FADで2泊3日の温泉旅③　城下町くまもと新町もてなし隊　和saman～城下町散策ツアー～

2013/04/19 - 2013/04/21

ご訪問、誠にありがとうございます。

県営名古屋空港からＦＤＡで熊本へ。温泉三昧のあっという間の２日間、今日は帰りの飛行機の時間まで、熊本市内で過ごすことにした。

熊本市内で過ごすといっても…

今回の旅行が本決まりになって、熊本で何をしようかとＰＣ検索していたら、「城下町和samanもてなし隊」というのを見つけた。
熊本城下町、新町・古町を愛する住民たちが組織したお客様をおもてなしする団体らしい。

これは「地元ガイドツアー」か、
どうも、この「地元ガイドツアー」という言葉に弱い…。早速、問い合わせをして、『新町和samonガイド～精霊が宿る7本の楠とタイムトリップツアー～』を申し込んだ。

エリア 熊本市(熊本)

さて、本編の旅行の続きはというと、この写真、黒川温泉を後にしてレンタカーで阿蘇駅に向かっている途中の写真。
景色がよい。

黒川温泉から阿蘇駅までの距離は約３０?、約1時間くらいだったと思う。

阿蘇駅の駅レンタカーで車を返却して、

阿蘇駅から電車で熊本へ向かう。

熊本行きの赤い電車が入線してきた。

熊本までは約１時間２０分。

電車はワンマン電車。

雄大な景色の中を走って行く。

架線がないのが、また、良し。

駅でもないのに、電車がゆっくりと停まった。前方を見ると線路が途中で切れている。
“もしや、スイッチバック！！”と興奮気味の私。
運転手さんが運転席を離れ、車内を歩いて車両の最後尾に座ると、電車が逆方向に動き始めた。テンションが上がる、上がる…。

そして立野駅に入線

すると、行き違いのために向かいのホームに九州横断鉄道が入線してきたので、慌てて写真を撮った。

“ＪＲ九州の観光特急、斬新な車両…。”

スイッチバックにしても、ここではいつもと何ら変わったことではないのだが、思いがけない経験に一人盛り上がる私には…
立野駅に停車している電車が、急な勾配を下ってきて、一大仕事終えしばしの休息をとっているかのように思えた。

一仕事終えた電車、後は市内へ向かうのみ。車窓からの風景からも、どんどん市内に近づいて行く、

そして、熊本に着いた。

地元ガイドツアーは約1時間、ツアー開始時間を２時半で予約させてもらった。
ツアーの出発は熊本城、城下町、新町にある工芸品のお店<肥後象嵌　光助>から。
駅から熊本城までは歩いて３５分かかるようだ。熊本城下の新町。時間節約のため新町にある光助へは、最寄りの駅「段山町（だにやまちょう）」まで市電を利用することにした。


□備前象嵌　光助
http://www.mitsusuke.com/

市電の運賃は均一１５０円。

途中、「辛島町（からしまちょう）」でＢ系統の路線に乗り換えるのだが、後払い均一料金の市電、乗り換える時には支払いをどのようにすればよいか分からなかった。乗り換えするときの運賃はそどうするのか、ここ熊本市では常識すぎる疑問なのか、熊本市交通局のＨＰにも乗り換え時の運賃支払い案内はなかったような…。

乗車して早々に車掌さんに尋ねたら、最初の降車時に乗り換えの証明書（正式名称は忘れました。）を発行してもらえ、２系統乗車しても１５０円で済んだ。証明書作成には一手間いるので、早めに訊いておいてよかったのだった。

■□■備後象嵌（ひごぞうがん）光助■□■

新町のツアーはこちが事務局になっているようだ。ここでガイドさんと待ち合わせ。事務局で一人５００円をお支払いし、まず、四代目光助を継承した象嵌士さんに備前象嵌についてのお話を伺った。
その後、ガイドさんに熊本城の大まかなな歴史について、ファイルされた昔の資料（コピー）なども見せていただきながら話を聞き、「新町」へ繰り出した。


□和samonもてなし隊
http://wasamon2010.web.fc2.com/

■□■樹齢千年を超えるクスノキ７本が群生するパワースポット■□■

熊本城のお膝元、新町の伝統工芸や食文化に触れるコース、
現在では、何の変哲もない道路になってしまっている古道を歩きながら、最初に隠れたパワースポット（藤崎台）を訪れ、大樹からパワーをいただく。

*皆さんにもパワーが届きますように…。

この辺りは湧水どころであることや、大吟醸酵母発祥の蔵の話まで、この地にまつわる話が盛りだくさん…。

町で会う人、会う子供に声を掛け挨拶されるガイドさん、町では有名、著名な方の様だ。町にある児童施設の横を通った時には施設の説明してくださり、そこでも施設長さんと挨拶し言葉を交わされいた。ノーマライゼーションを目指す町・・・。

