2016/03/26 - 2016/03/27
683位(同エリア876件中)
にっくさん
ようやく新撰組の呪縛から解き放たれた家族旅行。
しかし、ここに新たに「源平合戦」というキーワードが浮上する。
「壇ノ浦か中尊寺が見てみた〜い」の子供の一言に、「俺、椀子蕎麦喰いてェ!」の旦那と「蕎麦より餅よ!!」の私。家族三人の利害が一致して目指す場所は即、岩手県は平泉に決定。
NHK大河ドラマ「源義経」で予習も完璧★滝沢秀明と松平健の義経&弁慶で脳内完全東下り。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回も度の始まりは上野駅。
早朝、6時10分発の「やまびこ41号」利用です。一ノ関駅で乗り換えて、東北本線で平泉までGO! -
さて、当日は3月26日、北海道新幹線開通日の記念すべき日です。
北海道新幹線とはなんら関係のない旅ですが、子供の駅弁チョイスは「北海道新幹線開通記念弁当」1300円なり! -
北海道新幹線開通記念弁当の中身。
子供は「御飯が酢飯じゃない〜」と不満を申しておりました。 -
さて、今回は土日の旅行ということで、乗車券はJR東日本の週末パス(区間乗り放題8730円)を利用しました。
1枚で土日の二日間使用できるので、「くりこま高原駅」まで往復利用すれば、乗車券がか〜な〜り、お得です。
詳細はこちらでどうぞ。↓
http://jr-shinkansen.net/shumatsu-pass.html -
弁当食べて、一眠りしたらすぐに一ノ関。新幹線は一ノ関駅で下車し、東北本線に乗り換えて約8分。
朝の9時過ぎには平泉駅へ到着しました。
顔出し看板は旅のお約束! -
1時間に1本という電車の少なさ。
そして北海道新幹線開通の影響により、この日、3月26日は、はダイヤ改正の初日でございました。 -
平泉駅外観。日本の観光地らしいスタイル。
まずは駅構内の観光案内所で無料配布の観光MAPを入手。観光地では大概駅で配布している観光MAPとスマホがあれば、大概の旅行は事足りますね。
・・・・便利な世の中になりました。 -
これが今回お世話になった無料MAP。観光地とお食事所が網羅されています。
観光MAPに乗ってない、口コミ的なお店で食事したいわ〜というアナタ。
当局のリサーチの結果、平泉は店舗自体が少ないので、このMAPで全てが網羅されていると言っても過言ではありません。(多分) -
MAPの記載。
平泉には「るんるんバス」という巡回バスが15分置きに走っていて、平泉の主要観光地を網羅してくれます。MAPの赤い部分がその路線。
1日乗り放題で400円。当初はこの「るんるんバス」を利用する予定でした。
るんるんバス(http://www.iwatekenkotsu.co.jp/runrun_0419.html) -
ところが、るんるんバスの発車まで、約10分待つことに耐えられない私達。
「歩けそうだから歩くか〜」と、おもむろにるんるんの経路上を歩き始める。どうやら今回も死の行軍が始まる予感。
それにしても空が広い!
平泉の駅前は景観規制でもあるのか、銀行も商店も瓦屋根の和風建築でした。 -
そして徒歩10分ほどで到着した最初の目的地「平泉文化遺産センター」
なんと、ここは入館料無料です。維持管理のための募金がありますが、募金をすると朝顔のタネをくれました。
こういう施設が無料だと、生涯教育推進してるんだな〜とか思います。 -
文化遺産センターの開館は9時から。
この時、時間は9時半頃だったと思いますが、私達の他にお客さんはいませんでした。(途中で何人か来られましたけれども。) -
文化遺産センターでは、十二一重と狩衣を着て、記念撮影もできます。
ただし着付けはマニュアルを見つつ、洋服の上から羽織るだけですが自分達で行なう必要があります。他にお客さんがいなかったので旦那も参加した、子供との2ショット。
その他の展示物は撮影禁止でした。
平泉で栄華を誇った藤原三代の歴史や、奥の細道の芭蕉についてなど、歴史の授業で習った有名なアレコレの資料が展示されています。平泉文化遺産センター 美術館・博物館
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文化遺産を30分ほど堪能して、次なる目的地に出発。
この時、すでに「るんるんバスを利用する」という選択を誰も口にすることはなく、バス停を無視して当然にように歩き始める私達・・・
旅の基本はやはり足ですな! -
歩くからこそ街の形が見えてくる・・・
ほっかほっか亭のドライブスルーなんて初めて見た!とテンション上がる我が家族。しかし近付いて見るとドライブスルーどころか、イートイン用のテーブルもあった「ほっかほっか亭」 -
「ほっかほっか亭」を過ぎて更に奥州街道を北上すると、伝武蔵坊弁慶の墓を発見。
あくまでも「伝」なんですけどね。
平泉文化遺産センターから、徒歩15分も掛からなかったと思います。 -
手前の石碑ではなく、奥の松の木の横の石を置いてあるところが武蔵坊弁慶の墓だと伝えられている場所です。
文部科学省の「伝武蔵坊弁慶の墓」という看板も建っていました。中尊寺 寺・神社・教会
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さて、伝弁慶の墓はもう中尊寺参道の目鼻にあるのですが、次の目的地は「平泉文化史館」となる筈でした。こちらは「平泉レストセンター」って民間企業がやってる資料館らしいのですが。(http://www.hiraizumi2011.jp)
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・・・なんか廃墟のようになってる・・入り口閉ってるし・・・
と、思いきや「冬期は閉館します」との貼り紙が!!
