コーカサス一人旅【７】絶景のアルメニア修道院巡り＜前編＞

2016/06/18 - 2016/06/18

今年のバースデートリップは昔から憧れていたコーカサス3国！

まるまる8日間でカタール、アゼルバイジャン、ジョージア(グルジア)、アルメニアを巡ってきました。


最後はアルメニア！

アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教にしたキリスト教国で、ほんと味のある教会や修道院ばかりで、物価も安いしリピートしたい国にランクインしました。

今回はエレバン近郊のエチミアジン大聖堂、ガルニ神殿、ゲガルド修道院、セヴァン修道院、ハガルツィン修道院をまわりました。



【日程】
□6/13(月)　0:30羽田⇒5:45ドーハ　ドーハ半日観光　14:05ドーハ⇒17:50バクー <バクー泊>
□6/14(火)　バクー観光　20:35バクー⇒ <寝台列車泊>
□6/15(水)　⇒11:00トビリシ　トビリシ観光 <トビリシ泊>
□6/16(木)　ジョージア軍道日帰りトリップ <トビリシ泊>
□6/17(金)　トビリシ⇒エレバン　エレバン観光 <エレバン泊>
■6/18(土)　アルメニア修道院巡り <エレバン泊>
□6/19(日)　アルメニア修道院巡り <エレバン泊>
□6/20(月)　3:25エレバン⇒5:20ドーハ7:05⇒22:45羽田

【エアー】
バクーinエレバンoutのカタール航空で111,740円

【宿】
アゼルバイジャン･バクー:Fountain Square Hotel 一泊59マナト(約4,000円)＋late check out 30マナト(約2,000円)
ジョージア･トビリシ:Point Hotel Tbilisi 一泊67.5ラリ(約3,200円)×2泊
アルメニア･エレバン:Shirak Hotel 一泊18,000ドラム(約4,000円)×3泊


ちなみに過去のBDTは
2015　ヨルダン→エジプト
http://4travel.jp/travelogue/11023433
2014　キルギス･カザフスタン
http://4travel.jp/travelogue/10899697
2013　小笠原＆八重山
http://4travel.jp/travelogue/10787137
2012　中国･カシュガル⇔パキスタン･フンザ
http://4travel.jp/travelogue/10685500
2011　アイランドホッピングinミクロネシア
http://4travel.jp/travelogue/10576388
2010　インド・バラナシ→ネパール･ポカラ
http://4travel.jp/travelogue/10472402

エリア その他の都市(アルメニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日(6/18)はアルメニア正教会の修道院巡り！

ってことで、まずはエレバンの西20kmぐらいのところにある世界遺産のエチミアジン大聖堂に向かうため、グリゴル･ルサヴォリチ大聖堂の目の前のタクシーに乗車。

こっちのタクシーはきちんとメーター制で信用できた。

初乗りは600ドラム(約130円)だった。

途中コニャック工場があった。

アルメニアはコニャックが有名らしく、工場も見学できるみたい。

興味ナッシングなので素通り。

途中カジノがたくさんあった。

30分かからないぐらいで到着。

タクシー代は2,700ドラム(約580円)

もちろんマルシュで来れば10分の一ぐらいで来れる。

すでにイイ感じですね。


ちなみにエチミアジンはアルメニア使徒教会の総本山で、117年当時(すっごい昔)はアルメニアの首都だったんだって。
エチミアジンとは『神の唯一の子が降りた』という意味。

