浜頓別・猿払旅行記(ブログ) 一覧に戻る
旅の二日目は、午前3時に起床。<br />夏の北海道の日の出は早く、このような時間に起きることになったのだ。<br />だが、その甲斐もあって、素晴らしい朝日を拝むことができた。<br />この日は、オホーツク海沿岸を北上し、途中の原生花園などを観ながら稚内へと向かう。<br />立ち寄ったのは、前日に夕陽を観たシブノツナイ湖と、その隣にあるコムケ湖とコムケ原生花園、紋別市の北にあるオムサロ原生花園、ガラス張りの展望台のある日の出岬、ウスタイベ千畳岩、北見神威岬、クッチャロ湖、ベニヤ原生花園、モケウニ沼、エサヌカ原生花園、そして宗谷岬。<br />最後には、宗谷湾に沈み損なった夕陽を道路脇から眺めた。<br />一時、今にも泣き出しそうな空模様になったものの、何とか持ち直してくれて、この日もたくさんの素晴らしい景色を堪能することができた。<br /><br />(2021.07.19投稿)

夏の道北・原生花園巡りの旅【2】~紋別の朝日と北オホーツクの原生花園~

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2013/07/14 - 2013/07/14

2位(同エリア92件中)

旅猫

旅猫さん

旅の二日目は、午前3時に起床。
夏の北海道の日の出は早く、このような時間に起きることになったのだ。
だが、その甲斐もあって、素晴らしい朝日を拝むことができた。
この日は、オホーツク海沿岸を北上し、途中の原生花園などを観ながら稚内へと向かう。
立ち寄ったのは、前日に夕陽を観たシブノツナイ湖と、その隣にあるコムケ湖とコムケ原生花園、紋別市の北にあるオムサロ原生花園、ガラス張りの展望台のある日の出岬、ウスタイベ千畳岩、北見神威岬、クッチャロ湖、ベニヤ原生花園、モケウニ沼、エサヌカ原生花園、そして宗谷岬。
最後には、宗谷湾に沈み損なった夕陽を道路脇から眺めた。
一時、今にも泣き出しそうな空模様になったものの、何とか持ち直してくれて、この日もたくさんの素晴らしい景色を堪能することができた。

(2021.07.19投稿)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
3.5
同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 二日目の朝は3時起床。<br />この日は、まず日の出を見るために早起きしたのだが、どこで見られるかを考えた結果、やはり海側が良いと判断し、急ぎオホーツクタワー近くの海岸へと向かった。<br />着いた時間は3時50分。<br />すでに空は日の出の時間を迎えようとしていた。

    二日目の朝は3時起床。
    この日は、まず日の出を見るために早起きしたのだが、どこで見られるかを考えた結果、やはり海側が良いと判断し、急ぎオホーツクタワー近くの海岸へと向かった。
    着いた時間は3時50分。
    すでに空は日の出の時間を迎えようとしていた。

  • その直後の3時52分。<br />水平線の彼方に、朝陽が昇って来た。

    その直後の3時52分。
    水平線の彼方に、朝陽が昇って来た。

  • 水平線の辺りが少しはっきりしないのが残念。<br />だが、時間が経つにつれて雲もとれ、完全に陽が出るころにはすっきり。<br />そして、藍色の空と、輝く朝陽が素晴らしい景色を見せてくれた。

    水平線の辺りが少しはっきりしないのが残念。
    だが、時間が経つにつれて雲もとれ、完全に陽が出るころにはすっきり。
    そして、藍色の空と、輝く朝陽が素晴らしい景色を見せてくれた。

  • 海を離れた陽の光が、海に光の道を描き出す。<br />空は柿色に輝き、美しい。

    海を離れた陽の光が、海に光の道を描き出す。
    空は柿色に輝き、美しい。

  • それでも、空の多くはまだ藍色に染まっている。<br />太陽の光は、昼間、大地を広く照らし出すのに、昇り始めた陽の光は、まだまだ弱く、夜の名残りがまだ微かに残ってる。

    それでも、空の多くはまだ藍色に染まっている。
    太陽の光は、昼間、大地を広く照らし出すのに、昇り始めた陽の光は、まだまだ弱く、夜の名残りがまだ微かに残ってる。

