はじめての台北ひとり旅 (６) 野柳地質公園→基隆

2011/06/25 - 2011/06/27

野柳から基隆に向かうバス停で出会ったおば様に頂いたメモです。

言葉も話せない一人旅の私に、野柳から基隆に向かうバスの車中で書いてくださいました。

こういった出会いがあるから、旅はやめられません！

エリア 台北(台湾)

【野柳地質公園】の案内図がありますので、このまま道なりに歩いて行きます。

すぐ漁港です

しばらく歩くと【保安宮】がありました。
ここの屋根飾りも、ど派手です

鮮魚店の蟹が逃げ出そうとしています。

このY字路は右方向に行きます

さらに歩き続けます。

右の建物は　野柳国民小学校　の表記があり、建物の屋上に　鯛　がいます。

やや左手には、宮が見えます

やっと　【野柳地質公園】の看板が見えてきました

大きな駐車場に来ました。
団体客の大型バスも多数あります。

右をみますと港の観光地っぽいです。
セブンイレブンもあります

AM9:27　入場券売り場　到着　≪野柳≫バス停から、ゆっくり写真を撮りながら歩いてちょうど１５分ですが
暑さと強い日差しの為、体感的にはもっと時間がかかったように感じます。
ただ海沿いの景色が良いので、疲れはあまり感じません。

ここで、ドヤ顔で　悠々カード　を差し出すと、日本語で「使えない」と言われました。
有名な観光地なので、使えると思いましたが、ダメでした・・・

悠々カードの使用範囲には、【観光景点】とありますが・・・どこの観光地で使えるのか調べてませんでした。

現金で（５０元）支払います

入場門へ向かう途中に　観光案内所　があります。
いままで見た　観光案内所　は　全て同じようなデザインなので、とても分かりやすいです。

ここのパンフレットも英語　韓国語　日本語　が用意されています。
すばらしいのは、どこの観光案内所もパンフレットが無くなっている事がなく、常に全て埋まっている事です。
係の人に「こんにちは」と日本語で挨拶されたのに、何故か英語版のパンフレットを渡されました。

入場門が見えてきました。

さきほどもらったパンフレット（右）と入場券（左）です。

注意事項
　違反者の罰金３，０００元〜１５，０００元
ただし、奇岩「女王頭」を傷つけた場合は、５００万元！！！

公園内に入ってきました

きのこのような形の岩が・・・

近づいて見ました

さらに近づいて見ます

きのこの様な奇岩の反対側には、すばらしい風景があります。

ちょっとグロイですか？

素晴らしい景色です

素晴らしい景色です

これが、【野柳地質公園】のシンボル【女王頭】です。
　首が細いので、あまり近づかないように、足元に石を並べて、立ち入り禁止区域を作っています。

AM10:22です。およそ一時間見学しました。

観光案内所の隣が喫茶休憩所になっていますので、アイスコーヒー（７０元）を飲みながら、小休止

徒歩で≪野柳≫バス停まで戻ってきました。

ここに先客のおば様がいて「淡水？基隆？」と聞いてきます。
私は「ジーロン（基隆）」と答えると、身振り手振りで「淡水行きならあっちのバス停、基隆へ行くならこっちのバス停だよ」と言っているようです

　近づいてきて、「基隆へは何しに行くんだい？」というような雰囲気の事を言っているようですが、私は「ハンユウチンブートン（中国語分かりません）」と言うと、「何人なんだい？」と言ってるようなので、「リーベンレン（日本人です）　イーガレン（一人です）」と。
いろいろな方に（特にご年配）声をかけていただいてるので、この頃にはこの２つの単語が大分言いなれてきました。
しばらくすると中学生くらいの男の子もバス停に来ました。
おば様はこの男の子に「あんた英語しゃべれるだろ、私がいう事を英語でこの人に言っておくれ」と言っている雰囲気です。
　会話から、このおば様や男の子から、も先の３．１１大震災の事を大変心配してくださっているのが感じられます。
≪基隆≫駅までずっと３人のなんちゃって会話が続きます。途中から乗ってきた方は日本語が上手なので、後半は日本語で話しができました。

AM11:10　≪基隆≫駅到着　３人ともここで下車
おもむろにおば様が、「手作りなんだよ〜、ちゃんと願掛けしてあるからね〜」と【ミサンガ】と【メモ】をくれました。
私は、自分の携帯のストラップを差し上げましたが、とても遠慮される方で渡すのに苦労しました。
やっと手渡せたと思ったら、今度は自分のバッグに付けているアクセサリを私にくれようとしているので「ブーハオイースー（申し訳ない）」「シェシェ　ブヤオ（ありがたいけど、お断りします）と言っても、ぐいぐいと手に持たせようとします。
そしてバッグの中のアクセサリが沢山入っている小袋を見せて「全部私の手作りなの、おすそ分けしたいのよ」と何度も言ってくださっているようなので、遠慮なくいただきました。ありがとうございます。

このメモを旅行記に載せるのはおば様に許可を取っていないので迷いましたが、とても感動したので、お名前の部分を伏せて、掲載します。
おば様が「王」さん　中学生が「呉」くん　

今年は、台湾暦１００年なんですね。

この旅行記へのコメント （4）

• まあちゃんさん 2011/09/04 13:56:11

  これが台湾です

  ryuさん、こんにちは。
  
  足跡ありがとうございます。
  
  良い旅が出来ましたね。
  台湾へ行かれた方々が言われる台湾の優しさは
  こう言う所から始まるのだと思います。
  
  まして台北なら商売が絡んでいるかもですが
  この場所では考えられない光景ですね。
  
  旅行記を見させて頂いただけで文字が滲みそうになりました。
  ryuさんの人徳だと思いますがこれからも宜しくです。
  
  台湾華語も所々に出て来ますが勉強もされてる様子ですね。
  勉強が楽しくなると思います。
  
  
  まあちゃん

  ryuさんさん からの返信 2011/09/04 15:47:28

  RE: これが台湾です

  まあちゃんさん
  
  こんにちは。はじめまして。
  
  　来訪＆書き込みありがとうございます。
  
  　はじめての台北で、戸惑うことばかりでしたが、とても有意義な旅行でした。
  
  　今回は、滞在日数が少なく台北近郊のみでしたが、次回行く機会がありましたら、台南なども訪れてみたいです。
  
  　まあちゃんさんの　「NHKに触発されて　『鹿港』　へ」　最高です！
  
  

• ちゃおさん 2011/08/15 19:18:23

  基隆

  いつも投票頂きどうも有難う御座います。
  
  台湾は数回旅行したこともありますが、基隆へは行ったことがありませんでした。こんな奇岩が並んでいる公園などもあるんですね。良い写真でした。

  ryuさんさん からの返信 2011/08/15 21:10:05

  RE: 基隆

  ちゃおさん　こんばんは！
  
  台湾の話題では無いのですが、
  
  　ちゃおさんの旅行記　アジアハイウェイの源流を訪ねて　は何度も拝見させていただきました。
  　とても素晴らしい旅行記ですね〜
  
  　タイでの夜行列車に挑戦してみたくなりました。