2012/05/20 - 2012/05/20
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名古屋市東区の東桜2丁目にある浄土宗のお寺、逞龍山・西蓮寺の紹介です。永禄年間(1558~1569年)、武田信玄の族縁といわれる甲斐の逞誉祖的(ていよそてき)によって創建されたお寺です。(ウィキペディア)
- 交通手段
- 私鉄
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『浄土宗・西蓮寺(せいれんじ)』の文字が記された表札の光景です。東門にありましたが、出入りは出来なかった門でした。山号は逞龍山です。
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『浄土宗・西蓮寺(せいれんじ)』の東門の光景です。あふれんばかりの境内の緑が印象的でした。近代工法の門ですが、それなりにお寺の雰囲気に合わせてありました。
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東門近くにあった、西蓮寺の道案内標識の光景です。南門に向かうよう、地図に記されていました。
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金属製の扉には、中の境内が見えるよう隙間がありました。仕上げの色も金属感丸出しではなく、連子格子戸風の茶色の塗色でした。門の先には、敷石の参道が見えていました。
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東門に回る途中で目にしたツツジの光景です。これからが見頃のピンクの花ですが、ちらほら咲いた花も風情があります。
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黄色い花を咲かせたアヤメか、あるいはハナショウブの光景です。周りの環境や花の色から見て、『キショウブ(黄菖蒲)』のようでした。アヤメ科アヤメ属の多年草で、帰化植物です。
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案内地図に従って、南門に周りました。その南門の山門光景です。巴紋が入った軒丸瓦が顔を揃えていました。
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『浄土宗・西蓮寺(せいれんじ)』の表札の光景です。大乗仏教の宗派の一つである浄土宗は、法然が43歳の時の承安5年(1175年)に開宗されました。法然撰述の『選択本願念仏集』が、浄土宗の根本聖典となっています。総本山は、京都の知恩院です。
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山門の下から眺めた境内の光景です。車も入れる石畳の道でしたが、一般車の立入りは制限されているようでした。
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山門の屋根の上に飾られていた、逆さ獅子の像です。片方の士しか撮影しませんでしたが、狛犬と同様、雌雄の阿吽像があるのかも知れません。
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平らな石の台の上に置かれた、お洒落な笠を持った雪見灯篭の光景です。六方に格子窓が開いているようでした。
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逞龍山・西蓮寺の本堂の屋根の光景です。清州越しの東寺町のお寺の中では、最も大きな規模の甍のようでした。
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同じく、逞龍山・西蓮寺の本堂の屋根の光景です。京都の東本願寺の阿弥陀堂や御影堂の大屋根とは較べものにはなりませんが、この区域では大屋根と言えるようです。
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イチオシ
逞龍山・西蓮寺の本堂の屋根の光景が続きます。軒先近くにあった屋根飾りのズームアップ光景です。牡丹らしい花がモチーフのようでした。
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逞龍山・西蓮寺の本堂の屋根と、破風の光景です。手前に見える紅葉をしたような楓の新緑は、ノムラモミジ(野村紅葉)のようです。
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逞龍山・西蓮寺の本堂の軒先付近と、壁面のズームアップ光景です。先ほど粗油買いした、牡丹らしい花の屋根飾りが右端に見えていました。木造建築のようでした。
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イチオシ
少しくどいですが、最後にもう一枚、逞龍山・西蓮寺の本堂の甍の紹介です。低い石垣が積まれた、基壇の上に建てられた本堂でした。
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『子育地蔵尊』の光景です。台座の周りに大勢の子供の姿がありました。『子育地蔵(こそだてじぞう)』は、長野県佐久市岩村田の地蔵堂や、墨田区東向島の子育地蔵堂など、日本各地で信仰されている子育地蔵尊があります。
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右手に錫杖を持ち、左手に如意宝珠を持ったお姿のズームアップ光景です。風化の痕が目立ちませんでしたから、比較的近年に造られた像のようでした。
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宝篋印塔の光景です。宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、五輪塔と同じく、墓塔や供養塔などに使われる仏塔の一種です。最上部の棒状の部分は相輪と呼ばれます。
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春日灯篭等の六角形ではなく、四角形をベースにした石灯篭の光景です。庭木に囲まれるように建っていました。
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切込接ぎ(きりこみはぎ)の手法で4段に積まれた石垣の光景です。その石垣の上でシラン(紫蘭)の花が咲いていました。
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頬がふっくらとして、目がぱっちりとした可愛らしい姿の立像です。手に長い棒のようなものが握られていました。髪にウェーブが掛かり、高い髪飾りを載せた姿でした。仏像のお名前の見当が付きませんでした。
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イチオシ
お名前の見当が付かなかった石像のズームアップ光景です。仏像の持物(じぶつ)とされる、宝剣、金剛杵(こんごうしょ)、払子(ほっす)、水瓶(すいびょう)等から類推しても、名前が思い付きませんでした。
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『慈愛菩薩』の文字が台座に刻まれた地蔵菩薩像の光景です。慈母観音、子安観音、子育て観音等と同じ意味での慈愛菩薩(観音)の呼び名のようです。
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蓮座の上で座禅を組んで、瞑想姿の石仏の光景です。赤い帽子と前掛けがありますから、地蔵尊でしょうか。
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蓮座の上に建てられた、『南無阿弥陀仏』の文字が刻まれた石標の光景です。浄土宗、浄土真宗で唱えられる『阿弥陀仏に帰依します』の意味とされます。『南無』は『帰依します』の意味で、禅宗(曹洞宗、臨済宗)は『南無釈迦尼仏』、真言宗は『南無大師遍照金剛』、日蓮宗は『南無妙法蓮華経』となります。
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庭木や、宝篋印塔などの石塔で錯綜した境内の光景です。お寺の車も駐車されていました。
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南側の出入口にあった山門の軒丸瓦のズームアップ光景です。巴紋がありました。この巻き方が右巻きになるようです。巴は水の渦に象ったもので、頭は太き部分をいい、尾は細き部分をいいます。頭が左に向かっているのは左巴、頭が右に向かっているのが右巴です。ところが、時代により右巴になったり、左巴となったり、よく解らないのが巴紋とも言われます。
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『逞龍山・西蓮寺』の南参道の光景です。参道の先に山門が見えていました。先ほど紹介した、軒丸瓦は、この山門のものです。
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