2014/09/25 - 2014/09/30
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nichebkkさん
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本年9月、夏休みを利用してラオスの首都ビエンチャンを観光してまいりました。
ラオスに入るのは10年ぶり。初めて行った時に衝撃を受けた、タラートサオ前にずらりと並ぶ、30年落ち・40年落ちのコロナやブルーバードのタクシーは今どうなったのか?そんなしょうもないことを確認するのが旅の目的でありました…
おそらく急激な経済発展で淘汰されてるだろうなあと予想はしていたのですが、ラオスでは日本車メーカーは韓国勢に押されまくり、結果としてヒュンダイや起亜が多数派になってる少し寂しい状態でした。
それでも何台かはいまだ生き残ってる車体を見つけることができました。
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ビエンチャンのワッタイ空港のタクシー。
手前の20年前の古いコロナのみが日本車。後の比較的新しい6台はすべて韓国車。恐らく皆車歴5年程度のかなり新しいモデルでしょう。
うわさに聞いてたとはいえ、いきなり暗澹とせざる負えない状態です。 -
くたびれたカローラワゴンと新しいヒュンダイのタクシー。
二台至近距離で並んでれば、後者を選ぶわななあ… -
ベリーベリーブルーバード。これだってすでに20年落ち。
新しい車は韓国車、ちょっと古いのは日本車というイメージは、ビエンチャン滞在中変わりませんでした。 -
町中の駐車場にて。トヨタ2台対ヒュンダイ2台。
空港のタクシーほどではないにせよ、ビエンチャン市内でも日韓車の比率は4:6くらいで韓国優性は否めません。 -
ようやく見つけた骨董的な日本車。ダットラのポンコツ。
ボンネットが潰れ、フェイスがひしゃけてます。
意地でも現役を続けてるようで、泣けてきます。 -
トヨタダイナ。
これも現役車ですがもうボコボコ。全体に傾いてて、余命は幾許も無さそう… -
元気な韓国車に中でも特に数が多いヒュンダイ・ポーター。
ラオスで一番走ってる車ではないでしょうか。とにかくうじゃうじゃいます。
でもどこか愛嬌があり、憎めません。 -
タイからメコンを渡ってきたウイングロード。サニトラの末裔のようなもんか。
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マツダ低迷の象徴クロノス。輸出名マツダ626。
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同時期のマツダでも、センティアやユーノス500なんぞはかなり格好いいと思うのですが、クロノスはもっさりしててなんともぱっとしません。
当時のディーラーの苦悩が想像できそうです -
アメ車のようなリアのデザイン。初見のホンダ車。
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アコードクーペ。4代目の日本未発売モデルのようです。
個人的には好きな形ですが、まあ日本に市場はなさそうですね。 -
ホンダはビエンチャンでは超マイナーなのか、アコードとこのストリームしか見かけませんでした。
ラオス市場をホンダはもともと捨ててるようです。 -
ホンダと違い、三菱は何台か見かけました。
メコン川の土手に止まってたデリカのワゴン。相変わらず車高が高い。 -
東南アジアではよく見かける三菱ギャラン。よく見ると80年代のモデル。
これも程度が良く現役車でした。 -
三菱デボネア。
韓国ではヒュンダイのOEM車を見ますが、東南アジアでデボネアにあったのは初めてでした。日本からの中古車かな? -
古い車が多い三菱でも、今回見た中で一番古いランサー。
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初代ランサーの中でも1973年ごろの最初期のものではないでしょうか?
パンクしてる廃車体ですが程度はよく、まだ捨てて1年たってないようです。
せっかくこの状態をキープして40年走らせたのですから、残したいところですが… -
古い車ばかりの三菱車で、ナンバーもない新車を発見。
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タイ三菱のアトレージ。日本未発売モデルのようです。
ラオスでの日本車シェア再上昇を目指して頑張ってほしいものです。 -
初代ハイラックスを発見。タイでも滅多に見れない古いモデル。
残念ながら停車してる角度が悪く、うまく撮れません。 -
タイのポンコツと違いミラーがきちんとついてます。
これもパンクしてますが、まだ動きそうな雰囲気。 -
3代目カリーナ。最後のFRモデル。
火事にあって黒焦げのようなカラーリングが不気味ですが、意外とオーナーはお金かけてるようです。 -
産愛運送からラオスに流れてきた日産ディーゼルビッグサム?
