2012/02/23 - 2012/02/23
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Takashiさん
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エレファント島はサウスシェトランド諸島北端の島です。4日間の南極大陸観光を終えた船は北上し、朝にエレファント島に着きました。切り立った崖が多い島なのですが、天候に恵まれて上陸できました。
ここではヒゲペンギンやマカロニペンギンのコロニーを見学し、さらにとても友好的なクジラに遭遇しました。
エレファント島はイギリスの探検家アーネスト・シャクルトンの冒険でも有名です。シャクルトンたちはエレファント島からサウスジョージア島まで1300キロを救命ボートで旅したのです。このクルーズの後半はシャクルトンの足跡を辿るというサブテーマも持っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- アメリカン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月23日朝。エレファント島に到着した。サウスシェトランド諸島北端の島である。
雪を帯びた岩山が海から鋭く立ち上がっていた。天気は曇り時々晴れで、雪もちらついた。少し南極らしくなってきた。 -
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ロンリープラネットによればエレファント島への上陸は難しいそうだ。しかし、その日は条件が良いと、ルックアウト岬に上陸することになった。
もっとも、アナウンスは
「波はかなり高いです。上陸は万人向きではありません」
といっていた。
たしかに、ゾディアックが波に揺られて激しく上下するので、船とゾディアックの間の移動には注意が必要だった
上陸すると南極オットセイがいた。 -
少し岩場を歩くと、ヒゲペンギン。
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ゾディアックで船に帰る途中、マカロニペンギンを見物した。頭についた金色の房のような毛が面白い。これがマカロニに似ているのだろうか。
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船に戻ると、船はエレファント島の南岸に沿って東へ進んだ。
青い氷山が浮いている。 -
空は晴れてきた。昼には島の東端のバレンタイン岬を通過した。
エレファント島はイギリスの探検家アーネスト・シャクルトン(1874−1922)の冒険との関連で有名である。
シャクルトンは南極点初制覇を目指し、1909年にはわずか200キロ程度の地点にまで迫り、引き返している。1911年、アムンゼンが南極点に到着したので、シャクルトンは南極大陸横断を計画した。
サウスジョージア島のグリトビケンを1914年12月に出発してウェッデル海に向かい氷を割って進んだが、1915年1月、船は海氷に捕まって動けなくなった。同年11月、船は沈没。彼らは氷上にキャンプした。
1916年4月、氷が緩んだので救命ボートに乗り移り、数日間氷海を航海して、このエレファント島に上陸したのだ。彼の名を不朽にした冒険の始まりである。
シャクルトンの一行が最初に上陸したのはバレンタイン岬である。しかし、ここは地形が険しく、シャクルトンたちは15キロメートル離れたポイント・ワイルドに移った。 -
私たちの船もポイント・ワイルドを目指した。
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そこでゾディアッククルージングとなった。まず、ヒゲペンギンのコロニー見学。
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シャクルトン一行はここでキャンプした。
そして、助けを求めるため、一番大きい救命ボートに乗って、シャクルトンら6名はサウスジョージア島を目指して出発した。残りの隊員はこの地で待った。
ここには記念碑が建っている。近くにイギリスの調査隊がキャンプしている。 -
何を調べているのだろうか。
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ナチュラリストのガイドがヒゲペンギンの飛び込み台に案内してくれた。
用心深く準備して。 -
それ。
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イチオシ
もう1羽。
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船はサウスジョージア島に向けて出発した。1300キロ、2日間の旅である。
同じ航路をシャクルトンたちは救命ボートで旅したのだ。 -
船に帰ると船は動き出した。しばらくするとアナウンス。
「船首にクジラがいます。セミクジラです」
クジラは十分見ていると思ったがとりあえずブリッジに行ってみた。驚いたことに4頭のクジラが船の近くを泳いでいる。急いで上部デッキに駆け上がった。船はエンジンを切って静止した。 -
1頭のクジラが船に興味を持って超接近した。なんと船底を潜って左舷に姿を現した。