まあ、ホームページにも記載されていました。12月〜3月は閉館しているそうです。
そんなことでいいのか 世界遺産・・・ -
さて、いよいよ平泉のメイン会場、中尊寺に突入です。
参道は「月見坂」と言われる、結構急勾配の山道。当然ながらここからはバスは入れませんので、るんるんバス利用の方も徒歩となります。 -
しまった!私、花粉症じゃん!!!
空気が美味しい筈の森林の見上げる杉木立、マイナスイオンも飛んでるでしょうが、きっと花粉もそこここに・・・
いきなり敵の本丸に切り込む心地です。 -
やっぱ外せない弁慶の顔出しスタンディー。
子供の顎が何故かしゃくれている。 -
月見坂の脇にある「弁慶堂」に向かいます。
左側の杉の木の下に寝かされている丸太ようなものは、古い石造りの鳥居が分解されたもので、文政の文字が刻まれていました。 -
HPによると、もとも火伏せの神として勝軍地蔵菩薩を本尊としたものだったそうですが、後に義経と弁慶の木造が安置されたそうです。(何故??)
中尊寺 寺・神社・教会
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弁慶堂内部にイケメン遮那王と守護する武蔵坊。
コワモテガチムチイメージの弁慶ですが、学僧だし勧進帳のエピソードなんかを考えるに、インテリだったんでしょうね。 -
いよいよメイン会場中尊寺。
平泉といえば中尊寺。中尊寺と言えば金色堂。
日本史の授業で習った、「奥州藤原氏」の極楽浄土をしかとこの目に見てやろうじゃありませんか!中尊寺 寺・神社・教会
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で金色堂!!・・・ってあれ? 全然金色でもなんでもないじゃないの!!
というか、保護するためにフツーの建物に覆われております。そして中身は撮影禁止。黄金と螺鈿で装飾された、仏様達のライブハウスって感じです。
因に金色堂は讃衡蔵という宝物殿?みたいなものと入館料がセットになっております。讃衡蔵にも国宝や重要文化財が沢山収蔵されています。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂の近くに建っている、松尾芭蕉の銅像と2ショット。
藤原三代がブイブイ言わせていたのは平安時代後期。
彼らを忍んで「つはものどもが夢の跡」と、芭蕉が奥の細道で詠んだのは江戸時代前期。
脈々と繋がる歴史の上に立っているのだと思う瞬間。 -
これは、金色堂を覆っていた建物を移築した「覆堂」。鎌倉時代の建築だそうです。
私は金色堂より、むしろこっちの方が好きだな・・・ -
奥州藤原氏滅亡のあと、キンキラキンの金色堂の荒廃も進み、「こりゃマズイ!」と鎌倉幕府も思ったそうです。で、覆堂を作ったと。
結局荒廃は止められず、芭蕉の時代には「ゆめのあと」と詠まれちゃうほどボロボロになってしまう訳ですが・・・・
内部。千社札が沢山貼ってました。 -
平泉のメイン会場とも言える金色堂も見たことだし、周辺を散策して参道を戻ります。
写真は中尊寺にある消防隊の事務所。建物だけじゃなく車までレトロちっく。 -
参道「月見坂」を下り、中尊寺参拝は終了です。
次なる目的地・・・に向かう前に、お昼御飯は参道脇の「義家」で椀子蕎麦を頂きました。
平泉の椀子蕎麦は「盛り出し式」と言うらしく、盛岡のものとは違い、お姉さんが背後から蕎麦を入れてくれるものではないそうです。そば処義家 グルメ・レストラン
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注文したのは「義経膳」2000円なり。
