2010/05/15 - 2010/05/15
786位(同エリア2714件中)
molmさん
京都市で毎月15日といえば「百万遍手づくり市」ですが、この日は
土曜日もあり通常より入場者が多く、この後どうしようか考えて
いたところ、(手づくり市ではなく)気になる周辺の店が幾つか
あり、そちらで食事することにしました。
百万遍手づくり市についてはこちら↓の旅行記をどうぞ。
http://4travel.jp/traveler/molm/album/10427007/
住所で言えば左京区の北白川・田中になりますが、京都大学や
京都造形芸術大学があるためか、繁華街中心部とは異なり
個性的な店が数多くございます。
今回は初訪問3店を回り、molmはこんな風に新規開拓している
様子が垣間見えることでしょう。
因みに写真は百万遍手づくり市で購入した抹茶そばケーキです。
では、ご覧になってやってください。
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百万遍手づくり市の前に、ある和菓子屋で予約注文し、
その後に百万遍知恩寺に移動。
2010年になって3回目の訪問ですが、土曜日や気候の
影響により、恐らく今年最大の動員数でしょう。
晴れていたこともあって地面も乾燥し、砂埃が舞って
いたこともあり、30分そこそこ滞在して退散。
特に目新しい店もないので、幾つかの店に顔を出して
ちょっとだけ購入。
今回は知恩寺近くのケーキ屋の他、昼食・カフェを回る
計画でしたが、ケーキ屋は決めていたものの他は候補が
ある程度で、そこは行き当たりばったり。百萬遍知恩寺 寺・神社・教会
-
知恩寺の北端から200mほど北に「Limour(リモール)」と
いうケーキ屋があります。
場所は東大路通と御蔭通の交差点より1筋南を東へ50m
ほど進めば道の北側に赤暖簾の古民家がございます。
京都市左京区田中里ノ前町49
075-781-9848 水木定休
店頭販売/11:00〜19:00
サロン.ド.テ/13:00〜18:30L.O
HP http://limour.com/ -
まだサロンがオープン前の時間に伺いましたが、快く
応対して頂きました。(事前に確認しなかったもんで)
暖簾を潜るといきなりショーケースを目にします。
生菓子は週替わりで5種類程度提供され、写真以外に
焼き菓子が10種類以上ございます。
折角なので、生菓子を店内で頂くことに。 -
店内の座敷へ向かいます。
入口も町家そのままを残しており、厨房とカウンター
以外はあまり手を加えていないようですね。
パティシエは元々別の仕事をされていましたが、お菓子
作りに目覚め、製菓学校で学ばれて教室を開くことに。
更に要望に応じて販売もされましたが、現在はこちらが
メインになっているようです。 -
こちらが店内の様子です。
カウンターは設けられているものの、町家の名残りが
あり、BGMにクラシックが。
テーブル(卓袱台?)も綺麗に拭かれており、フォークや
ナイフが並べられているのはやはり洋風。 -
こちらがドリンクメニューです。
なかなかのお値段ですが、ティーはポットで、抹茶は
お代わり自由(冷製は不可)。
メニューを覗いてみると、嬉しいことに柳櫻園の茶が
置いています。
(個人的には一保堂より断然柳櫻園!)
