2013/02/02 - 2013/02/02
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ドクターキムルさん
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横浜市戸塚区舞岡町の舞岡公園内にある旧金子邸主屋は明治時代後期の典型的な農家家屋で、東戸塚の品濃町から平成6年(1994年)に移築復元された。横浜市認定歴史的建造物である。納屋なども同時に移築復元された。
旧金子邸主屋は8畳の部屋が4間と土間、土間の裏の小部屋からなる。この小部屋は「小谷戸の里ミニミニ博物館」となっている。
「博物館」とあるから古いものが展示されているのかと思いきや、そうでもなさそうである。雉はいないであろうが、それ以外は皆、今でも見ることができるであろう。
鎌倉市内では「ウオンテッド」で、アライグマ、台湾リス、カラス、トンビが指名手配されている。ここ戸塚でもこれらはいる。しかし、台湾リスは外来種であり、昔からいるものではない。駆除すべきものであろう。台湾リスは可愛いのに可哀想だと思うなら、在来種の日本リスを見たことがない人だからであろう。大きくて凶暴で繁殖力が旺盛な台湾リスと比べると日本リスは小さくて気弱で繁殖力が弱い小動物である。こうした在来種の数が減ることにもなる。
本来南国種である台湾リスは冬のある日本では温暖とされる三浦半島を中心に繁殖しているが、それでも冬場は巣を作って寒さをしのいでいる。その台湾リスの巣も展示されているのだ。環境が変わってもそれに適応していく逞しさがあることも台湾リスの特徴であろう。
(表紙写真は台湾リスの巣の標本)
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旧金子邸主屋には「小谷戸の里ミニミニ博物館」の看板が掛かっている。
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うんちコーナー。うんちくではない。
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鳥や水鳥、小鳥、動物などの標本と図鑑類がある。
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アオサギの剥製。
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鳥の剥製。
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カモの剥製。
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スズメバチの巣。
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アライグマの剥製。
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アライグマの剥製。
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谷戸に来る小鳥たちの剥製。
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雉の剥製。
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台湾リスの巣。
高徳院(鎌倉大仏)の佐藤住職(慶應大文学部教授)から、「江ノ島の動物園から逃げ出した14匹の台湾リスが大繁殖することになったのは、昭和40年代の燃料革命で薪などを焚かなくなったために、松などが生える里山が利用されなくなって、里山が荒廃し、粗林から常緑広葉樹の林に変ったために、天敵の猛禽類から身を隠して生き延びられたからだ。」という話を伺った。なるほど、大仏から見える範囲には松が生えた粗林が多かったであろうが、本来は暖かい台湾に住む種がここ三浦半島でも繁殖できるのは、夕方から朝方までの冬の寒さをこのような巣を作ってねぐらとしてしのいできたからであろう。山の奥に行けばこうした常緑広葉樹は昔から生えていただろう。 -
木彫りの鳥。鷹か?
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