2010/11/20 - 2010/11/20
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今年は山口市開府650年です。
色々キャンペーンをしている中に、市内定期観光バスが11月まで土日祝日650円で利用できるってのがありました。
これは利用しなければ、と思っているうちに終了が近くなり、慌てて乗りに行きました。
ちょうど紅葉の季節。
山口市の主要観光地とともに、そろそろピークを過ぎかけてる秋を楽しんできたのでした。
※注意!
市内定期観光バスはこの旅行記から数年後に廃止されています。観光ルートの参考程度にしてください。
桜バスとかホタルバスといった湯田温泉宿泊者限定のイベントツアーバスが、たまに設定されることはあります。
(平成30年9月情報)
維新150年記念事業の一環で、平成30年秋土日祝日限定で、市内の主な観光地を巡る山口市観光周遊バスが運行されます。
1日9便、乗り降り自由。車内には、萩往還語り部の会のガイドさん(私が所属している山口市観光ボランティアガイドの会とは別)が乗りこんで案内する予定だそうです。
詳しくはこちら。http://ymg-city-touristbus.com/
湯田温泉から山口駅、県庁はバス移動、その後のルートは常栄寺以外は徒歩またはレンタサイクル(湯田温泉観光案内所、山口駅前の商店、菜香亭にあり)で回ることが可能です。常栄寺は電動レンタサイクルが無難です。
・・・と、以前からアクセス数がコンスタントに多いのが気になってたところ、ボランティアガイドしてたらこの旅行記をおそらく見て定期観光バスに乗るつもりがあてが外れたというお客さんがいらっしゃったので注記します(平成30年3月21日修正)
山口県観光タクシーとして、市内3時間コースの設定がありましたので参考までに
http://ymg-taxitour.jp/taxitour/taxitour-yamaguchisi01/
このほか、観光キャンペーン等で1時間程度のコースが設定されることもありますので、山口県や市の観光サイトもまめにチェックするといいでしょう
・・・と、某一の坂川近くのバス案内所に定期観光バスの問い合わせをして、ないと分かって観光タクシーのことを問い合わせたらバス案内所のおばちゃんが塩対応していたのをたまたま目撃したので、参考までに記載しておきます。
(平成30年3月28日追記)
この旅行記のルート
湯田温泉バスセンター→山口駅(8:40)→県庁・県政資料館→サビエル記念聖堂→龍福寺→ふるさと伝承センター→瑠璃光寺五重塔→常栄寺雪舟庭→山口駅→湯田温泉バスセンター
※今もあったら、菜香亭あたりも入ってると思います。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
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湯田温泉のバスセンターに自転車こいで向かいます。
無料の駐車場がないですからね。
一応定期観光バスは事前予約制ですが、動く場合は当日でも乗ることができます。
※現在は定期観光バスは廃止されてます。
週末キャンペーン中だから大丈夫だろうという読みどおり。
首尾よく防長バスの案内所で切符をゲットです。
【追記】
湯田温泉のバス停は改装されて、今バス案内所はなかったはず。
バス停向かい側(少し離れる)に湯田温泉の観光案内所、観光交流拠点のきつねの足あと(足湯は有料だけど、館内は無料)、市の中心地にあたる一の坂川沿いの西京橋のバス乗り場に防長バスの案内所があります。湯田温泉 ユウベルホテル松政 宿・ホテル
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チケットとパンフレットをいただきました。
後ろのコインロッカーは1日200円です。 -
本日のコース。
定期観光バスは3時間半で、午前便と午後便があります。
通常のお値段に比べたら、今回の開府650年記念の650円は格安です。
なにせ、常栄寺拝観料300円も含まれていますから。常栄寺 寺・神社・教会
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本日のバスがやってまいりました。
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乗車記念に、バスガイドさん御手製のティッシュケースもいただいちゃいました。
柄は色々、前に座っている方が、選択の幅が広がります(笑) -
山口駅でもお客さんをひろって、パークロードを走って、まずは県庁へ。
2010年国体マスコットキャラクター、ちょるるがお迎えしてくれました。山口駅 駅
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幕末、坂本龍馬もくぐったらしい藩庁門。
【追記】
当時こういう説明があったんじゃないかと(すでに記憶が定かでない)と思いますが、当初の藩庁門は別の位置にあり、この位置になった頃には龍馬はなくなってたはず・・・旧山口藩庁門 名所・史跡
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県庁車窓見学。
土日祝日は開いていませんが、平日は、幼稚園児が散歩にきてたり、近所のおばちゃんたちが食堂にやってきてたり、売店で宅配頼んでたり(菓子やらが安いらしくて、うちの母も山口にいた頃よく利用していました)と、割と気軽に入れます。
