2012-2013シーズン札幌スノボー遠征第2弾年越しは札幌で⑧ 雪印杯ジャンプ観戦編

2012/12/29 - 2013/01/06

札幌滞在最終日は前年は日程の都合で観戦に行けなかった
スキージャンプの観戦へと行って来ました。
この年はW杯遠征組の参戦はなかったのですがなかなか面白い
試合となり女子組では苦労人の茂野美咲選手が優勝し、後日
地元では居酒屋でアルバイトをしながらスキージャンプを
続けて来た彼女は雪印杯優勝とW杯の出場権を得た居酒屋の
シンデレラガールとして注目を集めました。
表紙の写真の中央が茂野美咲選手、左が山口瑞樹選手、右が
竹田歩佳選手、この3人は同じライズJCというジャンプチームに
所属しており表彰台を独占しました。
それでは雪印杯の観戦の模様を綴っていきます。

エリア 琴似・発寒中央(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2年ぶりの雪印杯観戦。2012年は赤倉で開催されたサマージャンプを
観戦に行きましたが冬の観戦は冒頭にも書きましたが2年振りです。
2年前は高梨紗羅ちゃんが逆転優勝を飾った試合でした。
あの時からその後の活躍は皆さんがニュース等でご存じの通りです。

チケットを購入して会場入り。
ジャンプ観戦は大概が￥1000で見る事が出来ます。

雪印杯は試合中にいくつかクイズイベントなどもあり
本日は優勝予想が行われました。

いつも見かける熱心な応援団。

1回目はK店ちょい下で観戦することにしました。
ここ宮の森ジャンプ台はK点90 ヒルサイズ100の
ノーマルヒルのジャンプ台です。
この数年、女子のW杯が行われまた、かつての
札幌オリンピックでは表彰台を日本人が独占した
ジャンプ台です。
ラージヒルは隣山の大倉山ジャンプ競技場となります。

さて試合開始です。
試合開始の前にテストジャンパーが3，4人飛んで
コースの状況を確認します。
それから予選を兼ねた試技が始まりました。

予想はつくと思いますが、飛ぶ選手は一瞬で目の前を
通り過ぎるためシャッターチャンスが本当に難しく
沢山撮影した中から数枚をピックアップします

これは舟木選手。長野五輪での活躍は今でも
鮮明に覚えています。当時世界一の飛形と称され
現在でもさすがの健在ぶりです。

こちらも長野メンバーの岡部選手。
長野五輪団体で一人目のジャンパー。
130ｍの大ジャンプで日本の金メダルを
引き寄せたきっかけとなりました。
今年2014年3月に惜しくも引退され、まだまだ
先のアップになりますが、引退試合も観戦に
行きました。

この日の女子の部の優勝と最長不倒賞を受賞した
茂野美咲選手です。

雪印杯を2008年に初めて観戦に行った際に女子の
ジャンプ選手がいることを知りました。昔から
テレビでも録画中継はされていましたが少年
（中学生や高校生）、女子の部が放送されることは
なかったと思いますので、女子ジャンパーがいた事に
驚きました。初観戦の時にソチのメンバーだった
伊藤有希選手がまだ当時中学1年生だった事に驚きを
隠せませんでした。

余談が長くなりましたが、茂野選手はこの年の雪印杯の
優勝を皮切りに国内大会では表彰台にも何度も上がり
女子のW杯への出場を果たし、その後の活躍は目覚ましい
ものがありました。残念ながらソチへの代表は逃しましたが
次のピョンチャンオリンピックには出場されることを楽しみに
したい選手です。

1回目の試合を終え、2回目は観戦場所を下へと降りて
観戦です。

2回目も女子の部からスタートです。

この写真は吉泉選手です。
彼女は長野オリンピック当時高校生テストジャンパーとして
飛んだ選手です。テストジャンパーなので名前や記録も公式には
残ってませんが、あの団体戦の悪天候の最中に他のテストジャンパーと
一緒に飛び、日本の団体金メダルへの陰の功労者でもありました。
そんな吉泉選手も2014年3月に引退致しました。
（引退試合は観戦に行きました。女子の部3位で表彰台に上がりました）

着地の瞬間、テレマークも入りましたが距離が少し足りず、
この日は表彰台を残念ながら逃してしまいました。

飛んでいる姿の写真はあまり良いカットがなかったので
表彰式の様子をどうぞ。

まずは女子の部、6位までが入賞先に紹介した吉泉選手
（右端）は6位でした。

4位から6位の選手です。

この日は同じ所属チームで表彰台を独占しました。
左から2位 山口選手、右 3位 竹田選手、中央 優勝の茂野選手。

茂野選手はこの日の女子の最長不倒賞も取り、ダブル受賞でした。

少年の部の3人。
3人ともまだ中学生ですよ。
今後の活躍に期待。　未来のオリンピック選手です。

成年の部。岡部選手や船木選手は優勝を逃しましたが
若手の成長ぶりに期待しましょう。

今回も素晴らしい試合作りをして頂いた雪印さんに敬意を
表して今年もちょっとだけ商品の宣伝のお力になれたらと
思います。

大満足で宮の森ジャンプ台を後にして少し、遅いお昼ご飯を
狸小路にあるお気に入りのハンバーグレストランへとやって
きました。
今回の遠征の締め括りに乗車する列車と同じ名前、北斗星です。

雪印杯の余韻とこのあと北斗星で帰らなければいけないのかという
葛藤に生ビールで乾杯です。

熱々のブラウンシチューハンバーグを頂いて
札幌駅へと戻りました。

さて次は北斗星乗車、帰宅編へと続きます。