2014年ドイツ旅行～12年ぶりの再訪～【第４日目：ベルリン観光３日目】（３）東ベルリン動物園Tierpark（後編）見たことがない可愛いマーモセットやタマリン～アジアゾウとアフリカゾウの子供たちを屋外で見たかった！

2014/07/06 - 2014/07/06

2014/07/06日　ベルリン観光３日日
・シュプレー川クルージング（約２時間半）
（先日の催行中止のお詫びにと無料で参加）
・東ベルリン動物園Tierpark（５時間）
・ポツダム広場散策
【ベルリン泊：H2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ】

西ベルリン動物園Tiergartenもそうでしたが、東ベルリン動物園Tierparkも、日本の動物園ではほとんど見かけたことのない珍しい動物たちにも会えました！
特に、売店のある建物に、珍しい白いシルバーマーモセットや、まるでディズニー映画のキャラクターみたいなカイザータマリンを見つけて、その撮影に夢中になっていたら！
そこはゾウの屋内展示場も兼ねている建物でした。
そして、17時、なんだか騒がしくなってきたな、と思ったら、ゾウ使いに誘導され、ゾウたちが次々と中に入ってくるではないですか！
アフリカゾウとアジアゾウの両方が10頭以上ずついて、あーっ、その中には子ゾウがぞろぞろ！
アフリカゾウの子は２頭、アジアゾウの子は４頭も！！

そういえば東ベルリン動物園では去年2013年にアジアゾウの赤ちゃんが２頭産まれたというニュースを見たことがありました。

子ゾウ、可愛い！！
２日前の西ベルリン動物園で初めて生の子ゾウを見て、ゾウの可愛らしさに目覚めたばかりでした。

ところが残念ながら、ゾウの屋内展示場では、逃亡防止の丸太の２本の柵が、子ゾウちゃんたちの顔にかかってしまうではないですか。
あと少し早く、屋外にゾウの子どもがいることに気付いていたら！！
くやしー！

屋内のゾウたちも、子ゾウの写真が撮りづらいことを除けば、きっと屋内でしか見られない、なかなか楽しい姿を見せてくれました。
自分のところにごはんがたっぷりあるのに、隣りの子のごはんを狙うゾウたちがいるんです。
狙われた子は、狙われても気付かなかったり、死守しようとしたり@

でも、外にいて檻に邪魔されない子ゾウの写真が撮れなかったことが、くやしくて、くやしくて、残念でならなくて、やっぱりどうしても撮りたくて……。

ベルリン滞在は残り１日。
明日は月曜日でミュージーアムや中に入れる見どころの大半がお休みですが、それでも月曜日に楽しめるところはいろいろあって、とても回りきれないくらい候補がありました。
だけど、明日の予定を変更し、もう一度ここ東ベルリン動物園に来る時間を捻出しようと、このとき決意しました。

もっとも、当初、明日行くことにしていた東ベルリン動物園行きを今日にずらしたのは、明日の天気予報が雨だったからでした。
だから、雨が降っても支障ないよう、屋内の見どころをピックアップしておいたんでした。
ああ、でもヨーロッパの夏の天気は変わりやすく、たとえ雨予報であっても１日中雨ということは少なく、通り雨みたいなのが多いはずだから……！

＜2014年ドイツ旅行：簡易旅程＞
07/02水　職場から成田前泊
07/03木　成田第２空港からJALでヘルシンキ経由でベルリンへ
07/04金　ベルリン観光１日目
07/05土　ベルリン観光２日目
07/06日　ベルリン観光３日日★
07/07月　ベルリン観光４日目
07/08火　ライプツィヒへ移動＆観光
07/09水　ナウムブルク日帰り観光
07/10木　アイゼナハへ移動＆観光
07/11金　ゴタ日帰り観光
07/12土　エアフルト＆ワイマール日帰り観光
07/13日　フランクフルトへ移動＆観光
07/14月　イトシュタイン日帰り観光
07/15火　マールブルク日帰り観光
07/16水　ハーナウ＆シュタイナウ日帰り観光
07/17木　フルダ日帰り観光
07/18金　ハイデルベルク日帰り観光
07/19土　フランクフルト半日観光～夕方出国
07/20日　JAL直行便で14時頃に成田第２空港着

