カペラ・シンガポール シンガポールでもリゾート!

2015/07/31 - 2015/08/02

去年に引き続き、今年もモルディブからの帰り道は、経由地のシンガポールで2泊してみました。
去年のマリーナ・ベイ・サンズはすっごく楽しかったし、調べ始めると、シンガポールには面白そうなホテルがたくさん!
宿泊候補がたくさんあるので、こっちの滞在も楽しみになってきました。

去年はマリーナエリアだったから、今年はセントーサ島のカペラ・シンガポールに泊まってきました!

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

シンガポール到着は20時半頃。
空港からセントーサ島までは、20分くらいかな?
カペラはセントーサ島に入ってすぐの所にありました。

セントーサ島は島自体がテーマパークみたいになっていて、入島料金が必要になります。
でも、島内のホテルを予約している場合は、ホテル代に入島料が含まれているため、支払う必要はありません。ただ、予約している事を証明するための文書が必要になりますのでご注意ください。私はコンファメーションメールを印刷して持って行きました。日本語だけど大丈夫だったよ(笑)。

カペラは、その外観に大きな特徴があるのですが、夜中という事もあってタクシーからよく見えませんでした。
2泊するから、明日ゆっくり見学しよう。

ホテルに着くと、名前を聞かれ、すぐにチェックイン手続きをしてくれます。
クレジットカードを渡して待っているだけ。
写真はレセプションカウンターですが、このカウンターで待っているのではなく…。

すぐ隣のここで待ちます。
なんて優雅なんでしょう…!

テーブルの上には写真集がいくつか置いてあります。
カペラの写真集もあって、私は夢中で見ていました。
まだ新しいホテルブランドですが、どんどんプロパティが増えていますね。
バンコクにもできるし、北海道のニセコにもできますよね。
ニセコは外国人向けでしょうけど、泊まってみたいです。

と、写真集に夢中になっている間に手続が完了。
さすがです。早いです。

予約したのは、プレミア・シービュー。
眺めのいい5階(最上階)にアサインされました。やった!

隣は憧れの「CONSTELLATION ROOM」。
本当はここに泊まりたかったけど、あまりに高いので諦めました。

では、部屋の中をご紹介します。
プレミアルームは、77平米。ベッドルームとバスルームというシンプルな構成にしてはかなり広いです。
ベッドも巨大。枕はピローメニューの中から選べます。
そば殻なんかもあったりして、かなりの種類がありましたよ。

ベッドの上には孔雀のぬいぐるみ。
セントーサ島には孔雀がたくさんいるんです。
首元にカペラのロゴが入ったオリジナル・グッズでしたよ。

ベッドサイドの引き出しに収納されたこのパネル。
これが優れものなんです。

照明の調節、エアコンの温度、カーテンの開け閉め。
それからアラームや「Do not disturb」「Make up room」のサインもここでできちゃいます。
これがヴィッタヴェリにあったらすごく便利だったのに!

次は部屋の隅っこにあるデスクを。

なんか今回部屋の写真は夜ばかり撮ってしまいました。
なので暗い写真ばかりです…。

デスクは狭め。
その上に色々と物が置かれているので、ちょっととっ散らかった感じにも見えます。

プラグ類は箱の中に収納されていました。
むき出しだと生々しいから、これはいいアイディアですね。
部屋の中は無料のwifiが利用できます。パスワードは不要です。

デスクそばの窓際には大きなデイベッド。

今回は、大人2人と子供2人の滞在という事で、デイベッドをエキストラベッドとしてアレンジしてくれました。
事前にエキストラベッドを入れてくれるようお願いしたのですが、これを提案して頂いたのです。

ここのテーブルには、ロビーにもあった写真集など、いくつか雑誌が置いてありました。
カペラの写真集はここにもあったので、じっくりと楽しむ事ができました。
この写真集、売っていたら買って帰りたいくらい気に入りました。

昼間は、このデイベッドから海がよく見えます。
海と言っても、タンカーがたくさん浮かんでいるのですが、これはこれでシンガポールらしくて味があります。

視界が広くていい感じです。
この広い窓には、遮光性のあるカーテンの他に、薄いブラインドがあります。
ブラインドはちょっと透けているので、閉めてもちょっと外が見えます。
どちらも、ベッドサイドのパネルで開け閉めできます。

海だけでなく、セントーサ島の様子もよく見えます。
右側の端に、マーライオンタワーが見えているのがわかりますか?

