【１】片言英語で巡る 『 北フランス ５都市周遊の旅　夫婦で初めての個人旅行 』 ～～ 事前準備 ～～

2014/08/11 - 2014/08/17

フランス語は全くダメです。｢ 英語も片言 ｣とちょっと背伸びしましたが、実は夫婦揃って満足な会話は出来ないというのが本音です。出発前に「旅行に必要な英会話」をほんの少し覚えた程度です。
でもホテルの予約の際には、学生時代の英単語・文法の記憶をたどり、辞書を引きつつ、事前の予約確認・部屋のリクエスト・レストラン予約などまめにメールでやりとりをしました。文面は、｢Bonjour｣で始まり、終わりは｢Merci beaucoup｣、ほかは全て英語ですが、これが功を奏したのか、パリのホテルでは思いがけないサプライズもありました。

妻：初めてのフランス　　夫：二度目(前回は15年前　会社研修でガイド付き)
ちなみにシャモニー(フランス領)へは、夫婦で２年前のスイス･ドイツツアーで訪問

航空券　鉄道などチケット類の購入　ホテル予約等 ･･････ 全て夫が担当
現地での買い物　お土産購入　カード支払い等 ･･････ 妻が担当

そんなアラフィフ夫婦が、現地４泊５日、初めての海外個人旅行に挑戦です。
初フランスの妻に代表的な世界遺産・観光地はできるだけ見せたいとの思いから、事前に立てた計画はかなりハードなものとなりました。

【旅程計画】
8/11(月)･･･名古屋 ⇒ 20:00羽田着 / 22:15羽田発 AF293便　　(機中泊)

8/12(火)･･･04:00パリCDG着 / ポン･ヌフ / サンジェルマン･デ･プレ / メダイ教会
　　　　　10:30モンマルトル / 12:20パリ発⇒14:00ルーアン観光⇒18:10パリ着
　　　　　18:45ヴィトン本店 / セーヌ河クルーズ / エッフェル塔　(シャンゼリゼ泊)

8/13(水)･･･08:08パリ発⇒ TGV ⇒レンヌ ⇒ 12:50モン･サン･ミッシェル着
　　　　　(午後)島内観光 / 修道院 / 19:00ディナー　(モン･サン･ミッシェル島内泊)

8/14(木)･･･(午前)島内観光 / 11:25出発 ⇒ レンヌ⇒ TGV ⇒16:13パリ着
　　　　　(夜)ムーラン･ルージュ “ディナーショー” (18:00～23:00)　(ルーヴル泊)

8/15(金)･･･08:30ヴェルサイユ宮殿 / 12:00離宮 ⇒ 15:30シャルトル大聖堂 ⇒
　　　　　17:53パリ着 / 18:30ルーヴル美術館 / ディナー / 凱旋門　(ルーヴル泊)

8/16(土)･･･09:00サント･シャペル / ノートルダム大聖堂 / シャンゼリゼ大通り
　　　　　ギャラリー･ラファイエット 他 ショッピング / オペラ座
　　　　　～～19:00ホテルレジーナ発 / 23:25 CDG発 AF274便　帰国　(機中泊)

8/17(日)･･･18:20羽田着 ⇒ 23:00名古屋着

【 HOTEL】
モン･サン･ミッシェルのホテルは、オーバーブッキングや部屋のグレード違いを回避するため、欧州の各ホテルが加盟するグループの予約サイトを利用。(事前のリコンファームや、トラブルの際の対応が間違いないと思ったため)
パリのホテルは、いずれもホテルのWebサイト上でダイレクト予約。(部屋のリクエスト・メール交換などで、ダイレクトの方がこちらに対するホテル側の印象が少しでも良くなるのでは、と思ったため)

8/12(火) : 「 Hotel Chambiges Elysees 」 ホテル シャンビージュ･エリゼ
　　　　　　当初は、翌日早朝のTGVに備えコンコルド･モンパルナスを予約。
　　　　　　ところが妻の｢エッフェル塔のシャンパンフラッシュを見たい｣との一言で
　　　　　　シャンゼリゼ通りに近いプチホテル シャンビージュ･エリゼに急遽変更。
8/13(水) : 「 Hotel La Mere Poulard 」　ホテル ラ･メール･プラール
　　　　　　やはり｢島内か、島外か？｣で悩みましたが、結局こちらも妻の｢島内、
　　　　　　しかもラ･メール･プラールで｣の一言で決定。
8/14(木) : 「 HOTEL REGINA PARIS 」　ホテル レジーナ･パリ (２連泊)
　　　　　　こちらは夫の選択。｢パリらしい、歴史のある、ヨーロピアンホテル｣。
　　　　　　パリ中心部に位置するため価格はやはり高めだが、オペラ座界隈の
　　　　　　人気の大型ホテルと比べるとかなり低めの設定で、ルーヴル直近という
　　　　　　立地面のプラスを考慮すると、若干の割安感がある。
　　　　　　それとマット･デイモン主演｢ボーン･アイデンティティー｣の舞台となった
　　　　　　ことも決め手。

