2014/03/20 - 2014/03/26
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nichebkkさん
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「海から離れ、塩害の影響がない」「豪雪が少ない」ということで、山梨や長野南部には程度の良い旧車や廃車が多いといわれています。
タイでも南部やバンコクよりも、海から離れた北部やイサーンには良い旧車があるのではないか?という仮定のもと、わざわざほとんどこのためだけにチェンマイに遊びに行ってきました。
結果として数はそれほど多くは無かったのですが、日本ではまず見ることのできない車体を拝見できたので、とりあえずご覧ください。
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まずは70年代のダットサントラック。今から40年前のチェンマイ市街で、一番数多く走っていた車でしょう。
三角窓付のこの旧式はもうさすがにソンテウ利用はされていないようで、市場でオーナーが買い出しに使っていました。 -
オリジナルな雰囲気を残しつつ、道端でおそらく廃車を迎えた三菱ランサー。
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放棄されてまだ半年もたっていない感じです。せっかく30年以上、きれいな外装で生き残ったのだから、新しいオーナーが見つかってほしい気もします。
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コロナという車は下手したらカローラ以上に地味で、記憶にほとんど残らないのですが、日本でもタイでもかなり売れていたそうです。
特にこの5代目は、wikiによると1500CC位の位置取りではベストセラーだったそうです。 -
うーん、やはり渋すぎて個人的にはあまり食指がわきません。
まあ5代目に限らず、6代目も7代目もですが… -
これが7代目コロナ。自己主張することなく、チェンマイの下町に駐車中。
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程度はかなり良好。上品な人物が乗ってそうです。
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ロットゥーといえばハイエース。ロットゥーというタイ独自の交通システムの進歩は、ハイエースの進歩の歴史と重なるといっても過言ではないでしょう(たぶん)。
今でもタイを1か月旅すれば、初代から5代目現行まで、すべてのハイエースにお会いすることができるのでないでしょうか。 -
ハイエースに比べライトエースは地味な存在。タイでもあまり見かけません。
この車体は建設業者さんの現役車。頑張ってほしいです。 -
電線の架線工事をはじめた日産ディーゼルの大型ボンネットトラック。
日本では福山の博物館に保存されかねない稀少車でも、タイではトラックはトラック以上の扱いを受けることはありません。 -
既に40年落ちである車体であることなどまったく意に介せず、当然のように日常の業務をしていました。
あと30年くらいは、こうやって日常業務に従事していくのでしょう。 -
スバルを自家用車撤退のピンチから救った初代レガシイ。
登場時、ジャスティとかレオーネとか、若者がまず見向きもしない地味極まりない車ばっか作ってたあのスバルがこんなカッコいい車を出したのかと驚いたもんです。
この初代レガシイも日本では見かけなくなってきました。 -
初代バイオレット。たぶん輸出用のDATSUN 140というものでしょう。
バンコクでも何回か走っているのを見かけましたが、ようやく写真を撮れました。 -
サッポロビールのような、黒字の車体に謎の黒星。
オールペンしたてで、まだぴかぴかです。 -
翌日、違うバイオレットの車体を見つけました。
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徳大寺有恒が徹底的に酷評してた「後方視界」の悪さ。
なるほど運転席からは何も見えなさそうです。 -
サッポロビールモデルより全体的な程度はこちらのほうが上ですが、テールライトのカバーが紛失してランプが剥き出しです。
日本ではまず出なそうなパーツがですが、バイオレットを連日見える国、タイでは見つかるのかも。 -
カローラリフトバック。かなり売れた車と思いますが、その後は潰され、部品を取られ、日本では何台残っているのでしょうか。
私的にはAE86なぞより全然かっこいいと思うのですが、少数意見なのでしょう… -
後日炎天下のショッピングセンター駐車場で見つけた、燃えるように赤いリフトバック。
バンパーとスカートは後付け。バンパーが小さすぎてADバン風の地味顔に。 -
赤いリフトバックの後ろに回ると、3代目カローラが停車中。
買い物をおわったおばちゃんが乗り込んで、そそくさと行ってしまいました。 -
ダイハツ・アプローズ。平成生まれにして日本国内では完全に稀少車種。今日の時点で「コンパーノ」や「フェローMAX」はヤフオクやgoo netで買えますが、アプローズは一台も載ってません。
火災とその後のリコールで販売失速したことはあまりに有名ですが、それでも1989年から2000年まで結局12年も製造されてたのは、今回調べて初めて知りました。
国内で不人気故、輸出中古車としてはお買い得なのでしょう。 -
