2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第9日目:ソロヴェツキー島】(2)ロシア正教会としても砦としてもラーゲリーとしても歴史の深い世界遺産の島のソロヴェツキー修道院
2013/07/14 - 2013/07/14
64位(同エリア150件中)
まみさん
2013/07/14日 ソロヴェツキー島<世界遺産>1日目
~ケミから船で2時間
・クレムリン(ソロヴェツキー修道院)
・白海散策
【ソロヴェツキー泊:ソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテル】
ソロヴェツキー島に行くことに決めたので、行く前に図書館でソルジェニーツィンの「イワン・デニーソヴィチの一日」を借りて読み始めましたが、読み終わらないうちに旅行の出発日が来てしまいました。
ところが、いざ、島でソロヴェツキー修道院を見学していた最中は、ここがかつてソ連時代の強制収容所(ラーゲリー)として使われ、そのモデルにもなったということでも有名であることを、ころっと忘れてしまいました@
修道院の中にあった小さな博物館には、そのことを思い出させる展示はなかったです。
それに、Lonely Planetの案内はしっかり予習したつもりですが、入口がどこか、そもそも見学できるようになっていたのか分からなかったったところもいくつもありました。
東欧諸国では、世界遺産に登録されているとはいえ、きれいに整備されたり、詳しくない外国人観光客にも分かりやすいように、登録の根拠などが展示されたりしているわけではありません。
ソロヴェツキー修道院も、一部は修復中でしたが、きっとそれは老朽化対策。
現役の修道院として復帰し、ミサが行われている教会や、修道院関係者の事務所、あるいは住居として使われていそうなエリアはあったものの、全体的にはうち寂れたまま、住めば都というかんじに、外見には特に手を入れず、古さびたまま使われているようでした。
修復作業は始まっているものの、まだまだ長い時間がかかりそうというのもうなずける状態でした。
しかし、腐っても(?)、歴史ある修道院。
素人から見ても、興味深い建築物などがごろごろあり、敷地内は広く、やや入り組んでいたので、写欲をそそられる一画はあちこちにありました。
修道院内では、ガイドに案内されたロシア人観光客らしきグループがいました。団体行動はわずらわしいけれど、ガイドから説明が聞けるのはうらやましかったです。
彼らが見に行くところに、見た目はそうと思えなくても重要な見どころがあるに違いないと、こっそり後をついて行ってみましたが、あからさまについていくのも怪しげですし、写欲がそそられたところで写真を撮るためにストップしていたら、あっという間にグループの姿は見えなくなっしまいました(苦笑)。
でも、かつて修道僧が暮らしていたと思われる一室を見つけ、そこでちょっと座って休んでいたら、1人旅のロシア人の20代くらいの男の子がやってきて、話しかけてきました。
モスクワやサンクトペテルブルグならいざ知らず、ここまで女1人で来る日本人は非常に珍しかったので、興味が沸いたそうです。
彼はアレクセイと名乗り、修道院内を少しだけ一緒に回ることになりました。
とはいえ、彼の英語はカタコトで、私のロシア語は赤ちゃん程度なので、まともにコミュニケーションがとれたわけではないのですが、アレクセイがいなかったら、現役の聖フィリッポフスカヤ聖堂も見学できなかったかもしれません。
というのも、一度1人で入ってみようとしたら、ミサの最中で、異邦人が入るのははばかれる雰囲気だったからです。
でも、アレクセイが案内してくれたおかげで、さくっと見学できました。
アクレセイはイコノスタシスの目の前のイコンのところまで連れてきてくれて、いかにも素人の私に、ここでお祈りをするだよ、と示してくれました。
ここの聖堂は、おそらく外国人であっても女性はズボンはNGでスカート着用、頭にスカーフをしなければいけないような厳格な正教会だったろうと思います。
そんなときのために、正教会圏を旅行するときは、ジーンズ姿なのはともかく、サマースカーフは持参してきたのですが、このときはホテルに起きっぱなしにしてしまいました。
でも、教会関係者らしい女性がアレクセイに「あなたの連れか?」とかそれらしいことを聞いて、アレクセイがなにやら説明してくれたおかげで、そのままでしばらくミサを見学させてもらえました。
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴォーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目★
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
「ソロヴェツキー修道院は北ロシアにおけるキリスト教・正教会最大の城塞をそなえた修道院。ソビエト時代初期には強制収容所および刑務所として機能し、後のグラグの前身ともなった。ソロヴェツキー諸島に位置していることから、この修道院の運命は浮き沈みを繰り返し、数々の軍事的な攻撃にも晒されてきた。修道院の中で最も重要と目される建造物はモスクワ府主教フィリップ2世がこの修道院の典院であった16世紀ごろのものである。
(中略)