そうこうするうちに気付いた。“そうか、このツアー『まちおこし』だ。”

地域を見守る三面地蔵様

■□■きぼうの家■□■

障害を持った方が手焼き「新町せんべい」をつくっているお店

ここでは、せんべいを焼く機械の説明を聞き、数種類の手焼きせんべいをたくさん試食させていただいた。

■□■肉の大栄■□■

料亭にも馬刺しを卸していらっしゃる大正4年創業、馬肉の老舗。良質の肉をリーズナブルに販売されている。
熊本の食文化、馬刺の話を聞き、馬刺しを試食させていただいた。一口だったが大変、美味で今でもその味が忘れられない。

■□■田尻ウインドウ■□■

町の小さなガラス屋さん、小学生が我町のことを知り、我町の良さを学べるような授業を受けているようで、その教材として店先には小学生の手書きの広告が飾ってあった。

■□■藤原酒店■□■

藤原酒店では熊本の地酒を試飲、その中の地元(株)熊本県酒造研究所で造られている『本醸造酒　香露』をついつい購入してしまった。


□くまもとの酒　香露（こうろ）
http://jizakewine.com/sake%20htm/kouro.htm#01

■□■村上カラシレンコン店■□■

このツアー、最後に立ち寄ったお店。
若いご主人から「辛子蓮根は子どもの頃からおやつとして食べている。コロッケを買い食いするのと同じような感じ」と話を伺って「エ！！、子どもがこんな辛い物、食べられるのですか？」思わず質問した私。
そんな熊本のソウルフード、カラシレンコン。勿論ここでも試食、村上のカラシレンコンは子どもも食べられるカラシレンコンだった。
とってもおいしかった〜♪

約１時間強、新町の町のよさを案内していただいた。

歴史あり、ソウルフードあり、人とのつながりありのツアーだった。

私の亭主に言わせれば「結局、ガイドさんは店のコマーシャルしてるだけで、それでガイド料５００円はないやろ〜。ボランティアとちゃうねんから…。」と、厳しい評価…
「試食代、５００円払ったと思えばエエのんとちゃう。」と返したのだが…。

実際、説明していただいた分野が広すぎて、ポイントが分かりにくかったけど、町を愛する皆さんが集まって、町を良くしていこうと関わって、地域の皆さんでこのツアーが企画されたことは分かった。

そして、私が一番強く感じたのは、この町に生まれた子、この町を愛する多くの大人達の中で大人たちに見守られて育つ子たちは幸せだなぁ、と…。

市電に乗って、熊本駅まで戻る。

乗車したこの市電の車両はレトロ車両

降車時の押しボタンもなんか懐かしかった…。

熊本駅からはバスで空港へ。飛行機の時間まで空港内で最後のお土産を物色し、レストランで今回の旅行の反省会。
「最後のツアーが減点や…。」と亭主は旅を振り返る。最後の印象がよくなかったか…。

私は先ほど食べた、馬刺しと辛子蓮根をもう一度、食べたくて、反省会時に注文したのだが、見事、撃沈。それが心残り。ツアーの試食は幻の味になってしまった。

空港でもっと時間があると思っていたのに、あっという間に搭乗の時間になってしまった。
“あっ、今度はオレンジや！！！”
名古屋空港行き、最終のオレンジ色のＦＤＡで帰路に…。


亭主の評価、最後は減点だと言われたけれど、気にしない〜。
比較的天候にも恵まれ、事故もなくトラブルもなく楽しい旅行だったのだから…。

旅の計画も私の楽しみ、計画した旅が現実になって、よかったゎ…。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとうございました〜♪

この旅行記へのコメント （5）

• 白い華さん 2013/06/23 07:00:52

  大好き！で　懐かしい〜ーーー　「九州・熊本　古い！　町巡り」。。。

  お早う御座います。
  
  お母様を　九州の　お洒落！な　温泉旅館・・・で　「くつろぎ！の　温泉で　おもてなし」の　後・・・は、
  熊本市街！で　「地元民！の　ご案内する・・・　５００円の　ガイド・ツアー」を　選択。
  
  コレ！も　また・・・　良かった！じゃ〜ないですか〜？
  旦那様には、　ちょっと、不評・・・の　様子。ですが、
  とても、羨ましく・・・思いました。
  
  と、　云う・・・のも、
  私も、　一年半前！に、「熊本城・本丸御殿」見たさ！で　熊本を　歩き、
  『　古い！町並み　ファン　』　なので、「古町。新町」は、　とても　気になる・・・場所だったンです。　（♪）
  