つけ汁とトロロ、天麩羅と煮物などと、一口サイズに小分けされた蕎麦の入った椀子が12個ついてこのお値段。 -
家族三人で、もう1枚(12椀)を追加しました。
・・・しかし平泉椀子蕎麦。盛り出し式だとか主張してるけれど、小分けにしてる意味がよく分らないンすが・・・・蕎麦も白っぽい更級蕎麦みたいな感じでした。
美味しかったですけどね。 -
腹もふくれて小休止も取ったし、再び、びるんるん経路を行軍します。
途中、バス停にバスが止まっていましたが、「残りの行程だけにバス賃払えるか!」の勢いで歩きました。
写真は「卯の花清水」。昔は水がこんこんと湧き出ていた清水だったそうですが、今は水脈が耐えて水はありません。記念碑が残るだけとなっています。 -
さて、到着しました高舘義経堂。
義経終焉の地・・・自刃したとされる場所です。
入山券は大人200円、中学生以下50円高館(義経堂) 名所・史跡
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途中、無人の資料館があって、内部にはこんな洗礼さのカケラもない金剛力士像が安置されています。この素朴さが東北的といいますか、妙な迫力を醸し出しているんですが、この造形は意図的なデフォルメなのか単にヘタなのか(笑)
資料館の内部には源氏の家系図やら義経が頼朝に討伐されることになった経緯だとか、パネル主体の展示がされています。 -
そして義経堂。
何故か「恋みくじ」なるものが販売されておりました。
何故に恋みくじ・・・ -
義経堂からの眺め。
北上川と衣川の合流点、高館古戦場が一望できます。
ホント何もないというか・・・空が広い。 -
遮那王義経と死後硬直の武蔵坊弁慶に思いを馳せながら、尿意を催した子供のために、一路早足で次鳴なる目的地に向かいます。
途中るんるんバスが2台ほど私達を追い越して行きましたが、気にしない気にしない。
因に、目的地は国の指定史跡「柳之御所跡公園」です。 -
柳之御所跡史跡資料館(入場無料)に掲示されていた、世界遺産認定書。
柳之御所史跡は、平安末期に奥州藤原氏が政治拠点にしていた「平泉館」があった場所ということです。資料館には発掘された陶器などの出土遺物が展示されています。
平泉館なのに、何故「柳之御所」という名称なのかと疑問に思い、受付のお姉さんに聞いてみました。この名称は後世の人間が付けたようですが、結論からいって「よく分らない」ということだそうです。柳之御所資料館 美術館・博物館
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子供もトイレに行ってスッキリしたし、柳之御所の名称由来にもやもやしつつも、平泉駅に戻って来ました。るんるんバス経路全行程、ぐるっと一周制覇!
結局毎度のごとく、鬼のように歩きまくった平泉。 -
程よく疲れた足を休めるため、平泉駅前の喫茶店「琥珀」で小休止。
店内はカウンターの中にコーヒーカップが並ぶ、ちょっとオシャレな雰囲気のお店です。琥珀 グルメ・レストラン
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注文した「秀衡」(クリームあんみつ)750円なり。
秀衡塗りの椀に盛られ、金箔がほんの少しトッピングされています。普通に美味しかった・・・ -
さて、本日最後の目的地、毛越寺へ向かいます。
それにしても空が広い。人がいない。世界遺産の観光地だというのに、こんなことで良いのだろうか平泉??
