懐かしの台北、再び　１日目

2014/05/30 - 2014/06/01

＜１日目＞
出国、金満庁（フカヒレスープランチの昼食）、九ｲ分、饒河街觀光夜市

家族旅行で25年ぶりに台北に行ってきました。個人手配旅行です。私以外は台北が初めてなので、九ｲ分、故宮博物院、鼎泰豊、夜市には行くことにして、後は家族の元気度に合わせてゆったり回るつもりで出かけました。あまり歩きたくない人もいるので、多少タクシーを使って、下記のルートで見て周りました。

【旅行行程】
2014年5月30日(金)〜2014年6月1日(日)
◆5/30(金)　羽田空港8:50→(JL097)→11:30松山空港(台北)→(タクシー:150元)→12:30アンバサダーホテル台北→(徒歩)→13:00金満庁(昼食)→(タクシー:125元)→台北駅14:58→(普通列車:49元)→15:50瑞芳駅→(バス:15元)→16:30九ｲ分・阿妹茶酒館→(バス:15元)→瑞芳駅19:47→(急行列車:47元)→20:30松山駅→饒河街觀光夜市→(タクシー:170元)→22:30ホテル
◆5/31(土)　ホテル→(徒歩)→雙連朝市→(徒歩)→ホテル09:30→雙連駅→(MRT:20元)→士林駅→(バス:15元)→10:30故宮博物院・希古堂13:30→(バス:15元)→士林駅→(MRT:30元)→東門駅14:30→鼎泰豊(昼食)16:00→(徒歩)→中正記念堂→(徒歩)→総統府→(徒歩・タクシー:70元)→龍山寺→龍山寺駅→(MRT:20元)→雙連駅→ホテル
◆6/1(日)　ホテル8:00→(徒歩)→雙連朝市→(徒歩)→ホテル10:10→(大有バス:90元)→11:20桃園空港12:50→17:10成田空港

25年前は地下鉄は無く、バイクの群を観光バスか見て観光地に向かいましたが、今回は個人旅行なので、台鉄、地下鉄、路線バス、タクシーに乗って移動を楽しみながら見て周りました。

エリア 九分(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

羽田空港の国際線ターミナルの免税店街。免税店街巡りが好きな人の為に2時間半前に羽田空港に着き、WEBチェックイン済で預ける手荷物もなく、直ぐに出国審査を済また。
２年ぶりです。ターミナルは拡張されて広くなっていました。歩き疲れそうです。

乗って行くB767です。座席は2-4-2でした。個人モニターも新しくよい飛行機でした。

8:50発台北・松山空港往きJL097便です。12番ゲートからの出発で、出国審査を出て直ぐでした。

右側窓席に座りました。薄曇りの中、席から富士山が見えました。昨年、韓国に往く時は左側窓からでしたが、西に向かうルートも日によって多少ルートが変わるのでしょうか。

九州の霧島上空です。湖があるのが目印です。東南アジアに向かう旅客機はだいたいこのルートを飛びます。

朝食です。中華料理に飽きる前の最後の日本料理です。弁当形式であっさりしていて美味しかった。食後、ワインを飲み過ぎてフラフラに。

食事を終え、個人モニターで「アナと雪の女王」を見終わると台北・松山空港に着きました。天気は曇りです。遠くに圓山飯店が見えています。久しぶりです。

台北松山空港 (TSA) 空港

入国審査後、３万円を台湾元に両替すると8622元、手数料30元を引かれて8592元でした。
写真は台北・松山空港のタクシー乗り場です。係員がいて指示しています。タクシー運転手に「台北國賓大飯店」(アンバサダーホテル台北) と書いた紙を見せてホテルに向かいます。