※この旅行記の対象の日に★をつけました。

詳細旅程はこちら。
「2014年ドイツ旅行～12年ぶりの再訪～【旅程一覧】
http://4travel.jp/travelogue/10909977
準備編や帰国後の背全体の感想は、ブログ「まみ’s Travel Diary（http://4travel.jp/dynamic/jump.php?url=http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/）」
に掲載しています。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

売店があった建物

売店ではレッサーパンダのシールなどを買いました。
東ベルリン動物園の旅行記前編のラストにアップしたポスターもここで買えるようでした。
関連の旅行記
「2014年ドイツ旅行〜12年ぶりの再訪〜【第４日目：ベルリン観光３日目】（２）東ベルリン動物園Tierpark（前編）初めて会う海外のレッサーパンダはシセンレッサーパンダによく似たニシレッサーパンダ」
http://4travel.jp/travelogue/10959758

この建物はそのまま小型サル舎とゾウの屋内展示場となっていました。

白くて小さなこんなおサルさん、見たことがない！

つぶらな瞳とムスッとした口元がチャーミング！

一回り小さかったこの子はきっとまだ子ザルちゃん

あの子たちの正体はシルバーマーモセット

言われてみればマーモセットな顔をしていました。
さきほどの子ザルちゃんは、今年2014年３月15日生まれで、もうすぐ月齢４ヶ月の子でしょう。

えっ、キミはいったい何者！？

まるでディズニーアニメのキャラクターのよう！

小さな体に似合わぬ立派なおヒゲ@

赤い果実にむしゃぶりつく@

ひげが長くないこの子はきっと子供

その正体はエンペラー（皇帝）タマリン！

タマリンの仲間でしたか。
しかも今年2014年４月11日に子供が生まれたようです。
さっきの子がそうかな。

いや、今年生まれのエンペラータマリンの赤ちゃんはこの子の方かな

ごはん中で下を向いていたのが残念。

手で口元にごはんを運んで上手にもぐもぐ

まだおひげがない幼い顔つき

マーモセットもタマリンもちょこまかよく動くのでまともな写真をゲットするのは大変でした。
でも、こんなマーモセットやタマリンは見たことがなかったし、なにより可愛かったので、夢中で写真を撮っていたら、なんだかんだ人が号令するような声が聞こえてきて、少しだけ騒がしくなりました。
声がする方に行ってみると……。

あ〜、まだ小さなアジアゾウの子像が３頭も！

ゾウの群れは女系家族でオスは基本的に１頭で過ごすそうなので、この子たちはみんな女の子かもしれません。
それにしても柵が邪魔（泣）。

せっせとごはんを食べていた一頭だけのアジアゾウ

この子はけっこう大人でした。
ところがその子の横では……。

隣の１番大きなゾウがごはんの横取り中を画策中（苦笑）

さっきの横取りゾウさんの右にいた子

果物もたくさんあって、この子は夢中でむしゃむしゃ食べていました。
ところが……。

さっきの横取りゾウさん、右の子のごはんまで狙う！！

１番大きなゾウなのにこんな小さな子からごはんを横取り（苦笑）

ゾウの世界は年功序列＆実力主義のようなので、この子は小さい子から横取りするのは当然、とか思っていたりしたのでしょうか（苦笑）。
狙われている子は自分のごはんを守るように少し反対側に寄せていました。

１番大きなゾウが右の子のごはんを狙い続ける（苦笑）

まだ狙うかー！

可愛い〜、親子ゾウ！

子像はきっと去年2013年生まれの子にちがい有りません。

ママと一緒にキャベツを食べる子ゾウちゃん

この旅行の立案中、東ベルリン動物園の記事を検索していたときに、去年2013年生まれのアジアゾウの子供が２頭よりそっている写真を見つけました。
この子はきっとそのうちの１頭。

子ゾウちゃん、可愛いなぁ

棒に邪魔されない写真が撮りたい！！

子ゾウちゃん、頭のてっぺんやアゴは毛がもじゃもじゃ（笑）

ママにぴとっ@

こちらの子も夢中でごはん中@

この次からアフリカゾウたち

アフリカゾウは耳が大きい

アフリカゾウとアジアゾウの違いはこの年の10月に富士サファリパークに行ったときに、ジャングルバスのツアーで解説を聞き、ホームページの解説も確認しましたが、耳というよく分かる違いに最初に注目したのはこのときでした。