セントーサ島は、20年近く前に訪れて以来です。
思えば、それが私の初めての海外旅行でした。
当時はマリーナ・ベイ・サンズもまだなく、本家マーライオンも殺風景で、がっかりスポットそのものでした。

テラスに出てみましょう。
テラスには無機質な感じのベンチがあります。
これはこれでかっこいいけど、大きなデイベッドなんかがあった方がいいよね。

テラスからの眺め。
この客室棟は曲線を描いているので、部屋によっては若干眺めが違うと思います。
この部屋は端っこなので島内がよく見えていますが、他の部屋はもっと海が広く見えるはずです。

いつ見てもタンカーがたくさん浮かんでいます。
手前の建物は、カペラのヴィラ群です。
次はヴィラに泊まりたいな。
そして、いつかクラブ・アット・カペラにも…。
そう、カペラの隣には、クラブ・アット・カペラというさらにラグジュアリーなホテルがあるのです。とても手が出る値段ではないですが…。

部屋紹介に戻ります。
デイベッドを挟んで、デスクとは反対側にテレビとミニバーがあります。

お決まりのネスプレッソ、ケトルにウェルカムフルーツ、CDプレーヤーまでもが置かれ、ここもやや雑然とした印象が。
このコーヒーや紅茶、冷蔵庫のドリンクはコンプリメンタリーです。

ベッドの後ろには、クローゼット。
大きめで収納もたくさん。使いやすかったです。

ここには子供用のバスローブを用意してくれていました。
これもカペラオリジナルで、すごくかわいくて気に入りました。
ホテル内にはショップもあったので、きっと売っていたのでしょう。
ちょっと欲しかった。

こちらはバスルームです。
カッコいいですね!

真ん中に置いてあるポーチは、持ち帰ってママが愛用しています。
カペラのロゴも入っていて、なかなかカッコいいです。
以前は昔バンヤンツリー・ヴァビンファルでもらったポーチを愛用していましたが、こっちの方がモノが良さそうです。

バスタブもあります。
シャワーもついてるけど、日本人はあまり使わないでしょうね。

ブラインドを開けると、海も見えます。
って、この部屋からは角度的によく見えませんね。
その代り、マーライオンタワーが見えましたよ。

バスタブの反対側には、トイレとシャワーブースがあります。

このトイレ、個室になっていると思いきや、奥の方がちょっと空いていて、シャワーブースとベイシンにつながっています。
人が通り抜けられるほどではないのですが、ん〜、何のため?
このせいで、シャワーを使うとシャワーブース側がびしょ濡れになってしまいます。

そしてこれがシャワーブース。
レインシャワーがあるのはいいんですが、一見ハンドシャワーに見える左側のシャワーも固定でした。
なぜ両方固定に?

初日はすぐに就寝。
今回も2泊なので、翌日の1日はフルに使えます。
休養日の意味もあるので、あまり無理はしませんが。
まずは朝食を食べに行きましょう。

客室前の廊下は、こんな風に美しい曲線を描いています。

見下ろすと、下の庭園も曲線。

このホテルは、エントランスでありパブリックスペースが集中するタナメラ棟が全面にあり、それをぐるっと抱き込むようにして客室棟がくっついています。
だから、廊下はぐるっと一周できるようになっています。
建物で囲まれた中庭は、きれいに整えられています。

廊下はぐるっと一周できますが、タナメラ棟へ行くのには中庭を突っ切っていけばすぐです。
タナメラ棟は後でご紹介しますね。

朝食会場は、客室棟一階のレストラン「THE KNOLLS」。
このホテルのメインダイニングです。
ホテル内を少し迷いながら、散歩のように楽しみながら向かいます。

この真下がTHE KNOLLSでした。
下に降りる階段を探しますが…

その前にここが気になって仕方ありません。
なんて居心地のよさそうなスペースでしょう。

私の愛する大きなデイベッドがたくさん!

ここは「BOB'S BAR」の隣のスペース。
バーでドリンクを頼んで、ここでゆっくり過ごすのもよさそうです。
と、思っていたけど、その機会は訪れませんでした…。

ここになら、一日中だっていられそうです。

油断するとずっといてしまいそうなので、早く朝食に行きましょう。
下に降りる階段を見つけました。
ここからレストランに行けそうです。

着きました。「THE KNOLLS」
さっきのデイベッドが並んだスペースの真下という事もあって、細長いレイアウトになっています。

こんなふうに奥にずっと続いていて、通路の左右にテーブルか料理が並んでいます。
外にも席があるので、席数は見た目よりもありそうです。
料理が色んな所に分散していて、目当ての物が探しにくいのが難点でしょうか。
とはいえ、一か所に集中して置いてしまうと、そこから遠い席の人は取りにくいでしょうから、仕方ないかもしれませんね。

外の席は、パブリックプールのプールサイドとつながっています。
プールを見てみようと外に出ると、孔雀がいました!

