2012/09/14 - 2012/09/15
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aquamarine_324さん
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9月の3連休に有給をくっ付けて何処か行ってみようかと思いつきましたが、弾丸で行けるアジアは、9月はだいたい雨季。
そんな中でインドネシアが乾季でベストシーズンであることに気付きました。
バリ島に興味はなく、目的地はすぐにボロブドゥール遺跡と決定。
+αとしてジョグジャカルタから日帰り圏内のソロを旅程に加えました。
個人的に非常に気に入ったスクー寺院&チュト寺院がボロブドゥールに埋もれるのはあまりに惜し過ぎるので、ボロブドゥールの旅行記とは分けて投稿します。
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《ちょっとインドネシアへ行ってきます'12 目次》
①ジョグジャカルタからさらに遠くへ!~不思議なスクー寺院&チュト寺院~
http://4travel.jp/travelogue/10709268
②静かな朝焼けに感動!!ボロブドゥール
http://4travel.jp/travelogue/10709287
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ガルーダインドネシア航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
成田9:30→ジャカルタ15:15
ANA便で人生初のインドネシアへ。機内はガラガラ。
ジャカルタからはガルーダ・インドネシア航空でジョグジャカルタへ。
エアアジアやライオンエアーのLCCを使えば格安ですが、当日キャンセルなんてことになったら目も当てられないので止めました。
しかし機内に乗り込んでから全然動かず、17:40のフライトなのに離陸したのは18:30過ぎ。
インドネシアで一番信頼性が高いガルーダ航空でこれですから、他の格安航空会社を選んでいたらどうなっていたか… -
ちょうど旅程を検討中、ルーマニアで邦人女子大生誘拐殺害事件が起こったこともあり、夜間の移動は慎重にということで車をチャーターしていましたが、19:30頃到着したジョグジャカルタ空港は人が溢れ返っていて活気がありました。
あれならタクシーでもトランスジョグジャ(市内バス)でも問題なく移動できそうです。
Booking.comで評判の良かったAll Seasons Yogyakartaで2連泊。
思ったよりもマリオボロ通りから距離があったので、この日は外出せずおとなしく寝ました。
1日目は移動だけで終了。 -
翌朝は5:30起床、6:00に早速1Fの食堂へ。
開放的な色使いが気持ち良いホテルです
メニューは特にインドネシア料理が並んでいるわけでもなく、普通のバイキングでした -
7:00にホテルへガイドが迎えに来ました。
ガイドをお願いしたのはエンジェ・ヴィサタ・ツアーズです。
前日飛行機の中で覚えたばかりの片言のインドネシア語でガイドさんに挨拶。
“Selamat pagi. Nama saya (aquamarine_324).
Saya senang bertemu dengan Anda.”
ソロまでは約2時間の道のり。
ここ5年ぐらいでバイクが急速に普及したそうで、バイクで通勤・通学する若者が道路を埋め尽くしていました。 -
日本製のバイクが多いです。
昨年行ったシェムリアップ(カンボジア)と似てます -
向こうに見えるのはソロの空港。
のどかな場所にありますね -
最初に訪れたのは、ソロ市街から20kmくらい北にあるサンギラン博物館。
ジョグジャを7:00に出発したのに、この時点で既に9:30。
予想以上に遠いですね
サンギラン周辺ではジャワ原人の頭蓋骨をはじめ化石が次々に発掘され、地域一帯が世界遺産になっています -
博物館で撮った写真その1
恐竜の時代からアウストラロピテクス→ジャワ原人へと人間が進化する過程を展示物とともにガイドさんに細かく説明してもらいましたが、あまり頭に入ってきませんでした。。
展示されているものは軒並み全て本物だそうです -
博物館で撮った写真その2
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博物館で撮った写真その3