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巨大な上半身が船べりに見える。
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クジラは一度大きく潜ってから、また浮上した。今度はほとんど全身が見える。余りに船に接近しているので、衝突しないか心配なほどである。
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妙な格好だ。
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イチオシ
今度は船首に接近して潮を吹き、船首でカメラを構えている人たちと対面した。
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クジラはしばらく、こうした遊びを繰り返して去って行った。
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この旅行記へのコメント (5)
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- ねもさん 2026/05/11 06:13:11
- 南極(^o^)
- Takashiさん
南極旅行記シリーズ、楽しく、またとても興味津々で拝見しています。
旅はどこでもそれぞれ素晴らしいものでしょうが、憧れの地・南極は超弩級の感動だったことと推察します🙏
そして良い時期に行かれました👍
海外なんていつでも行けるさ!と思っていたら、2020年以降のコロナ禍、明けたらフライト料金などの高騰(゜Д゜)
私は南極一歩手前のパタゴニアまでは……と思ってましたが、正直あーぁという感じです😅
- Takashiさん からの返信 2026/05/11 15:15:32
- RE: 南極(^o^)
- ねもさん
南極旅行記をお読みくださり、コメントを賜り、大変ありがとうございます。
南極旅行は今振り返ると、とても幸運でした。ずっと憧れていましたが、都合がつかないのくりかえしでした。ところが、丁度、空いた時に入るクルーズが登場したのです。乗船時は71歳となり、翌年は退職なので責任が減っていた面もあります。そしてゲストスピーカーが、あり得ないという好天に恵まれました。あんな旅が出来たんだと、時々夫婦で話し合っています。
確かに円安の影響は深刻ですね。バリバリの現役のねもさんが行かれたらパタゴニアの山々を随分楽しめると思いますが。私たちは来年、最後の海外旅行と計画していましたが、経費、年齢、両面から取り止めの方向です。
ねもさんの旅行記をとても楽しませて頂いています。献血500回、山小屋100軒など仰天して敬服しています。
Takashi
-
- スクラッチーさん 2013/11/25 22:46:39
- 動画
- ちょうどこの時の動画が Youtube にありましたね。
http://www.youtube.com/watch?v=xnDVAMQ2lJQ
ナショナルジオグラフィックのクルーも同じ船に搭乗していたらしいです。
ミナミセミクジラをこのエリアで目撃できたのはラッキーだったそうですよ(回復が遅れている)。
- Takashiさん からの返信 2013/11/26 08:11:48
- RE: 動画
- スクラッチーさん
コメントを大変ありがとうございます。この動画、初めて知りました。アナウンスしている人も記憶している顔で懐かしいです。ありがとうございます。あのクジラはとてもフレンドリーでしたので、ついでにジャンプしないかと期待したのですが、これは贅沢というものでした。
クジラやお天気やまったく幸運なクルーズでした。今思い出しても信じられないようです。もっとも最近は少しつけが回ってきているかもしれません(笑)。
ナショナルジオグラフィックのスタッフは何人か乗っていました。写真家は夕方に写真の撮り方を講義してくれるのですが、実践は難しく、やはりプロは違うなと思うばかりでした(笑)。
Takashi
> ちょうどこの時の動画が Youtube にありましたね。
> http://www.youtube.com/watch?v=xnDVAMQ2lJQ
>
> ナショナルジオグラフィックのクルーも同じ船に搭乗していたらしいです。
>
> ミナミセミクジラをこのエリアで目撃できたのはラッキーだったそうですよ(回復が遅れている)。
- スクラッチーさん からの返信 2013/11/26 23:44:14
- RE: 動画
- いえいえ、お役に立てて光栄です!
相手はプロ、しかもあのナショジオですもん、勝てる訳がないですね(笑)
ジャンプは...どうなんでしょうね〜。セミクジラはジャンプを良くするそうですが、リラックスしてたとか、ちょっと眠かったのかも・・・。
ミナミセミクジラは保護されている種類だし、もともと人懐っこく遊び好きですが、捕鯨をしている海域(南極ではロス海側)ではクジラが船に対してよそよそしくなると聞いたので、そういった意味でも今回はラッキーだったのでしょうね♪
天気もすばらしかったみたいですね、羨ましい限りです(^^)
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