スリランカ縦断の旅 ⑥ ー 文化三角地帯へ行く（ シギリヤ編 ）

2011/07/20 - 2011/07/22

「シギリヤレディ」で有名なシギリヤロックを登ってみました。すでに２回登ったことがあるので、今回頂上まで行くのは気が進まなかったのですが、友人が初めてだったので一緒に登ってみることにしました。
　
垂直に切り立つた岩山の崖を手すりを頼りに登って行くのは大変でしたが、何とか登り切りました。途中の岩山で見たフレスコ画で描かれたシギリヤレディたちは時を越えてその美しい今に伝えており、見るものの心を捕えてしまうほどの存在です。

エリア シギリヤ(スリランカ)

シギリヤロックに登る前に、こんなきれいな花を見かけました。割とよく見かけます。

有名なシギリヤレディのフレスコ画です。現在は18体しか残っていませんが、かっては何百体もあったそうです。

左側裸体の女性が王女で、着衣の女性が侍女だそうです。

シギリヤレディのフレスコ画を後にして、すぐ近くに「ミラーウォール」と呼ばれる通路を通ってライオンのある登り口へ向かいました。

「ミラーウォール」は、まるで鏡のように磨かれていて、この名が付ています。よく見ると、いろいろ書きこまれた落書きの下の方に文章が書かれているのが見えます。古代シンハラ文字で書かれた詩文です。

ライオンの足の爪の間を登って頂上に向かって行きます。これがなかなか大変です。

頂上に登りきると、たくさんの人々がおり、同じように360度のパノラマ風景に見とれていました。ここには王宮跡があります。

頂上からはこんな風景が広がり、シギリヤロックはまるでジャングルの中にぽっんと浮かんだ島のようです。

どのようにして水を運び入れたのか、また、この水をどのように保っているのか全く不思議です。「王のプール」と呼ばれています。

下山する途中、コブラの頭に似た岩山があり、“Cobra
Head Rock”と呼ばれています。