鋭利な刃物 -
地元の小学生?が団体で訪れていました
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ソロ市内へ戻り、スリウェダリ公園東のラジャ・プスタカ博物館へ。
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ワヤン・クリッ(ジャワ伝統芸能の影絵芝居)に使う道具。
光が反射していて見づらいですが…
他の展示物も何枚か写真に撮りましたが、説明してもらった内容はあまり頭に残っていません。。 -
車で少し移動して、トリウィンドゥ市場へ。
決して広くはない敷地内に、いろんな骨董品が並びます -
お面が妙に目立ちました
-
市場を出て、すぐ近くのマンクヌガラン王宮まで歩きます
-
この王宮を散策しているときだけガイドが交代。
何か取り決めがあるのか、王宮内では専属のガイドさんしか旅行者に同伴できないようです。
若い女性の方でしたが、日本語がうまくビックリ。
「私の妹は名古屋に住んでいます。妹のダンナはデンソーに勤めています」と、クセのない流暢な日本語で教えてくれました。
国際結婚するくらいだからその妹さんもさぞかし日本語が堪能なんでしょうけど、なぜお姉さんまで堪能なんでしょう。 -
土曜の午前中は、大広間でガムラン演奏の練習が行われています
タイミング良く立ち会うことができました。
写真撮影の許可が出たので、1枚。 -
この王宮には今も王族が暮らしています。
これは奥様の画。 -
この鳥は45歳になりますが今でも元気です…と説明された覚えがあります。
鳥ってそんなに生きられるの? -
今でも使われている食堂の間
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その部屋に置かれていたコレクション
創作開始から完成までに25年かかったそうです! -
せいぜい30分弱だったと思いますが、楽しくガイドしてもらいました。
珍しく写真をせがんでみたので、自分のプライバシーを保護しつつアップ -
その次はカスナナン王宮へ。
これだけ見ると古びた民家のようですが、王宮入口です -
左奥に見える建物が王宮だそうですが、これより先には行けません
-
雑然とした町中の風景1
-
雑然とした町中の風景2
ベチャが手持ち無沙汰に止まっています -
昼ご飯はソロ伝統料理を事前に希望していたところ、1時間くらい前に来たラジャ・プスタカ博物館の真横にある「ソガ・レストラン」という店に案内されました。
これはおそらくソト・アヤム(鶏スープ) -
メインディッシュ。おそらくナシチャンプルーです。
これがソロ伝統料理なのか?は甚だ疑問ですが…
沖縄の「ゴーヤチャンプルー」はあまりにも有名ですが、チャンプルーという言葉がインドネシア語であることを今回の旅行で初めて知りました -
デザートです。
左奥はおそらくワジッ。
もち米をヤシ砂糖で味付けした、インドネシアでは一般的なお菓子のようです。
右奥はマルタバかな。
左端の白っぽいおやつはスラビ。
米粉のパンケーキで「ソロの銘菓」と地球の歩き方には書いてあります。 -
ソロの町はコンパクトにまとまっていて、半日あれば十分見所は回れてしまいます。
まして車をチャーターしているので無駄がなく、市街地に滞在したのは3時間ほど。
ちょっと味気ないともいえますが、この暑い中いちいちベチャを探して歩き回るのも辛いので、良い選択だったと思います。
これは車窓から見えたグデ市場。
生薬ジャムーを買うならここがいいようです -
さて、午後はソロから東へ数十km、奥地の寺院へと車を走らせてもらいました。
ランチを終えてすぐジョグジャへ戻る行程ならプランバナンにも同日中に寄れますよ、という提案を断ってまで強く訪問を希望したスクー寺院&チュト寺院。
といっても、どんな場所なのか全然知らずに何となく思い付きで言ってみただけです。
根拠は無いものの、行かないと後悔するような気がしました。 -
まずスクー寺院です。
周りを一帯山の緑に囲まれた麓に立っています。
なぜこんな場所にこんな寺院があるのだろうか… -
このレリーフはヒンドゥー教のものだと思われます
-
しかし、肝心の寺院そのものはヒンドゥー教寺院とは思えない感じ。
地球の歩き方に書いてある通り、これは完全にマヤ文明でしょ。 -
ガイドさんの説明で「リンガ」という言葉が何度も出てきたのですが、よく意味がわからず、何度も聞き返してしまいました。
答えは決まって「男性の象徴」。
男性の象徴?
