屋久島中毒の旅行記２０１５　（2回目の屋久島）①

2015/12/30 - 2016/01/02

２０１５年の８月に初めて屋久島を訪れて以来、常に頭の中の３分の１は屋久島の事を考えるように・・。
同じく屋久島好きの方に話したところ、それを人は屋久島中毒と呼ぶらしいと教えてくれた。

これまで全国あちこち旅行してきたけれど、こんなに好きになる土地は数が少ないと思う。

人生は一度きり。
生まれた瞬間から、いつかくる終わりの日まで。
（鈴木ともこ）

ここだ！と思った土地に出会えた幸せを噛みしめながら、２度目の屋久島の地を踏んだのであった。

エリア 屋久島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の玄関口のセントレア。
なにを隠そう私は飛行機マニアなので、いくつになっても空港にくるとわくわくしてはしゃぎたくなっちゃいますね。

セントレアから鹿児島便が普段とは違って、B767が一便アサインされているので、あえてその便を予約。初のワイドボディ機で楽しみで仕方がありません。運が良く、特別塗装のゆめジェットだったのですが、日没後に搭乗でしたので、写真は撮れず・・。

中部国際空港セントレア 空港

B７３７「どこに行くのさ」
ワイ「おっきなB７６７で鹿児島さ」

ちなみに指定した席は、噂のお見合い席で、かなり飛行機好きのCAさんとお話を楽しんだとさ。
笑顔がとても素敵で、惚れてしまいそう。

中部国際空港セントレア 空港

鹿児島空港の近くで一泊し、翌朝始発のJAC便で屋久島へ。ちなみに初JALだったのですが、乗務員さんの雰囲気はANAと思いのほか違い、その違いをたのしみながら３５分ほどのフライト。
JALはカジュアルな印象。

窓から開聞岳が見えましたが、ふと、知覧などから特攻で出撃した兵隊さん達はこの風景を見ていたんだな、どんな気持ちで向かったのかと思いをはせました。

開聞岳 自然・景勝地

そんなこんなで屋久島空港。

前回はトッピーで時間をかけて来ただけに、あっという間で変な感覚。

いつも一人旅で、空港などにお迎えなど居ないのですが、今回予約したレンタカー屋さんがボードを掲げて待っていてくださり、涙が出そうになりました。
あーん。

屋久島空港 空港

着いたのが大晦日。
一年の締めに太鼓岩からの景色を見ようと決めていたので、早速白谷雲水峡に。

夢にまでみたあの展望はもうすぐ。

白谷雲水峡 自然・景勝地

ここから始まるのか。

ずっと天気が良くて、雨の白谷雲水峡を体験したかったのを諦めかけていたところ、少しシトシトし始め、テンションが上がる。

白谷雲水峡 自然・景勝地

早速の急な道が現れ、ヒーヒー息が切れる。

年末の屋久島はとても暖かく、白谷雲水峡のあたりも１０度以上あり、本土のつもりで着てきたフリースのおかげで汗だくに。もう１２月末ですよね？

白谷雲水峡 自然・景勝地

美しく詰まった年輪に感動し、

白谷雲水峡 自然・景勝地

苔むした岩岩に目を奪われ、来てよかったなと。

白谷雲水峡 自然・景勝地

屋久島のどこに惹かれるのか、、

屋久島に来るためにかお金や時間がかかりますが、お金より価値があるかもしれないものに出会えます。

白谷雲水峡 自然・景勝地

雨の白谷雲水峡が美しいと良く耳にしますが、降った雨が苔や地面を濡らし、つややかで空気に包まれます。

白谷雲水峡 自然・景勝地

沢の水をシエラカップですくい一口飲むと、自分の中に屋久島の水がしみこみ、浄化されるような気分になりました。
焼酎三岳をこの柔らかい屋久島の水で割ると、とっても美味しくて幸せになるんだよなぁ。

ぼ、ぼ、僕は、み、み、三岳が飲みたいんだなぁ

白谷雲水峡 自然・景勝地

辻峠に到着し、カップ麺のお昼ご飯を楽しんだ後、少し歩いた所にある辻の岩屋までいってきました。
だれも居なかったので、「だまれ小僧」ともののけ姫ごっこをしたり、お約束の岩を持ち上げるポーズで写真を撮りました。

汗をかき、寒く感じたのでお湯を沸かして飲んだコーヒーは美味しかったな。レンタカーでなければ三岳のお湯割りが飲みたかったけど。
縄文水で割る三岳を飲むと、屋久島に来たなーって思うんだ。

白谷雲水峡 自然・景勝地

曇っているかなと思ったけれど、太鼓岩からナイスビューが見られて万感の思い。

太鼓岩で出逢った東京からの旅人さんと一緒に下山することに。
一緒の宿だったら面白いのにな。旅はこういった出会いが良くあるのだけど、不思議な縁がいくつもあって幸せだなと思う。

太鼓岩 自然・景勝地

太鼓岩からは太忠岳のモノリスが見えた。
次回はあそこに行こう。

太鼓岩 自然・景勝地

写真撮影を楽しみながら下山

白谷雲水峡 自然・景勝地

頂上で出逢った旅人さんを宿に送ってから、晴耕雨読に。

またここに来られたよ。
今回はサブローさんとアイコさんはお出かけで、サブローさんの妹さんが暖かく出迎えてくれた。まだ他の方は居なくて、外のお風呂に入ったり、洗濯したりのんびりして過ごす。

今日は大晦日で飲食店は軒並みお休みなので、夕飯はどうしようかと悩む。ここの宿ではみんなで飲みに出かけるか、一緒に自炊するとかになるのだけれど、どちらも楽しい。それが晴耕雨読に泊まる目的といってもおかしくないかな。
談話室での交流がほんとに楽しい。


つづく

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