中央アジア3ヶ国の旅(10)　乗継時間に灼熱のドバイ

2015/08/22 - 2015/08/23

2015年の夏休みは9日間で中央アジア3ヶ国（キルギス、カザフスタン、タジキスタン）に行ってきました。

旅の最後は真夏のドバイで20時間ものトランジット。この時期にドバイは避けたかったのですが、航空券の安さに負けました。酷暑でとても外を出歩ける状態ではないため、メトロに乗ったりショッピングモールを散策したりして過ごしましたが、買い物には興味がないのでネタ切れで時間を持て余してしまいました。

＜旅程＞
【0日目(8/14)】
　中部21:35→
【1日目(8/15)】
　→北京0:05（EY＝エティハド航空）
　北京5:35→イルクーツク8:50（S7＝S7航空）
　イルクーツク14:35→ノヴォシビルスク15:15（S7）
【2日目(8/16)】
　ノヴォシビルスク1:40→ビシュケク4:20（S7）
　ビシュケク〜アラ・アルチャ〜ビシュケク〜チョルポン・アタ
　チョルポン・アタ泊
【3日目(8/17)】
　チョルポン・アタ〜カラコル〜アルティン・アラシャン
　アルティン・アラシャン泊
【4日目(8/18)】
　アルティン・アラシャン〜アラクル湖〜カラコル谷〜カラコル
　カラコル泊
【5日目(8/19)】
　カラコル〜ビシュケク
　ビシュケク泊
【6日目(8/20)】
　ビシュケク〜アルマティ〜メデウ〜アルマティ
　アルマティ泊
【7日目(8/21)】
　アルマティ11:15→ドゥシャンベ12:00（KC＝エア・アスタナ）
　ドゥシャンベ泊
【8日目(8/22)】
　ドゥシャンベ4:25→ドバイ7:00（FZ＝フライドバイ）
【9日目(8/23)】
　ドバイ3:00→関西17:10（EK＝エミレーツ航空）

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: エミレーツ航空 フライドバイ
• 旅行の手配内容: 個別手配

定刻どおり朝7時頃にドバイ国際空港に到着。
1月の初訪問から僅か7ヶ月での再訪ですが、当時は、こんなに早くしかも真夏に舞い戻ることになるとは思ってもいませんでした。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

前回ターミナル1に到着した際は入国審査に30分以上もかかりましたが、今回は殆ど待たずに入国審査を通過できました。

7:20頃には到着ロビーに出られました。
LCC用のターミナル2はこじんまりとした感じでした。

ターミナル2は、滑走路を挟んでターミナル１、３の反対側にあり、メトロの駅はありません。事前に少し調べてもターミナル間のシャトルバスがあるのかどうか分からなかったのですが、停まっていたバスのドライバーに尋ねたところ、シャトルバスはないと言われました。

そのバスでメトロの駅まで行けるとのことで、メトロでも使える1日券も買えると言われたので、ドライバーから写真のシルバーカードを購入しました（21Dh（ディルハム）＝約714円）。

ところが、ユニオン駅前でバスを降りてメトロに乗ろうとしたところ、バスで購入したカードでは自動改札を通れませんでした。窓口に行ってみるも、そのカードは使えないとのこと、、、、迂闊にもドライバーに騙されてしまいました。
後で料金表を見たところ、シルバーカードの1日乗車券は存在しないようです。

やむなく1日券を改めて購入（料金20Dh＋カード代2Dhの合計22Dh＝752円）。クレジットカードが使えました。

ドバイ メトロ 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ワールドトレードセンター駅でメトロを下車し、バスでジュメイラ・モスクにでも行ってみようかと思いましたが、外は既に酷暑。
バス停（写真右）にも冷房がついていました。

バス停で路線図を見たものの、複雑でよく分からないし、この暑さの中をバス停から歩きたくもなかったので、モスクに行くのは止めてメトロに戻りました。

メトロの車窓からバージュ・アル・アラブが見えました。

高層ビル群

反対側にも高層ビル群

DAMAC Properties駅でメトロを下車し、隣接するトラムのドバイ・マリーナ駅へ。
トラムはメトロの1日券で乗れました。

トラムの路線図

トラムには改札がなく、車内で検札がありました。

トラムの車両

パーム・ジュメイラ駅で下車して

広い立体駐車場内を歩いて、モノレールの駅へ。
駐車場内は冷房がないので、うだるような暑さでした。

モノレールの駅。中国人の団体がいました。
モノレールは別料金なので元々乗るつもりはなく、ビルの上などからパーム・ジュメイラを眺められないかと思ったのですが、エレベーターは最上階に停まらない（ボタンを押しても点灯しない）設定になっていました。

