2013/03/09 - 2013/03/10
26位(同エリア135件中)
紅い翼さん
【1泊2日の旅の2日目。川原湯温泉そぞろ歩き】
上州温泉巡りの2日目。
この日は、長野原草津口駅の1つとなりの川原湯温泉駅に移動し、草津温泉の上がり湯とも言われている「川原湯温泉」に寄ってみることに♪
この川原湯温泉は、約800年前の鎌倉時代の将軍・源頼朝公が、狩りの途中に山の中腹から立ちのぼる湯煙を見つけたことによって発見されたと伝えられている歴史を誇る古湯です。
しかし、吾妻川に現在建設中の「八ッ場ダム」が完成すると、この温泉街の一部が水没してしまうとのことで、今の雰囲気を味わえるのもあと少し…。
共同浴場・王湯の高温で弱アルカリ性のやさしい温泉に入浴するとともに、ダムに沈む幻の温泉街の今しか見られない、ちょっとうら寂しい景色の中を歩いてきました。。。
〔旅の行程〕
・草津温泉 ~ 長野原草津口駅 ~ 川原湯温泉駅 ~ 川原湯温泉(王湯)~ 川原湯神社 ~ 高崎駅 ~ 東京駅
【1日目前半の旅行記】
~日本三名泉のひとつ・草津温泉そぞろ歩き~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10761681/
(上野駅 ~ 長野原草津口駅 ~ 草津温泉街(西の河原公園 (西の河原露天風呂)~ 西の河原通り ~ 湯畑 ~ 光泉寺 ~ 大滝乃湯 ~ 白根神社 ))
【1日目後半の旅行記】
~2013 草津温泉・湯畑特別ライトアップ ~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10762607/
(HANAYADO BAELZ (旧 HOTEL ベルツ) ~ 草津温泉 湯畑イルミネーション)
【温泉街そぞろ歩き】
・緑溢れる中伊豆縦断小旅行【2】~修善寺温泉そぞろ歩き~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10604700/
・盛夏の季節、上毛高原に避暑の旅へ…【2】~渓谷美に恵まれた地・水上温泉そぞろ歩き~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10695302/
・夏深まる信越国境の高原を巡る【2】~雲翳の妙高山と赤倉温泉街そぞろ歩き~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10706639/
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
〔 草津温泉 〕
<ここから旅行記【その2】(http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10762607/)の続きになります。>
草津温泉の朝。
お宿で朝食を取ったあと、今日はちょっと早めにチェックアウト。温泉街を通り抜けて「草津温泉バスターミナル」へ向かいます。草津温泉バスターミナル 乗り物
-
湯畑もまだ朝の8時半くらいだととても静かな感じ。
昨日の夜の喧噪が嘘のよう…。 -
そして、草津温泉の玄関口である「草津温泉バスターミナル」に到着。
ここも、思っていた以上に人がいないですね〜。
やっぱり、みなさんゆっくり温泉で朝風呂でしょうか。。。草津温泉バスターミナル 乗り物
-
ターミナルのすぐそばにあった足湯には、草津温泉のアイドル?「ゆもみちゃん」がいらっしゃいました。
-
9時ちょうど発のこちらのJRバスで、まずは、長野原草津口駅へ移動します。。。
昨日1日、草津温泉でゆっくりリフレッシュ♪
またまた何度でも来たくなる、さすがと思わせるの名湯でした。長野原草津口駅 駅
-
〔 長野原草津口駅 〕
予定どおり9時30分くらいに駅に到着。
ここから吾妻線で、次の温泉地にさっそく移動します!長野原草津口駅 駅
-
〔 川原湯温泉駅 〕
…といっても、実はとなりの駅で降りるのですが。。。
長野原草津口駅を9時50分に発車する普通列車(群馬のローカル線に「湘南色」はちょっとどうですかね…)に乗り、次の川原湯温泉駅で下車します。 -
185系との行き違いを見送り、まわりを見回してみると…降りたのは私1人のよう。
-
鉄路をまたぐ跨線橋を進んでいるとき、ふと景色を眺めると、ものすごく高い(そして下品な)鉄柱がそびえています……。
-
