行きたい場所は増える一方ですHostel Mostel Sofia ホテル
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フロントの机の上に置かれた可愛いカレンダーの日付が変わらないうちに就寝。
Hostel Mostel Sofia ホテル
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【旅行3日目:5/5(水)】
この日は、バスでプロヴディフへと移動。朝5時過ぎには起きました。
Hostel Mostelの支払はクレジットカード不可で現金のみ、ユーロもダメだったはず。
その代わり2泊ドミトリー2食付き(グラスビール含む)で40Lv(2,400円)と超格安。
ソフィアに泊まる方には超オススメです。
すぐ近くの交差点にはトラムの停留所がいくつもあり、ここから一本で駅・バスターミナルまで辿り着けます。 -
このトラムの使い方が事前に調べても情報不足で出てこなかったので、本来クチコミに書くべき内容ですが、今回はちょっと詳しく書いてみたいと思います。
トラムのチケットは1Lvで、トラムの停留所近くのキオスクで買えます。
こんな落書きだらけの店ですが、中にはおばちゃんがいて、英語で"Tram ticket, one!"とか適当に言っておけば問題なく通じます。 -
停留所によると思いますが、私が利用した停留所にはこのように電子版の案内装置があり、どの系統番号のトラムがあと何分で来るかが一目で分かるようになっていました。
この写真の意味は、6番トラムが約3分で来る、ということです。
数秒ごとに表示が入れ替わる仕組みです。 -
トラムのチケット
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乗車したら、このような刻印機が車内に多数設置されていますので、差し込んでガシャンと押して刻印します。
これがないと、チケットを持っていても無賃乗車と見なされ、検札で引っ掛かった場合に多額の罰金を取られるようです。
(検札がどのぐらいの頻度で来るのかはわかりません) -
キレイなトラムと年季の入ったトラムが混在していると思うので、自分が乗った1台だけで「ソフィアのトラムは〜」と語るのはご法度ですが、私が乗ったトラムは写真の通りキレイでした。
-
ソフィア中央駅前はT字路になっているので、前方をよく見ていれば降りる場所はわかります。
他にも降りる方がいるでしょうし。
地球の歩き方に「駅周辺は何もなく、治安も良くない」と書いてある通り、そんな雰囲気です。ソフィア中央鉄道駅 駅
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地下道をくぐり、案内に従ってバスターミナルの方角へと歩きます。
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案内に従って地上に出ると、最初に見えてくるのはこんな建物です。
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しかし、ここは国際線のバスターミナルのようです。
アフトガーラ・セルディカ
旅行代理店のブースが多数立ち並んでおり、イスタンブールとかアテネとか、自分でも知っている有名な都市名が英語で書かれていました。 -
国際線のバスターミナルを真っ直ぐ横切ると、前方にこのような建物が見えてきます。
これが国内線のバスターミナル、中央バスステーションです。
トラムを降りてから何だかんだで10分以上は歩きます。ソフィア 中央バスターミナル バス系
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構内に入ったら英語でおっちゃんに話し掛けられ、どこに行くんだ?というので「プロヴディフ」と答えたら、チケット売り場に連れて来られました。
ソフィア 中央バスターミナル バス系
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ソフィア−プロヴディフのバスは朝7時から毎時1本以上出ています。
7:40ぐらいに着いたので、運良く8:00発のバスに滑り込めました。
しかし、ほとんどブルガリア語でしか案内がないので、あのおっちゃんが話し掛けてくれなかったら相当右往左往しただろうなと思います。
チップを20Lvせがまれましたが、それはプロヴディフへのバス代より高いよ(苦笑)
3Lvぐらいで我慢してもらいましたソフィア 中央バスターミナル バス系
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このバスです。普通の大型バスで、40人ぐらい乗れると思います。
ソフィア 中央バスターミナル バス系
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一番上がソフィア、2行目がプロヴディフ、3行目がまたソフィア。
地球の歩き方にもキリル文字が所々併記されていますので、念のため確認しつつ、プロヴディフ?とドライバーに聞きながら乗車。ソフィア 中央バスターミナル バス系
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ここだけ唯一の英語。
乗り場はこれで確かめられますね
あと、トイレは確か0.5Lvで利用できます。1Lvの小銭を入れたらお釣りも出てきたはずですソフィア 中央バスターミナル バス系
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ターミナル内には待合室と、こんな店がいくつか。
Hostel Mostelで朝食を食べる時間がなかったので、ここで焼き上がったばかりの大きめのパンを1つ買って、バスに乗り込みました。ソフィア 中央バスターミナル バス系
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ソフィア(Central Bus Station)8:00→プロヴディフ(South Bus Station)10:00
所要2時間、運賃は14Lvです(≒900円)
チケットはこのレシートですが、全てブルガリア語で書かれており、全く読めません。
それでも一人で旅はできるのだから不思議です。
次回はブルガリア第二の都市、プロヴディフへ入ります。
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#3 石畳の坂道で旅人が見るのは夢か悪夢か? @プロヴディフ へ続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11138194
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