ソロヴェツキー修道院は「ソロフキのクレムリ」(城塞)と呼ばれている。Sumskoyとケミの砦柵を合わせれば、ソロヴェツキー修道院は何ダースもの大砲と強力な駐屯部隊を持った国境に面した要塞に相当した。16世紀・17世紀にはスウェーデンによる数回の攻撃(1571年、1582年、及び1611年)を退け、クリミア戦争に際してはやってきた3挺のイングランドの軍艦が7月6日から7日にかけ9時間に渡って修道院に砲撃を加えた挙げ句、得るところ無く退却に追い込まれている。16世紀から20世紀初頭にかけてはロシアの専制政治や正統教義に反対した者の流刑地および北ロシアにおけるキリスト教布教の拠点となっている。修道院は文書や古書の一大書庫も有している。
(中略)
十月革命の後、ソビエト当局はソロヴェツキー修道院を閉鎖し、ソロヴェツキー諸島に強制収容所と刑務所を設けた。刑務所では主に木の伐採が行われ、木を切り尽くしてしまうと刑務所は閉鎖された。この収容所での労働や拷問の凄惨な実態は、アレクサンドル・ソルジェニーツィンの小説『収容所群島』に描かれている。
(中略)
今日では、ソロヴェツキー修道院は歴史および建築史の博物館としての役割を負っている。ロシア国内で最も早くユネスコの世界遺産に登録された建造物でもある。修道院では修道士たちが正教徒としての生活を復興しつつあり、現在約10名の修道士達が修道院で暮らしている。ソ連崩壊以来、修道院は修復・補強されており、現在もそれは続いている。」
(ウィキペディアフリー百科事典「ソロヴェツキー修道院」より引用)
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頑丈な石造りの塔と城壁
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城壁の向こうに見えた黒い玉ネギ型ドームのある教会
受胎告知(ブラゴヴェシチェンスカヤ)教会。
中に入れる扉に目印はないらしく、どこから入ってよいのか分からなかったので中は見学しませんでした。 -
白海の港に面したメインゲートから中に入る
敷地内は無料で、自由に入れました。 -
メインゲートの上のイコン
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ソロヴェツキー修道院と周辺のイラストマップ
1番は、スパソ・プレオブラジェンスキー(昇天)教会。
2番が現役のフィリッポスカヤ聖堂。
3番はブラゴヴェシチェンスカヤ教会
4番あたりは教会関係者か僧侶が実際に住んでいる雰囲気がありました。
修道院の敷地内はそれなりに広かったけれど、強制収容所として使われていたときに、ピーク時には65万人もの人々が収容されたというのは、ちょっと想像がつかなかったです。 -
少しだけ英語が併記されたイラストマップ
Lonely Planetの地図と照らし合わせて見どころをチェックしました。
Lonely Planetによると、メインゲート側の建物が強制収容所(ラーゲリ)とありましたが、見学できたのかどうか、よく分かりませんでした。 -
ドーム群が美しい、1566年のスパソ・プレオブラジェーンスキー教会
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中から見上げたブラゴヴェシチェンスカヤ教会
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レンガ向きだしの風情ある一画
あそこから2階に上がることができましたが、まずはあたりを散策。
テラスから入った2階はかろうじて修復が終わっていましたが、小さな博物館(撮影不可)があったっきりで、まだ中身はほとんど空っぽでした。
1階はまだまだ修復中で、場所によっては材木とか瓦礫とかが積み上がっていました。 -
古めかしいアーチから中庭へ
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あそこから中に入れそうだ@
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おそらく聖ニコラス教会
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アーチ越しにメインゲート側を振り返って
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いよいよ中に入る
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地下礼拝堂という風情
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れんがの壁の祈りの場所
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美しいアーチをくぐって奥へ進む
まるでお化けが出そう……というよりも、中にずんずん入ってしまっても良いのか、という意味で、ドキドキしながら進みました。 -
柵ごしにさきほどの祈りの場所を覗く
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出るときに気付いた、ステキな扉
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あの城壁沿いに歩けたらナァ
でもあそこに上れそうな雰囲気では全くありませんでした。 -
