上海は10年ぶり

2014/11/25 - 2014/11/28

たまたま上海に所用があり、10年ぶりに訪れた。
初めて上海に行ったのは確か2001年。
復旦大学での講義のため、1週間ほど滞在した。
この時は、上海市内だけでなく、杭州や周荘にも足を伸ばした。
その次は、2005年。
和平飯店でのパーティ参加が主目的。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10015267/
その後、蘇州にも行ってみた。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10015717/
それ以来だから、ほぼ10年ぶり。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: ANA

今回は上海2泊3日。
現地でプリペイドSIMを調達して設定するのも面倒くさいので、羽田でWIFIルータを調達。

中国ではFACEBOOKもGOOGLEも使えない。でも、VPN接続により、それらにアクセスするサービスがついていた。
これはありがたい。

ANAのラウンジでカレーライスと、キツネそば+かき揚げを朝食に。

到着したのは虹丘国際空港。
中国元をおろそうとしたが、このATMでは日本の銀行カードもクレジットカードも使えなかった。
まあいいや、8月の満洲旅行での元が残っているので、ホテルでおろそう。

地下鉄のチケット販売機。
でもここでは一日券は売っていない。
ということで、有人窓口で購入。

地下鉄を30分ほど乗って、陝西南路駅。

外に出ると小雨が降っていた。
淮海中路と茂名南路の交差点にある国泰電影院。

国泰電影院 劇場・ホール・ショー

その対面のユニクロ。

ユニクロ (上海淮海路グローバル旗艦店) 専門店

今度の泊りはホテルオークラ。

オークラ ガーデン ホテル ホテル

ほとんどの従業員が日本語OK。

オークラ ガーデン ホテル ホテル

部屋は広くて快適。

オークラ ガーデン ホテル ホテル

部屋からは公園の向こうにユニクロも見える。

オークラ ガーデン ホテル ホテル

地下鉄で南京東路へ。

南京東路駅 (上海市) 駅

外灘に到着。
黄浦江越しに東方明珠塔が見えてきた。

外灘 散歩・街歩き

和平飯店は昔通り。

フェアモント ピース ホテル ホテル

陳毅広場は多くの中国人観光客であふれている。

外灘 散歩・街歩き

川の向こうは浦東地区。

黄浦公園 広場・公園

南京東路は歩行者天国になっている。
何人も客引きが寄ってきて、マッサージを勧める。

南京東路駅 (上海市) 駅

アップルストアには人があふれていた。
VPN接続は、繫がるときは繋がるが、ダメな時は全く繫がらない。
グーグルマップで現在地表示は可能だが、かなり誤差がある。
ダメな時はiPhoneのMAPが、使い物になる印象だ。

アップルストア (南京東路店) 専門店

夕食を一緒にと思っていた友人が仕事が立て込んで身動き取れないとのことなので、ひとり飯。

老夜上海 中華

宿泊している花園飯店の前にある錦江飯店。

ジン ジャン ホテル ホテル

北楼の11階に上海料理の「老夜上海」がある。

老夜上海 中華

24時間営業という上海では珍しいレストラン。

老夜上海 中華

チョイスしたのは、

老夜上海 中華

「石庫門」という上海の老酒とスパークリングウォーター。

老夜上海 中華

上海蟹。
メニューには蟹肉盅とあった気がする。
ちょうど蟹の季節だ。蒸し蟹の身を黒酢で食べる。

老夜上海 中華

紅焼獅子頭。
柔らかい大ぶり肉団子の醤油煮込みですね。

クラシックな佇まいの店

老夜上海 中華

エレベーターホールもおしゃれ。

老夜上海 中華

花園飯店でも、門の前でマッサージを売り込まれた。
貧富の差の拡大ゆえか風俗系のビジネスが増えているのだろうか。
10年前はこんなことは無かった。

翌日は早朝から郊外にある水郷の村、朱家角へ。
この旅行記は、http://4travel.jp/travelogue/10957221

朱家角から戻って、夕食は淮海中路に面した大上海時代広場にある広東料理の翰林軒。

15人の仲間との大宴会。

香港に本店を持つヌーベルシノアの店。
器もなかなかおしゃれ。

ホウレン草の前菜。

クラゲ

こちらはキクラゲ。

次々に料理が供され、写真を撮っている暇がない。

広東料理の割には辛い料理が多い。
それも四川風の麻辣味ではなく、
湖南料理を思わせる唐辛子の辣味だ。

最後はマンゴーとタピオカのデザート。

グラスの底にドライアイスとLEDが入っていて煙の色が変わる。

こんな感じ。
大いに満足のディナーでした。

地下鉄で一駅半ほどあるが、さほど寒さを感じないのでホテルまで淮海中路を歩く。
ビルの装飾が派手だ。壁面の全面を電飾が覆っている。

翌朝は最近の発展が評判の田子坊へ。

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

古い建物をリノベーションし、アートの店、趣味の店、飲食店などがぎっしり並んでいる。

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

かつての吉祥寺の裏町をもっとごみごみさせた感じ。
若者のエネルギーに満ちている。

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

同じエリアには、ビジネスを行っていない居住区も含まれている。
観光客が迷い込んできて迷惑が続いているのだろう。
表示からは断固観光客拒否の意志が感じられる。

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

中には日系らしき店も

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

キッチュな小物が並び

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

中国らしからぬ陳列も

スイーツの実演販売

絵画を売るギャラリーや

トイレグッズの中で飲食するレストラン

隣には昔ながらの市場で野菜が商われ

肉屋が並ぶ

これが本家田子坊の路地の入り口。

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

瑞金賓館に戻る。

インターコンチネンタル シャンハイ ルイジン ホテル

庭の木々は赤く色づいている。
幸いＰＭ2.5もなく。
青空に恵まれた。
上海の街の真ん中にこんな庭園が残っているんだ。

これが瑞金賓館の本館。

古式を残した建物だが、新しく建てられたもののようだ。
フロントスペースには大きな吹き抜けが。

今日はこちらでブランディングのセミナーが。
上海に来た主目的は、ここでの講演。

日本人6割、中国人4割といった見当。
同時通訳である。

翌日は午後から東京で仕事。
講演を終えその足で浦東空港へ。
東京に向かう便はすでに終了している。
今日はこれから関西空港に飛び、日航ホテルで一泊して、翌日の朝の便で東京に戻る。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港