耐氷船オーシャン・ダイヤモンドで航く南極(その２) --ブラウン・ブラフ上陸

2015/01/19 - 2015/02/01

待望の南極に、Y旅行がチャーターした耐氷船「オーシャン・ダイアモンド」で行ってきました。南極と言っても、南極大陸から尾っぽの様に出た南極半島とその周辺の島々を訪れただけですが、大自然に圧倒され、素晴らしい感動を味わうことができました。
日程は下記。
１月１９日　１７時　成田発　アトランタ経由、ブエノスアイレスへ
１月２０日　８時　ブエノスアイレス着　市内観光とランチ
　　　　　　１９時ブエノスアイレス発　ウシュアイア着２２時　泊
１月２１日　フエゴ島国立公園観光とランチ
　　　　　　１６時乗船
１月２２日　終日航海　ドレーク海峡
１月２３日　午前中は航海　午後バリエントス島上陸とゾディアック・ボ　　　　　　　ート・クルージング
■１月２４日　午前　ブラウン・ブラフ上陸とボート・クルージング
■　　　　　　午後　ポーレット島上陸予定のところ、流氷で進水できずホェ　　　　　　　　　　ール・ウォッチング
１月２５日　午前　グラハム海峡クルージング
　　　　　　午後　ポータルポイント上陸とボート・クルージング
１月２６日　午前　フォイン・ハーバー、ボート・クルージング
　　　　　　午後　ジュグラー岬とボート・ロックロイ上陸
１月２７日　午前　ダンコ島上陸とボート・クルージング
　　　　　　午後　パラダイス・ハーバー上陸とボート・クルージング
１月２８日　終日航海
１月２９日　終日航海
１月３０日　朝　ウシュアイア着　下船
　　　　　　１３時　ウシュアイア発ブエノスアイレス経由、
１月３１日　アトランタ経由
２月１日　　１５時成田着　

この旅行記は、ブラウン・ブラフ上陸観光とボート・クルージング編を掲載しています。
表紙の写真は、南極ブラウン・ブラフにて。

エリア 南極(南極大陸)

• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

１月２４日
４時　東の水平線からのサンライズ、８階デッキから眺める特別なご来光に向かって合掌します。

朝焼けの水平線にテーブル状の氷山がシルエットとなって浮いています。南極海でしか見られない特別な風景です。

このテーブル状氷山は、氷床が海にせり出して内陸部と繋がった棚氷の一部が、分離して海上に流れ出したものです(南極講座)。

７時
５階のメインラウンジで行われるヨガ教室に参加します。３０分体を曲げたりして、いい汗をかきます。
７時３０分　朝食
気がつけば、船は南極大陸の山やまと棚氷とが見える海峡を航行しています。

空気が澄んでいるのでしょう、空が抜けるように綺麗です。

海に張り出した氷河の氷壁がよく見えています。これで高さは１００m位はあるのでしょう。時々崩落するのですが、その瞬間が見られればラッキーです。

こちらの氷河の上は、無数のペンギンが行進しています。

９時　茶色の岩山ブラウン・ブラフが見えてきました。

午前中の船外活動は付近のクルージングとこの岩山への上陸です。

９時３０分　長靴の底を消毒してゾディアック・ボートに乗り込みます。
この日の海は比較的穏やかです。

ボートから見上げる頼もしい母船です。

クルージングと上陸と合わせて船外活動は約３時間。その間お手洗いに行くことができません。なので、ここだけの話しですが、念のため紙おむつを履いているのです。

ボートから美しい南極大陸の山々を眺めます。

宝石のようなコバルトブルーの美しい流氷です。

クルージングの後、南極大陸への初上陸で〜す。
昨日上陸したバリエントスは島でした。まァ大陸であろうが島であろうが、ここまで来たら変わらないのですけどネ。

アデリーペンギンの出迎えを受けます。

ヨチヨチ歩きのペンギンさん・・・よく見ていると本当にカワイイ。

何かご用があるのか親しげに近づいてくるアデリーペンギンさん。

ペンギン観察のルールとして、５m以内に近づかないというのがありますが、ペンギンの方から近づいてくる場合はOKなんです。

海岸の背後はそそり立つ岩山です。

流氷の上に佇むペンギンもいます。

列を作って行進中。

行進の指揮をとっているのは君かな??。　おっとと・・列が乱れていますヨ〜。

これが南極大陸の風景なのです。想像していたのとは違って険しい岩山があるのです。

ジェンツーペンギンの夫婦かな。足の上にチョコンと雛を乗せています。

二人は何を話しているのかな??。

ペンギンの振る舞、人間を恐れる様子は全然ありません。と言うよりも、ここはペンギン王国・・・人間様の方が態度が大きいゾ。。。

ゆっくりとペンギン観察をしていたら、アット言う間に最終ボートの出る時間です。上陸したらいつも最終ボートまで粘ってブラブラする・・・というのがyou式南極の歩き方・・です。

１２時　アンタークティツク海峡を横切ってポーレット島に向かいます。

船の行く手に流氷が迫ってきています。

この海峡は流氷が多く流れてくる場所の様です。

次第に流氷の量が多くなってきたようです。

進行方向は流氷がいっぱいです。その奥に大きな氷山も見えています。

これぞ南極の風景です。

１４時
このまま進行すると船は流氷に取り囲まれて脱出できなくなる・・・と、キャップテンは判断。予定していたポーレット島へ行くのを中止し、船は方向を変えます。

船はゆっくり航行し、動物観賞会となります。

氷上に横たわるアザラシ君。

潮を吹き上げているクジラが出現。。。。おおォ船に近づいてくる。。。

クジラは何頭か群れをなして泳いでいるようです。

クジラに追われて逃げるペンギン達も。。。。

船と並んで泳いでくれます。サービス精神満点のクジラ達でした。

１８時３０分　毎日この時間はメインラウンジにて、今日のおさらいと明日の船外活動の説明会が行われます。

２２時
まだ外は明るく、大きな氷山が夕陽でピンク色に染まるのを船室から眺めます。
カーテンを閉めて１１時就寝。

南極(その３)--グラハムパッセージとポータルポイント編につづく。　

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2015/02/11 05:27:39

  白い風景

  youさん　お早うございます。
  
  靴を消毒して上陸、なるほど、分かります。しかし、か、紙おむつとは、他に術はないのでしょうか？　大いなる快楽のためには、大いなる試練が待ち受けるのですね〜
  
  ペンギン、クジラ、氷山・・・・素晴らしい物だらけ・・・お伝え頂いた素晴らしい体験は氷山の一角に過ぎないのでしょう♪
  
  pedaru

  youさん からの返信 2015/02/12 20:09:42

  RE: 白い風景

  pedaruさん
  
  こんばんわ。
  毎度コメント有難うございます。
  紙おむつ・・・初めて使用してみましたが、思っていたよりも快適で、美しい自然の中では、それを装着していることすら忘れてしまいました。
  大いなる試練・・・・というよりも、近い将来、必要になっても、これなら気楽に使用できるとゾ・・・という有意義???な体験となりました(笑)。
  最も、今回は、お陰さまで、それを濡らすような機会は訪れませんでしたが。
  
  you