2009/12/22 - 2009/12/26
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世界攻略者さん
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アンナプルナ・サーキットは2週間以上の長い道のり。ペース配分に気をつけてゴールを目指すマラソンのようなものです。しかし、そのようなスタイルの旅は得てして面白くありません。人生同様、レールに沿って進んでもつまらないのです。そこで、「各駅トレック」の提案です。
**情報は2009年12月のもの。1ルピー=1.2円で計算。
最速のアンナプルナ シリーズ:
①アンナプルナ・ベースキャンプの一日 (A.B.C.)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10444950/
②みんなのプーンヒル (ゴレパニ)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10445604/
③新時代のジョムソン街道 その1 (バス、ジープ)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10445981/
④新時代のジョムソン街道 その2 (ムクティナート)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10448794/
⑤あのジグザグの先にあるもの (カグベニ)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10449248/
⑥ムスタン 各駅トレック (トゥクチェ、マルファ他) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10451421/
⑦ダウラギリ・アイスフォール - はじめての遭難 (ラルジュン)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10570147/
⑧自転車 vs トレッカーの巻 (カロパニ、ガサ)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10570153/
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[目次]
各駅トレックのすすめ
禁断のアッパームスタン (ジョン)
名もなき丘 (キンガー)
もうひとつのジョムソン街道 (東岸ルート)
マルファの裏山
トゥクチェ・ビューポイント
まとめ
[各駅トレックのすすめ]
アンナプルナ・サーキットの西半分、ジョムソン街道を下っていきます。ここまで最速モードで来た分、これからは亀さんペースで山歩きを楽しみたいと思います。ジョムソン街道は、川沿いの道を歩いていくだけのシンプルなコース。迷うことはまずありません。距離は長いものの、集落やロッジは多く、不便を感じることもありません。通称コカコーラ・トレック。
私は、このルートに構造的な問題があるように感じています。コースが長いため、みんな早く進むことに熱心で、途中の村々を味わう余裕がないのです。立ち寄るのは、せいぜい宿泊する村と昼飯休憩するロッジくらい。毎日一定の距離を歩くため、縁がなければ、魅力的な村も通過するだけです。
かといって娯楽のない山村で一日つぶすのは大変です。そこで考えたのが、通常のルートから外れた場所へのトレッキング。村の対岸、村の裏山、地図に載ってなくても何かありそうなら行ってみます。名付けて「各駅トレック」。全く新しいトレッキング・スタイルの提案です。 -
[禁断のアッパームスタン (ジョン)]
ムクティナートやラニパウワにいる時、どうしても気になるのが対岸にあるムスタン上域の村々。あちらは特別な許可のない旅行者は行くことができません。北朝鮮国境にいるようなもどかしさを感じます。
とはいえ、こちらと向こう岸は橋で繋がっているので、行こうと思えば行けます。手持ちのガイドブックも、「ポリスに見つかったらやばいが..」と予防線を張りながら、行っても問題ないことを匂わせています。
対岸の村々の中でも、ひときわ目立つのが、絶壁の上にゴンパとフォート跡があるジョン村(写真)。昔はここからムクティナート谷の村を支配していたため、立派な城塞跡もあります。ちなみにジョンとはチベット語で城塞の意味です。 -
