ベルギー　一人旅　　（ブリュッセル前半）

2014/05/19 - 2014/05/30

5月下旬のベルギーを、12日間で一人旅をしてきました。「地球の歩き方」と「るるぶ」のおかげで楽しい充実した旅行が出来ました。

5月19日〜21日　ブリュッセル
5月22日〜23日　ブルージュ
5月24日　　　　ゲント
5月25日　　　　ナミュール
5月26日　　　　ディナン
5月27日〜29日　ブリュッセル

ノイハウスの馬部さんから銀行よりもレートの良い両替所を教えて頂いたので記載しました。　比較したら10％も良いレートでした。

少し長くなったので、各都市編、プチグルメ編、スイーツ編、王立美術館編に分けました。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

JALとフィンランド航空の共同運航便で、ヘルシンキで乗り継ぎブリュッセルに入りました。EUへの入境審査はヘルシンキで行い、滞在期間について質問が有りました。
往：月曜日出発の便で空席率50％でした。復：金曜日帰着の便でツアー客で満席でした。

ブリュッセル空港はＡターミナルに到着しました。ベルギー国鉄の地下駅はＢターミナルなので、空港ビル内の免税品店の前や動く歩道を乗り継いで、かなりの距離を移動しました。

やっとＢターミナルの到着ロビーに出ました。

ベルギー国鉄の地下駅に行く案内表示に沿って進みました。

エレベータを降りるとベルギー国鉄の地下駅の切符売り場が有りました。

ベルギー空港→ブリュッセル：8.5ユーロ

地下2階のホームに降りる手前に、この発車時刻の表示板が有り、列車の出発時刻とホームが表示されてました。
しかし、当日はこの表示板を見落としてしまい、ホームの駅員に聞いて列車に乗りました。

列車に乗るとすぐ車掌の検札が有りました。
なんと言う事か！車掌から乗り間違えているとの指摘。車掌は次のルーヴェンで乗り換えて、ブリュッセルに行きなさい、と親切に教えてくれました。
ルーヴェンでは5分ほどの乗り換え時間でブリュッセル行きがありました。

ブリュッセルのホームは地下2階でした。
これは地下1階から地上階に上がる階段です。
この階段を左に出るとブリュッセル中央駅のグランプラス側の出口でした。

先ず、目指すはグランプラスの近くにある「Hotel The Moon」（ムーンホテル）です。
ブリュッセル中央駅の駅前広場の対面にあるメリディアン・ホテルの穴の様な通路を通り抜けて大通りに出ました。

メリディアン・ホテルの横にある、向こうに下りて行く大通りに出ると、グランプラスの市庁舎の塔が見えました。
この道に間違いないと確信して、グランプラス方向に向かって坂を下って行きました。

グランプラスに曲がる手前に広場がありました。広場のこの像の右耳の方向にムーンホテルが有りました。
分かりやすい場所で助かりました。

ホテル・ザ・ムーンホテル　79ユーロ（朝食付）

口コミによるとグランプラスに近くて立地が良い。コスパは最高。難点はエレベーターが無い事だったので、このホテルに決めました。

グランプラスに至近距離で1泊79ユーロは物凄く安い。

これが私の泊まったシングルルームです。

日本式に言う3階なのでエレベーターの無い事は、気になりませんでした。
清潔感に欠ける所が不満でしたが、料金を考えると徐々に慣れました。

これが朝食コーナーです。

クロワッサンとトースト、オートミール、ジャム3種類、チーズ2種類、バター、オレンジジュースとミックスジュース、ミルク、コーヒーと紅茶でした。

毎晩ビッグ・ディナーなので、これだけあれば十分です。

ホテルの一軒向こうが、ギャルリー・サン・チュベールでした。

凄く便利な場所でした。夕方のギャルリー・サン・チュベールは観光客で混雑してました。

ギャルリー・サン・チュベールは1847年に完成したショッピングアーケードです。

アーケード内には、チョコレートのノイハウス、ゴディバ、メリー、ジュエリーショップ、アンティークショップ、カフェ、レストラン等が有り、ウィンドウショッピングが楽しめます。

次に、グランプラスを散策。夕暮れ時のグランプラスは、もの凄い数の観光客でした。特に中国人が多く、タイ人、マレーシア人、インドネシア人等の東洋人が多かった。

初日は機内食を3度も食べたので、まだ空腹感が来ない。

ゴーフル・ドゥ・ブリュッセルで、ブリュッセル・ワッフルを夕食にしました。
「地球の歩き方」P221

２日目の観光の目玉は「ベルギー王立美術館」です。時差ボケで早く目が開いたので、7時に朝食を食べて観光に出ました。先ず、グランプラスを一周。人出はまだ有りません。思い出すと、この人出の少ない時間帯は、スリに狙われやすいので注意をしました。