大学時代にちょこちょこバイトに来てた頃は新しかったけれど、あれから20年以上たってますね(苦笑) -
私もたまに行ったら、最上階に上がってみます。
ちょうど数日前に撮った、県庁15階展望棟の写真です。
そろそろパークロードの紅葉はピークを過ぎてますが、遠目に見る分にはきれいです。 -
ぐるりんと県庁の周りをまわって、最初の下りての見学は前県庁、今は県政資料館です。
大正時代に建てられたこの建物の設計者は、国会議事堂と同じ人。
議事堂建てる前のモデルケースだったようです。山口県旧県庁舎及び旧県会議事堂 名所・史跡
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さて、観光客で参りましょうか。
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重厚な造りは後期ルネッサンス式だそうです。
石は徳山の御影石。
下から上まで形を変えていく柱。徳山駅 駅
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実は階段も柱の形を模しているんですが、そっちの説明はなかったなあ。
ガイドさんの説明は詳しいからご存知なんでしょうが、その時々のお客さんの状況によって説明内容は若干変わっているようです。 -
2階の会議室。
上の照明器具が鹿鳴館のもの(鹿鳴館時代のもの?)らしいです。
建物古くて、雨ふると雨漏りしているそうです^^; -
旧副知事室。
昔の執務室だったそうです。
実は、アートふる山口のスタッフで御世話になった人の中には、ここで仕事をされてたって方もいたりします。 -
歴代知事。
昔は選挙じゃなくて、任命方式だったそうで、初代の知事は長州と戦っていた静岡藩主だったそうです。 -
美祢の大理石暖炉があるこの部屋は、昭和天皇が皇太子時代にお泊りになってことがあるんだそうです。
当時は皇族が宿泊するのに適したところがなかったそうで、特注ベッドを持ちこんだそうです。
秋吉台や秋芳洞を命名したのも昭和天皇皇太子時代。
壁にかかっている絵は秋芳洞。
【追記】
この部屋、のちに「黒執事」って映画のロケで使われました。
県政資料館自体も外観が時々ロケ等に利用されています。秋芳洞 自然・景勝地
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旧知事室。
知事クマ?
と座ることもできますが、補修をするお金がないそうで、ボロボロになってました(笑)
【追記】
最近はロープ等で座れなくなってるようです。 -
県政資料館を後にしまして
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続いて旧県議会堂・・・は見学なしでバスに乗り込みです。
バスガイドさんに聞いてみましたら、建築関係に興味があるお客さんだけだったら行くこともあるけれど、通常は時間がないから省略だそうです。
3時間半で市内の主な見どころを回るのは大変みたいです。 -
続きましては、サビエル記念聖堂です。
こちらはバスでは上がれないので、団体専用のバス駐車場から歩きます。
ま、坂道のぼって5分程度です。
【追記】
自動車は通常日曜日午前中(ミサがあるので通行止)以外は教会近くにある駐車場に停められます。サビエル記念聖堂 美術館・博物館
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坂道上って、井戸端のサビエル神父にご対面〜
教会に見とれてると、見落とす危険性があります。
教会とは反対側の山ふもとにあります。
横の階段を上がりますと、毛利敬親の銅像やら布教関連の記念碑もあったりします。 -
平和の鐘は各大陸に一つずつ寄贈されたそうで、アジアはここなんです。
やはりサビエル布教の地ってのが、大きいようです。
日本のクリスマス発祥の地も山口なんです。
全然知られていないけど(笑)
この鐘、鳴らすと轟音なんですが、このたびガイドさんから正しい鳴らし方を教わりました。
日本の鐘の要領で勢いづけてはいけなくて、触れる程度がちょうどいいそうなんです。
勉強になるなあ。 -
記念聖堂の中は、拝観料がかかります。
ここのはバス代に含まれていません。
希望があれば入りましょうかってことでしたが、誰もいいださないので(私的にも教会内の写真は撮れないから行かなくても全然大丈夫)、そのまま次へと向かいます。
【追記】
2017年か2018年あたりから、内部の撮影が可能になり、1階の資料館も有料から献金制になりました。
なお、祈りの場ですので、自撮り等は禁止です。 -
サビエル記念聖堂のある亀山は、幕末時代は幕府との戦いに備えて砲台が置かれたそうです。
坂道の途中の石に1つだけその名残が見受けられました。
「奇兵隊」読めるかな? -
サビエル記念聖堂を後にして、やってきたのは、龍福寺です。
大内館の跡地にして、大内義隆の菩提寺です。龍福寺 寺・神社・教会
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大内館は平屋建てで、2つの堀に囲まれていたそうです。
なにせ焼けてしまいましたので、未だに全容はつかめていません。
このお堀の横の道をアートふる山口の時に何度往復したことか。 -
龍福寺到着。
こちらの参道は龍福寺 寺・神社・教会
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市内の紅葉の名所の一つです。
龍福寺 寺・神社・教会