ムクティナート寺院の先に、この一帯の地図が書かれた看板を見つけました。この地図によると、川を渡るルートは2つあるようです。ひとつは、ムクティナート近くの橋(ピンク)から対岸のチョングル村に渡るもの。もうひとつは、少し下ってプラン村(水色)近くの橋(赤)から対岸のジョン村(黄緑)に渡るもの。どうも後者のルート(青線)がよさそうです。この看板には、許可なく入域しないよう警告が書かれていますが、見なかったことにしておきます。
ムクティナート谷には、カグベニとラニパウワに警察のチェックポストがあります。カグベニは遠いので問題なし。ラニパウワからジョン村は見通せる距離ですが、幸い、彼らはあまり仕事熱心ではありません。まず捕まる心配はないでしょう。 -
宿をチェックアウトして、ラニパウワからプラン村へ向かいます。すぐに着きましたが、近くに橋が見当たりません。畑の中を強引に下っていき、やっと橋を見つけたと思ったら、ジャルコット村のすぐ近くまで来ていました(写真)。ジョン村へは、ラニパウワではなく、ジャルコットから来たほうが楽そうです。
橋を越えてアッパームスタンに渡ります。そこから30分ほど坂道を登り、ジョン村に到着しました。 -
村に入ると、あまりの静けさに驚きます。聞こえて来るのは牛の首につけられた鐘の鳴る音だけ。カラーンカラーン、風鈴のように村に鳴り響きます。村の端にある丘の上には、城塞跡とゴンパがあります(写真)。これが唯一の見所でしょうか。
村自体、特に変わったところはありません。川の南側同様、道路も電気も来ています。ジープ道を西へ進めば、プタック村を経てカグベニに至ります。
村から北へもトレイルが伸びています。違法ですが、ここからアッパームスタンのより奥地に行くことができます。以前、この村にもロッジ(Milan G.H.)があったそうですが、現在は営業していません。もしあれば"不法滞在"できたのに、残念です。 -
朽ちた城塞跡を横に見ながら坂道を登っていくと、丘の上にゴンパがあります。こじんまりとしたサキャ派のゴンパです。近くに僧侶がいなかったため、中を見学することはできませんでした。ゴンパの敷地内を歩いていると、薄汚れたモジャモジャの犬(写真)がいました。ひょっとしてこれはチベタン・テリアではないでしょうか。チベットでゴンパの保護犬と言われている犬です。アンナプルナで数の多いチベタン・マスティフに負けずに、頑張ってほしいものです。
その後、やることもないのでジャルコット側に戻りました。禁断の違法トレックのはずが、実に簡単で退屈なものに終わってしまいました。結局のところ、行政的に旧ムスタン王国を上域と下域に分けているだけで、近所の村同士、大きな違いはないのです。 -
[名もなき丘 (キンガー)]
ムクティナート谷の南側にこげ茶色の丘があります(写真)。この丘の麓をジープ道が走っており、ラニパウワ - ジャルコット - キンガーを経由してカグベニまで続いています。
よく見ると、この丘の峠のような場所(黄色)に向かってうっすらと道が伸びています。つまり、麓のどこかからこの場所につながるトレイルがあるのです。
ムクティナートからダウラギリ(写真左端)を見たとき、この丘が少々邪魔でした。その上に登ってしまえば、視界をさえぎるものなく、ダウラギリ山脈が見えるはずです。そう思うと、急にそこに行ってみたくなりました。 -
たまたまキンガーに宿泊していたので、そこから出発します。この峠は地図にも載っていないため、それらしい道を探しながらのトレッキングになります。
いろいろ試行錯誤した結果、次のようなルートで行けることがわかりました。キンガー村(水色)のすぐ隣に、道路を挟んで小高い丘(黄色)があります。その中腹の水路まで登り、そこをムクティナート方向に歩くと、丘の上へと向かう道が出てきます。
その坂道を登りきりるとやや平坦な場所に出ます(中央青線の左端)。ここまで約30分。右手側、小丘の頂上に建てられた旗(黄色の点)が見えますが、そこに登る必要はありません -
そこから峠のほうを見ると、なんとなく道が見えてきます。ちゃんとしたトレイルではなく、斜面に薄く線のついただけのものです。適当に道を選びながら進み、50分ほどで稜線の上に到着しました。この場所はキンガーから見えているのですが、見た目以上に遠く、トータルで80分もかかりました。
**この辺には薄い道があちこちに伸びています。青い線が私が歩いてきた道。赤い線の道を歩いていくと、ムクティナート谷全体が見渡せる丘のふちに出ます。ここはジャルコット、ラニパウワ、ジョン村からムクティナート寺院の白い塀まで確認できる、隠れた絶景ポイントです。 -
この峠のような場所には、一本の旗が立っています。ここに到着して初めて、向こう側の景色を見ることができました。予想通り、ダウラギリ・トゥクチェの見事なスノーラインです。
道はそのまま峠の先へと下っていきます。一体、どこに続いているのでしょう。私の勘ですが、この先、エクレバティからルプラ(Lupra)に向かう道に合流するのだと思います。 -
