熊本 / 市内　憧れの熊本城　懐かしの路面電車

2012/11/22 - 2012/11/22

成田 - 福岡間、なんと5円という驚愕のお値段のAir Asia様の航空券をゲットして巡って来た九州。
柳川に続いては、熊本を訪れました。

お城好きの私の憧れだった熊本城。
本州のお城は結構行ったけど、さすがに九州のお城は行くチャンスが無かったんで今回行けたのが本当に嬉しかった。

お城の中には、当時の姿に復元された本丸御殿というエリアがあり、そのとても煌びやかな姿に感動・・・。

そしてその建物の中で、お殿様が昔食べていたお料理になるべく近づけるよう再現された本丸御膳というお食事を数量限定で提供しているというので、それを絶対食べてみたい！と予約して行きました〜。
豪華なお食事にニコニコです(*^_^*)



柳川編はこちら
http://4travel.jp/traveler/lonelyvagrant/album/10741756/

エリア 熊本市(熊本)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩 バニラエア
• 旅行の手配内容: 個別手配

九州の電車♪
見たことない電車ばっかでワクワク！


九州横断鉄道だって！！
憧れるわぁ(*^_^*)

熊本は思ったより全然大きな街だった。

こんなアーケード街が延々続いていてビックリ。

おお！路面電車♪
これの走ってる街、素敵。
あの車と一緒に、のんびりゴトゴト感がたまらない。


日本にもまだいくつかこういう街あるよね。
東京にも昔は走っていたらしい。

翌朝早速熊本城へ！
秋だねぇ。
銀杏の落葉のカーペット。


ここに朝いちで来たのには訳がある。

このお城には「おもてなし武将隊」という軍団が居て、朝と午後一回ずつ、訪問者を歓迎するパフォーマンスをしてくださるのだ。

これが素敵なおもてなし武将隊の皆様。


お城にさ、こういう時代衣装をまとった人たちが居るのってすごく嬉しいじゃん♪

かっこいいなぁ、と思ってじっくり見てたら、衣装はけっこう本格的で、着物の文様なんてそれはそれはお洒落で、「着てみたい！！」と思ったわぁ。


ちょっとした寸劇みたいのと、ダンスのパフォーマンスをしてくれてね、ショーが終わったら一緒に写真も撮ってくれてね。

ホスピタリティが素晴らしいと思った。

この"桜の馬場　城彩苑"という一角には、お土産屋さんとか、地元の名産品を集めたお店などが集まっていて、あちこち覗いてみるのが楽しい！

このお店には、ずらっと名産品の柑橘系の飲料が並んでいて壮観だった。
デコポンに、きよみ、タンカン、温州ミカンに、ポンカン・・・、いろんな柑橘類があるんだなぁ。

売店のおじさまから、こちら側の入り口から入って登って行くのがおすすめ、と聞いて早速入城〜！

おおーーー！
広大だなぁ！

石垣がすごい。
何層にもなっている。

ああ、ワクワク。
誰も居ない。


お殿様の暗殺に来ている敵だったら、どこから狙われるかドキドキだろうなぁ。
逃げ場無し。

ああ、一人ぽつんと。

ドキドキ。

おお！見えてきたよ！

天守〜！！

会いたかった！
あなたに会いたかったのよ！

ようやく、感動のご対面。

まずは、その復元された本丸御殿へ。

全体像の模型がこれ。

中にはもちろん入れないから、外から覗きこむ。

あーーー、キラキラ！
まーーー、キラキラ！！

いろいろな種類のお花が描かれた格天井。

綺麗だなぁ〜。
ずっと見ていられるなぁ。

こんなド派手な家に住んでたんだねぇ。
すごい、すごい、すごい。
感動です。





予約していたお時間来たので、本丸御膳のいただける秘密のお部屋に移動〜♡

目立たないところにある襖を開けて、階段を上ると、こんなお部屋が現れる。

ひゃー、わっくわくする！

ランプが素敵♪

これが本丸御膳。
1日限定50食。
もちろん要予約。

ゴージャス♪

細川家の家紋入りのとても綺麗な器に盛られています。

蓋を全部開けてみたのがこれ。
さまざまなお料理が盛られていて、非常に上品。

古い文献を参考に、当時食されていたであろう献立を再現しているとのことで貴重な体験。

お刺身には煎酒という、室町時代からあるという酒と削り鰹と梅干等を煮つめ、濾して作る調味料を付けて食べる。

当時、まだお醤油というものは無かったんだそうだ。

お醤油なんて、日本にむかーしからあったもんだとばかり思ってたから意外だった。

細川家の菩提寺で特別に作られている塩辛納豆とか、その頃食べられていた甘味だとか、ひとつひとつが珍しくて、本当に楽しい食事だった。

お城の中で、きちんとしたお食事を食べられるところなかなか無いよ！