エチミアジン 寺院・教会

エレバンにあったグリゴル･ルサヴォリチ大聖堂もそうだけど、なんか角ばってる。

そしてタクシーのおっちゃん、自分一人で行くって言ったのについてきて、アルメニア語で色々と説明してくれるも、全然理解できず。

この後もよく見る事になるけど、このハチュカルという石に彫った十字架がカッコイイ！

ちなみにハチュカルとはその名の通りハチュ=十字架、カル=石なんだって。

ハチュカル前で記念撮影♪

色がいーなー

こちらがエチミアジン。

エチミアジン 寺院・教会

修復工事中｡｡

すっごい細かくて、よく見ると顔がいるね。

中。

スゴい･･･

顔多いね。

ゲームとかで聞くロンギヌスの槍がここに保管されてるんだって。

工事中だったのが残念だったけど、中はすっごい良かった。

そしてここで日本人の団体客が。

ほんとどこにでもいるなー

にしても、ほんとアルメニアはこういった石の色が多いなー

アルメニアのクロスはなんかクロムハーツっぽくて気に入ったので、土産屋で

あのクロスとバスタオルを購入。

クロスが300円ぐらいでバスタオルが2,000円ぐらいだっと思う。

帰り道の教会。

ここでおっちゃんにエチミアジン近くにあるリピシメ教会とこちらも世界遺産のズヴァルトノツ大聖堂跡に行ってくれと頼んだのに、気が付くとエレバン方面へ。
何度も言ったのにアルメニア語でちんぷんかんぷんで理解出来ず、そこまですっごく行きたいわけじゃなかったし、エレバンから近いのでまた行けばいっか的な感じでエレバンへ戻る。

ちなみにエチミアジンからリピシメ教会は歩いて行ける距離らしいです。

共和国広場に戻ってくる。

ほんとは晴れてればアルメニアでの目的地であるエレバン南にあるホルヴィラップ修道院に行きたかったんだけど、ホルヴィラップは晴れたアララト山がバックにないと絵にならないし、明日にかけてみる事にした。

なので、今度はエレバン南東30km弱行ったところにあるガルニ神殿とゲガルド修道院に行く事にし、昨日見た

共和国広場 広場・公園

こちらの旅行会社車が止まってるところで交渉。

一人なのでバンではなくこのタクシーで行く事に。

チャーターって感じでガルニ＆ゲガルドで17,000ドラム(約3,600円)だったけど、ついでにエレバンの東約60kmのところにあるセヴァン湖も行かないか？って事になり、元々セヴァンは明日行く予定だったのでむしろ助かる的な感じだしもちろんOK。

全部で25,000ドラム(約5,300円)

アルメニアはカッコイイ修道院が国内いたるところに点在してるので、時間がある放浪組はマルシュやヒッチで数十円?数百円で行けますが、時間が無く効率良くまわりたい人はチャーターをオススメします。
物価も安いのでほぼ丸一日貸し切ってもこれぐらいの値段だし、こういう旅行会社系で頼めばドライバーもちょっとは英語が話せるのでその辺ラクです。

街中には色々な修道院ツアー会社などもありますが、値段は調べず。
ドライバーのおっちゃんに料金表を見せてもらったけど、基本高めに設定されてる。

こんな感じに色々巡る場所によって料金が決まってるっぽいけど、20,000ドラム(約4,000円)ぐらい安くしてくれた。

こないだのジンバブエで学習したので、やはりホテルのツアーに頼まなくてよかった。

後で撮ったやつだけど、結局2日間お世話になったアルメニア人のアールトゥーシュ。

最初めっちゃ怖そうと思ったけど、笑顔になるとめちゃくちゃ優しげな顔になり、つたない英語でたまに説明してくれたり、すっごく良くしてくれた。

アルメニアは75％がガス車で、ガスを補充してる時は同乗者もみんな車を降りないといけないシステムだった。

素晴らしい景色の道を走り

40分ぐらいでガルニに到着。

土産屋

入口右のここで入場チケットを購入。

1,200ドラム(約250円)

おおぉぉ･･･

行った事ないけど、パパルテノンだね。

ガルニ神殿 寺院・教会

遺跡感あってカッコイイ！

ていうか、ガルニやこの後行くゲガルドも名前がカッコイイ！
濁点が入るとカッコ良く聞こえるらしいけど、ゲガルドなんて3個入ってるもんね。
特に男子向けなところだと思う。