よく見ると屋根にミシュラン君風のマスコットが2人並んでます。 -
カルタスと思って撮ったのですが、自宅に戻って確認すると全然違う。
韓国車かなあ?平凡すぎてわかりません。 -
古い商店街の一角に留まる、古臭い赤いクーペ。
オペルか欧州フォードあたりなのかと思って近づくと… -
マツダのルーチェ、2ドアハードトップでした。
アクの強いこのフェイスは記憶に残ってますが、リアのデザインは全く記憶にありませんでした。
この車まだかなりオリジナルの内装を残しており、ハンドルは古い「M」のマツダのマークがついてました。 -
日本のODAで援助されたいすゞの路線バス。ビエンチャン市内で活躍中。
乗ってみましたが、エアコンもよく効き、車内も清潔。バンコクの古い青バスよりも乗り心地も良かったです。
評判の良くない話もある日本の援助の中でも、これは良いんじゃないでしょうか。 -
バスターミナルにあった謎の車両。
フロントに行先が書いてあるから、路線バスなのか?
雨の日なんかは大変そうです。 -
国立博物館の庭先に廃棄されていた、マイクロバス、三菱ローザ。
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名古屋市から寄贈された移動図書館仕様のマイクロですが、廃棄されて相当日がたっているようで、塗装あちこち剥げ落ち、少しずつ土に還りかけてるようです。
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80年代的なポップなイラストに、
「DONATED NAGOYA CITY」の文字も泣かせます。 -
ドアが開いてたので、中を覗いてみました。
天井は剥がれ、本棚は蜘蛛の巣だらけ。 -
この移動図書館のいきさつを見つけました。
http://www.jichiro.gr.jp/jichiken_kako/report/rep_aichi33/10/1005_jre/index.htm
1998年にラオスにやってきているようですが、廃棄されて日がだいぶ経っていそうなことを考えると、ビエンチャンでのこの車の活動期間はそう長くなかったようです。 -
外国人の多いエリアのバーの前に泊まる、いかにも稀少車という雰囲気の一台。外車であるのは見当つきますが、車名の見当はまったくつきません。
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昔のオープンカー。サイドにはラーク?の記載が。
車名がわかってもメーカーがわからない。 -
スチュードベーカー…昔の消滅したアメリカ車。
博物館以外では初めて見た。
整備できるのか、パーツはあるのかまったく不明。
そもそもなんでラオスにあるのでしょうか?ラオス内戦期を生き延びてきたなら本当にすごい一台。 -
蛇足ですが、後ろのワゴンも謎な一台。中国車かな?まさかBMWじゃないよなあ…
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古くからのビエンチャンの中心部、サムセンタイ通りに路駐中のクジラクラウン。
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後部座席の窓ガラスが割れててビニール袋で応急処置をしてます。
路駐か、既に放置車両化してるのか微妙なところ。
ちなみに後方はアジアン・パビリオンホテル。ここも閉鎖されて廃墟となってます。
アジアンパビリオンホテルは、ラオス内戦期のコンステレーションホテル。
各国の報道関係者の定宿となり、情報戦の舞台だったとか。 -
数十年前、クジラクラウンから飛び降りて、ホテルに駆け込み記事を打つ新聞記者が実際にここにいたかも、などという想像も膨らみます…
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日進月歩で進化する中で、韓国車にシェアを奪われてる感じを強くと感じたビエンチャン。韓国車がほとんど新しい車であることも、シェア拡大がたぶんここ数年であることが想像つきます。
彼らに押されたのか、日本の旧車はあらかた姿を消してしまっていましたが、それでも70年代の車両も何台かは見ることができました。
タイミング的にはぎりぎりだったように思えます。来年だったら、クジラクラウンやランサーは姿を消してたでしょう。
それでもまた何年後かに、定点観測で訪れたいと思います。
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