  • 波打ち際にも光が届き、輝き始めた。<br />海が輝く時間は美しく、好きな光景だ。

    波打ち際にも光が届き、輝き始めた。
    海が輝く時間は美しく、好きな光景だ。

  • 消波ブロックの上で、カモメたちが羽を休めている。<br />これから、朝食に向かうのだろう。

    消波ブロックの上で、カモメたちが羽を休めている。
    これから、朝食に向かうのだろう。

  • 朝陽を見た場所に、巨大な蟹の爪が立っていた。<br />かなり精密に作られているが、あまり良いものでは無いと思う。<br />百年後のように、時を経ても、未来の人たちのためになるものを創り、残すことを考えるべきではないだろう。<br />変わらぬ美しい自然景観こそ、紋別の宝だと思う。

    朝陽を見た場所に、巨大な蟹の爪が立っていた。
    かなり精密に作られているが、あまり良いものでは無いと思う。
    百年後のように、時を経ても、未来の人たちのためになるものを創り、残すことを考えるべきではないだろう。
    変わらぬ美しい自然景観こそ、紋別の宝だと思う。

  • 朝陽を観る場所で悩んだもうひとつの場所も行ってみることにした。<br />そこは、市街地裏手にある紋別山の頂上にある大山山頂園スカイタワー。<br />しかし、展望台があるスカイタワーは10時開館で、そこ以外からは眺めがほとんどなく、海岸の方を選択して正解だった。<br />それでも、スキー場のリフト降り場の辺りから、少しだけ海と紋別市街を見ることができたので、それはそれでよかった。

    朝陽を観る場所で悩んだもうひとつの場所も行ってみることにした。
    そこは、市街地裏手にある紋別山の頂上にある大山山頂園スカイタワー。
    しかし、展望台があるスカイタワーは10時開館で、そこ以外からは眺めがほとんどなく、海岸の方を選択して正解だった。
    それでも、スキー場のリフト降り場の辺りから、少しだけ海と紋別市街を見ることができたので、それはそれでよかった。

  • 朝陽を堪能した後、前日に夕陽だけでゆっくり観ることができなかったシブノツナイ湖へ向かうことにした。<br />前日に迷った道をかわして、何とか湖畔に出た。<br />オホーツク海沿いには進めなかったので、一旦戻り、反対側から再度湖畔に出ると、美しい湖の景色を望むことが出来た。

    朝陽を堪能した後、前日に夕陽だけでゆっくり観ることができなかったシブノツナイ湖へ向かうことにした。
    前日に迷った道をかわして、何とか湖畔に出た。
    オホーツク海沿いには進めなかったので、一旦戻り、反対側から再度湖畔に出ると、美しい湖の景色を望むことが出来た。

    シブノツナイ湖 自然・景勝地

  • その湖畔には、やはり原生花園があり、道沿いにはちらほらとエゾカワラナデシコの花も咲いていた。<br />さらに、細い砂州になっている場所には、エゾカワラナデシコやハマナスの花がたくさん咲いていた。

    その湖畔には、やはり原生花園があり、道沿いにはちらほらとエゾカワラナデシコの花も咲いていた。
    さらに、細い砂州になっている場所には、エゾカワラナデシコやハマナスの花がたくさん咲いていた。

  • まだ朝食の時間まだ間があるので、コムケ湖まだ足を伸ばす。<br />近くのキャンプ場の駐車帯辺りでは、ホザキシモツケも咲いていた。

    まだ朝食の時間まだ間があるので、コムケ湖まだ足を伸ばす。
    近くのキャンプ場の駐車帯辺りでは、ホザキシモツケも咲いていた。

  • オホーツク海側へ回り込んでみると、コムケ湖沿いに道が続いていた。<br />途中には、ハマナスなどが咲き競う原生花園もある。<br />この辺り一帯が、コムケ原生花園のようだ。<br />まさに、北オホーツクらしい景観である。