これがかの有名な「スーパーリッド」なるハッチゲート。なるほどよく見るとトラックとリアウインドがくっついてて、パカッと空くようになってますね。
百聞は一見に如かず。初めて見て少し感動しました。
できれば開いてるとこも見てみたいです。 -
同じダイハツでも、カーオブザイヤー受賞の名車シャレードともなると、なんとなく雰囲気が違います。ことに黒の5ドアだと、リッターカーらしからぬ威厳すら漂わせてます。
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ナマズヒゲのような謎のバンパーは少しやりすぎですが。
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ギャラン?。メッシュのホイールが決まっています。それにしても日本車らしからぬデザイン。
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どこにでもありそうで、実は見た記憶がない三菱フォルテ。
日本にのこってるのでしょうか? -
ピックアップトラック大国のタイで、あえてこれを選んだオーナーは変わり者なのでしょうねえ…
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赤フォルテの駐車していた近辺でよく目を凝らすと、もう一台フォルテを見つけました。
バンパーとホイールと色が違うだけで少し雰囲気が変わります。こちらのが
より日本車らしい気が。農家の軒先とかにありそうです。
L200とバッチがついていたので、海外生産車のようです。 -
L200のすぐ脇にあったハイラックスかな?
後ろからなのでよくわかりませんが、2代目ハイラックスでしょうか。 -
NTTの電話工事の人が良く乗ってたイメージがあるダブルキャブのダットサントラック。日本でも海外でも一部マニアに人気があるようです。
タイの地方都市ではダブルキャブのトラックはカローラ的に大量に走っていました。税金が安いとからしいですが、その分ガソリン喰いですから、どうなんでしょう。 -
タイ人がダブルキャブトラックが如何に好きかということを如実に表現した珍車・ミラキャブ。何も軽のミラをこうしなくてもよいと思うのですが…
日本に持ってきたらマニアに売れそうです。 -
ダットサンとマツダの旧式ピックアップの並び。チェンマイのサンデーマーケットの出品者が商品搬送に使ってました。
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80年代最大級の大ヒット作、ファミリア。
赤いハッチバックばかりが目立ちましたが、青メタやベージュのセダンなんてのも少し走ってました。 -
前から見ると、この車種は兄弟車フォード・レーザーでした。
フォードのバッチがあるだけでなんとなく高級感を感じるのは、私に舶来コンプレックスがあるからでしょう。 -
80年代の3代目、かっとびスターレットも売れまくった一台でしょう。タイではめったに見かけませんが。
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ファミリア・スターレットに比べ明らかに裏街道のパルサー。
この車体もハッチに指で落書きされまくり、哀愁が漂います。
この角度で見るとちょっとワーゲンみたいで良い感じなのですが… -
夕方のワローロット市場に繰り出したロティ屋の4代目ハイゼット。
ハジャイで散々見かけましたが、チェンマイで見た古い軽トラはこの一台だけでした。 -
と思ったのですが、夜になってさらに古いキャリイでやってるロティ屋を見かけました。こちらのほうが派手な装飾。英語表記もあったので観光客に買いやすそうです。
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今回の旅で、特に感動した1台。
カローラの2ドアバン。ほんとにこんなのあるんですね。
だいぶ前に撮ったサニーのバンと似たようなものですが、実用性とか、本当にどんなもんなんでしょうか…
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=25974435
(どうでもいいですが、リアのハッチはドアにカウントせず、2ドアバンとするのが正解のようで。) -
タイの旧車の面白いところは、マニアに大切にされミーティングに出るようなことなく、ごく日常に溶け込んで走っているところです。日本車が頑丈だってことを、タイのオーナーさんが証明してくれてるようなものでしょう。
また面白いをみつけたら、アップしたいと思います。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ルーファンさん 2014/04/08 10:26:04
- 待ってました!
- nichebkkさんお久しぶりです♪
このシリーズをお待ちしておりました。
バンコクではやはり新しい車が多かったですがチェンマイまで足を延ばすと旧車好き夫も喜びそうですね〜。
四ツ目のコロナ、私も乗っておりました。懐かしかったです。
次回はマカオでグランプリ博物館をダシにしようかと思っていましたが、またタイもいいなあと楽しみが増えました。
またお邪魔したいと思います。
これからもnichebkkさんらしいご旅行を〜♪
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