駅員さんにコインロッカーの有無をお伺いすると、「ないけれども、有料(200円)でよければ荷物を預かりますよ」とのお返事。
電車の旅では、いつも街歩きの際に不要な荷物の預ける場所を考えてしまいますが、こういう配慮はありがたいところ。 -
こちらの川原湯温泉は、その昔の鎌倉時代に、源頼朝公が狩りの途中に発見したと伝えられているそうで、約800年の歴史を誇る古湯です。
また、草津温泉の上がり湯とも言われ、高温で弱アルカリ性のやさしいお湯とのことで、今回の旅にちょうどいいということで、寄ってみることにしました☆
なお、この川原湯温泉街は、現在周辺で建設中の「八ッ場ダム」が完成すると、その一部が水没してしまうとのことで、今の雰囲気を味わえるのもあと少しだそうで、これまた残念な限り。。。 -
駅前にあった川原湯温泉全体の地図。
駅から西の方(写真だと右側)に温泉街が広がっているので、そちらに向かって歩いてゆきましょう。
(反対側には、有名な奇勝 吾妻渓谷がありますが、まだまだ寒い時期なのでスルー)吾妻渓谷 自然・景勝地
-
しばらく歩くと、温泉街の入口が見えてきましたが…あまり建物がない様子。。。
すでに移転してしまったのか、元々なのかはちょっと分かりません。
さっきの案内板に、駅から温泉までは800メートル・徒歩13分と書いてましたので、もう少し歩く必要がありますね。 -
駅から見えた橋脚の下を通り抜けて…。
これは、ダム湖に架かる橋になるそうです。 -
(川原湯温泉の風景①)
-
(川原湯温泉の風景②)
-
またまた川原湯温泉観光協会作成の地図があったので、再度確認(日曜の午前中ということもあるのか、なにせ人通りがないのでちょっと不安になります…)。
川原湯温泉には3つの日帰り立ち寄り湯があるので、その1つを目指してゆきましょう! -
ここを登ると、(たぶん)立ち寄り湯の1つ「聖天様露天風呂」かと。
混浴の秘湯だそうです。 -
そして、この先に見える建物が(おそらく)共同浴場の「笹湯」かな。。。
今回はこの2つではなく、もう1つある「王湯」へ。 -
ダム完成後の川原湯温泉街のイメージ図もありました。
ダム湖の湖畔に新しい街ができる感じでしょうか。 -
いくつか趣のある旅館があるあたりまで歩いてきました。
こちらが、温泉街で一番の老舗旅館・山木館さん。玄関口にも風格があります。 -
イチオシ
〔 川原湯温泉(王湯)〕
そして、しばらくゆるい坂道を登ってゆくと、大きな紋がど〜んと掲げられている建物が!
こちらが、川原湯温泉の共同浴場「王湯」です。
すぐ近くに駐車場(5台くらいか?)もあったので、車で来ても大丈夫だと思います。 -
源頼朝公が発見したことにちなみ、源氏の紋所「笹竜胆(ささりんどう)」が掲げられています☆
受付のおねーさまに入浴料(300円)とせっかくの記念にと思いタオルの購入代をお支払いして、まずは内湯から行きましょう! -
階段を下りた先にある内湯がこちら。男女別になっています。
-
中に入った脱衣所にコイン式ロッカーと木製の棚があり、そこからさらに階段を下ると湯船があります。
(地元の方と思われる)先客がいたので、写真はここまでに。
お湯はほぼ無色透明で、源泉は熱いのか常に加水されていましたが、それでもちょっと熱かった。。。 -
さらにさらに、別棟にある露天風呂へGO!
渓谷の斜面沿いにあるためか、構造が入り組んでますね。 -
この階段の下のようです。。。
-
イチオシ
「今しか見られない景色がある」、「ダムに沈む幻の温泉」と記されたポスターが…。
温泉街を歩いていても思いましたが、なんかこう…うら寂しい感傷にひたってしまいます。。。 -
イチオシ
数名でいっぱいになってしまう脱衣所から外にでると、すぐ先に露天風呂があります☆
洗い場も無く、純粋にお湯を楽しむだけのお風呂♪
こちらには先客がいなかったので、写真をパチリ。 -
湯船はだいたい5人も入ればいっぱいになってしまいます。
こちらのお湯も源泉に加水していて、外気があるためか内湯よりは多少ぬるめで、私にとっては適温でした。
眺望はこんな感じで…まあ普通かな。 -
階段の上まで戻り、ジュース(自販機もあります)でも飲みながらソファでしばし休憩。。。
(ちょっと狭いですが)まさに至福の瞬間ですね〜。
※内風呂・露天風呂ともに、石けん類や備品類はありません。また、有料の休憩処がありました。 -
イチオシ
(川原湯温泉の風景③)
-
〔 川原湯神社 〕
温泉で体の芯まで温まったあとは、もう少しぷらぷらと川原湯温泉を歩いてみましょう!