市庁舎の塔が高すぎて画面に入りません。

市庁舎の柱の素晴らしい彫刻です。

ビール博物館の馬上の騎士が光り輝いてました。

西側の旧ギルドの建築物は改修工事中でカバーがかかってました。

王の家です。現在は市立博物館です。

市庁舎横のセルクラ―スの像。

像に触れると幸福をもたらすという事なので、私もこれにあやかりたいと願いを込めて触れました。

グランプラスから小便小僧に行く途中にある壁画です。

小便小僧の手前のお土産屋には、こんなにカラフルな小便小僧がいました。

小便小僧。別名「ジュリアン君」

まだ観光客はいなくて「ジュリアン君」は寂しそうでした。
「ジュリアン君」の所に毎日行きましたが、日中は大変混雑してました。特に騒がしい国の人たちが、ワッフルを食べながら写真を取っていました。

10時のベルギー王立美術館の開館時間まで「ヴィタメール」のカフェで待つ事にしました。
「ヴィタメール」へは、小便小僧のもう一本向こうの道を左に曲がると、一直線で行けます。途中また壁画が有りました。

更に進むと、こんな壁画もありました。

「ヴィタメール」に行く途中、ノートルダム・ド・ラ・シャベル教会に立ち寄りました。

ノートルダム・ド・ラ・シャベル教会は１５世紀のゴシック形式の教会と言う事です。
教会の入り口の扉の上のキリスト像も、柱の彫像も、ステンドグラスも素晴らしい教会でした。

グランサブロン広場の北側に「ヴィタメール」が有りました。「地球の歩き方」P261
コーヒーとケーキを楽しみながら、ベルギー王立美術館の開館時間を待ちました。

ベルギー王立美術館です。
内部の絵画は一部を除いてフラッシュ禁止ですが、撮影は許可されていました。

詳細はベルギー王立美術館編。

ベルギー王立美術館の鑑賞の途中でしたが、昼食はイロ・サクレ地区にあるスケルトマまで戻りました。「地球の歩き方」P247

途中、ブリュッセル公園で二人連れのスリから、「ボンジュール」と言い寄られましたが、「ノー」と言って首を横に振ったら、それ以上は付いてきませんでした。

午後もベルギー王立美術館に再入場し、鑑賞しました。

ベルギー王立美術館での鑑賞後はグランプラスに戻り、ル・ロワ・デスパーニュでダム・ブランシュを食べながら、夕暮れ時のグランプラスでユックリとした時間を過ごしました。　「地球の歩き方」P252

グランプラスを散歩している観光客は、イスラム系や東洋系が多く、欧米の観光客はカフェでビールを飲んでいました。

夕方、ダム・ブランシュを食べたので、空腹感が来なかったから、エクスキで軽い夕食にしました。「地球の歩き方」P250

3日目：１５時からの市庁舎のツアーを予定してましたが、市庁舎ではコンサートが有りツアーは中止との事なので、午後は時間が空いてしましました。

朝はサンミッシェル大聖堂に行きました。

サンミッシェル大聖堂はベルギー王室が結婚式を挙げる教会なので、さすがに立派な素晴らしい教会でした。

この様なステンドグラスが何面もありました。

このパイプオルガンも圧巻でした。

証券取引所の近くのスーパーマーケットで歯磨きと練り歯磨きを購入し、お土産にワッフル粉400ｇ2.1ユーロをゲット。

昼食はケルデルクに行きました。「地球の歩き方」P248
グランプラスのブラバン侯爵の館の地下です。

30年前出張で来た時以来なので、牛肉の黒ビールに興奮しました。

午後は計画が無くなったので、グランプラスでゆっくりしました。

グランプラスの広場では花屋が店を出していました。
日本の花屋と同じようにペチュニアやサフィニア等の苗でした。

グランプラスのブラバン侯爵の館を見上げると、飾りが輝いていました。

ビール博物館を見上げると馬上の騎士の飾りが光り輝いていました。

ホテルの前の広場で、この女性は毎日街頭ライブをしていました。綺麗な歌声でした。
ギターケースに1ユーロを入れたら、中に入っていたのは0.2〜0.5ユーロでした。1ユーロは入れすぎでした。

夕食はシェ・レオンに行きました。「地球の歩き方」P247
ベルギーで有名なムール貝のチェーン店なので、美味しいムール貝でした。

明日は列車でブルージュです。