台北松山空港 (TSA) 空港

道路は結構混んでいましたが、タクシー（150元）でアンバサダーホテル台北に12:30頃には着きました。
アンバサダーホテル台北は予約サイトを比較し、最も安かった楽天トラベルで予約しました。政府営業税（5％）とサービス料（10％）別で5月30日(金) 4,600TW$ 、2014年5月31日(土) 5,200TW$でした。ホテルのチェックイン時に価格確認があり、サービス料・税金別込みの価格、5月30日 5,313TW$ (約18,000円)、5月31日 6,006TW$ (約20,500円)と提示され、納得後にチェックインしました。フロントでは日本語が通じました。部屋に入れるのは14:00以降と言うことなので、荷物を預けて観光に行きました。
朝の羽田発台北・松山空港往きに乗ると初日は午後一から観光できます。

アンバサダー ホテル 台北 ホテル

ホテルは「コの字型」の１２階建てで内庭に小さなプールがありました。「｜」の部分が中山路に面しており、他の部分は部屋の窓が内庭に面しているようでした。

アンバサダー ホテル 台北 ホテル

アンバサダーホテル台北の廊下。落ち着いたホテルです。

アンバサダー ホテル 台北 ホテル

泊まった部屋です（使用後）。
私たちの部屋は中山路に面した６階の角部屋でした。車の音は聞こえません。窓を開けると街路樹の美しい中山路が目の前にあり、明るい部屋でした。クイーンサイズのベッド２つの間にエキストラベッドが置いてあり、かなり狭かったですが、不自由はありません。ウシュレットがあり、バスタブも比較的ゆったりしており、清潔ないい部屋でした。アミニティーグッズの過不足はなく、バスローブはありませんが、浴衣とスリッパがありました。毎日無料のミネラルウォータが人数分ありました。ホテルの両横にセブンイレブン、ファミリーマートがあります。ぶらぶら歩いて５分程度でMRT「雙連」駅に着きます。「雙連」駅の周りにはスターバックスやマクドナルド、ケンタッキー、中華の食べ物屋があり、朝食に困りません。「雙連」駅の駅沿いに150Mぐらいの双連朝市が立ち、見て回るのが楽しく、果物や朝食を買えます。ホテルの朝食は一人550TW$ですが、外で食べると一人100TW$でお腹一杯になります。

アンバサダー ホテル 台北 ホテル

アンバサダーホテル前のリムジンバス（大有巴士）のバス停です。３０分毎の運行と言うことで時刻表はありませんが、３日目の早朝、タバコを吸いながら見ていると毎時１０分、４０分頃にバスが来ていました。桃園国際空港まで７０分ぐらいで着きます。運賃は９０TW$です。

アンバサダー ホテル 台北 ホテル

手頃な値段のフカヒレスープランチを食べに金満庁と言うカジュアルなレストランに行きました。アンバサダーホテルから東へ徒歩で１０分くらいで着きました。慶泰大飯店の２階にある入りやすい店構です。
写真は２階への階段の手前にある看板です。

金満庁 中華

金満庁の中です。ランチタイムの最後だったので空いていました。普段、サラリーマンが多いのか、テレビがついていました。

金満庁 中華

目当てのフカヒレランチを食べました。他の方の口コミでは３５０元とありましたが、４２０元（税別）（１４５０円程度）になっていました。
３枚程の小さな姿煮の入った熱々のフカヒレスープ、野菜と海老の炒め物、豚のスペアーリブ、焼き飯、冷たい小豆、果物、コーヒーがコース料理のように順番に出てリ来ます。各々量は多くないですが、昼食にはちょうどよい量です。ほどよい料金でフカヒレを食べれて満足でした。
最初に熱々のフカヒレスープが出でてきて、次に野菜と海老の炒め物がでました。

金満庁 中華

次に豚のスペアーリブ？と焼き飯です。

金満庁 中華

冷たい小豆（ぜんざい）、果物、最後にコーヒーがでます。美味しく、ゆっくり食事ができました。

金満庁 中華

天気は持ちそうなので九ｲ分に行くことにしました。金満庁を出てタクシー（125元）で台北駅に向かいました。道路は相変わらず混んでいました。地下鉄を乗り継いでも時間的には変わらないように思えました。
台徹・台北駅は立派な建物です。