王湯からさらに道なりに進んでゆくと、ずっと昔からこの川原湯温泉を見守ってきた「川原湯神社」の鳥居が見えてきます。 -
こちらの一角に、川原湯温泉の新たな源泉が湧き出ていました。
こっちも熱そう…。温泉たまごもできるそうです。 -
湧き出す温泉を使った足湯がありますね〜。
まだちょっとしか歩いてませんが、それじゃあ、またしばし☆ -
ではでは、さらに階段を登って境内の中を進んでゆきます。
-
(川原湯温泉の風景④)
-
川原湯神社の社殿が見えてきました。
ちょっと小雨まじりの天気になってきましたが、さらに奥にも行けるそうなので歩いてゆくと。 -
工事中のトンネル出口のすぐそばに、小さな薬師堂が。
「薬師堂のあたりからの景色もいいよ」と王湯のおねーさまに教えられて来てみました。 -
イチオシ
ちょっと天気がイマイチですが、ここまで歩いてきた中では見られなかったような眺望が開けています☆
先ほどの将来図からすると、この右側がダム湖に沈むことになるのでしょうか…。 -
また、山裾をけっこう上まで歩いてきたようで、眼下には、ダム完成後の川原湯温泉駅(と思われます)が建設中のようでした。
何か沈みゆく温泉街と対称的に、高台側では着々と作業が進められているようですね。。。川原湯温泉駅 駅
-
(川原湯温泉の風景⑤)
-
そろそろいい時間になってきたので、駅まで一気に下ってゆきます。
川原湯温泉の最後まで残った街並みを眼に焼き付けながら。。。
王湯の向かい(写真右側)にある「湯元旅館 丸木屋」さん。湯元旅館 丸木屋 宿・ホテル
-
(川原湯温泉の風景⑥)
-
(川原湯温泉の風景⑦)
-
(川原湯温泉の風景⑧)
-
ほぼ最初に予定どおりの11時20分頃に、川原湯温泉駅に戻ってきました。
だいたい1時間半のそぞろ歩きでした。川原湯温泉駅 駅
-
次の高崎方面の普通電車が11時37分発ですので、しばし駅舎にかざられていた写真などを見ながら、改札が始まるのを待ちます。
この電車を逃すと、次は13時13分発なのでちょっと慎重になりましたが…。
まあ、乗れなかったらもう1度温泉に入りに行くだけですけどね〜。 -
やがて水没してしまう、誰もいないホームでしばし待機。
-
(川原湯温泉の風景⑨)
-
高崎行きの列車に乗り込んだところで、今回の1泊2日の上州温泉巡りも終了です。。。
草津温泉と川原湯温泉。どちらもとてもいい温泉で、すっかりリフレッシュできました。
群馬県には他にもまだまだ有名な温泉もいっぱいあるので、またいつか温泉巡りに行きたくなっちゃいました♪
この日はとても風が強く、吾妻線も多少遅れが出ましたが、何とか高崎駅へ到着。高崎駅 駅
-
最後、高崎駅で(当然に?)「だるま弁当」を買い込み、上越新幹線で東京へ帰還しました。
関東平野は強風で砂煙がすごく車窓は最悪でした(車内放送で「砂煙が車内に入って申し訳ありません」とアナウンスしてるのを初めて聞きました)が、無事戻れただけでもよかったよかった。。。高崎駅 駅
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- moonさん 2013/04/21 03:43:42
- 川原湯温泉ですかぁ〜
- 紅い翼さんへ。
こんな時間に、こんばんわ。
土曜日の夜は体内時計が狂いまくります。
さてさて、草津温泉も川原湯温泉も満喫されて良かったですね。
川原湯温泉の雰囲気がとても私好みですよー。
草津温泉はやはり人気の温泉ですから観光客も多いですよね。
温泉良いなぁと思いながら読ませて頂きました。
はぁ〜湯に浸かりたい・・・。
moonより
- 紅い翼さん からの返信 2013/04/22 01:30:48
- RE: 川原湯温泉ですかぁ〜
- moonさま
どうもこんばんわ。
ベルギーの旅おつかれさまでした。その行動力に感服しきりです。。。
> さてさて、草津温泉も川原湯温泉も満喫されて良かったですね。
> 川原湯温泉の雰囲気がとても私好みですよー。
> 草津温泉はやはり人気の温泉ですから観光客も多いですよね。
> 温泉良いなぁと思いながら読ませて頂きました。
> はぁ〜湯に浸かりたい・・・。
草津温泉と川原湯温泉、まさに正反対な温泉街でした。
草津はもう有名な観光地ですから、大勢の観光客で活気がありましたし、川原湯の方は、もう移転が決まっているのでとてもひっそりとしたイメージでしょうか…。
1月2月とバタついていたので、ゆっくりリフレッシュするには最高の環境ですね〜。
といっても、一番落ち着いたのは草津の宿で貸切状態だった小さな湯船でしたが。。。
紅い翼
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
湯元旅館 丸木屋
3.1
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
52