富士サファリパークのアフリカゾウとアジアゾウの比較解説のページ
http://www.fujisafari.co.jp/news/elephant.html

アフリカゾウにも、隣の子のごはんを狙う子がいるー！

自分のところにもまだあるのに（苦笑）。

隣の子から横取りしたごはんを自分のごはんにいそいそと混ぜる

横取りされたこの子は気にせず（気付かず？）平然と食事を続ける

ちょっかい出す横取りっ子

ちょっかい出されてもしらんぷり！？

むしゃむしゃ食べる〜！

夫婦かな

「だめ〜ぇ、これ、あたしの〜！！」

右の子が男の子か女の子かは実際のところ不明ですが。

１番大きかったアフリカゾウ

たぶんオスでしょう。
耳をぱたぱたさせながら食べていましたが、これは耳を寝かせたところ。

広げたお耳が大きいネ

片耳を寝かせ、牙にごはんがひっかかったまま@

牙にひっかかったごはんを気にせずに食事を続ける〜！

再びアジアゾウの親子のところへ

子ゾウちゃんの頭のもじゃ毛が可愛いです。
頭のもじゃ毛が多いのは確か男の子の方だったと思います。
もう１頭の子ゾウちゃんは、屋内ではお姉ちゃんたちと一緒に３頭で同居していました。

この子はアフリカゾウ、なぜなら

耳が三角で大きい〜！

そしてアジアゾウの親子は耳が小さくて背中が山のよう

アフリカゾウとアジアゾウの違いの復習を富士サファリパークの公式サイトからの引用に補足しておきます。
富士サファリパークのアフリカゾウとアジアゾウの比較解説のページ
http://www.fujisafari.co.jp/news/elephant.html

①耳
アフリカゾウは大きい三角形で、アジアゾウは小さい四角形
②鼻先
アフリカゾウは上下に突起があって、アジアゾウは上だけに突起がある。
この突起のおかげで小さなものも上手に鼻でつまみ上げることができるのだけど、上下にあるアフリカゾウの方が鼻でつまみ上げるのは上手。豆すらつまみ上げられるらしい。
③頭のかたち
アフリカゾウは平で、アジアゾウは２つの山がある。
さらにアジアゾウの方が毛がもやもやと生えている。
④ひづめ
アフリカゾウは前足に４つ、後あしに３つで、アジアゾウは前あし５つ、後ろ足４つ。
⑤背中
アフリカゾウは肩と腰が盛り上がり、背中がくぼんでいるけれど、アジアゾウはまるい。
⑥牙
アフリカゾウは、雄も雌も前方にカーブした牙をもち、オスは３m以上にもなるむけど、アジアゾウの牙は短くて、メスにはないこともある。
⑦毛
アフリカゾウは細かい毛が全体的に生えているが、アジアゾウは全体的に毛深い。

子ゾウちゃんも食欲旺盛

こうやって棒に遮られなくて、外でのびのび過ごしているゾウたちの姿が見たくて、写真が撮りたくて。
ゾウたちが17時に屋内に入ってしまうことを知っていたら、先に見学していたのに。
どうしても無念でならなかったので、ベルリン滞在があと１日残っているのを幸い、明日もう１回この動物園に来ることに決めました！！

ゾウの屋内展示場にあったモザイク画

アフリカの動物たちが生き生きと描かれていました。

モザイク画の中のゾウの親子に注目

よくよく見ると母子で鼻の先っちょをタッチさせていました。

記念コイン自動販売機に白顔にニシレッサーパンダ！

ニシレッサーパンダは、日本のほとんどの動物園で飼育されているレッサーパンダとは違う亜種と言われます。
その特徴は比較的白顔で小柄なことです。
東ベルリン動物園のニシレッサーパンダはそんなに白顔ではなかったのですが、この写真を見る限り、かなり白顔の子がいたと思われます。さすがニシレッサーパンダ！
この子の写真は東ベルリン動物園のレッサーパンダのシンボル的存在のようです。
この写真はシールにもなっていて売店でも売られていたので、買って帰りました@

この鋭い牙の動物は一体……

ドイツ語でSuebelzahnkatze

学術名はSmilodon neogaeus。
検索してみたら分かりました。
サーベルタイガーで、原生していない動物です。
この彫刻のドイツ語の説明プレートでも18万年前の氷河期に南米で生息していたと書かれてありました。