台北駅 駅

台北駅の中です。階段を降りて地下１階に切符の自販機があったので端芳までの切符を急いで買いました。プラットホーム毎に改札が分かれているようなので、駅員に聞くと、「あっち」とばかりに指をさされ、急いで地下２階のプラットホームに降りました。台湾ではプラットホームは「月台」と書いてあいました。

台北駅 駅

ホームには14:58発の端芳方面に行く普通列車が待っていました。乗って１〜２分です。

台北駅 駅

台鉄はドアの両側の席が優先席になっていました。

ドアの上に変なボタンがありました。何でしょう？

列車で瑞芳に向かう途中です。

15:50予定時刻通りに瑞芳駅に着きました。瑞芳駅でトイレ休憩です。駅前の小さな広場の前の道路を横断したところに九ｲ分往きのバス停があり、あまり待つことなく乗車できました。バスは一人15元で45元でしたが細かいのが無かったので50元支払い、おつりは諦めました。
バスはあまり混んでいませんでした。5分程すると人が降りて座れました。

瑞芳駅 駅

九ｲ分でバスを降車した時の写真です。バスの右下に「九ｲ分：金瓜石」の文字が見えます。私は瑞方駅前のバス停で来たバスが九ｲ分に行くかをこれで判断しました。

瑞芳駅 駅

「旧道停留所は坂の上にあるので、九份の町を下りながら散策する事ができます。」との口コミに従って九份の旧道のバス停で降りました。多くの人が降りるので一緒に降りました。バスの進行方向に歩きます。とうとう小雨が降って来ました。

基山街 散歩・街歩き

九ｲ分の基山街です。セブンイレブンの右横が商店街の入口です。

基山街 散歩・街歩き

順序は前後しますが、豎崎路（階段の小道）の一番上にあった案内板です。

豎崎路 散歩・街歩き

九ｲ分の基山街の商店街の中です。店がひしめいています。

基山街 散歩・街歩き

九ｲ分の基山街の商店街の続きです。入口付近は食べ物屋ばかりです。

基山街 散歩・街歩き

基山街の服屋さんです。

基山街 散歩・街歩き

基山街を進んで行くと人が少なくなってきました。雨足が強くなってきました。

基山街 散歩・街歩き

豎崎路（階段の小道）と基山街の交差点を越え、五番坑跡を目指してさらに基山街を進みます。商店街が切れて海が展望できるようになりました。五番坑跡はかなり遠く、五番坑跡公園の上にたどり着いた時に雨がさらに強くなりました。、傘を持ってきておらず（ホテルに預けた荷物の中）、家族が疲れ始めていたのであきらめて引き返しました。

基山街 散歩・街歩き

豎崎路（階段の小道）を少し下ると阿妹茶酒館が見えて来ました。雨宿りと日暮れを待つためにここで２時間程休息しました。

阿妹茶酒館 カフェ

阿妹茶酒館の入口です。空いてそうです。

阿妹茶酒館 カフェ

阿妹茶酒館に入ると「お茶ですか？　食事ですか？」と日本語で聞かれたので、「お茶です。」と答えると左側の部屋（写真）に案内され、さらに「熱いお茶？冷たいお茶？」と聞かれ、「熱いお茶」と答えると一人300元と言いました。その後、茶道具が持って来られ、最初の１回は店員がやり方を教えながらお茶を入れてくれました。後は自分たちで３回入れました。
あまり長くいたからでしょうか、店員が「集合時間は何時？」と聞いてきましたので、「集合時間はない。」と答えると、去っていきました。そうこうしている内に日が暮れて、雰囲気が出て来ました。

