9世紀の初めに星に導かれた羊飼いが聖ヤコブの骨を発見し、そこにヤコブを祀る教会を建てたという「星」の地への旅で「星の巡礼路」<br />ルートはたくさんあるけど、一番有名なルート上にある町を訪れつつ、聖地を目指します。歩いてではありませんが。<br /><br />サンティアゴデコンポステーラを目指すスペイン巡礼地の旅、ブルゴスの次はレオンです。ガウディ建築と立派な大聖堂。<br /><br />ブルゴス　17:20→19:30のバスで移動。バスはすぐ満席になるので、スムーズな旅には、日本を発つ前にネットで予約がおすすめ。それにカウンターで英語通じません。日本語はさらにムリ。大体、日本人ここに来てないから。マイノリティ感ハンパない。東洋人の顔を見ないので、鏡の中の自分、顔薄いなとしみじみ。こんな大観光地にいないって不思議。<br />

星の巡礼路☆レオン

10いいね！

2014/08/06 - 2014/08/07

31位(同エリア68件中)

エリア

レオン(スペイン)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ここはバス停が新市街側なので、宿に近かった。一人旅というと「カミーノ（巡礼）？」と確認。宿泊客にも多いんだろうなあ。もうカミーノって言葉、私も覚えちゃったし。

チェックインして、町に出るともう夜の8時。大聖堂などの観光タイムは終わっていて、入場できないけど、外観を見ようとうろうろ。夏のヨーロッパは日が長いので、歩くのは安心。田舎だから治安もいい。同じようにうろうろしてる外国人観光客達、涼しくなって外に出てきた地元の人で賑わってる。

旧市街に入って、いきなり、ガウディ登場。カサ・デ・ロス・ボティーネス。遊園地の建物みたい。今は銀行になってる。広場に面しているのですぐ見つかる。
レオン大聖堂。もう閉まってるから、明日、絶対見る。
街並み。何かスペインらしいね。
これも、ぽい。
路地裏。
陶器屋さん。モロッコみたい。
段々暗くなってきた。
バルの並ぶ広場。客は世界中から来ているのでとてもインターナショナル。外国語が飛び交う。盛り上がってる若者グループも「カミーノ」なんだろうな。

ランチをブルゴスで食べ過ぎたから、軽食でここでは終了。一皿が量多いよ。バスクみたいにピンチョスあればいいのに。
朝。本格的に観光しましょ。
巡礼者のの像と十字架。中世以来の巡礼の歴史のモニュメント。
レオンに来たら必見のサン・マルコス修道院。現在はパラドールとなっていて、泊まることも出来ます。泊まっちゃおうかなと思ったけど、ぞんな贅沢はせず。無料で中は見学出来るので、絶対行くべし。
修道院らしい回廊
中庭。
内装。豪華です。
巡礼の印ホタテ貝の飾り。
チャペルのステンドグラス。

満喫した
外に出て、歩くとサンティアゴデコンポステーラへの道を示すホタテ貝が町の歩道のあちこちに付いてる。
サン・イシドロ教会。レオンのランドマークの一つ。
イシドロ教会の中。写真に写っている老シスターもここでお詣りしたあと、大聖堂に向かいました。ゆっくりと歩を進めるのを見ていたら、おばあちゃんを思い出して切なくなった。
入り口。やはり入場料を払うと音声ガイドを渡してくる。入り口は混んでました。
老シスターを勝手に見守りながら一緒に着いたレオン大聖堂！
立派！ブルゴスと同じくここもゴシック建築。またゴテゴテなのか？
中は薄暗い。見上げると･･･

ステンドグラスがものすごい！
100枚以上ある、一つ一つが端正。そして音声ガイドがやっぱり長い。
見事。ステンドグラスは聖書の読めない人にその教えを伝えるためであり、天国を見せるためである、と聞いたことがありますが、これはまさしく天国。
祭壇の周りをぐるりと囲むグラス。きれいすぎる。
イチオシ
入ったところ、一周してからここを写真に収め、もう一周ステンドグラスを見て回りました。出るのが惜しい。人と見比べて、スケールが分かりますか？
バラ窓♡
外に出ると昼になっていてすごく暑い。もう少しだけ頑張って歩こう。

旧市街を囲む城壁沿いを歩く。
城壁には登れたりもする。見晴らし良いけど、暑い。
エル・ベスゴ。この店の薬草ワインが有名で常に賑わってる。Trip advisor推薦とかステッカーも貼ってある。路地裏で入りにくいけど、店内意外にきれいなので、ぜひ入って。
薬草ワイン「ベルムー」とおつまみ。
英語風に読むとベルガモット。ハーブ酒で健康に良さそう。

レオンの旧市街の店（マヨール広場、サン・マルティン広場周辺）では、
飲み物を注文するとサービスでつまみがついてくる。
普段は食べないんだけど、このモツ煮は臭みもなく、柔らかく、ピリ辛でお酒にすごーく合う絶品でした。
このお店も、夜通ったとき客がひしめいてたので、きっと美味しい。
宿でもらった地図にもう一つ広場があったから行ってみた。他の広場はバルだらけなんだけど、ここは...ない。
暑いから人もいない。
1時。スペインのランチタイム（2時〜）には早いけど2時半にはここを発つ予定なので昼食にしよ。早くも食べてる人がいる、と見るとそれはフランス人だったりして、やっぱりスペイン人はまだ来てない。

気持ちの良い外席に座って。このお店もやっぱりビールにおつまみ付き。日本のお通しと違って料金もかからない。レオンいーぞ！　カスティーリャだから、チョリソが激ウマ(^O^)　辛いソーセージくらいに思ってたけど、本物のチョリソはスパイシーでサラミみたいに乾いてて、食べやすい。こんなに美味しいとは今まで知らなかった。と思っても、この街に来ないとこのチョリソはないのかも。
やっぱり肉料理がおいしいんだろうな、と思い、豚肉料理を選んでみた。
ほんとはカスティーリャ名物、仔羊のローストとか頼みたかったけど、時間かかりそうだから。

なのに、これも出てこない。店員に「まだ？」と聞けば、さらにポテトサラダを「待たせてるから」と持ってくる。嬉しいけど、そうじゃなくて。で、肉が来るまで30分かかった。なんでだろう？塊で焼いてたのかな。

岩塩が効いてとってもおいしい、けど、味わう暇はなくなってた。もう宿に荷物を取りに行かないと(;o;)　もったいないから、肉は食べました！
別の角度からもう一度ガウディを拝んで、宿へダッシュ。
泊まった宿は駅にも近くて助かった。宿の方が「遅いわよ」と心配してくれてた。

レオンも良い所だったなあ。もう一泊してアストルガ（近くのガウディ建築のある町）も見たかった。いつかまた来れたら良いな。