この峠の西側は山のこぶのようにになっていて、上まで登るとさらに景色がよくなります。正面にダウラギリとトゥクチェ、右下にカリ・ガンダキ川、その先にショムソン・マウンテン・リゾートの建物(黄色)まで見えます。手前の山の上(写真外)には、ニルギリ・ノースとティリチョ・ピークの丸い山頂も見えます。ここまで登ってきた甲斐がありました。
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下り始めるとすぐ、ヤギの大群に遭遇しました。私が迷わず登ってこれたのも、あちこちに糞を残してくれたヤギたちのおかげです。この茶色い山、一見はげ山に見えますが、低木がたくさん生えていて、放牧にもってこいです。この一帯を通るのは、羊飼いくらいなのかもしれません。宿のオバサンが知らないところを見ると、村の人が普段使っている道ではないようです。
同じ道を下り、キンガーに戻ってきました。これといった特徴のないこの村に泊まるトレッカーはほとんどいません。さらに、この地図にも載っていない峠までやってくる旅行者は皆無でしょう。名もなき丘の名もなきビューポイント。私の記憶の中にそっとしまっておきます。 -
[もうひとつのジョムソン街道 (東岸ルート)]
ジョムソン街道にひかれたジープ道。タトパニからジョムソンまではカリ・ガンダキ川の西岸、ジョムソンからカグベニまでは川の東岸に道路が整備されています。道路といっても地面を固めただけのガタガタ道。交通量も決して多くありません。
それでもトレッカーには不評なようで、ACAP事務局は、車の通らない新たなトレッキング・コースを提案しています。それは道路のない側、つまりほとんどの場合、東岸を歩いていくルート。ロッジもなければ道も歩きやすいとは限りません。現在、このルートを好んで歩くトレッカーはほとんどいないようです。
ジョムソンからマルファにも同じような東岸ルートがあります。西岸の道を歩けば一時間ちょっとの距離ですが、マルファに泊まってみたかった私は、あえてこの遠回りなルートで行くことにしました。 -
せっかくなので、自分なりにアレンジして東岸ルートを攻めてみたいと思います。ジョムソンから見て、2つほど気になる場所がありました。ひとつは、対岸の村ティニの背後の斜面を登っていく山道(深緑)。これはティリチョ湖に向かう道のはずです。もうひとつは、マルファ側の山の上にあるゴンパ(写真の赤い四角、ひとつ前の写真)、これも東岸にあります。ただ東側を歩くだけではなく、すべての見所を見て回るとすると、こんな計画になります。
1. ジョムソン(黄緑)、2.ティニ村(ピンク)、3.ティリチョ湖への道を少し進む(深緑の線)、3.ガラブジョン・フォート跡(白)、4.聖なる湖(水色)、5. クチャプテルンガ・ゴンパ(赤)、6. ドゥムパ村(黄色)
と巡る青->赤のコースです。ピンクは通常の西岸ルート。いかに遠回りかわかるでしょう。 -
滑走路の南、エコミュージアム近くにある橋を渡り、対岸のティニ村に向かいます。ティニ村はちょうどいい高さにあるので、ジョムソン側の街の配置が良くわかります。正面にあるのが、ジョムソン・マウンテン・リゾートの5つ星ホテル(写真)。その斜め下にエコ・ミュージアムが見えます。
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ティニの集落の奥に村のゴンパがあります。このゴンパの横から、山腹を歩く道がティリチョ湖のほうに続いています。この道を少し歩いてみるつもりだったのですが、勘違いして、川沿いに奥へと進む道を選択してしまいました。その道(上の青線)は、最初は斜面の水路沿いを進み、徐々に川原のほうに下っていきます。
一度川原の道に合流した後、再び斜面を登る道が出てきます。電線まで歩いたあたりで、全く違う道であることを確信して引き返すことにしました。もともと、ティリチョ・ピーク(写真中央)を正面から見るのが目的だったので、目的の半分は達成できたことになります。
川原の道を歩いて橋のある場所まで戻る途中、蒔き木を担いだたくさんのジョパ(ヤクと牛の合いの子)を見かけました。この奥の山が、村民にとって木材の供給源になっているようです。橋を渡り丘の上に登ると、ガラブ・ジョン城塞の跡があります。こんなしょうもない丘の上にも歴史があるわけです。 -
ここから南側を見ると緑色の湖が見えます。これが聖なる湖、その先の丘の上にはクチャプテルンガ・ゴンパがあります。
丘を下り、湖の横を通ってゴンパに到着しました。このゴンパは活動していませんが、供え物を届けにきた僧侶がいることもあります。この尾根のような場所からは、マルファ側とジョムソン側の両方の景色が見えます。しかし、到着した時には天気が崩れてきており、景色どころではありませんでした。