  熊本らしい〜！　チンチン電車・・・に　揺られて、
  「歴史ある！　熊本の　町歩き。　そして、　格安！５００円・・・の　ガイドさん」は、　私も　時間が　あれば・・・、　「やりたかったこと」って　思います。
  
  でも、　熊本は、　大きな　アーケード。　センスの　良い！　地元民。と、意外・・・と、「垢抜けた！　オシャレな　都会」って　思った・・・私。でした。
  
  良かったら、　私・・・の　「熊本　旅行記」も　ご覧くださいませ。
  
  http://4travel.jp/traveler/shiroihana/album/10651337/
  （前編）『　春雨の・・・九州巡り！　３日間　＜２４，５００円・・・の　旅＞　』　（太宰府。柳川・・・熊本タウン。フェリーで　島原へ。）
  
  また、九州・・・にも　行きたい！ですね〜。
  「特急列車が、　とても、ハイセンスな車両・・・と　お聞き！する　九州」
  なので、　「鉄道で　回りたい」けど、
  我が家！の　旦那様・・・は、車旅！専門。
  
  「憧れ！の　九州。　乗れない・・　鉄道旅」と　なりましょう。
  
  ゆっくり。ゆったり・・・と、
  お母様！も　楽しめて、　「いい〜！九州　温泉旅行」と　なりましたね。
  　　　これからも　よろしくお願いします。

  白い華さん からの返信 2013/06/24 17:27:28

  九州は　ご夫婦の　旅行・・・でしたか〜。

  今晩は。
  
  九州は、「ご夫婦・・・での「ご旅行」でしたか〜？
  ごめんなさい。
  
  でも、いつも、　お母様を　伴った！「親孝行の　旅」を　なさってて、　ホント、偉い！デスヨ〜。
  
  「長編・イタリア旅行記」が　終わりましたら、
  また　、国内の　旅！ばかり・・・に　戻ります。ので、
  どうぞ、　お付き合い！　お願いします。
  
  九州旅行！は、
  我が家・・・から　近い！　「成田出発」で　LCC　が　あり、
  私　ひとり・・・なら、　スグ！にでも　行きたい。。。　（笑）
  
  でも、　相棒・・・も　居て、　なかなか、難しい〜ンデスヨネ。
  　　　　それでは　また

• わんぱく大将さん 2013/06/11 09:54:57

  原点か〜？

  wan_wanさん
  
  まあ、ご主人の言われる事にも一理ありだと思うのですが、ちょっと違うけど、ビール工場の見学、ワインでもいいですが、最後に売店。
  一般の商品ＰＲ　＋　売店収入。　でも、買う人ばかりではないと思います。
  やっぱり目的と言うのは、その会社のイメージＵＰもあると思います。
  なら、その街を商品にした場合、この街を見てください、風土が育てた食材がある、1000年以上も行き続けてる大きな木、大地がある。う〜ん、上手く書けませんが。　　試食された所は、いわゆる会社＝街　の最後の売店のような気がします。すみません、上手く説明できない。
  まあ、食べてみないとわからない．一度頭の中を整理します。大将

  わんぱく大将さん からの返信 2013/06/14 05:57:35

  RE: RE: 原点か〜？

  > 大将　さま
  >
  > この街の「売りの商品」ということですかねぇ…
  > 街のＰＲを上手に企画されているということですか…
  >
  > 亭主は単純に「歴史探訪ツアー」だと思っていたようで、「まちおこしツアー」に違和感があったのかもしれぬ、と。
  > 私も「まちおこしツアー」というのは参加して感じた感想なのですが、亭主にはツアーの内容を十分に説明してなかった（馬肉店や辛子蓮根店に立ち寄ることさえ）私にも原因があったのだと思いました。（反省・・・(-_-)）
  >
  > 私の感想は街の商品も魅力的だったけれど、それ以上に若い方、熟年の方、子どもさん、障害者の方、関わりあっていこうという取り組みが素敵だなと思えたツアーでした。
  >
  > 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　wan_wan
  
  wan_wanさん
  
  それよりなにより、私の漢字が”減点”対象でした。　　対象

• きなこさん 2013/06/09 20:05:52

  地元ガイドツアー

  こんにちは　wan wanさん
  
  私も地元ガイドって魅力的です　ガイドブックには載っていない美味しいお店に連れて行ってくれそうで
  で、今回も忘れられない馬刺しの味に会えたんですもんね、５００円は安いです（＾＾）旅行者は時間が無いから良い策だと思います
  ご主人様には悪いですがwan　wanさんに賛成です（＾＾）
  
  あの遠くに写ってる市電はラーメンのパッケージと似てますね（＾＾）
  
  
  
  　　きなこ