2016/06/11 - 2016/06/11
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たびたびさん
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牛久大仏は、牛久駅から関東鉄道バスの直行便を利用して行きました。
それにしても、この大仏の高さ120mというのは伊達ではない。遠くから見ても、近くから見てもその高くそびえる姿は圧巻です。そして、周囲の霊園墓地からして、公園のようにきれいに整備されているし、とにかく明るい雰囲気。また、お土産物屋さんや食堂も揃っていて、観光地といった賑やかさも備えています。霊園というのが本来の趣旨でしょうが、これなら気持ちよくお墓参りが出来るでしょう。
有料エリアに入った後、エレベーターで上階の展望所に上がって、今度は参道を見下ろしたり、内部の荘厳な千体仏も拝見。東本願寺が建てたものだそうですが、仏教の教えを分かりやすく伝えたいという意図も伝わってくるように思います。
で、その後は、牛久の街歩き。片田舎のそのまま風情が残る牛久沼から小川芋銭の関係がちょっと印象的でした。ちなみに、小川家は親の代には牛久藩の大目付であったのですが、明治に入ってからは農家。洋画を学び新聞社で挿絵や漫画を描いいましたが、後に横山大観にも日本画の才能を認められ、日本美術院の同人となる。生涯のほとんどを牛久沼の畔で過ごし、特に河童の絵を多く残したので「河童の芋銭」として知られます。その画風と生き方がひとつの憧れとなっている人物のように感じました。
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牛久駅に到着。牛久大仏にはここから直行バスで向かいます。
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少し時間がかかりましたが、牛久大仏に無事到着。ほー、これは想像していたよりけっこうでかいですね。
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ここが入り口。
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商店街のような一角を抜けて、
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ここから先が有料のエリアです。
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周囲も悠々とした墓地庭園でしたが、
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この有料エリアに限っても、けっこうな広さがあるようです。
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楼門のような建物を潜ると、
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イチオシ
わおー。これが牛久大仏ですか。大きいだけじゃなくて、蓮華台に直立して、均整の取れたスタイルがとても美しいですよ~
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イチオシ
そして、その大きさは近づくにしたがって、またまたより実感できるような。この香炉だってめちゃめちゃでかいんですが、うまく伝わっているでしょうか。
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だんだん下からのアングルになってきて、
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最後はこんな感じ。それでも、そのバランスはまったく崩れていませんよね。
小さなモデル像を作ったりして、試作を重ねるんでしょうが、それが思い通りに行くかどうかは、やっぱり実際に作ってみなければわからない。そうした不安と戦いながらの製作だったのだろうと思います。それにしても、素晴らしいですねえ。 -
内部に入ると、
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これまたカラーライトの荘厳な雰囲気。
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エレベーターで一気に展望所まで上ります。
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小さなのぞき窓がいくつかあるのですが、
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これが正面の窓。さっき通ってきた参道があんなに小さく見えています。
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下の階に降りると、千躰佛。
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先祖の供養のために収めた仏たちです。浄土真宗は、阿弥陀信仰。末法思想の広がりに対して、5億6千万年後に現れるという阿弥陀仏の救いを基本としています。
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1階まで降りて。今度は蓮弁台の下へ。いやー、ここまで近づくと、これはでかいでかい。
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真下から見上げると、どうですかあ。でも、ちょっとやりすぎかな。
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イチオシ
ここからだと、さっきの参道もほどほどいい感じでしょう。
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大仏を出て、傍らの日本庭園をチェックして。以上で牛久大仏は終了です。
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再び、牛久駅に戻ってきて、ここから改めて、牛久の街歩きです。
芋千は、牛久駅前にある大学芋や芋けんぴなど、芋製品の専門店。大学芋のお徳用500円は二種類あって、しっとりタイプの方をお土産にしました。 -
イチオシ
外側が少し歯ごたえがあるんですが、中はトロトロの柔らかさ。東京の大学芋だと興伸と千葉屋の中間と言った感じですが、私にとっては、ちょっと画期的。千葉屋のようなトロトロ感を出したうえで、この変化の付け方って、ありえないでしょう。これは価値ある大学芋です。
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ここからシャトーカミヤに行くんですが、その途中にあるミートデリカ なかじまは、大きな看板の目立つ活気ある店舗です。
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豚肉のコロッケをいただきました。熱々のコロッケでしたが、注文してから揚げてくれたような。コロッケ一つでも律儀な対応がありがたいです。
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もう少し行って、これは天使のおやつ。洋菓子屋さんで外観はそこそこに思ったのですが、店内の入ると奥の作業場には複数のケーキ職人さんの姿が見えて、これは相当な洋菓子屋さんじゃないですか。
