2010/01/04 - 2010/01/04
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Giraudさん
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ルーヴル美術館の絵画から、おもに古典主義・新古典主義の作品のまとめ。神話や古代史等を題材にした写実的、劇的な作風が特徴です。一部オルセー美術館の作品を含みます。
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ルーカス・ファン・ファルケンボルヒ
『バベルの塔』
Lucas van VALCKENBORCH
"La Tour de Babel"
(1594年) -
ピーテル・ラストマン
『息子イサクを捧げようとするアブラハムを制止する天使』
Pieter LASTMAN
"L'Ange du Seigneur empechant Abraham de sacrifier son fils Isaac"
(1616年)
イスラエル民族の太祖アブラハムは、ようやく授かった息子イサクを神に捧げるよう啓示を受けますが、決行の寸前に天使が現れました。 -
ニコラ・プッサン
『エリエゼルとリベカ』
Nicolas POUSSIN
"Eliezer et Rebecca"
(1648年)
アブラハムの従者エリエゼルは、イサクの結婚相手を探すため、アブラハムの故郷カルデアに遣わされます。井戸端にたどり着いた彼に、ただ一人親切に水を恵んでくれた女性がリベカでした。 -
ルイ・ゴーフィエ
『ラバンの娘たちと出会ったヤコブ』
Louis GAUFFIER
"Jacob venant trouver les filles de Laban"
(1787年)
イサクの次男ヤコブは、兄エサウとの不仲から、母リベカの兄であるラバンのもとへ身を寄せることになりました。そこで出会ったのが、ラバンの娘で未来の妻となるレアとラケルの姉妹でした。
姉のレアは、ちょっと意地悪そうな態度をしています。 -
ローラン・ド・ラ・イール
『盗まれた偶像をヤコブの荷物から探すラバン』
Laurent de LA HYRE
"Laban cherchant ses idoles dans les bagages de Jacob"
(1647年)
強欲な伯父ラバンの下から、妻子とともに故郷に帰ろうとするヤコブ。しかし崇拝していた異教の神像が無くなったことに気づいたラバンは、一行の後を追ってきます。 -
ニコラ・プッサン
『川から救われるモーセ』
Nicolas POUSSIN
"Moise sauve des eaux"
(1638年)
エジプトのファラオが、国内のイスラエル移民の赤子を皆殺しにするよう勅令を出しました。産まれたばかりのモーセは葦舟に乗せてナイル川に流されますが、下流でファラオの娘に拾われ、王家の一員として育てられることになります。 -
ニコラ・プッサン
Nicolas POUSSIN
『アシドドのペスト』
"La Peste d'Asdod"
(1630-1631年)
イスラエル人の神殿から、ペリシテ人が契約の櫃(アーク)を奪い、異教の神ダゴンの像を置きました。そのため神が怒り、アシドドの街は疫病に襲われます。 -
クロード・ロラン
『サムエルに塗油されるダビデ』
Claude LORRAIN
"David sacre roi par Samuel"
(1647年)
イスラエル初代の王サウルが神に背く行いをしたため、預言者サムエルは新たな王を求める旅に出て、ベツレヘムで羊飼いの少年ダビデに出会います。 -
ニコラ・プッサン
『ソロモンの審判』
Nicolas POUSSIN
"Le Jugement de Salomon"
(1649年)
赤子を亡くした女が、別の女の赤子とすり替える事件が発生。ともに「私が本当の母親です」と訴える二人に対し、知恵者ソロモン王が下した審判とは・・・
大岡裁きのもとになったと言われる逸話。 -
ニコラ・ヴルーゲルス
『ソロモンとシバの女王』
Nicolas VLEUGHELS
"Salomon et la reine de Saba"
(1728年)
ソロモン王の治下でイスラエル王国は最盛期を迎え、はるかアフリカのシバ(現在のエチオピアまたはイエメンあたり)の女王も謁見に訪れました。 -
ウスターシュ・ル・シュウール
『トビアの帰還』
Eustache LE SUEUR
"Le Retour de Tobie"
(1640年)
失明した父トビトを救うため、トビアは謎の人物アザリヤとともにメディアまで旅をし、ティグリス川で魚の胆汁を得て帰ってきます。
アザリヤの背中から白い翼が生えていますが、この時点では作中の人物には見えていません。 -
レンブラント
『トビアの家族から去る大天使ラファエル』
REMBRANDT Harmensz. van Rijn
"L'Archange Raphael quittant la famille de Tobie"
(1637年)
トビアの父トビトの失明を癒したアザリヤは、正体を現して天に帰っていきました。 -
テオドール・シャセリオー
『スザンナと老人たち』
Theodore CHASSERIAU
"Suzanne et les vieillards"
(1856年)
好色な二人の長老が、水浴していた美人妻スザンナに関係を迫りますが、拒絶されたために不義密通の罪をでっち上げて告発します。しかし裁判官ダニエルは、二人の証言の矛盾を突いてスザンナを救いました。 -
テオドール・シャセリオー
『アハシュエロス王との謁見のために化粧をするエステル』、別称『エステルの化粧』
Theodore CHASSERIAU
"Esther se parant pour etre presentee au roi Assuerus, dit La toilette d'Esther"
(1841年)
