紅葉三分の京　１．朝一で鳥獣戯画展＠京博　２．「にじょう」で中華ランチ　３．豊国神社、方広寺を経、建仁寺でお茶の振るまい　４．ボストン美術館　華麗なるジャポニズム＠京都市美術館　５．永観堂　夜間拝観　６．フィゲラスでパエリャ＠京都駅スバコ

2014/11/13 - 2014/11/13

京都で一日過ごし、最終のぞみで学会のある下関に向かう。

鳥獣戯画展はあまりの人気で、数日前から朝9時スタートに変更されている。
本来9時半。

先日おちついて見られなかったので、8時に並ぶ。
事務長はやはり休憩。

しかし、知人をや家族を頼りに横入りする輩がいてなんとも、、。

周囲の人も「そんなのもありなんだ」とかぶつくさ言うが、直接言うわけではないので、言われた方は平気でいる。

一見まじめで低姿勢な感じの人でも横入り平気、なのは、いかに偽善的な方が多いか、という証拠でもあろう。
ちょっとした人間観察だが、今年一番の冷え込みのものの、天気はいいので、本を読みながら開館を待つ。

100人目くらいだから、第一陣で入館できた。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

しかし、甲巻、肝心なところで、後ろの親父が「どんどん行けと係員がいってますよ」と嫌みの声をかけてきて、ちと集中力が乱れた。
ひっくり返った蛙のおなかを見逃した。
まだまだ修行が足りない。

この方も8時くらいから並んでいるはずだが、家族かなんかの付き合いなのだろう。ほとんど絵巻には目もくれないでそのままたちさった。まあ、ただ列に並びたい、という気分で展覧会に来るのはやめてほしいものだ。ほかの家族とは別行動をとればいいのだ。
その後ろの夫婦は、「あ、本当にけたぐりかけてる」などと楽しみながらの観覧。
朝一で並んでいるんですからねえ。
それでふつう。

京博がすべきは、時間延長ではなく、予約入場制の導入だろう。
そもそも美術品は、せかされて観るものではあるまい。その程度のものだと思っているのなら、日本の文化に関する役人や現場職員の意識がその程度、美術にかかわる資格も不足であろう。
お金もうけだけを考えるのであれはば、博物館としては失格だ。

部屋に戻り、事務長と合流。
ホテル内、東山でランチを試そうと思ったが、1時までテーブルがないという。
以前夕食をとって、おいしかった最寄りのにじょうで中華ランチ。
比較的安くてうまし。

建仁寺でお茶の振る舞いがあるというので、腹ごなしをしながら徒歩で向かう。

京博正門わきの路を北上。

みちみち豊国神社。

方広寺の鐘楼。

建仁寺の勅使門。

なるべく花街からではなく、こちらから入るよう心掛けている。

なんといっても京都最古の禅寺ですから。

四頭茶会で使われている油滴の天目茶碗でのおふるまい、お茶菓子は栄西禅師八百年御遠忌記念、風神の緑と雷神の白へのオマージュ。

小書院、潮音庭。

大書院では、茶会の源流ー四頭式茶礼の世界ー展。

方丈、四頭式茶礼が行われるお部屋。

お部屋に入るのは初めてかも。

このあたりはいわゆる高精細。

法堂の雙龍図。

二流(2龍)やな、というのがおやじの定番。

爪が何本あるか、数えて。

枯山水、大雄苑。

方丈に戻る。

お庭に。

○△□乃庭。

さて、慣れている方ならなんだかわかりますね。

歩けないこともないが、時間の節約でタクシ。
京都市美術館。
さすがボストンFAM、自前で印象派も版画も用意。
比較展示。

閉館後、徒歩で永観堂、禅林寺に。

開始前についたら、30分近く並びました。

本日2回目の行列で、かなりばて。

待つ時間。

夜間拝観は、寺宝館なしで600円。

となりの付属幼稚園が、ライトアップよりも煌々と明るく、興醒めである。

有料公開だけどね。
適当感が漂う。

みかえりり阿弥陀。

スバコでパエリャをいただいたのち、本日2回目のお茶。
中村藤吉。

半分以上の方が中国語ですが、おとなしい方が多いです。


下関へ。