階段を上がり、2階のテラスへ
木造の天井がいいかんじでした。 -
17世紀の修道院だった部屋
聖ニコラス教会内に当たると思います。 -
聖三位一体のイコン
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別の部屋にはイコノスタシス
建物に比して新しすぎるし、イコンはオリジナルではなさそうだったのが残念ですが、仕方がありません。 -
祈りのためのイコンとイコノスタシスの王門
手前のイコンのテーマはおそらくマリアの死。眠りと表現されるのだと思います。
イエスが天国から迎えに来ています。 -
イコノスタシスの聖母子のイコン
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2階のテラスからゲート沿いを眺める
あのれんがの建物がラーゲリ(ソ連時代の強制収容所)として使われたのかも。 -
古めかしい墓地
この修道院に骨を埋めた名のある僧侶のものでしょうか。 -
十字架と骸骨が刻まれた古めかしい墓・その1
骸骨はゴルゴダの丘を意味するのだと思います。 -
十字架と骸骨が刻まれた古めかしい墓・その2
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現役の聖フィリッポスカヤ教会
扉を開けたら、思いっきりミサの最中で、中に入れる雰囲気では全くなく、あきらめました。 -
鉄製の飾りが美しい古い扉
修道僧の部屋らしきところに入りました。 -
入口のそばにストーブ跡
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かつての修道僧の部屋らしきところ
見どころがよく分からなくて、ここで座ってLonely Planetをひっくり返していたら、やってきたアレクセイに会いました。 -
今度はアレクセイと一緒に、現役の聖フィリッポフスカヤ聖堂を再び訪れる
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聖フィリッポフスカヤ聖堂への扉
厳格な教会ですし、ミサ中でしたから、聖フィリッポフスカヤ聖堂の写真はこの扉まで。
中は、ミーハー観光客があっと目を奪われるようなものではないですが、教会としての歴史と由緒の深さと見た目は違いますからね。
こぢんまりとした教会で、ミサに参列する人たちが何人も立っている中、アレクセイは私を、イコノスタシスの右の方の前にあったメインのイコンのところまで連れて行ってくれて、十字を切って、イコンにガラス面の上からキスをするという、祈りの作法をデモンストレーションしてくれました。ます。
イコンへのキスは、きちんと口つけなくても構わないのですが、口をつける人もいて、そういう人は持参の布で、口をつける前とつけた後にきちんとガラス面を拭いていました。
アレクセイとは教会を見学し終えた後に分かれました。
私はまだ見どころがないか探すために、修道院の敷地内をうろうろすることにしました。 -
正門のある壁に沿った建築群のうち、ブラゴヴェシチェンスカヤ教会と続きの建物。
グラーグ(強制収容所)だった棟と反対側。 -
メインの建物群と塀の前の中庭に展示されていた鐘
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修復中の足場がなければ文句なしのアングル
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教会関係者が使用していたか住んでいた棟
あのアーチを抜けると……。 -
いくつもの鐘が展示
正教会では、中庭にあるいくつもの鐘を操って音楽を奏でることで、信者たちにミサの始まりを知らせていたものです。
これはそういう役目を担っている鐘かしら。 -
ウスペンキー教会の玉ネギ型屋根
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ウスペンスキー教会と鐘楼
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ウスペンスキー教会の真新しいイコノスタシス
残念ながらこれもオリジナルではありませんでした。
こういうかんじに祭壇があったことを示してくれただけでも良しとしましょう。 -
さきほどくぐってきたアーチのある建物
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メインゲート脇の塔
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比較的新しい部分
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裏の城壁
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風情のある裏門
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円筒の見張り塔と裏門
このあとここからクレムリンの外に出ました。 -
端の見張り塔と城壁を外から眺めたところ
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城壁の外から見たソロヴェツキー修道院
これは翌朝に撮りました。
修復中の部分が残念ですが、外から見るとこういうかんじでした。 -