    オホーツク海側へ回り込んでみると、コムケ湖沿いに道が続いていた。
    途中には、ハマナスなどが咲き競う原生花園もある。
    この辺り一帯が、コムケ原生花園のようだ。
    まさに、北オホーツクらしい景観である。

    コムケ湖 自然・景勝地

    紋別の外れに佇む湖 by 旅猫さん
  • その後、朝食と朝風呂のため、一旦宿へと戻る。<br />出発を10時にしていたのだが、お疲れのツーリスト今中さんの申し出により、出発を15分遅らせることにしたのだが、目覚ましの掛け忘れで、今中さんの登場は10時40分だった。<br />まず向かったのは、紋別郊外のオムサロ原生花園。<br />そこは、池などもあり湿原らしい景観が楽しめる。

    その後、朝食と朝風呂のため、一旦宿へと戻る。
    出発を10時にしていたのだが、お疲れのツーリスト今中さんの申し出により、出発を15分遅らせることにしたのだが、目覚ましの掛け忘れで、今中さんの登場は10時40分だった。
    まず向かったのは、紋別郊外のオムサロ原生花園。
    そこは、池などもあり湿原らしい景観が楽しめる。

    オムサロ原生花園 自然・景勝地

  • この原生花園は、ハマナスの群落で知られているが、花期がそろそろ終わりで、多くの花がすでに盛りを過ぎていた。<br />それでも、まだ綺麗に咲いている花もあった。<br />ただ、幹線道路沿いにあるため、観光客の姿がかなりあった。

    この原生花園は、ハマナスの群落で知られているが、花期がそろそろ終わりで、多くの花がすでに盛りを過ぎていた。
    それでも、まだ綺麗に咲いている花もあった。
    ただ、幹線道路沿いにあるため、観光客の姿がかなりあった。

  • 休憩施設に立ち寄ってみると、売店で発酵バターケーキなるものを売っていたので、思わず買って食べてみる。<br />それは、しっとりしていて、なかなか美味しかった。

    休憩施設に立ち寄ってみると、売店で発酵バターケーキなるものを売っていたので、思わず買って食べてみる。
    それは、しっとりしていて、なかなか美味しかった。

  • 紋別市に別れを告げ、興部町を走り抜けて雄武町へと入る。<br />しばらく走ると、オホーツク海に突き出た日の出岬が見えてきた。<br />展望台もあるようなので、立ち寄ってみることにした。<br />駐車場からすぐの場所からは、オホーツク海が見渡せた。<br />夏のオホーツク海は、どこまでも蒼く、美しい。

    紋別市に別れを告げ、興部町を走り抜けて雄武町へと入る。
    しばらく走ると、オホーツク海に突き出た日の出岬が見えてきた。
    展望台もあるようなので、立ち寄ってみることにした。
    駐車場からすぐの場所からは、オホーツク海が見渡せた。
    夏のオホーツク海は、どこまでも蒼く、美しい。

    日の出岬展望台 ラ・ルーナ 自然・景勝地

    オホーツク海を望む全面ガラス張りの展望台 by 旅猫さん
  • 岬の突端の方へ行くと、岩場に黄色い花が咲いていた。

    岬の突端の方へ行くと、岩場に黄色い花が咲いていた。

    日の出岬 自然・景勝地

  • 調べてみると、エゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草)と判明した。<br />キリンソウの一種だが、かなり背が低く、可愛い感じだ。

    調べてみると、エゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草)と判明した。
    キリンソウの一種だが、かなり背が低く、可愛い感じだ。

  • 岬の突端は風が強いので、ハマナスも地面を這うように咲いている。<br />夏は穏やかな景色だが、冬は凍て付く荒涼な景色になるのだろう。

    岬の突端は風が強いので、ハマナスも地面を這うように咲いている。
    夏は穏やかな景色だが、冬は凍て付く荒涼な景色になるのだろう。

  • 岬の周囲の海は、美しい青色をしていた。<br />天気が良ければこその色だ。<br />透明度も高く、底の岩場も良く見えていた。

    岬の周囲の海は、美しい青色をしていた。
    天気が良ければこその色だ。
    透明度も高く、底の岩場も良く見えていた。

  • 日の出岬を離れ、一気に北上し枝幸町へと入った。<br />枝幸町へ入る頃から、急に雲が出て来た。<br />市街地にあった、道の駅マリーンアイランド岡島に立ち寄った後、次に訪れたのはウスタイベ千畳岩。<br />かなり曇ってしまったが、曇り空ならではの印象的な風景が見られた。