「THE KNOLLS」のアウトサイド席から見下ろせるここが、パブリックプール。

このプールは3段になっていて、ここからは2段目まで見えていますが、さらに下にもう一段あるはず。
一番下は子供NGなので行っていません。

さらにこの日、2段目はウェディングパーティーで貸切という事なので、子連れは1段目しか入れません。
そのせいなのかプールサイドは渋滞。
デッキチェアは空き待ち状態。スタッフが交通整理してくれるから奪い合いにはならないものの、ん〜、なんかゆっくりできない。

プールがイマイチだったので、館内を散歩してみましょう。
実は、ちょっと行ってみたい場所があるんです。

行ってみたい場所というのは、ライブラリー。
単に本が置いてあるだけではなく、コンプリメンタリーのお菓子やドリンクが頂けるんです。

ライブラリーがあるタナメラ棟にやってきました。
ここの廊下はスゴく雰囲気がありますね。

ライブラリーは2階にありますが、1階からこの階段を登って行く事ができます。

2階の廊下からはこの扉から入れます。

この席を陣取りました。
ソファはたくさんあるので、席の取り合いにはなりません。
テーブルの上には、例の写真集も(笑)

お菓子はクッキーを中心に数種類。
フルーツもあります。
クッキーはナッツやドライフルーツがたくさん入っているタイプで、子供たち的にはイマイチだったみたいです。

ドリンクは水と紅茶、カプチーノも作れるコーヒーメーカーがあります。
子供たち用にジュースがないかスタッフに聞いたら、持ってきてくれました。

ここはなかなか気に入りました。
大人だけだったら、長居してしまいそうです。

ホテル内の散策にも、子供たちが飽き始めたので、そろそろ外に出てみましょうか。

このタナメラ棟は2つの建物に分かれていますが、渡り廊下でつながっています。
建物と建物の間にはこんな美しい中庭が。
本当にどこを見ても美しく整えられています。

カペラの敷地は非常に広いので、徒歩だとホテルから出るだけで疲れてしまいそう。
フロントに行ってタクシーを呼ぶ事にします。

ここがエントランスです。

雰囲気あります。

タクシーを待つ間、ちょっとエントランス付近を見て回りました。

見てください、このエントランス。
まさに異世界です。
真っ白なプラカナン様式もそうですが、周りに高い建物がないのも異世界感を増幅しています。

高級(と思しき)車がずらり。
なお、手前と奥に屋根が突き出している部分がありますが、手前はメインのエントランス。奥は中華レストラン「CASSIA」のエントランスです。

エントランスの正面は、広い庭園になっています。

さりげなくアートが置いてあったりして…。

きれいに手入れされたとても気持ちいい空間です。
ピクニックもできそう。

タクシーが来たので出かけましょう。
子供たちが大好きな水族館です。

セントーサ島には水族館が2つ。
行ったのは「アンダー・ウォーター・ワールド」。
水槽の中に全長83メートルのトンネルがあり、歩いて見られるんです。
まるで海の中にいるみたいですね!

飼育員がエサをまくと、魚たちが集まってきて大迫力!

でも長男君が一番楽しそうだったのは鯉。
指を中に入れると、エサがもらえると思ってたくさん寄ってくるんです。
指をパクパクするのが楽しかったようです。

そしてここにも孔雀がたくさんいました。
ここでは羽を広げた姿を見る事ができました。
子供たちも「おぉ〜」と嬉しそうでした。

ホテルへ戻って少しゆっくりした後、夕食へ。
ホテル内の「CASSIA」へ行ってみることにしました。
CASSIAはタナメラ棟の2階なので、客室棟から廊下をずっと歩いて行きました。
この中がCASSIAだという事はわかっているのですが、扉がたくさんあるのに入り口がない…。
しばらく廊下をぐるぐる歩き回った後、気づいてくれたスタッフが扉を開けてくれて、変な所から入れてもらいました。

さっきエントランスを見た時に触れたとおり、1階から入るのが正解だったんですね〜
1階から入ると、こんな立派なエントランスがあります。ここから階段を登ると店内に通じているんです。

個室風の円卓を用意してくれました(子供がうるさそうだからだと思いますが…)。
今まで中華はカジュアルな店しか行った事がなかったのですが、ここは最高においしかったです。

というわけで、シンガポール編はこれで終わりです。
去年は超ビッグなゴージャスホテルだったけど、今回は真逆の静かな雰囲気。
どっちのシンガポールも魅力的ですね。
他にも泊まってみたいホテルはたくさんあるから、来年も是非行きたいですっ!