夕方にもう一度会いに行ったレッサーパンダちゃん！

寝てましたか。

なかなか写真が撮れなかったもう１頭の子

吊り目ちゃんなところが、熱川バナナワニ園にいる、今年2014年にパパになった2008年６月20日生まれの男の子によく似ている気がしました。

※その子の写真がある関連の旅行記
2014年２月11日
「東海道新幹線と伊豆急線で熱川バナナワニ園へニシレッサーパンダ詣で再訪（２）日本ではここにしかいないニシレッサーパンダ特集：大きくなった去年の赤ちゃんたちは男女の双子と判明＆2010年生まれのチャーミング王子＆大放飼場の元気っ子たち」
http://4travel.jp/travelogue/10859097
2014年９月７日
「オランダから来たニシレッサーパンダのペアに会いたくて熱川バナナワニ園へ（２）レッサーパンダ特集：オリビアちゃん、オランダからようこそ！〜子育て中のママさんと子育てしないパパさん＆可愛いおばあちゃんや個性的な女子パンダたち」
http://4travel.jp/travelogue/10928066

さっきの子が目を覚ました！

食欲旺盛でフォトジェニックだった子です。
あくびしていました。可愛い！

あくびがとまらないネ

大あくび！

ぼーっとしながらも、目が覚めてきた様子

起き上がったポーズが超可愛い！

前編に引き続いて後編もこの子のこの写真を旅行記の表紙にしようかと迷いました！

木から下りてきた@

何を探しているのかな

お目当てのものを見つけた様子

だいぶちりちりになった笹だけど

まだ青いところを探してむしゃむしゃ食べる@

丸い背中がかわゆい〜！

お水をごきゅごきゅ

ごはんを探す〜

食べるものがあったね！

丸太の中のエサに気付く

丸太の反対側から入り直して、果物をむしゃむしゃ

おいしい〜！

もくもぐしているお口がよく見える@

食べているオレンジ色のものはピーチ？

むしゃむしゃむしゃ、と食べ終わった@

ほんとにこの子はフォトジェニック！

コンデジほどすばやく撮れないスマフォでも撮れたくらいです！

ん、何か気になるの？

まだエサ箱の中に残ってるよ？

まだだいぶ新鮮な別の笹を見つけた！

主食の笹の方がいいんだね@

美味しそうに食べる姿を見ていた私も幸せ@

再び木の中でお休み@

そうか、本格的に寝る前に小腹が空いちゃったんだね。
もうすぐ19時。
おやすみなさい。

この子には翌日も再会できました。
同じように18時半頃、寝る前にごはんを食べに姿を見せにきてくれたんです。

足を投げ出したヘビクイワシ

帰り道にいるので、また覗いてみました。

まぶたを閉じてる……！

すごいまぶたでした！
小屋に帰らずに、外で寝ちゃうんですね。

子グマの彫刻、可愛い！

動物園のくじ売り場

たった50セントで、１等になれば1,000ユーロ当たる！

2014年７月下船剤、１ユーロ＝140円で換算していたので、１等だと140,000苑双頭。
極端に高額すぎない賞金ですね。
子供もたくさん訪れる動物園のくじだから、健全な値段！？

それよりもこのカウンターで注目すべきは……。

白顔のレッサーパンダ！

メダル自動販売機の子とは違う子です。
まさに熱川バナナワニ園にもいるような白顔のレッサーパンダでした！

動物園の出口

私は閉園時間の19時ぎりぎりにでましたが、閉園時間が近づいたからといって広大な園内は放送なんか一切なく、入場券を買ったオフィスと売店と、それから最初のヤギとゾウのところ以外、職員に会うこともありせんでした。
察するに、職員は動物たちの夕ご飯を準備したあと、時間になったらお客さんに構わずに、さっさと帰宅してのだはなかろうかと思います。
この扉は一度出たら再入場できないしくみなので、お客さんは自己責任で閉園時間になったら帰ることになっているようでした。
だからといって、閉園時間はちゃんと守りましたよ、翌日も@

この日はこのあと、ドイツ料理のレストランを求めて、ポツダム広場に足を伸ばしました。
つづく。