    日の出岬を離れ、一気に北上し枝幸町へと入った。
    枝幸町へ入る頃から、急に雲が出て来た。
    市街地にあった、道の駅マリーンアイランド岡島に立ち寄った後、次に訪れたのはウスタイベ千畳岩。
    かなり曇ってしまったが、曇り空ならではの印象的な風景が見られた。

    ウスタイベ千畳岩 自然・景勝地

  • 足元の岩場には、小さな瑠璃色の花が咲いていた。<br />花の名前は分からなかったが、とても綺麗だ。<br />海岸に生えているだけあり、葉がかなりしっかりとしていた。

    足元の岩場には、小さな瑠璃色の花が咲いていた。
    花の名前は分からなかったが、とても綺麗だ。
    海岸に生えているだけあり、葉がかなりしっかりとしていた。

  • ここで、遅めの昼食とした。<br />今中さんのいつもの装備で、途中のコンビニで調達したラーメンを作る。<br />一杯目はキムチを入れて、二杯目はそのままでいただく。<br />自然の中での食事は、何を食べてもやはり美味しい。

    ここで、遅めの昼食とした。
    今中さんのいつもの装備で、途中のコンビニで調達したラーメンを作る。
    一杯目はキムチを入れて、二杯目はそのままでいただく。
    自然の中での食事は、何を食べてもやはり美味しい。

  • さらに走ると、枝幸町と浜頓別町の境にある北見神威岬が見えてきた。<br />岬を眺めるには、手前にある北見神威岬公園が良いようなので、そこに車を停め、しばし岬を遠望した。<br />なかなかの景色なのだが、天気がいまひとつなのが残念だ。

    さらに走ると、枝幸町と浜頓別町の境にある北見神威岬が見えてきた。
    岬を眺めるには、手前にある北見神威岬公園が良いようなので、そこに車を停め、しばし岬を遠望した。
    なかなかの景色なのだが、天気がいまひとつなのが残念だ。

    北見神威岬 自然・景勝地

  • 公園から、旧道を走り岬の先端へと向かう。<br />その先端には、オホーツク海に突き出した岩場と、白と黒に塗り分けられた小さな北見神威岬灯台があるだけだ。<br />寂寥感を感じる景色が、旅情を感じさせてくれた。

    公園から、旧道を走り岬の先端へと向かう。
    その先端には、オホーツク海に突き出した岩場と、白と黒に塗り分けられた小さな北見神威岬灯台があるだけだ。
    寂寥感を感じる景色が、旅情を感じさせてくれた。

  • 浜頓別町に入りしばらく走ると、道の脇にエゾニュウの大群落があった。<br />見事な群落で、見応えがあった。

    浜頓別町に入りしばらく走ると、道の脇にエゾニュウの大群落があった。
    見事な群落で、見応えがあった。

  • そして、浜頓別町の中心部近くにあるクッチャロ湖に向かう。<br />初めて観たその湖の感想は、ただただ広いだった。

    そして、浜頓別町の中心部近くにあるクッチャロ湖に向かう。
    初めて観たその湖の感想は、ただただ広いだった。

    クッチャロ湖 自然・景勝地

  • さらに、気になっていた近くのベニヤ原生花園に寄ってみた。<br />そこはかなり広く、駐車場から海岸までは10分ほどだが、遊歩道をぐるっと回ると一時間半は掛かるので、今回は少しだけ歩いてみた。<br />葭が茂り、遮るものも無い。

    さらに、気になっていた近くのベニヤ原生花園に寄ってみた。
    そこはかなり広く、駐車場から海岸までは10分ほどだが、遊歩道をぐるっと回ると一時間半は掛かるので、今回は少しだけ歩いてみた。
    葭が茂り、遮るものも無い。