ペルシア王アハシュエロスの大臣が在留イスラエル人の抹殺を企てていることを知ったエステルは、決死の覚悟で王に謁見を願い出ました。
ちなみにアハシュエロスは、映画『300(スリーハンドレッド)』にも登場したアケメネス朝ペルシアの王クセルクセス1世のこと。 -
クロード・ヴィニョン
『ソロモンとシバの女王』または『アハシュエロス王の前のエステル』
Claude VIGNON
"Salomon et la reine de Saba, dit aussi Esther devant Assuerus"
(1624年) -
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
『大工の聖ヨセフ』
Georges de LA TOUR
"Saint Joseph charpentier"
(1642年)
ここからは『新約聖書』(キリスト教)の物語。
右側のまだあどけない少年がイエス。 -
アリ・シェフェール
『キリストの誘惑』
Ary SCHEFFER
"La Tentation du Christ"
(1854年)
イエス・キリストの名言、「人はパンのみにて生きるにあらず」の場面。 -
ギュスターヴ・モロー
『洗礼者ヨハネの斬首』
Gustave Moreau
"Le Decollation de Saint Jean-Baptise"
(1872年)
オルセー美術館の作品。
ヨルダン川でイエスに洗礼を授けた聖ヨハネは、ユダヤの領主ヘロデ・アンティパスの近親婚を批難したため、獄中に繋がれます。そしてヘロデの妻の先夫との娘サロメは、祝宴での舞踏の褒美に何を望むかと問われ、ヨハネの首を所望しました。 -
ジャン・ジュヴネ
『奇跡の漁』
Jean JOUVENET
"La Peche miraculeuse"
(1706年)
幅6.4m×高さ3.9mの大作。
のちに筆頭使徒となるペテロが、イエス・キリストの弟子となる場面。ガラリヤ湖で漁師をしていたペテロはその日の収穫をあきらめていましたが、イエスに言われるまま網を打ってみると、信じられないほどの量の魚が獲れました。 -
ジャン・ジュヴネ
『ラザロの蘇生』
Jean JOUVENET
"La Resurrection de Lazare"
(1706年)
幅6.4m×高さ3.8mの大作。
死後4日経過した死人を甦らせたという、イエス・キリストの起こした奇跡のひとつ。 -
ニコラ・プッサン
『キリストと姦淫の女』
Nicolas POUSSIN
"Le Christ et la femme adultere"
(1653年)
イエス・キリストの名言、「汝らのうちで罪なき者、石もてこの女を打て」の場面。 -
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
『悔い改めるマグダラのマリア』
Georges de LA TOUR
"La Madeleine a la veilleuse"
(1640-1645年) -
ジャン=レオン・ジェローム
『エルサレム』
Jean-Leon Gerome
"Jerusalem"
(1867年)
オルセー美術館の作品。
風景画のように見えますが、手前の地面に十字架に掛けられた人物の影が映っています。 -
フランソワ=ジョゼフ・ナヴェズ
『キリストの受難に祈りを捧げる聖女たち』
Francois-Joseph NAVEZ
"Saintes femmes meditant aupres des instruments de la Passion"
(1819-1821年) -
ジャン・レストゥー
『聖霊降臨』
Jean RESTOUT
"La Pentecote"
(1732年)
幅7.7m×高さ4.6mの超大作。
イエス・キリストの昇天(復活祭の日)から50日後、集まった信者たち一人一人の頭に、天から炎のような精霊が降ってきました。 -
ニコラ・プッサン
『聖大ヤコブの前に現れる柱の聖母』
Nicolas POUSSIN
"Apparition de la Vierge a saint Jacques le Majeur"
(1629-1630年)
十二使徒のひとりヤコブがスペインで布教しているとき、目の前の柱(ピラール)に聖母マリアが姿を現しました。 -
ハンス・スペックアールト
『ダマスカスへの道で回心する聖パウロ』
Hans SPECKAERT
"La Conversion de saint Paul sur le chemin de Damas"
(1570-1577年)
キリスト教の第2の創始者ともいわれる聖パウロを描いた作品。
ローマ市民権もあるユダヤ人パウロは、生前のイエスと面識はなく、最初はキリスト教を迫害する立場にいましたが、ダマスカスへの旅の途上で光に撃たれて改心します。 -
アンソニー・ヴァン・ダイク
『天使に救われる聖セバスティアヌス』
Antoon van DYCK
"Saint Sebastien secouru par les anges"
(1630-1632年)
ローマ皇帝の親衛隊長セバスティアヌスは、キリスト教徒であることが露見して処刑されます。しかし弓矢に射られても、彼はまだ絶命していませんでした。 -
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
『イレーヌに介抱される聖セバスティアヌス』
Georges de LA TOUR
"Saint Sebastien soigne par Irene"
(1649年) -
ニコラ・プッサン
『聖フランチェスカ・ロマーナ』
Nicolas POUSSIN
"Sainte Francoise Romaine"
(1657年)
ローマの街がペスト渦に襲われたとき、ローマの「弁護者」と崇拝されていた聖女フランチェスカが現れ、災厄の終焉を告げました。
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