この旅行記へのコメント （5）

• たらよろさん 2015/12/30 15:08:39

  やっぱりカペラ☆彡

  こんにちは、suzuq様
  
  やっぱりカペラ良いですね〜
  いつも、候補にしてるんです。
  でも、セントーサってことで、やっぱりマリーナを選んじゃうんです。
  今度、シンガポールだけに行く時に、
  マリーナとセントーサの分泊っていうの良いですね〜♪
  このホテルでのんびりまったりしたいわ
  
  気が付けばあっという間に年の瀬ですね〜
  今年もお付き合いいただき、ありがとうございます。
  モルディブの件では、お世話になりました。
  結局、来年はモルディブを見送ってドバイになりそうです(笑)
  いろいろしていただいたのにごめんなさい。
  今、モルディブの政情がいまいちなのと、
  少し予算が足りないので、それならば後少し先送りしようかなぁ〜〜ってことで(笑)
  やっぱり、行きたいホテルに行きたいので、結局フォーシーズンズ(笑)
  
  
  少し早いですが、良いお年をお迎えくださいね♪
  
  来年もよろしくお願い致します。
  
  
  　　たらよろ

  suzuqさん からの返信 2015/12/31 20:59:52

  RE: やっぱりカペラ☆彡

  たらよろさん、こんにちは〜
  こちらこそ、今年も色々お世話になりました。
  
  セントーサ、遊ぶ所はたくさんあるんですが、たらよろさん的には、やはりお店がたくさんある所がいいですよね。
  カペラは、本当にセントーサ島の中にいるのがウソのように静かで別世界でした。
  分泊するなら是非、お勧めします。
  
  モルディブは見送りになったのですね。
  非常事態宣言とか、色々聞いてはいますが、我が家はしつこくまた行くつもりです。
  マーレとリゾートの治安はまた違いますしね。
  
  でも、納得できないリゾートしか行けないなら、私も旅行自体をやめにして、一旦資金を貯めるタイプなので、たらよろさんの気持ちはすごくよくわかります。
  今の円安が終わってくれれれば、旅行代金は安くなってきますので、そこが狙い目かもしれませんね。
  また計画が浮上したら、是非ご相談ください。
  それまで、モルディブの旅行記はなるべく増やしておきます(笑)
  

• 蔦之丞さん 2015/11/20 14:19:57

  セントーサ島

  suzuq様
  　シンガポールには、昔・何度も行ってましたが
  今はクルーズに乗船する時に利用するくらいですが
  セントーサ島は一日いても周り切れないほど
  楽しい所ですね〜
  お子様も楽しまれた事でしょう
  　　　　　　　　　　　　　　蔦之丞

• あいぼんさん 2015/11/03 09:33:18

  やっぱりホテルだけ(笑)

  suzuqさん
  
  コメント書こう書こうと思っておそくなりました〜。
  
  カペラ・シンガポール？知りませんでした〜。
  比較的新しいホテル？と思って調べたら2009年創業。
  最後にシンガポールに行ったのが2006年だから知らないはずでした。
  
  白い外観はラッフルズホテル風だけれど、セントーサ島にあるんですね。
  ラッフルズホテルとかフラトンなんかに比べると場所がら広々として静かな雰囲気なのがよさそうですね。
  ライブラリーの雰囲気が素敵で私好みです。
  
  それにしてもやっぱりホテルの写真だけでしたね。(笑)
  
  いつかB級グルメ食べ歩き旅行記がアップされる日を楽しみにしています！

  suzuqさん からの返信 2015/11/05 07:14:34

  RE: やっぱりホテルだけ(笑)

  あいぼんさん、こんにちは〜
  
  カペラは創業からまだ6年しか経っていないんですね。
  シンガポールのカペラはすごく評判がいいし、最近バンコクとかあちこちにオープンしていますよ。
  北海道にも近日オープンの予定だったはず。
  
  おっしゃる通り、広い敷地なのに建物は大きくないので、広々とした空間でした。
  ベイエリアと比べるとほんと静かで、建物の雰囲気と相まって別世界って感じでしたね〜
  
  > それにしてもやっぱりホテルの写真だけでしたね。(笑)
  いやいや!よく見て!水族館行ってるから!写真3枚だけですけど(笑)
  シンガポールはチキンライスとかカヤトーストとか、なにげにB級グルメがけっこうあるので、いつか食べ歩きをやってみたい気持ちはあります。気持ちは(笑)
  でもB級グルメ食べ歩きをやるなら、沖縄かな。
  沖縄そばを始め、タコライスとか色んな店の味を試してみたいB級グルメがたくさんあるんですよね。
  いつか、本当にいつか旅行記をアップしますので、気長に待っていてくださいww