    ベニヤ原生花園 自然・景勝地

  • ベニヤ原生花園の北側にあるモケウニ沼へも立ち寄る。<br />駐車場から階段を下りて行くと、森の中に一筋の木道があり、それを辿って行くと沼の畔に出られるらしい。<br />ただ、その木道は、一人で歩くのは少し怖いと感じた。

    ベニヤ原生花園の北側にあるモケウニ沼へも立ち寄る。
    駐車場から階段を下りて行くと、森の中に一筋の木道があり、それを辿って行くと沼の畔に出られるらしい。
    ただ、その木道は、一人で歩くのは少し怖いと感じた。

  • 木道を歩いて行くと、その脇にトキソウが咲いていた。<br />久しぶりに出会え、嬉しい。

    木道を歩いて行くと、その脇にトキソウが咲いていた。
    久しぶりに出会え、嬉しい。

  • 途中からは、淡い空色のトンボさんが道案内をしてくれた。<br />歩を進める度に飛び立ち、少し前にとまる。<br />その繰り返しで、ずっと一緒だった。

    途中からは、淡い空色のトンボさんが道案内をしてくれた。
    歩を進める度に飛び立ち、少し前にとまる。
    その繰り返しで、ずっと一緒だった。

  • 木道の両脇が葦に変わり、視界が開けてきた。<br />そして、木道が尽きたところが沼の畔だったが、それこそ何も無く、自然のままの沼がそこにあった。<br />もちろん、人影は全く無かった。

    木道の両脇が葦に変わり、視界が開けてきた。
    そして、木道が尽きたところが沼の畔だったが、それこそ何も無く、自然のままの沼がそこにあった。
    もちろん、人影は全く無かった。

    モケウニ沼 自然・景勝地

    自然のままの沼 by 旅猫さん
  • モケウニ沼の近くには、小沼と第一沼がある。<br />駐車場の手前にある第一沼は、牧草地に近く、牧歌的な風景が望めた。

    モケウニ沼の近くには、小沼と第一沼がある。
    駐車場の手前にある第一沼は、牧草地に近く、牧歌的な風景が望めた。

  • エサヌカ原生花園へ向かう途中、気持ちの良い景色があった。<br />一面の牧草地と空しかなく、思わず叫びたくなるようだ。<br />雲が低く感じ、手が届きそうな感じだった。

    エサヌカ原生花園へ向かう途中、気持ちの良い景色があった。
    一面の牧草地と空しかなく、思わず叫びたくなるようだ。
    雲が低く感じ、手が届きそうな感じだった。

  • エサヌカ原生花園はどこかと探したが、どうもこの辺り一帯が原生花園らしく、どこからどこまでという区切りは無いようだ。

    エサヌカ原生花園はどこかと探したが、どうもこの辺り一帯が原生花園らしく、どこからどこまでという区切りは無いようだ。

    エサヌカ原生花園 公園・植物園

    捉えどころのない広さ by 旅猫さん
  • イトウが棲む猿払川を渡る。<br />確かに、イトウがいそうな雰囲気だ。<br />堤防などの人工物の無い自然な川の姿がそこにはあった。<br />都会の用水路のような川からすれば、神々しさすら感じる。

    イトウが棲む猿払川を渡る。
    確かに、イトウがいそうな雰囲気だ。
    堤防などの人工物の無い自然な川の姿がそこにはあった。
    都会の用水路のような川からすれば、神々しさすら感じる。

  • 時間が押して来たので、この後、どこにも寄らずに宗谷岬へと向かった。<br />すでに夕暮れ時だったが、その分、印象的な風景を見ることができた。<br />それにしても、宗谷岬に来たのはいつぶりだろうか。<br />学生の頃に友人と来て以来だろう。<br />路線バスが無くなる前に、もう一度訪れてみたいものだ。

    時間が押して来たので、この後、どこにも寄らずに宗谷岬へと向かった。
    すでに夕暮れ時だったが、その分、印象的な風景を見ることができた。
    それにしても、宗谷岬に来たのはいつぶりだろうか。
    学生の頃に友人と来て以来だろう。
    路線バスが無くなる前に、もう一度訪れてみたいものだ。