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本堂は、ただいま改修中。
ガイドさん、ちょうど公開していたときにお客さんを連れてこられたそうですが、ヘルメットが20個だけのため、なかなか入れなかったそうです。
私も見学には苦労しました。
見学旅行記を瑠璃光寺内陣公開旅行記にくっつけるつもりが、未だに中断したままです。
今年中にはなんとかしたいものです。
【追記】
改修後も本堂の中は普段見ることはできません。
大内義隆辞世の句の傍には、十月桜の小さな花が咲いていました。 -
徒歩で移動しまして、ふるさと伝承センター。
竪小路に面している、まなび館(旧野村酒場)だけの見学です。山口ふるさと伝承総合センター 美術館・博物館
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明治の造り酒屋だった野村酒場の建物を寄贈しまして、展示館になっています。
大内人形の工程はずいぶんとあります。
ちなみに裏手にあるたくみ館に行きましたら、実演やら、大内塗体験(有料)もできたりします。 -
酒樽茶室。
中も覗けますよ。 -
桜の時期には見事な一の坂川を眺めながら、
一の坂川 自然・景勝地
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メイン観光は、やっぱりここでしょう。
瑠璃光寺五重塔です。
よくここで、観光客さんが記念撮影しているので、撮っておきましょう。国宝瑠璃光寺五重塔 寺・神社・教会
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一番人気の撮影スポットは、やっぱり池前ですね。
撮ってるすぐそばに、ボランティアガイドの会の詰め所があります。
土曜の午前中は、やりたい人がやることになってます(他は当番制)。
重鎮がたくさん来てました。国宝瑠璃光寺五重塔 寺・神社・教会
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大内弘世像とも撮っておきましょう。
ざっと説明されたら、ここは自由見学となりました。 -
前の週にガイドに来た時は、ちょうど見頃だった枕流亭前の紅葉は1週間でピークを越えて、裏手の紅葉が見頃を迎えておりました。
紅葉はピークが早いです。 -
最後の見学地は常栄寺です。
常栄寺 寺・神社・教会
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屋根瓦には毛利の紋。
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火事で焼けました後に、野田にあった毛利氏のお屋敷(通称野田御殿、跡地に現在菜香亭及び野田神社があります)の建物の一部をお寺に寄贈されたのでした。
その中には、明治天皇宿泊の間なんかもあったりします。
たまにお抹茶コーナーで覗けることがありますが、この日はダメでした。
見学できた時はこんな感じ。(夜間観光バスにて)
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10496401/常栄寺 寺・神社・教会
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ここも簡単に説明されましたら、後は自由見学です。
お庭は、雪舟が中国留学時代に見た風景と、日本を表わしているらしいです。常栄寺雪舟庭 寺・神社・教会
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紅葉はピークを過ぎた感です。
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寒くなったもので、こないだガイドに来た時は開け放たれていた本堂のガラス戸が閉まってます。
閉まったガラス戸に紅葉。 -
クマ、紅葉柄になりました。
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こちらも約30分の自由散策。
回遊庭園ですから、せっかくなので歩きましょ。 -
ま、大体10分もあれば余裕で回れます。
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早めにバスに戻り、時間確認して、横のお土産物屋、長州苑さんの植栽の紅葉見物。
バスで来る時に目についてたんですよね。
で、予定の30分が過ぎてもほとんどのお客さんが戻ってきません。
後で聞いたら、上の毘沙門堂まで歩いたそうで・・・そりゃ、時間がかかりますね。
一度だけ上がった5年前の旅行記。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10045117/ -
これにて、定期観光終了。
そろそろ終わりかけのパークロードを眺めながら、山口駅へと向かいます。
帰りは山口駅か湯田温泉での下車となります。
自転車あるので、湯田まで帰ったのでした。山口駅 駅
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五重塔の説明の時に、「ちょうど今満月で夜きれいです」とご紹介があったもので、さっそく満月と五重塔を撮りに行ったのは翌日のことだったのでした。
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