・・・と、余計なお世話ですが少し心配になってしまいました。しかし人混みのストレスを感じることなく、見学に集中できる環境は素晴しいと思います。 -
さて到着しました「毛越寺」。
その縁起は850年に遡り、慈覚大師が白鹿に促されて建立したお寺が始まりとか。毛越寺の毛は鹿の毛だそうです。毛越寺 寺・神社・教会
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拝観料は大人500円。本堂の他に宝物館が入れます。
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宝物館・・・毛越寺の所蔵品から出土遺物、有形文化財を多数展示しております。
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本堂。
正直、奈良やら京都で寺社仏閣巡りすぎて、平泉の文化財には特段感動するようなものはなかったのですが・・・ -
毛越寺は、この庭園がキモチイイです。
自然の造形を再現させる、日本庭園独特の開放感だと思っていたら、日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法が活かされているそうです。
池に水を引く「遣り水」の遺構が、日本で唯一発見された場所だそうですよ。 -
さて、毛越寺から徒歩約5分。
今晩お世話になる観光ホテル「武蔵坊」。
『温泉大好き、前沢牛スキヤキ付きプラン』で申し込みました。宿泊12日前というギリギリの申し込みだったにも関わらず、部屋は予約可能の状態でした。
しかも土日泊で一人、1万1000円。平泉ホテル武蔵坊 宿・ホテル
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エントランス。
玄関先には足湯がありましたが、これも冬場はCLOSEのようです。
昭和感溢れる観光ホテル。 -
部屋はこんな感じです。
施設は古いし窓からの景観も良くはないけど、掃除が行き届いて清潔感はあります。
(トイレの床がギシギシ鳴って、抜け落ちそうな感じでしたが・・) -
館内探検中。
宴会場とかスナックとか自販機スペースとか・・昭和の観光ホテルです。
それと、このホテルの大浴場は天然温泉です。(加温はしているようですが)
難を言えば、浴場が「離れ」的な場所にあって、階段を上り下りしなければ辿り着けなかったことでしょうか。バリアフリーには対応できていない気がします。 -
1階フロント近くにある、お土産物屋さん。
ホテルの近隣にはスーパーマーケットもコンビニもないのでここで部屋飲み用のビールとツマミを購入。 -
さて、16時頃にチェックインした私達ですが、ホテルから徒歩3分のところに義経公の妻子の墓があると聞き、訪ねてみました。
確かに3分の近場なんですけど、かなりキツい山の勾配を上って行きます。
この金鶏山のトレッキングコースの入り口、看板の奥にこっそり見える、木製の鳥居あたりがお墓となります。 -
これが源義経公妻子のお墓。
伝弁慶の墓もそうですが、なんだか安眠を妨害するようでお墓そのものズバリを撮影するのが憚られました。
夕暮れ時だったしね・・・ -
さて、晩ご飯です。
「前沢牛スキヤキ付きプラン」ですから、当然スキヤキがついてます。肉は2枚!
御飯は炊き込み御飯でした。
食事はうまかったです。実は全然期待してなかったんですけど、旨かった・・。 -
夕食は部屋食ではなく、レストランで頂きます。
ご当地ワインを頼んだら、その名も「平泉」というロゼワインを供してくれました。普段甘口は飲まない私達夫婦ですが、けっこう食事に合っていたと思います。
・・・なんですけど、実は私、昼間の杉木立の影響で花粉症が悪化まして。
鼻が詰まって繊細な味の違いはよく分らなかった・・・ -
3月27日(日)
美味しいお食事と温泉でゆっくり体も癒したし、朝の9時半にチェックアウトです。
写真は、このホテルの最大の難点。
「部屋のドアが内開きなのに玄関スペースが壊滅的に狭い」です。ドアを開く度にスリッパや靴が邪魔になる・・・ -
今日もいい天気!
出発と同時にトイレに行きたくなった旦那のために、ホテル近くの公園で一休み。
因にホテルの朝食は、よくありがちなバイキングでした。 -
交差点のガードレールも御影石に鳳凰の図柄入り。
しっかし、コンビニエンスストアは一件も発見できませんでした。
ホテルから徒歩15分ほどで平泉駅に到着。 -
平泉から東北本線で2駅の一ノ関駅まで向かいます。
電車は二両編成、ドアの開閉はボタンでどうぞ! -
そして到着しました一ノ関駅!
さすが?新幹線が停車する駅ということもあり、ちょっとだけ都会!
二日目の目的はズバリ「餅」です。
一ノ関は餅の街。駅のロッカーに荷物を預けて、目的地「世嬉の一酒造」に向かいます。一ノ関駅 駅
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今回、初めてコンビニエンスストア発見。その名も「かにや」。
セブンイレブンもローソンもファミリーマートもない! ないよ!