    宗谷岬 自然・景勝地

  • 陽が落ちそうなので、急いで良さそうな場所を探す。<br />何とか開けた場所があったので、この日の夕陽を拝む。<br />そろそろ沈むぞと思っていたら、左側から怪しい雲が出て来た。

    陽が落ちそうなので、急いで良さそうな場所を探す。
    何とか開けた場所があったので、この日の夕陽を拝む。
    そろそろ沈むぞと思っていたら、左側から怪しい雲が出て来た。

  • 水平線にも雲が湧き、結局、この日のお日様は、哀れにも海に沈むことができず、雲に飲み込まれてしまった。<br />夕陽を見終えた後は、稚内の街を抜けて宿へと向かった。

    水平線にも雲が湧き、結局、この日のお日様は、哀れにも海に沈むことができず、雲に飲み込まれてしまった。
    夕陽を見終えた後は、稚内の街を抜けて宿へと向かった。

  • 今宵の宿は、ノシャップ岬の日本海側にある稚内温泉にある宗谷パレス。<br />利尻富士が望めるので、富士見温泉と呼ばれている。<br />だが、着いたのが遅く、その温泉には入れなかった。

    今宵の宿は、ノシャップ岬の日本海側にある稚内温泉にある宗谷パレス。
    利尻富士が望めるので、富士見温泉と呼ばれている。
    だが、着いたのが遅く、その温泉には入れなかった。

    富士見温泉 宗谷 パレス 宿・ホテル

  • 夕食では、今宵もズワイガニにご対面。<br />凝った料理は無かったが、蟹だけで十二分だった。<br />明日は、道内での旅の最終日。<br />稚内西海岸からサロベツ原野を巡る予定である。

    夕食では、今宵もズワイガニにご対面。
    凝った料理は無かったが、蟹だけで十二分だった。
    明日は、道内での旅の最終日。
    稚内西海岸からサロベツ原野を巡る予定である。

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この旅行記へのコメント (14)

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  • pedaruさん 2021/07/21 05:17:58
    夏の道北・原生花園巡りの旅
    旅猫さん おはようございます。

    いつもご訪問ありがとうございます。
    昇る朝日、沈みゆく夕日を感動的な映像だけでなく、巧みな文章で表現していることに感心いたしました。なんとかして、感動を伝えたい、という気概が感じられます。

    ベニヤ原生花園、さすが北海道、何処までも続く雄大な湿原ですね。
    遊歩道も整備されて・・・しかし、歩道の板がベニヤ板では心持たないと危惧しましたが、写真を見て、杞憂だと分かりました。(ベニヤ板を使うわけがない、笑ってもらおうと書いてみました)

    別の旅行記では地酒を楽しむ猫さんの姿が、紀行文を書きながら旅する、昔の小説家のような雰囲気を醸し出していました。蒸気機関車で旅すれば一層、旅猫さんらしいと思います。

    素晴らしい旅行記をたくさん書かれる旅猫さんを、フォローしてなかったとは我ながら、迂闊でした。今更ですがフォローさせて頂きます。

    pedaru

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2021/07/21 20:16:40
    RE: 夏の道北・原生花園巡りの旅
    pedaruさん、こんばんは。

    こちらこそ、いつもありがとうございます。
    フォローまでしていただき、嬉しい限りです。

    旅先で感じた感動を伝えるというのは難しいですね。
    写真があるので、ある程度は伝わるかとも思いますが。
    個人的には、旅行記と言うより、紀行文のような感じで書きたいのですが、なかなか難しくて。

    ベニヤ板の遊歩道は、湿原とかだと怖いですね(笑)
    板に紅を塗っていたら、、艶やかで良さそうですが。

    旅先での地酒は、やはり楽しみです。
    昔の文豪の方が、随筆や紀行などをよく書いていますが、読むと味わいがあって引き込まれます。
    写真も絵も載っていないのに、その旅の情景が鮮明に浮かび上がって来るは、さすがです。
    「蒸気機関車で旅すれば一層、旅猫さんらしいと思います。」のお言葉、とても嬉しいです。
    しかも、SLではなく蒸気機関車と言うのところが良いですね。