阿妹茶酒館 カフェ

阿妹茶酒館の窓からの風景です。阿妹茶酒館は１階席と２階テラス席がありましたが、１階席の方が風情があって好きです。

阿妹茶酒館 カフェ

雨も止み、日が暮れて赤い提灯が輝きだしたので阿妹茶酒館を出ました。

阿妹茶酒館 カフェ

夜のとばりに包まれた阿妹茶酒館はどこか懐かしさがあります。

豎崎路 散歩・街歩き

豎崎路（階段の小道）は人でごった返していました。

豎崎路 散歩・街歩き

豎崎路を下ります。軽便路との交差点から見上げるとより風情があります。

豎崎路 散歩・街歩き

豎崎路をさらに下ると軽便路との交差点に着きました。交差店にあるレストラン、小上海茶飯館と言うらしいです。

九份星宇食堂 地元の料理

豎崎路の石段を下まで降りて道路を渡るとバス停がありました。基隆往きのバスが直ぐに来て、瑞芳駅まで乗りました。バスは空いており座れました。写真は瑞芳駅前の広場です。写真中央の道路を渡ったところに人が並んでいます。ここが九ｲ分往きのバス停です。

瑞芳駅 駅

次は帰り道にある饒河街觀光夜市に向かいます。最寄駅は松山です。
瑞芳駅の壁に掛かっている列車の時刻表は北周りと南周りに分かれています。どちらが台北行きなのか、よくわかりません。
切符売場に行くと日本語のわかる駅員が、19:47発の急行が台北方面に行くと教えてくれて、松山駅までの指定席切符（47元）を買いました。電光掲示板を見るとその列車が５分遅れと表示されていました。

瑞芳駅 駅

瑞芳駅で５分遅れの急行列車に乗り込みみました。

瑞芳駅 駅

急行列車の車内です。空いていました。

瑞芳駅 駅

松山駅で下車して階段を上がると改札口があり、改札口を出て地上階向かう右側のエスカレータに乗りました。

松山駅 駅

地上階に上がると構内は商店街になっていて、案内板に従って饒河街觀光夜市に向かって歩きました。時間が遅いのか、向かっている人並みは見当たりません。

松山駅 駅

松山駅の構内を抜けて右側の道路を渡ると夜市らしき明かりが見えて来ました。夜市の入口には立派なお宮（慈祐宮）がありました。

松山慈祐宮 寺院・教会

饒河街觀光夜市は400Mぐらいの直線道路にあり、ゆっく往復して１時間程度です。東の入口付近にある胡椒餅屋に行列が出来ていたので１つ買って食べました。有名らしいです。胡椒辛い気がしましたが、熱々で美味しかった。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

この釜で胡椒餅を焼いていました。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

食べ物屋だけでなく、いろいろな店が所狭しと並んでいます。小雨がぱらつく中、そぞろ歩きを楽しみます。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

卵焼きに少し行列していたので買いました。蟹味噌、明太子などを巻いて焼いた卵焼きです。蟹味噌入りを食べましたが、イマイチでした。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

豚さんも寝ていました。
最初は食欲がありましたが、ごま油の匂いにやられて食欲減退したので、マンゴジュースを飲みました。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

的当てもありました。的はゴム風船です。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

饒河街觀光夜市の西の入口。ここから再度東の入口まで引き返して夜市を楽しみ、22:00頃タクシーでホテルまで帰りました。この時間は道路も空いていて、20分ぐらいで着き、170元でした。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

この旅行記へのコメント （1）

• 子連れ旅人さん 2015/02/09 14:09:41

  千と千尋の世界ですね

  donburikoさん
  
  はじめまして、訪問投票有難うございました。
  なんだか千と千尋のゆばあばの街に紛れ込んだようですね。
  とっても素敵！
  
  どこからかあのかわいい妖怪たちが出てきそうですね。
  
  これからも素敵な旅行記楽しみにしております。
  
  子連れ旅人