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シュークリームをいただきましたが、このほのかな甘さはなんでしょう。お店のコンセプトが現れているように感じました。
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そして、これが牛久大仏と並んで地元の誇りとなっているというシャトーカミヤ。
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イチオシ
地元では牛久シャトーと呼ばれているみたいです。
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ワインの醸造所が中心施設なのだと思いますが、
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西洋のお城を思わせる建物に、
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敷地内には
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ワインの販売所や
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レストランに
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これは試飲コーナー。
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ここを経営するのはオエノングループというのだそうですが、その歴史などを紹介する資料館などもありました。
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内部の写真撮影は出来ないのでお伝えできませんが、販促の小道具類とかも美しい展示が素晴らしい。
このバタ臭さは牛久のイメージとギャップがあって、より新鮮な感じがあると思いました。 -
再び、牛久駅に戻ってきて。
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昼飯は、ポポラマーマ。牛久店駅から二階のデッキ通路をエスカードに入って、その階の右手奥です。
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全国チェーンの店なんですが、牛久駅からだと一番便利な場所あったので、ここにしました。1000円未満でも、ランチにはフリードリンクが付いていて、この安さは地元の食堂からするとちょっとルール違反のようなレベルかもしれません。
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改めて向かったのは牛久市観光アヤメ園。牛久駅から歩くと。正直、けっこう遠いです。
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牛久沼のほとりのような場所に、ひょっこり現れた田んぼには
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ちょうど見ごろの花ショウブが咲いていました。
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あぜ道のような歩道を歩きながら園内を巡りますが、
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イチオシ
周囲には塀とかもないので、
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そのまま田舎の自然の中にいる感じ。
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イチオシ
この自然さこそが最大の特徴だと思います。
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あくまで、
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のんびりゆっくりのアヤメ園です。
なお、名前はアヤメ園ですが、咲いているのは花ショウブ。アヤメは基本ないように思います。 -
さて、ここからは小川芋銭の関係です。
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牛久沼かっぱの小径は、標識があって、それに従ってそのまま行った先。
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土の道のわだちが残る真ん中に草が生えていて、こんな道は久しぶりに見たなあというのどかな景色ですね。
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そして、牛久沼を見ながら、途中、反対側の山手に上がると魚雲亭の方に抜けれます。
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ちなみに、牛久沼は、田園風景の向こうに水面が見えて、いかにものどかな景色。
食べてはすぐに寝て怠けて、牛になってしまった「牛になった小坊主」の話やカッパの話なんかも残っているよう。それだけ、何かイメージを膨らませたくなる沼なのかもしれません。 -
魚雲亭の敷地の続きに建つのが河童の碑。牛久出身の小川芋銭の偉業を讃えるために、芋銭の友人、池田龍一氏らが建立したものです。
「誰識古人画龍心(だれかしるこじんがりゅうしん)」の文字に河童の絵が添えられているのが、なにかほのぼのとした風となっています。 -
そして、これが雲魚亭。小川芋銭が自宅近くにアトリエとして作った建物です。
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晩年をここで過ごしたようですが、1年だけだったとか。
邸内には、芋銭の使っていた文房具や手紙やスケッチなどが展示されていまして、芋銭の本もあって、少し読ませてもらいましたが、作品の画風はちょっと仙人のような感じ。この才能を認めた世の中も、逆にすごいような気もします。 -
得月院は、小川芋銭の墓があるというので、魚雲亭から回りました。
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本堂の裏手の墓地に入ってすぐ。
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一族の墓の一角です。
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ただ、あまりにもすぐだったので、逆に、迷ってしまいましたが。。
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山門を入ってすぐには閻魔堂。本堂横のカヤの大木も見どころです。
さて、これで牛久は終了です。 -
最後は、帰りに途中下車して。
この弥生軒は、我孫子駅のホームにある立ち食いそばのお店。けっこう人気のようなので、寄ってみました。 -
かき揚げそばをいただきましたが、そのかき揚げが出汁に溶けてくると、とても芳醇な味わい。手軽にこれだけのそばを食べれるって、すごいですよね。それは人気もでるでしょう。
これで、今日のプチ旅はおしまい。お疲れ様でした。
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