    今、あまり旅に出られないので、古い旅行記を手直ししています。
    以前は、写真の説明みたいだったり、受け狙いの軽い文書だったりしていたこともあるので、直す際に、紀行文的かつ、なるべく横文字を使わないようにしています。
    新作を時より織り交ぜながら書いて行きますので、今後ともよろしくお願いします。

    旅猫
  • rokoさん 2013/08/12 21:34:46
    北オホーツクらしい景観
    続けて拝見です。


    このトップの画像、なんとも言えない美しい眺め

    改めて晴れだと、こんなに山や湖がきれいに見えるんだとしつくづく感じました。
    もともと旅猫さんの画像はいつも素敵ですが。

    >叫びたくなり衝動を抑えながら写真を撮っていた(笑)

    よくわかります、ほんとにそんな感じが伝ってきます。
    いい旅でしたね。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/08/13 22:34:23
    RE: 北オホーツクらしい景観
    > 続けて拝見です。
    ありがとうございます。

    やっぱり、晴れると何もかもが綺麗に見えますね。
    空が青いというのは素晴らしいと、改めて思いました。
    もちろん、北海道の雄大な景色が凄いということもありますが。

    今回は、ツーリスト今中さんに感謝感謝です。
    旅猫
  • hot chocolateさん 2013/08/12 00:34:47
    原生花園♪
    旅猫さま、こんばんは〜

    表紙の写真、いかにも北海道らしくて素敵ですね。
    コムケ湖・・・初めて聞く名です。
    北オホーツクは未踏の地なので、こういう景色も新鮮です。
    牧草ロールもやはり北海道らしい・・・

    そして今回もカニ♪

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/08/12 07:48:32
    RE: 原生花園♪
    hot chocoさん、おはようございます!
    いつもありがとうございます。

    今回訪れた北オホーツクは、北海道の中でも一番観光客の来ないエリアですので、コムケ湖も含め、たぶんご存じない場所が多いと思います。
    その分、北海道らしい景色が目白押しで、お勧めですよ。

    牧草ロールを見ると、北海道だな〜って思いますよね!
    最近は、シートを被せてあるのが多く、風情が無くなりましたが。

    カニは、やはり茹でたのが一番だと思いました。
    生は、ちょっと苦手。
    旅猫
  • きーちゃんさん 2013/08/10 11:49:16
    夕日と朝日
    旅猫さん、こんにちは♪

    北海道日和の7月中旬、天気もよくラッキーでしたね!

    私は興部からオホーツク海側を北上まだしたことがありません。
    寒くて何もないというイメージ^^;

    でも原生花園が多いので、お花好きには最高に開放感ある原生花園が広がりいいですよね♪

    オホーツク海側で夕日、朝日、両方見れたのは本当にラッキーだと思います!
    私はサロマ湖の夕日を見たくて何度も行っていますが最高の夕日にまだ出会っていません(T_T)
    6月にも行った時も雨で最悪でした(笑)
    夕食も美味しかったでしょうね〜

       きーちゃん


    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/08/11 08:51:42
    RE: 夕日と朝日
    きーちゃんさん、おはようございます!
    こめんとをありがとうございます。

    このところ、晴れ猫パワーが怪しかったので、今回の北海道への旅も不安でしたが、ツーリスト今中さんのパワーもいただき、概ね良い天気でした!

    興部より北は未踏とは意外です。
    冬は寒いでしょうが、夏は結構暑かったですよ。
    それに、北海道らしい景色も多くて良かったです。

    今回は、朝日と夕日を毎日見られて素晴らしかったです。
    【3】で、稚内の朝日をお見せしますが、黄金色に輝いて感動でした!
    サロマ湖の夕日は有名ですよね。
    でも、そんなに見られないものなのでしょうか?

