2015/03/07 - 2015/03/07
80位(同エリア405件中)
tadさん
萩の松陰神社は何度も訪問しているが、最近、孫達がここで七五三の参拝をしたということもあり、初めて訪問した。
東急世田谷線松陰神社前駅を降り、商店街を歩くと、3,400mくらいのところにある。規模は大きくないが、落ち着いた雰囲気だ。退職後、時間もあるので、歴史書を多読していることもあり、関係者のことなども思い出され、寄進された燈篭なども丁寧に見ていった。
高杉晋作や久坂玄随のように早く亡くなった弟子も多いが、それでも、松陰先生が特別な思想家、教育者としての名声を保つのは、あれこれ本を読むにつれ当然だとますます思うようになった。伊藤博文のように、長生きして、明治政府で多大の貢献した人もいるが、早く亡くなっても、共に名声を保っているのは、やはり、松陰先生のお陰なのだろう。私も教師の一人として、また、長州に育ったものの一人として、影響は受けたかったが、とても真似できない厳しさが松陰先生にも弟子達の多くにもあるから、気軽には、持ち出せない話題だ。
ただ、ささやかながら、最近、松陰先生の松下村塾が無料だったところだけは真似て、ボランティアで勉強会のようなものを始めた。ここを訪問したのは、そういう意味でも、その継続を誓う場となった。
- 旅行の満足度
- 5.0
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東急世田谷線の松陰神社前駅
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松陰神社駅前商店街
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神社に到着
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松陰先生は残念ながら写真が残されていない。
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燈篭寄進者の名簿
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燈篭の寄進者の番号
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右側の燈篭、最初が伊藤博文の寄進した燈篭。序ながら、伊藤博文の偉大さと活躍を最近やっと本当に理解した。講談社の伊藤之雄著「伊藤博文 近代日本を創った男」と、中公新書の瀧井一博著「伊藤博文 知の政治家」を読んだお陰だ。通説がいかにいい加減だったかを思い知った。
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伊藤博文の寄進した燈篭
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左側の燈篭
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社殿
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伊藤博文の師である来原良蔵の墓もここにある。来原が伊藤を松陰塾に紹介した。
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松陰先生の墓
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木戸孝允の寄進した鳥居
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松下村塾については、古川薫「松下村塾」(新潮選書)が参考になる。松陰先生の直接の文を読むなら奈良本達也、真田幸隆訳編「吉田松陰ーこの劇的なる生涯ー」(角川文庫)が現代語訳で読みやすい。
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萩の松下村塾の復元
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