私が知ってるのは、日本でもここだけ。

天守閣に登ってみます。

天守てっぺんから眺める熊本の街。

ほんとおっきい街なんだなぁ。
知らなかった。



天守の内部には、歴史的な資料がたくさん展示されていますが、近代的な改修がされているのが残念だった。
壁も、階段も、コンクリ、コンクリしてる。



外観こんなかっこいいのに、ちょっともったいないなぁ・・・・・・・・。

でも、こうやって石垣を修復したり、本丸御殿をあんなふうに再建したり、綺麗に残す取り組みは見られるんで、そのうちなんとかしてくださるかもと期待。


修復に貢献したい人用に、一口城主制度もあるみたい。
http://www.manyou-kumamoto.jp/event/castle.cfm?id=480

お、午後のショーに出陣するおもてなし武将隊の皆様発見！

やっぱいでたちがカッコイイ。

おもてなし隊の方のお名刺もいただいちゃいました♪

裏手にある、宇土櫓（うとやぐら）に来てみました。
こっちはいい！！
内部もちゃんと以前の木造のまま保存されている。

素晴らしい。

石を落とすための穴とかそのまま残ってる。

この階段の減り具合が歴史を物語る。

ああ、天守よりこっちが好き。

しかし、立派なお城でした。
素晴らしい。
残っててくれて良かった。

次は細川刑部邸に行ってみようと散策開始。

素敵な煉瓦の建物発見！

銀杏の黄色がめっちゃ鮮やか〜。

刑部邸の銀杏は巨木。
すっごい迫力。

内部も素晴らしい紅葉っぷり♪

広大な敷地。

全国有数の上級武家屋敷としての格式を持つ、熊本県指定重要文化財なんだそうです。

オフィシャルページの紹介分を引用させていただくと、

蔵が付属した長屋門を入ると、唐破風の御玄関、ついで御客間から入側造りの表御書院、二階建ての「春松閣」とつづき、別棟に書斎の付いた茶室「観川亭」や御宝蔵などを備えている

とのことです。

本当に立派。

内側のお庭にも素晴らしい色づきの紅葉が。

たまたま航空券がこの時期しか取れなかったんだけど、なんていいシーズンに当たったんだろう♪

次は夏目漱石先生が住んでらしたお宅へ。
向かって左側は洋風、右側は和風の、お洒落なお宅です。

洋館の内部は資料室のようになっていました。

そしてこの広間に座るあの方は・・・・・・。

漱石先生を模したお人形。
おお、猫とくつろいでいらっしゃる。

そうなの、このお札に描かれてた人は、こういうところに住んでらしたのね〜。

見れて嬉しかった。

中心街に戻って散歩。

巨大アーケードからちょこっと外れると、古い建物なんかを素敵にリノベして店舗にしている可愛いお店がたくさんある♪

お洋服屋さん、アクセサリー屋さん、小物屋さん、帽子屋さん・・・・・・。

ショッピングが楽しい。

この細い道沿いも小さいお店がたくさんで、ウィンドーショッピングに最適♪

あっちをうろうろ・・・

こっちをうろうろ・・・

疲れたら露店でスイートドリンクを。

このTapikingのレアチーズケーキフレーバー、最強！！！
今まで飲んだタピオカドリンクでいっちばん美味しーーーい！！！o(>◇<)o

日も暮れてきた。
晩ご飯行こう♪




お城と路面電車。

いい風情〜。

アーケード街とその周辺には美味しそうなお店がいーーーっぱいで目移り。

熊本で楽しみにしていたのは、馬。

だって・・・、牛ではもうなかなか食べづらくなってしまったレバ刺しやユッケが普通に食べられるんだもん〜！



生肉〜。こんなに大好きな生肉があんなアホ会社一社のせいで日本全国で食べられなくなくなってしまったなんてーーー(T_T)


馬レバ刺し、馬ユッケ、最高に美味しい！！！
大満足。

歴史ありそうな建物を探しに街をうろつく。

この元蔵だったであろう建物は、洋食屋さんとして営業中〜。

あら、素敵な洋館♪

ここは、古そうなお屋敷が連なっていて、それぞれ服屋さんやフレンチレストランや居酒屋さんなんかに改装されて使われている。

素敵！

そうそう、こういう古いものは、せっかくのこういう歴史ある街なら、大切に残して行って欲しいです。

こういうほそーい路地、めっちゃ好き！

この看板もすっごい古そう。

これも古そうな建物。

お洋服屋さんかな？

こちらは本屋さん。

こっちの銭湯は、見た目だけじゃ分かりづらいね。
入ってみたかったけど、時間が無くて断念・・・。


うろついていて迷って道を聞いたタクシーの運転手さんは、ここ数年でどんどん古いものが壊されて近代的な建物ばかりになって来ちゃったと嘆いていた。

歴史ある城下町の雰囲気、大切に残して行ってほしいなぁ。