    ぜひ、北オホーツクへ!
    旅猫
  • ツーリスト今中さん 2013/08/03 09:14:11
    (^◇^)
    おはようございます

    7月の【20日間に渡る「ツーリスト今中」業務】終了後、写真整理と頭の整理が出来ないままでいます!
    旅猫さんの旅行記拝見しながらご一緒した日を思い出しています。
    昨晩、写真見直した後に旅行記拝見したので改めて旅猫さんの写真が綺麗だぁ〜と。
    あのニコンのカメラいいですねぇ〜
    (もちろん、カメラだけでなく腕が一番の問題で。。。)


    今夏、オホーツク海側は好天続きで他の地域が雨や曇天が多かったのと対照的!で選択は大正解だったのでは?

    紋別港の蟹のオブジェは多分「流氷」観光のために作られたのではないかしら。真っ白なところにあの蟹!昭和62年に初代ガリンコ号就航時に両親と行ったときからありました。

    モケウニ沼はワタスゲの時期がとっても素敵なんですがいったときにはちょっと寂しかったかも。
    思い出の中で印象が増幅されていたかもしれません。。。

    エゾノキリンソウ:山地の岩場に咲くとあるから違うかなあ。その他図鑑とにらめっこしましたが良く分からない!ベンケイソウ科なことは確か。
    紫はナミキソウなどシソ科の仲間かな。

    今回は公共交通機関利用でなかったのでいつもの旅猫さんのスタイルとはちょっと違った趣になりましたね。
    この時期は寝不足になる。。。。

    「人がいない」のが当たり前になるの分かるでしょ?


    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/08/06 22:08:12
    RE: (^◇^)
    ツーリスト今中さん、こんばんは。
    続きも読んでいただきありがとうございます!

    ツーリスト業務、お疲れ様でした!
    今月も、忙しいのでは?

    あのカメラ、古いけど、結構頑張ってくれています。
    重いのが玉に瑕。

    ほんと、よく晴れてくれましたよね。
    おかげで、素晴らしい旅となりました。

    エゾノキリンソウは、海岸にも咲くようですよ。
    > 紫はナミキソウなどシソ科の仲間かな。
    そうかも。
    花は特定するのが面倒ですね。

    今回は、いつもと違って新鮮でした。
    改めて、感謝いたします!

    旅猫
  • ガブリエラさん 2013/08/03 07:01:12
    お花と朝日と夕日♪
    旅猫さん☆

    おはようございます♪

    可愛いお花がたくさんで、私の大好きな夕日と、そして朝日ヽ(^o^)丿
    朝から、うっとりですよ〜♪

    来年、北海道に行けたら、朝日と夕日、見たいです!!!
    可愛いお花も、たくさん見られたらいいな(*^_^*)

    ガブ(^_^)v

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/08/06 22:03:07
    RE: お花と朝日と夕日♪
    ガブさま、こんばんは。
    書き込みありがとうございます!

    北海道の旅、良かったですよ〜
    花もいっぱい、天気も良くて、朝日に夕日に、星空まで!
    最高でした。

    来年は北海道ですか!
    晴れるといいですね。
    花を見るなら、5月から7月がベスト。
    今から楽しみですね♪

    旅猫
  • 天星さん 2013/08/02 23:37:44
    デカイ蟹
    やや、戦闘用のカニロボットを
    手にいれた様子!
    甲斐どの、北海道に行ったのは
    このためであったか?
    巨大カニロボット......と密偵のサルが申しておりました!

    弱点は一つ、前後に動けない(笑)
    と、しょーもない事
    思い浮かべながら拝見しました!

    黄金色の朝日に、しぶとい夕陽
    草地のロール、北海道の景色は最高ですね〜

    甲斐殿、その日はノンアルコール日だったの?(笑)
    ビールも酒もワインも出てこなかった...


    えちご

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/08/06 22:00:19
    RE: デカイ蟹
    えちご殿

    こんばんは。
    余りにでかくて、あの爪は操れない。。。
    猫に小判みたいな(笑)

    紋別で見た朝日は最高でした。
    牧草ロールを見ると、北海道だなって思いますね。
    稚内で見た夕陽は、海に沈み損なって可愛そうでした。
    その無念が、あのしぶとさに(笑)

    > 甲斐殿、その日はノンアルコール日だったの?(笑)
    いえいえ、しっかりビールとお酒をいただきました。

    甲斐の山猫

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