JR構内にある「NEW DAYS」が唯一馴染みのあるコンビニ店舗かも・・・ -
世嬉の一酒造への途中にあった、「沼田家武家住宅」。
江戸時代に一ノ関藩家老だった沼田家の住宅で、農家の造りをしている武家屋敷という、ちょっぴり珍しい建築だそうです。旧沼田家武家住宅 名所・史跡
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「喜嬉の一酒造」に到着!
一ノ関駅から徒歩15分くらいでしょうか? 歩道も広いし歩道がない道も車が少ないし、歩きやすい街だと思います。世嬉の一酒の民俗文化博物館 美術館・博物館
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酒造内にある「いちのせき文学の蔵」。
島崎藤村や井上ひさし、阿佐田哲也など一ノ関に縁ある作家の直筆原稿や関連エピソードを紹介しています。
一ノ関って作家の街だったんですね。 -
色川武大・・・またの名を阿佐田哲也。
『麻雀放浪記』を書いた作家さんです。 -
文学の蔵の隣にある、「酒の民俗文化博物館」
酒の作り方や杜氏社会の紹介展示があります。
大人300円、中学生以下200円世嬉の一酒の民俗文化博物館 美術館・博物館
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こうやって、酒樽の中にも入れます(笑)
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さて、この「世嬉の一酒造」に来た最大の目的は、敷地内にある「蔵元レストラン」です。
ここで私の最大の目的、一ノ関の郷土料理「餅膳」を食すのだ! -
餅膳、税込み2200円なり!
左上から時計周りに「沼エビ」「じゅね(紫蘇科の植物の種)」「胡麻」「胡桃」「大根おろしとナメコ」「小豆餡」「納豆」「ずんだ」真ん中は箸休めの甘酢大根。
それに海藻や山菜の箸休めと雑煮、甘酒がついているという・・
「餅とお米の桃源郷や〜!!」 -
子供が喰ってるのは饂飩ではありません。お餅です。
「エビ」とか「ジュネ」とか、普段食べたことのない食材も美味しかったし、餡子もすごく滑らかで美味しかった・・・
他にも餅メニュー色々あって、時間と体重が許すなら制覇したい・・ -
レストランで試飲の無料券を貰ったので、酒造の売店で吟醸と大吟醸を頂く。
う〜ん、大吟醸はやはりフルーティー・・・ -
「世嬉の一酒造」の見学&餅を堪能して12時半。
新幹線の時間は15時40分・・・あと三時間もどうするべ!?
ということで、おそらく開店してないだろうことを踏まえつつも、有名なjazz 喫茶、「ベイシー」に足を運んでみました。
もし開いていたらコーヒーの一杯でも、と思いましたが案の定、営業は15時からでした。ベイシー グルメ・レストラン
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こんな場所で何故こんな聖地が産まれたのか・・・
坂田明や渡辺貞夫のライブが、マジック手書きのチラシで無造作に貼ってある!
一ノ関で300種類はあるという餅も制覇したいし、今度はベイシーメインで一ノ関に来てもいいかもなあ・・・ -
あとはもう目的もなく、一ノ関駅に戻ります。
途中、子供がまた「トイレ行きたい〜」と言い出したので、「浦しま公園」へ。 -
ここは一ノ関藩主田村家の迎賓館を公園にしたものです。
石灯籠を配した、純和風の小粋な庭園。公衆トイレも和式でございました。
一ノ関の観光案内を見れば、紅葉の季節には大変美しくなるようです。 -
一ノ関に帰る道すがら、「ヌードル&パフェ」という謎のコンセプトの喫茶店を発見。確かにスパゲティーやらラーメンやら焼きそばやらと、パフェが並ぶ・・・。
いや、入りませんでしたけどね。
餅喰ったばっかりだったし。 -
一ノ関駅に戻って来ました。
当初15時代だった新幹線を14時5分に変えてもらって、随分早くの帰宅になりました。(そもそも、指定席取るほど混んでなかったですけどね・・)18時には自宅で晩飯食べてたですよ。
平泉&一ノ関は、観光地としてやって行けるのか?とこちらが心配になるほど閑散としていましたが、だからこそ、ゆっくり満足のいくまで堪能できました。
しかも資料館が無料だったり、学びたい人間に優しい街だと思います。
奥州藤原氏の歴史を偲んで、歌を詠んだ松尾芭蕉も私達にとれば偲ぶべき歴史。
子供が言い出すまでまったく興味のなかったご当地ですが、とても勉強になった旅でした。
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