…その意味を理解するのに5分くらいかかって苦笑い。。
腰布を巻いた結婚前の女性にリンガを跨いで歩かせ、布が破けたら結婚させないという恒例行事が昔は当たり前のように行われていたそうです。
真面目な顔でガイドさんが説明してくれたので
こちらも真面目な顔で聞いてましたが、
意味を冷静に考えると神妙に聞く話ではないですね(苦笑) -
急な石段を登った上から見える景色はこんな感じです
のどかな田園地帯にポツンと立っているこの寺院がますますミステリアスに見えてきます。
地球の歩き方には「エロチックな寺院」と書いてありますが、そういう目で像を見始めると、そこらじゅう突っ込み所満載です。
何なんですかね、この寺は。 -
次に訪れたチュト寺院は、スクー寺院が可愛く思えるほど山奥にありました。
あまりに遠いので、此処まで来る旅行者は多くないとか。
私もガイドさんに「本当に行きますか?」と何度も念を押されました。
そこまで言われてでも行くべきかはわからないけど、まぁ早く帰ったってしょうがないし?
せっかくだから行きますよ。
寺院直前の道路はロクに舗装もされておらずガタガタで、車窓から見えるのは谷のような急斜面に緑の茶畑が広がる不思議な風景。
突き当たりまで行くと、突如こんな入口に出迎えられます。 -
横から見るとこうなってます
-
この写真だとわかりづらいですが、予想以上に奥行きがあるんですよ。
ひぇ〜、こんなに歩くのかと -
寺院本殿の手前まで来ると、これに出くわします。
リンガとヨーニ。
ガイドさんは「ヨーニ」という言葉は一度も使わなかったように記憶していますが、敢えて同じように説明するのなら「女性の象徴」でしょうか?
ここまであからさまに大きく祀られていると、もはや何も言えません(苦笑)
チュト寺院もエロチックということで認定しましょうw -
同じく本殿手前で撮影
-
さっきのスクー寺院と同じで、なんだか此処もマヤ文明みたいな感じだなぁと。
石畳を歩いて行く感じは、シェムリアップ(カンボジア)郊外のバンテアイ・スレイに似ているかもしれません。
あそこもヒンドゥー教寺院ですし
段差は無いですが -
行き止まり。
といっても一番奥に特別何かがあるわけではありません -
一通り見終わったので、後ろ髪を引かれながら帰ります。
スクー寺院とチュト寺院、一体何がそんなに良いんだ?
と言われると答えに困るわけですが、
言葉で表現できない独特の味があると思いました。
エロ云々は置いておくとして笑、ここは来て良かったなと直感的に思いました。
遺跡が好きな方にはオススメします。
帰り際、ガイドさんに「来てよかったでしょう?」と聞かれ、間髪入れず大きく頷いたのは言うまでもありません。 -
車窓から見えた広大な茶畑
-
チュト寺院を出たのは16:30過ぎ。
19:00ぐらいにはジョグジャへ戻れるのではないかと思っていたのですが…。
この日は土曜日で、まずソロ市街で大渋滞に遭遇。 -
ソロを抜けた後も慢性的な渋滞。
バイクでジョグジャへ乗り付ける若者で道路が溢れ返っており、全然前に進まず。 -
異様な熱気を見せるジョグジャ繁華街のマリオボロ通り。
結局ホテルに着いたのは20:30でした。。
早く戻って来られたら、プラウィサタ劇場でラーマーヤナを見たいと思っていたのですが、これは次回の宿題ですね。 -
ソロから戻ったあとは夜のマリオボロ通りへ繰り出す予定でしたが、車窓から雰囲気は味わえましたし、特に行く当てがあるわけでもなく、21時でレストランなどは閉まってしまいます。
朝5:30起きで疲れてもいましたし、おとなしくホテルのレストランで夕食を取ることにしました。
インドネシア料理といえばナシゴレン!
Rp.38,000(350円程度)とまぁまぁリーズナブル。
ボリュームもあり、おいしかったです^^
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②静かな朝焼けに感動!!ボロブドゥール へ続きます。
http://4travel.jp/travelogue/10709287
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