そう言えば、後輩がブランドのガルニが好きだったなーと思い出す。

中は意外にも超シンプル。

けっこう細かいっす。

柱は24本あって、これは再建されたらしいけど、紀元前3世紀に造られたらしい。

この辺りの景色もバツグンに良かった。

そしてこのガルニウォーターがアルメニアで飲んだ水で一番美味しかった。

お次はすぐ近くの洞窟修道院であるゲガルド修道院へ。

シンプルに見えがちだけど、ここが良かった！

ゲガルドとは『槍』の意味で、現在はさっき行ったエチミアジン大聖堂にあるロンギヌスの槍が当初はここにあったからこの名前になったんだとか。

ゲガルド修道院 寺院・教会

なんかイイ！

中。

これまた神聖な空気がびんびん。

日が

差しこんで神々しさもある。

その奥にはラスボスでも出てきそうな空間。

ほんとクロムハーツっぽくてカッコイイ！

唖然としてしまった。

ここもかなり有名なのですっごい人だった。

すごく気に入りました。

ガタと呼ばれるこの辺で有名なお菓子。

でっかいパンの中に甘い何かが入っててパイみたいな感じで美味しかった♪

一個2,000ドラム(約430円)

さすがに一人じゃ食べきれなくて残してしまった｡｡おばちゃんごめんなさい。

ここのチュルチュヘラが美味しくて2本購入。

一本500ドラム(約110円)

ちなみにチュルチュヘラとはジョージアにもあったけど、ナッツとかくるみとかに甘いぶどうやアプリコットのゼリーみたいなグミみたいなのがコーティングされてる感じで、お菓子感覚な食べ物。

ゲガルドを後にし、北上してセヴァン湖へ向かう。

これまた景色の良い道を走ること一時間ぐらいで

コーカサス地方最大の湖 セヴァン湖に到着。

湖の家的なのもあったので、夏は湖水浴で盛り上がりそう。

セヴァン湖 滝・河川・湖

あの上にあるのがセヴァン修道院。

土産屋に

なんかキレイな石があった。

階段を登る途中に売り子がいます。

あのハチュカル、タイプ☆

そして花がすっごくキレイだった♪

到着。

眺めよーーし♪

ここもハチュカル多し。

中。

この辺に咲いてるお花たち。

の中で撮影会する女子。

それにしても、ほんと絵になる！

ここもナイスなロケーションですよ！

天気が良ければなお最高でしょうね。

岬の先端へ。

昔はセヴァン修道院があるこの辺は島だったんだって。

意外にも標高は約1,800mぐらいあって、けっこう涼しかった。

カップルなどで賑わってた。

帰り途中にある露店で今度はセヴァン湖の晴天バージョンの絵を購入。

一番左下の絵で、このサイズで8,000ドラム(約1,700円)

アルメニア大虐殺の絵もあった。

なんか胸が痛くなった。

ほんとはここからエレバンに帰るつもりだったんだけど、ここでドライバーのアールトゥーシュがここの北に行ったデリジャンにあるハガルツィン修道院も入れて全部で35,000ドラム(約7500円)でどうだ？と交渉してきて、まだ時間もあったし、ま、行ってみよう的な感じでイエス。

途中車故障して修理。

この辺の景色も気に入った。

アルメニア北部のディリジャン辺り。

この辺は避暑地らしい。

とうもろこし屋の露店がたくさんあった。

アルメニアは地域によってその土地で取れる物だけが売ってる露店がその道沿いにあるので、わかりやすくてなんか好き。

キレイな緑を見ながら大体セヴァンから一時間ぐらいで

ハガルツィン修道院に到着。

今度はひっそりとした森の中に佇むというナイスロケーション。

ヨーロッパの古城みたいだ。

こっちの石の色は白めでキレイだねー

イイネ！

中は相変わらずな空気。

たまたまなのか、ちょうど良いタイミングで日がハチュカルに当たってて、神を感じた。

隣の修道院もけっこう良かった。

みんな出る時は祭壇？正面を向きながら後ろ歩きで出て扉の所で十字を切るんだけど、自分もそのクセがついてしまった。

ここも良かったです。

さーてエレバンへ帰りましょー

アルメニア版オービス。

けっこういたるところにあった。

帰りも絶景を拝みながら

2時間ちょいぐらいで

エレバンに到着し、ホテル近くでケバブを購入。

部屋でゲガルドで買ったガタもとビールとワインで一杯やって就寝。




明日はこの旅フィナーレ！

アルメニア南部の修道院巡りをしまーす。