再びトラムに乗って

ドバイ・マリーナ・モールに行ってみました。

ドバイ マリーナ モール ショッピングセンター

モール内

ドバイ・マリーナと高層ビル

ドバイ・マリーナ。
恐ろしく暑いので写真を撮ってさっさと退散しました。

トラムとメトロを乗り継いで、イブン・バトゥータ・モールへ。
駅に近づくと、モールの中国風建物が見えました。

イブン・バトゥータ駅で下車しましたが

モールまではしばらく外を歩かなければならず、今まで経験したことがないような暑さでした。50℃近くあったのではないかと思います。

イブン・バトゥータ・モールのエジプト・コート

建物はエジプト風

イブン バトゥータ モール ショッピングセンター

エジプト・コート

入っているお店は、特にエジプトの品物を扱っているというわけではなさそうで、普通のモールと変わりない感じでした。

こちらはチュニジア・コート

モールの案内図。
アンダルシア、チュニジア、エジプト、ペルシャ、インド、中国の6つのエリアに分かれています。

チュニジア・コートにはフードコートが入っていました。

フードコートのインド料理店で、ベジコンボ（26Dh）とマンゴーのラッシー（10Dh）を頂きました（36Dh＝1231円）。これまでの中央アジア諸国と違って高い！

西端のアンダルシア・コート

アンダルシア・コート

外側には巨大なゲート

アンダルシア・コートの外観

モール内にダイソーがありました。

店内は日本の店舗と同じような感じ。

商品も日本と同じで、日本語が書いてありました。

価格は日本の倍以上の7Dh（約238円）

ペルシャ・コート

ペルシャ・コート

インド・コート

インド・コートの外観

インド・コート

東端の中国コート

大きな帆船が展示されていました。

中国コートの外観

モールに映画館も入っていました。

モールは更に拡張予定のようです。

メトロの駅に戻り、折り返しました。

車窓から高層ビル群

ゴルフ場らしきものが見えましたが、この時期にプレーする人はいないでしょうね。

次はモール・オブ・ジ・エミレーツに立ち寄ってみました。

モール オブ ジ エミレーツ ショッピングセンター

モール内

ここに来たのは、モール内の人工スキー場「スキー・ドバイ」を見るためです。

スキー ドバイ アクティビティ・乗り物体験

一つ上の階からガラス越しにスキー・ドバイが見渡せました。

ゲレンデは狭そうに見えました。
日本でスキーをされている方には物足りないのではないでしょうか。

モール内のボウリング場

ボウリング場にビリヤード台も併設。
座り心地の良いソファがあったので、しばしうとうととしてしまいました。

再びメトロで移動

バージュ・ハリファが見えてきました。

世界一高いバージュ・ハリファ。
前回も見ましたが、昼間は初めてです。

ブルジュ ハリファ 現代・近代建築

メトロの駅から長い通路を歩いてドバイモールへ

ドバイモールの水族館。
前回は時間がなくドバイ・ファウンテンだけだったので、今回初めて見ました。

ドバイ水族館 & 水中動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

水族館は有料ですが、入場しなくても外から一部が観賞できました。

水槽内には色々な種類の魚が混在。
サメのようなのも泳いでいました。

恐竜の化石？

ドバイ モール ショッピングセンター

ここにもダイソーが入っていました。

ダイソー (ドバイ モール店) その他の店舗

ドバイ・ファウンテンに行ってみましたが、噴水ショーは行われていませんでした。
たとえ行われていてもこの暑さの中で観賞する気はしませんが、、、

ドバイ ファウンテン 劇場・ホール・ショー

バージュ・ハリファは逆光

反対側の高層ビル

ドバイ・モール内で戦隊ショーが行われていました。

モール内の滝

ドバイ・モールのスケートリンク

ザ・スーク

アラブの白装束の人が多い。

高級そうな宝飾品の中にキティ

モール内に紀伊国屋書店も入っていました。

日本のマンガのコーナーもありました。

ドバイモールでしばし休憩し、日が暮れてから再び駅前からバージュ・ハリファを観賞。

やることがなくなったので、かなり早めに空港T3に行きましたが、出国審査とセキュリティは空いていました。

プライオリティ・パスで使えるコンコースBのMARHABAラウンジ。
4時間の時間制限がありますが、再度手続きをすれば延長可能でした。

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

ラウンジで食事

7年ぶり2回目のエミレーツ航空。
機内のモニターでは、深夜にもかかわらず外気温37℃と表示されていました。

関空行きは3:10頃に出発。
エコノミーでもアメニティが付いていました。中東系は全てそうですね。
座席にはコンセントとUSBが付いていましたが、コンセントは2席に1席程度しか付いていないようでした。左右を見渡したところ少なくともD、F、H席はなし。

出発の約1時間半後に1回目の機内食

到着の約2時間前に2回目の機内食。
定刻より30分ほど遅れて17:35頃に到着し、旅を終えました。

（完）

この旅行記へのコメント （2）

• tanupamさん 2015/09/18 13:02:27

  マネしたいけど、絶対できないかなぁ

  mondoさん
  
  こんにちは
  先日はいろいろと楽しいお話ありがとうございました。
  
  中央アジアの旅行記
  大作ですね
  単に観光というよりも
  山歩きをする、なんてとてもまねできません。
  
  と言うか
  ふだんから、日本で足慣らしをしているからこそできる技
  なんでしょうね。日帰りで、立山なんて想像もつきません。
  
  だからこそ、フツウの目線とは違った旅行記が仕上がって
  ホントすばらしいと思います。
  
  ところでドバイって灼熱、どんなに暑いのか・・・。
  やはり日本の40度とは違うんでしょうね。
  暑いと歩き回るのは・・・辛いです。
  
  
  今後もよろしくお願い申し上げます。
  
  tanupam

  mondoさん からの返信 2015/09/18 16:06:04

  Re: マネしたいけど、絶対できないかなぁ

  tanupamさん、こんにちは。
  こちらこそ先日はありがとうございました。
  
  登山は私にとっては観光の一種すが、今回はなかなかハードでした。日本の北アルプスなどで経験を積んで、もう少し日程の余裕があれば、絶対無理ということもないかと思います。
  
  ドバイは日本では経験したことのない暑さでした。連続して外にいたのはせいぜい数分程度だったと思います。