事前準備の始まりは、訪問地の選定、航空券手配、鉄道や各施設の情報収集などおよそ一年前にさかのぼります。
結果的に、今回の旅行での５日間の総歩行距離はおよそ30キロ以上に達し、個人旅行の｢醍醐味｣｢すばらしさ｣｢スリル｣を思う存分満喫することができました。
さて、計画･旅程どおりに目的地･世界遺産を訪問できたでしょうか・・・・・・・・・・
　　
　　

　　
　　

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

・・・・・ 出発当日までの流れ 〜〜 事前準備 〜〜 ・・・・・

Ｈ25年9月21日　エールフランス航空券購入 ( AF Webサイト上で格安券を手配 )
AFは出発の約10ヶ月前から購入可能。航空券･ホテルセットでの手配も考えましたが、パリ後半2泊は、宿泊するホテル･部屋にもこだわりたかったため別々に手配。結果的に、エールフランスWebサイト上での航空券はこの時期での購入が一番安かったようです。
[H26年]
3月 訪問地をパリ、モン･サン･ミッシェル、ヴェルサイユ、シャルトル、ルーアンに絞る。ルーアンを入れることによって日程がかなり窮屈になり、外すことも考えましたが、以前から訪問したかった歴史ある街であり、ハードになることを覚悟の上でコースに組み込みました。
4/24モン･サン･ミッシェル ホテル ラ･メール･プラールを予約。同時にレストランも予約。
5/22SNCF パリ⇔レンヌ間 TGV、パリ⇔ルーアン間 INTERCITES いずれも往復PREMS
チケットをSNCFサイトで購入。( SNCFチケットは出発の約3ヶ月前から購入可能 )
5/24レジーナ･パリをホテルWebサイトでダイレクト予約　( デラックスルーム･朝食なし。スーペリアルームはかなり狭い。またパリ後半２泊は、食事等を切り詰めてでもワンランク上の部屋に泊まってみたかった )
6/13ムーラン･ルージュ ツアーチケット購入
6/22妻、スリ対策のため ｢ 斜め肩掛けタイプのバッグ ｣ を購入
7/6夫も ｢ ボディバッグ ｣ を購入。( 普段はバッグなど決して持ち歩きません )
7/10レジーナにリコンファーム依頼。同時にチュイルリー公園側でエッフェル塔ビューの部屋をリクエスト。早速同日中にリコンファームあり。部屋のリクエストに関しては、｢ご希望に沿うよう検討いたしますが、部屋の事情等により確約はできません｣といった 内容の返信あり。こちらからも早急の返信に対するお礼のメールを送る。
7/15パリ1泊目ホテルシャンビージュ･エリゼをダイレクト予約(スタンダードＲ、朝食付き)
7/18最終日のホテル→空港間の送迎タクシーを手配
7/30パリ バスティーユ界隈にあるビストロ ｢ ポール･ベール ｣ の予約をレジーナに依頼。レジーナより回答あり、｢ポール･ベール｣は８月中休業とのこと。代わりにホテル近くの２レストランを勧められ、そのうちの ｢ L'ABSINTHE ラブサント ｣を予約。
8/1ホテル シャンビージュ･エリゼにリコンファーム依頼。同日中に返信あり。
パリ着後の空港→モンパルナス間のエールフランスリムジンバスチケットをネット購入。
8/2パリ･ミュージアムパス購入、海外旅行保険加入。
8/3モン･サン･ミッシェルのホテル ラ･メール･プラールを予約した代理店に｢オーバーブッキング｣等の心配がないかメールにて確認。2日後に返信あり、ホテル側からのリコンファームも添え、心配ないとのこと。
8/9シャンビージュ･エリゼにパリ到着の12日早朝に荷物を預けたい旨を連絡。
早速OKの回答があり、素早い対応にお礼の返信を送る。
8/10レジーナにチェック･インが17時頃になる旨を連絡。同時に、出発前に念のためホテルのホームページを再チェック。すると｢Webサイト･ダイレクト予約限定で､８月中の宿泊客に朝食を無料サービス｣のキャンペーンを発見。｢ えっ！何これ？ ｣。数日前にはなかったはずです。３ヶ月前に予約を済ませている私たちのプランには ｢ 朝食 ｣ は付いてません。チェック･イン時に朝食を付けてくれるよう交渉するため、この画面をプリントアウト｡
8/1017:00 AF293便インターネットチェック･イン(AFはオンラインで30時間前から可能)　　
8/11ヴェルサイユ噴水ショーチケットをネット購入。(結果的には必要なかったのですが)

