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祇園にある臨済宗総本山建仁寺の塔頭正伝永源院で満開のつつじを拝見してきました。

花街にあるお寺で紅く咲くつつじ

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2015/04/25 - 2015/04/25

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koume

koumeさん

祇園にある臨済宗総本山建仁寺の塔頭正伝永源院で満開のつつじを拝見してきました。

  • 花見小路を建仁寺に向かい歩きました。

    花見小路を建仁寺に向かい歩きました。

  • まだ10時前。人通りは少ないですが、都をどり開催中とあってとても華やいだ雰囲気です。

    まだ10時前。人通りは少ないですが、都をどり開催中とあってとても華やいだ雰囲気です。

  • 花見小路どおりの突き当りにある建仁寺の門のひとつ手前の道を西に行くとこの看板がありました。

    花見小路どおりの突き当りにある建仁寺の門のひとつ手前の道を西に行くとこの看板がありました。

  • 此処を右手(北方向)に少し行くと建仁寺塔頭正伝永源院があります。

    此処を右手(北方向)に少し行くと建仁寺塔頭正伝永源院があります。

  • 正伝永源院に到着。「拝観終了」の札が掛っていますが、10時から拝観開始ということでまだ中に入れませんでした。

    正伝永源院に到着。「拝観終了」の札が掛っていますが、10時から拝観開始ということでまだ中に入れませんでした。

  • 外から写真を撮って、10時までの間花見小路の裏道を散策することにしました。

    外から写真を撮って、10時までの間花見小路の裏道を散策することにしました。

  • 10時開門とほぼ同時にお寺に入ります。<br />正伝永源院。元は正伝院と永源庵という2つの建仁寺の塔頭だったそうです。<br />正伝院は織田信長の弟、有楽斎長益が荒廃していたお寺を大阪冬の陣の後再興し悠々自適茶道三昧の生活を送り元和7年(1621)にこのお寺で75歳の生涯を閉じたということです。

    10時開門とほぼ同時にお寺に入ります。
    正伝永源院。元は正伝院と永源庵という2つの建仁寺の塔頭だったそうです。
    正伝院は織田信長の弟、有楽斎長益が荒廃していたお寺を大阪冬の陣の後再興し悠々自適茶道三昧の生活を送り元和7年(1621)にこのお寺で75歳の生涯を閉じたということです。

  • 一方永源庵は南北朝時代に現在の場所に創建され、細川頼有(熊本細川家の始祖)の帰依を受け細川家からも出家する人が出るなど関係が深かったようです。<br />しかし、明治初年の廃仏毀釈により建仁寺も多くの塔頭を失うことになり、当時無住であった永源庵は廃寺処分とされました。<br />そこで、本山から少し離れた場所にあった正伝院がここに移り、正伝院の跡地は政府に召し上げられ、建物の売却代は政府に寄付(パンフレットでは強要されたとあります)されたということです。<br />その後しばらくは正伝院と名乗っていたようですが、この地が時の侯爵細川氏の菩提寺であったということで、正伝永源院と名前を変え、今日に至っているとのことです。

    一方永源庵は南北朝時代に現在の場所に創建され、細川頼有(熊本細川家の始祖)の帰依を受け細川家からも出家する人が出るなど関係が深かったようです。
    しかし、明治初年の廃仏毀釈により建仁寺も多くの塔頭を失うことになり、当時無住であった永源庵は廃寺処分とされました。
    そこで、本山から少し離れた場所にあった正伝院がここに移り、正伝院の跡地は政府に召し上げられ、建物の売却代は政府に寄付(パンフレットでは強要されたとあります)されたということです。
    その後しばらくは正伝院と名乗っていたようですが、この地が時の侯爵細川氏の菩提寺であったということで、正伝永源院と名前を変え、今日に至っているとのことです。

  • そんな歴史を持つお寺のつつじを拝見しに来ました。

    そんな歴史を持つお寺のつつじを拝見しに来ました。

  • 花街のお寺に咲くつつじ。紅色が艶やか。

    花街のお寺に咲くつつじ。紅色が艶やか。

  • 本堂から池泉回遊式庭園を眺めます。

    本堂から池泉回遊式庭園を眺めます。

  • 庭に向かって背後の建物内には、狩野山楽筆の蓮鷺図と細川護煕氏作の鷹ヶ峰を描いた襖絵があり、女性の方が寺の歴史とともにこれらの作品についても詳しくお話してくださり、このお寺のことがとてもよくわかりました。 

    庭に向かって背後の建物内には、狩野山楽筆の蓮鷺図と細川護煕氏作の鷹ヶ峰を描いた襖絵があり、女性の方が寺の歴史とともにこれらの作品についても詳しくお話してくださり、このお寺のことがとてもよくわかりました。 

  • 本堂側から眺めるつつじの庭

    本堂側から眺めるつつじの庭

  • 本堂を下りてもう一度つつじの庭を眺めます。

    本堂を下りてもう一度つつじの庭を眺めます。

  • つつじの眩しいくらいの紅色を目に焼き付けて帰路につきました。

    つつじの眩しいくらいの紅色を目に焼き付けて帰路につきました。

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