2015/04/18 - 2015/04/18
59位(同エリア375件中)
はんけんさん
小中学生の頃、何度か訪れた筑波山を三十数年ぶりに訪問しました。
筑波山は、日本百名山にも選ばれている名山です。日本百名山は、原則として標高1500m以上の山が選ばれているのですが、1000m以下で、開聞岳(924m)と筑波山(877m)の二山が選ばれています。つまり筑波山は、最も低い100名山ということです。
子供の頃は、標高の高いつつじヶ丘から登り、ロープウェイもしくはケーブルカーでの下山だったので、かなり楽な登山という印象だったのですが、今回は標高の低い筑波山神社から登ったため、それなりに足応えのある登山でした。筑波山神社から御幸ヶ原を経て男体山頂上へ。更に女体山からつつじヶ丘に降りるルート。途中、様々な奇岩があるなど、子供の時の懐かしい記憶とオーバーラップして楽しい登山でした。
あ、もちろん下山後は温泉と生ビールです。やはりこれが最高!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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つくばエクスプレスの車窓から見える筑波山。
広い関東平野、千葉の北西部で生まれ育ったので、子供の頃家から見える山は北に筑波山、西に富士山だけでした。したがい、筑波山のシルエットを見ると、子供の頃の懐かしい思い出もよみがえり妙にテンションが高まります。 -
つくばエクスプレスのつくば駅(地下駅)の真上のバスターミナルから、つくばシャトルに乗ります。8:00の始発に間に合うように7:45頃到着したのですが、始発前に臨時便がやってきました。待ち人数が多く、この臨時便には座れなかったので、これは見送り、確実に座れる始発便を選択しました。
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バスから見える筑波山。
向って右が女体山(877m)、左が男体山(871m)です。 -
イチオシ
バスから見える筑波山
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乗ること35分。バス停、筑波山神社 で下車。
ここでほとんどの乗客が下車し、終点のつつじヶ丘に向かったのは4名程度でした。
向こうに見えるのは男体山の山頂 -
大きな赤い鳥居
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筑波山はガマの油でも有名。
電話ボックスの上にもガマガエルが! -
つくば道は、日本の道100選に選ばれています。
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イチオシ
筑波山神社
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御神橋、県指定文化財です。
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イチオシ
随神門、市指定文化財。
少し前、桜が咲いているときは、かなりキレイだったのだろうと想像します。 -
本殿。鈴がでかっ!
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さざれ石
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筑波山神社の左奥から登山開始。
ここで左に進むとケーブルカーの乗り場、右に進むと登山道です。
標高260mなので、約600m昇ることになります。ちなみに、ロープウェイの乗り場があるつつじヶ丘は標高520mだそうです。 -
この様な根っこや木の階段の道や
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岩場など、かなり自然な登山道です。
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途中、ケーブルカーの線路が見えます。とっても急だ。
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渋滞しています
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この木の階段を登りきると、
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御幸ヶ原です。1時間半ほどで到着。
ケーブルカーの終点でもあり、男体山と女体山の中間の位置にあたります。向こうに見えるのが女体山。 -
御幸が原からの眺め
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男体山。まずはこちらの登頂を目指します
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かなり急な登りです
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男体山頂、871m。
御幸が原から約10分で到着。 -
山頂からの眺め
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御幸が原に戻りました。男体山の周囲を廻る自然研究路を歩くことにしました。
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しかしながら、部分的に崩落があり一周することができません。
仕方が無いので、「大石重ね」というところまで進み、引き返すことにします。 -
自然研究路は舗装されています
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カタクリの花
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イチオシ
大石重ね。何やら大きな石が重なる凄いもの?と思ってきてみたのですが、小さい石がいっぱいです。
説明を読むと、「筑波山にお参りする際、小石を持って登山し、願いが神様に届くようにと、小石を神様の傍らに置いたものが塚となったところ」とのことです。 -
小さい石に、様々な祈りごとが書かれております。
皆さんの願いが叶います様に! -
御幸が原に再度、戻りました。
ここは標高800m -
御幸が原にはお土産屋さんがいっぱい。人もいっぱい。
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カタクリ花祭りが開催されていたようです。
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イチオシ
筑波山は、奇岩が多いことでも有名。
これは「がま石」 ガマガエルに似ています。この口の開いた部分に石を投げて乗せられると願いが叶う が、既に乗っている石を落してしまうと不幸が訪れるそうです。なので、トライした場合、不幸が訪れるリスクが高いと思います。 -
緩やかに登り、約15分で女体山頂へ。
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女体山頂はこの混雑
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百名山、筑波山。877mです。標高は低いけど回りに山が無いので存在感は極めて高いと思います。
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山頂はこの混雑ですが、
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眺めは最高です。
少しガスっていたので、この日は見えませんでしたが、クリアな日は富士山や太平洋、東京の高層ビル群がバッチリ見えるはずです。 -
女体山から眺める男体山。標高が6mしか違わないので、同じ高さにしか見えません。
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山頂が余りに混んでおり、昼食の場所を物色。
やや下ってロープウェイの山頂駅へ -
昼食にグッドな場所を発見
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ロープウェイが行き来します。
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ビールとフィッシュサンド
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更に、食パンのサンド
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下には、筑波山神社の大きな赤い鳥居が見えます
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グライダーも飛んでいました
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下山開始です。つつじヶ丘へ。
しばらくは、急な岩場を下ります。 -
大仏岩。
逆光で分かりづらいですが、一番上の石が大仏の頭、でその下が胴体。そして下が座っている様に見える下半身部 と見えます。 -
屏風岩。
そそり立つ屏風の様に見えます -
北斗岩
天にそびえたつ岩で、北斗七星の様に決して動かないが名の所以だそうです。 -
出船入船
出船と入船の様にみえる二つの大きな石 -
おぉ、オレンジの眩しいスカートで勇ましく登っていく若い女性。
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陰陽石
高さ10mを超える2つの巨石が陰陽で寄り添っているように見える とのこと。 -
母の胎内くぐり
修行のひとつとして、岩の下を潜り抜けることで生まれた姿に立ち返ることを意味している そうです。 -
高天原
神様の世界を意味し、巨岩の上に神社が祀られています。 -
弁慶七戻り
頭上の岩が落ちそうで、弁慶も7歩後ずさる との意。
ってか、弁慶って筑波山来たんかいっ!? -
真下からみるとこんな感じ。
気の弱い人は、早々に通り抜けたいと思うでしょう。 -
厳しい岩場を抜けるとこの様な世界が広がります。
つつじヶ丘高原 -
つつじが丘高原から振り返るとこの様な眺め
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つつじヶ丘の駐車場はもうすぐ
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ガマガエルもお出迎え
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無料のジャンボすべり台がありました。
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摩擦でお尻がかなり熱いので利用する人は要注意。
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ガマガエルが家内安全を祈念いたします
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おっと、上にも大きなガマガエル!
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無事下山しました。
岩場で時間を要し、計70分かかりました。 -
筑波山京成ホテルへ
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そこにある温泉、天空の湯へ。1000円。JAF会員は100円引きです。
疲れが一気に取れました。 -
そして、もちろん生ビール!お疲れ様でした。
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