ということで抹茶「松の白」(900円)を注文。 -
ガトーフロマージュ(450円)&抹茶です。
-
ガトーフロマージュは苦めのキャラメルに角切り林檎を
加えたチーズケーキです。
味は意外とアッサリしており、ギリギリまで焼く方針の
ためか、ナイフを入れると生地が崩れやすい状態。
少し食べにくかったなぁ。
でも重くはないですね。 -
「松の白」はやはり渋めですが、ケーキにはピッタリ。
(写真は2杯目で都度器を替えてくれます)
ある程度早めに頂かないと底が濃くなってきますよ。 -
もう一つケーキを追加することに。
パティシエから「お代わり如何ですか?」と尋ねられ、
当然3杯目の抹茶を頂くことに。 -
シフォンロール(380円)はシフォンだけありフワフワ。
ギリギリまで焼く方針のためか、水分も抜けてきます。
生クリームも軽めですね。
ロールを頂いている際に常連さんがいらして、次の店を
相談したところ、リモールも推奨している「叡(えい)」へ
行くことに。
「叡」も元々訪問リストに入っていたため即決し移動。 -
リモールから徒歩で20分弱で到着。
北白川墓地の手前にはありますが、決して気味悪いことは
ありませんのでご安心を。
左は京都造形芸術大学の校舎で、大学の南隣ですね。
上終町(かみはてちょう)芸大前バス停からすぐ。 -
白川通から坂を少し登ると到着。
ご夫婦で営まれており、造形大関係者(特に教授)の
御用達みたいです。
叡(えい)
京都市左京区北白川上終町22-10
075-723-6651
11:30〜14:30 17:30〜21:00 水曜定休 -
ランチメニューです。(見辛くて恐縮です)
Aコースは945円で、Bコース・Cコースはメニューを
追加する方式。
この日はお昼も遅めだったため、鯛の揚げが売切のため
ソイの揚げに。
玄米も売切だったため白米に。 -
ご参考までにディナーメニューも。
(こちらも見辛くて恐縮です)
夜は3,000円くらい〜いけるのかな? -
一品ずつ調理されるため、の〜んびり待ちます。
(お急ぎの場合には向かない店ですね)
お茶は上質の烏龍茶で、色は薄くジャスミンティーの
ような味がしました。
(もちろんジャスミンは入っておりません)
烏龍茶の葉は時間が経つと酸化して色濃くなるんだとか。 -
前菜として、丹波地鶏の蒸しと大原産の野菜サラダ。
煮凝りは中華風に味付けされていますが、ドレッシング
は紫蘇風味の和風。 -
Aコース以外に、カナガシラ刺身(600円)も注文。
実はリモール常連さんに刺身を推奨されてました。
何種類かあったので、頂いたことのないこちらを選択。
左が紹興酒入りの醤油、右が塩入りの胡麻油。
白身系の淡白な味ですが、どちらの調味料も魅力。
醤油に紹興酒を加えるのは店のオリジナルで、あんまり
酒の味はしません。(醤油3・紹興酒1の割合)
それで刺身の風味が広がる味わいで凄く不思議でした。
一方、胡麻油は刺身に味付けされる感じで、白身の味が
消えないように少量だけつけた方が良さそうですね。 -
カナガシラの現物をご用意して頂きました。
鰭が棘棘しくホウボウに近い魚ですが、第1背びれに
鮮紅色の大きな斑点があればカナガシラで、ホウボウより
小さく体長30cmくらいまでです。
北海道南部から東シナ海まで分布が広いようです。
因みに長崎県ではカナガシラという名が「お金が貯まる」
に通じるとされ、節分に食べる風習があります。 -
そうこうしているうちに、メイン一式が登場。
グラスの紹興酒は甕入り7年モノでサービス。
ソイは石川産で、衣にしっかり味付けされているものの
白身の味わいも消えておらず。 -
舞茸のスープです。
こちらには紹興酒は入っておらず、胡麻油の香りが
漂ってきました。
ご夫婦との会話も楽しく、ランチタイム終了後も居過ぎ
ご迷惑をおかけしました。(汗)
どっかのサイトでは批判的な記事を拝見しましたが、
私にとっては凄く良い店でしたよ。 -
「叡」を跡にし、叡山電鉄:元田中駅まで徒歩で移動。
(15分くらいです)
こちらのバイク屋の2階にcafe weekendersがあります。
weekendersは「週末の旅人」という意味だそうです。
こちらも以前から行きたいリストに入っていました。
cafe weekenders
京都市左京区田中里ノ内町82 藤川ビル2F
075-724-8182
12:00〜22:00 水曜定休(祝日なら翌日)
HP http://www.geocities.jp/cafeweekenders/ -
店内は撮影禁止のため、店の入口を撮影。
(手元→テーブルの撮影は可)
こちらは夫婦で営まれ、アルバイトもいます。
(多分フランス人のイケメンバイトもいましたよ)
ご主人が独学でバリスタを研究し、エスプレッソを
中心としたコーヒーが提供されます。
豆は島根県のカフェロッソ(2005年世界バリスタ2位)
から仕入れられ、仕入先同様エスプレッソに拘りが。
エスプレッソは天候やタイミングなどで味が微妙に
変わるそうですよ。 -
今回はカプチーノ(450円)を注文。
エスプレッソはケーキ類などと頂いた方が良さそうで、
さっき中華料理を頂いたばかりなもので。
カプチーノもエスプレッソの味わいがあり、通常より
濃い目ですね。
要するにエスプレッソ+スチームミルクって感じ。
強めのコーヒーが好きな方には向きそうです。 -
横から見ると、表面張力スレスレの淹れ方。
左京区の岡崎〜一乗寺は特に魅力ある店が多いですね。
今後もこの辺りは開拓していきますよ。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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