島の外の白海沿岸から見たソロヴェツキー修道院
これも翌日に撮りました。
イフゲニアに誘われて、現地ツアーのザヤツキー島エクスカーションに参加したときに、船の甲板から撮りました。
そのツアーはロシア語でしか行われないので、ガイドさんの説明はさっぱり分からなかったのですが、550ルーブル(2013年7月現在、1ルーブル=約3円で換算)と手頃な値段で、なによりもこういうツアーでもなければ、白海に出て、ザヤツキー島を訪れることはできなかったはずなので、とても有意義でした。
以上で1泊2日のソロヴェツキー島1日目おわり。
ソロヴェツキー島2日目のザヤツキー島エクスカーション編へとつづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ykさん 2014/03/23 21:21:14
- ソロヴェツキー
- ソロヴェツキー、非常に興味はあるのですが、まだ観光地としての整備は 十分でないようですね。寂びれた感じがしますね。そういうときの方がいいのでしょうけれど、一人では 少し勇気がいりそうですね。
世界遺産か何かでやったのを黒川先生の講座で見せていただいたことがあります。(先生にテレビ局が話を聴きに来たとか)収容所になった時期がある、という話しもききました。
そういえば モンサン・モシェルも牢屋だったことがありますね。
カメラ見つかってよかったですね。 ロシアで 出てくるなんて 信じられない!と言ったら 悪いですけれど。 カメラも一眼ならお高いでしょうけれど それ以上に貴重な画像が、と思うと泣いても泣ききれないですよね。
私は以前 帰りにロスバゲで、ビデオフィルムを スーツケースに入れてあったのでショックでした。一週間後に スーツケースは帰ってきて中身は無事でしたが(ヒースローテロ未遂事件の時で ロンドンが 何かと大変な時でした)、その間、ずっと落ち込んでいました。
- まみさん からの返信 2014/03/25 12:43:12
- RE: ソロヴェツキー
- ykさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
> ソロヴェツキー、非常に興味はあるのですが、まだ観光地としての整備は 十分でないようですね。寂びれた感じがしますね。そういうときの方がいいのでしょうけれど、一人では 少し勇気がいりそうですね。
はい、1人では勇気がいるかな。
みんなが行くので、勝手は分かりやすいですけど。
ガイドさんの説明が欲しいです。
まだまだ観光ずれしていなくて、寂れたかんじはします。
いまはそれも味わうってかんじですね!
キジ島と対照的でした。
> 世界遺産か何かでやったのを黒川先生の講座で見せていただいたことがあります。(先生にテレビ局が話を聴きに来たとか)収容所になった時期がある、という話しもききました。
> そういえば モンサン・モシェルも牢屋だったことがありますね。
そうだったんですね!
ソロヴェツキーでは、収容所跡をちゃんと見たかったです。
でもどこかわからず、このへんかなーと見当をつけられただけ。
朝日カルチャーセンターで3月末にすごく面白そうな一日講義があったのですが、平日昼間だったので断念しました。
ロシア正教やイコンに関する講義でした。
> カメラ見つかってよかったですね。 ロシアで 出てくるなんて 信じられない!と言ったら 悪いですけれど。 カメラも一眼ならお高いでしょうけれど それ以上に貴重な画像が、と思うと泣いても泣ききれないですよね。
そうなんですよ!
カメラも惜しいけれど、それ以上に貴重な画像が。
自分のまぬけさ加減が信じられませんでした。
しばらく気づかないで、シャワーを浴びて、仮眠をとっていたんですもの。
都会ならそんなに時間がたった段階で、見つかる可能性はさらに低くなっていたでしょうね。
> 私は以前 帰りにロスバゲで、ビデオフィルムを スーツケースに入れてあったのでショックでした。一週間後に スーツケースは帰ってきて中身は無事でしたが(ヒースローテロ未遂事件の時で ロンドンが 何かと大変な時でした)、その間、ずっと落ち込んでいました。
そういうこともあったんですね。
私はカメラが戻ってこなかった経験と、ロスバゲかとあせった経験が一回ずつありました。
まだフィルムカメラ時代に、ドイツ旅行中にカメラをなくしました。
すぐに来た道を戻ったのですが、見当たりませんでした。
ほんと、カメラそのものよりも、写真が手元に残らなかったのが残念でした。
でもフィルムカメラ時代は現像してがっかりすることも多かったので、2週間の旅行でせいぜい36枚撮り10本程度しか写真を撮りませんでしたが、いまは枚数はけた違いですもの。
ロスバゲにはならなかったけれど、なかなか荷物が出てこなくて、国内便に乗り損ねたことがあります。ウズベキスタン航空は、不便ですー!
そのときはおかげでヒバに行きそびれました。かわりにタシケント観光に切り替えたけれど、同じ航空会社なのにいちいち国内ターミナルでチェックインしなおさなければならなかったので、荷物が遅いことと飛行機が遅れたから、と係員に訴えても、なんにもしてくれませんでした〜。
それに比べると、いまはだいぶ乗り換えがスムーズになりましたね。
実はロスバゲかという不安より乗り遅れショックの方が大きかった出来事でした。
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