[その他 準備したこと]
* 各都市の地図 ･ ガイドを作製。
街中で大きなガイド本･地図を広げる観光客は ｢スリの格好のターゲット｣ です。パリの街を出来るだけスマートに歩くため、ガイド本の各都市詳細地図を切り貼りした手のひらサイズのノートを作りました。
各観光地･施設の詳細、ルーヴル美術館お目当ての作品の展示フロア、メトロ路線･SNCF切符の買い方、モンパルナス駅でのコインロッカーの使用方法など、この小さな自分専用のノートに全て盛り込みました。

さて、およそ一年にわたる事前準備は、ほぼ予定通りに完了です。
素人ながらホテル予約、チケット手配、移動手段･経路の確認、時間配分など、初の海外個人旅行としては我ながら良くできたと評価しております。
しかし、やり残したことがあります。 ｢ 英会話の勉強 ｣ です。
覚えたのは、ホテルやレストランで交わすであろう｢ 必要最低限の会話 ｣だけで、時間が取れず、いい加減に済ませてしまいました。
　　
妻曰く、｢ 言葉が一番心配だ ｣ と･････

8/11 PM5:00 いよいよフランスへ向け出発です。



　

この旅行記へのコメント （4）

• konomiさん 2015/04/10 13:06:47

  旅は事前の用意もまた楽しいですね（＾＾）

  旅行は、始まる前の用意の段階も楽しい！
  本当に周到に用意されていますね〜〜〜。
  
  私の場合、都市や歴史に重点を置くときはしっかり調べていきます。
  リゾートに行くときは反対にサプライズを期待して、調べ物をしない・・・という感じです。
  
  なるほど、ランクの高いホテルならば、宿泊前にレストランの手配などを要請するのもいいアイデアですね〜〜〜。
  

  Nishiyanさん からの返信 2015/04/11 12:18:26

  RE: こんにちは（＾＾）

  コメント有難うございます。
  とにかく初めての個人旅行で時間も限られており、できるだけ多くの代表的な街を訪問し、見逃したくないという一心から頑張りました。
  でもシャルトル大聖堂はもっと予習すべきでした。帰国してから「そうだったんだ〜〜」と思うことばかり・・・・・・
  
  とにかく準備期間中はとても楽しかったです。次の休みの日はチケット手配、次はホテルにメールなど、今振り替えると毎週ワクワクしていたように思います。
  
  海外経験が豊富ですね。次回是非と考えているイタリア・ヴェネチア旅行記拝見いたしました。友人からも勧められているので必ず近いうちにと考えています。もっともその前に現在進行形中の旅行計画があるのですが・・・・
  
  旅行記、またゆっくり拝見いたします。
  ありがとうございました。
  

  konomiさん からの返信 2015/04/11 16:45:23

  RE: RE: こんにちは（＾＾）

  > でもシャルトル大聖堂はもっと予習すべきでした。帰国してから「そうだったんだ〜〜」と思うことばかり・・・・・・
  >
  旅行って、何かのトラブルや、思いがけないことがあるのは当たり前だし、かえってあとでそれが思い出になったりするので、それもまたよきかな・・・かと（笑）
  そうだったんだ〜〜〜と思うその気持ちがまた新たな旅心を生むというものですから（笑）
  
  ヴェネツィアを訪れたときは、未だ若くて超貧乏旅だったのですが、今ならまた違う旅ができるかなぁ・・・と、心惹かれるものがあります。
  
  しっかり準備されていて、とても参考になりましたから、また、ぜひアップしてください！

  Nishiyanさん からの返信 2015/04/11 20:23:18

  RE: RE: RE: こんにちは（＾＾）

  > 旅行って、何かのトラブルや、思いがけないことがあるのは当たり前だし、かえってあとでそれが思い出になったりするので、それもまたよきかな・・・かと（笑）
  > そうだったんだ〜〜〜と思うその気持ちがまた新たな旅心を生むというものですから（笑）
  
  ありがとうございます。
  世界各国を歩かれているKonomiさんの言葉、説得力がありますね。
  
  世界一周からモンマルトルの攻略方法まで楽しく拝見させていただきました。19年前に訪問した北欧、ベルゲン到着の際の駅構内の雰囲気、ストックホルムの街並みは今でも記憶に残ってます。でもシリアラインの船室のベッドは・・・・・・
  男二人にはツインベッドがちょっとくっつき過ぎでした（笑）
  またじっくり旅行記拝見いたします。