時間も遅いので先を急ぐことにします。途中、天気がさらに悪化し、強風に乗って米粒のような雪まで飛んできました。丘を下りドゥムパ村を通過し、最後に橋を渡って対岸に着いた時には、もう日が暮れかかっていました。
寄り道がたたり、西岸なら40分で歩ける距離を4時間もかけて歩いたことになります。新ルートの開拓は時には苦痛を伴うものです。と同時にその苦労はいい思い出でもあります。 -
[マルファの裏山]
トレッカーに愛され続けるマルファの村。ごみひとつないきれいな通り、レベルの高いロッジ、価格シールが貼られた売店の商品。この村は、山村とは思えないほど規律がとれています。ジョムソン街道のシンガポールとでも呼んでおきましょう。川口慧海がチベットに向かう前、3ヵ月間過ごしたのもこの村です。
マルファの村は、ロッジが並ぶメインストリートを中心に形成されています。通りから山側に民家、逆側に畑があります。Yak Book Shopの隣の道を山側に登っていくと、村を見下ろす丘の上に出ます(写真)。そこから先、さらに山の上のほうに道が続いています。一体、どこに続いているのでしょうか。気になるので行ってみることにします。 -
私にはある目論見がありました。マルファから山2つほど超えた先にダウラギリ(写真左のピーク)があります。このマルファの裏山を上まで登っていけば、ダウラギリがいい角度で見れるのではないか、と考えたのです。
村から1時間半ほど歩くと、シェパード小屋のようなもの(ピンク)があります。そこから10分ほどで道が2手に別れ、左に行くと、稜線を超えて初めて見晴らしのいい場所に出ます(水色)。そこで、ダウラギリ...と期待していたのですが、見えるのは隣の山とダウラギリから湧き出る煙のような雲だけ。ちょっと高さが足りなかったようです。すぐ近くの丘の上(深緑)に登っても結果は同じでした。
道はさらに、山の裏側を通って奥(右)にある山まで伸びています。この道筋のどこかに、ヤク・カルカという放牧場があるはずなのですが、正確な場所はわからずじまいでした。 -
諦めて二又の分岐(赤)まで戻り、そのまま直進すると、今度はジョムソン側がきれいに見渡せる場所に着きました(黄色)。この道は山奥の集落、オールド・マルファに続いているようです。
その場所から少し下ったところに、さらに見晴らしのいいポイント(黄緑)があります。旗がたくさん立っていて、ニルギリ側(写真)の眺めと、ジョムソン側の眺めが同時に見られます。実はこの場所、途中で通過した小屋からそう遠くありません。 -
ニルギリ側の岩の端まで行くと、マルファの集落を上から俯瞰することができます。農地がせり出し川原が狭くなっていること、畑の中を道が通っていることなどがわかります。
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やはり一番の注目はジョムソン方向の眺め。空港滑走路、手前のシャン村(Syang)、対岸のティニ村(Thini)、名もなき丘(黄色)、クチャプテルンガ・ゴンパの丘、すべてを一望できます。これぞジョムソン街道!といったすばらしい眺めです。ジョムソン市街地の写真も、前日歩いた東岸ルートの写真もここから撮影したものです。
予想外に使えるマルファの裏山。道があればとにかく登ってみるものです。 -
[トゥクチェ・ビューポイント]
マルファから8kmほど下ったところに次の村、トゥクチェがあります。その名前の通り、トゥクチェ・ピークはすぐそばです。こじんまりとした村ですが、かつて塩取引で栄えた輝かしい歴史があります。村には古いゴンパの他、アップル・ブランデーの蒸留所などがあります。
トゥクチェにはビューポイントと呼ばれる場所が2つあります。よほど魅力がないのか、ガイドブックの紹介はごくわずかです。1つは、村のすぐ裏の崖の上にあるビューポイント。利賀記念博物館の横から登り、10分ほどで頂上に到着します。そこには、ゴンパ所有の小屋とマニ車(写真)があります。 -
そこからの眺めはトゥクチェの街(写真)。右側にかつての豪商の屋敷の並ぶメインストリート、すぐ下に小学校の校庭が見えます。つまり、このビューポイントは"トゥクチェ村"のビューポイント。ここに登る途中には、大きな洞窟もあります。
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もうひとつのビューポイントは、もう少し本格的です。Yak Hotel横の道を山の向かって20分ほど歩くと、門が出てきます。そこを乗り越えて先に進むと、高台のようは場所に、大きな果樹園が広がっています。トゥクチェの村には農地が少ないと感じていましたが、こんなところに隠されていたです。奥には、わずかながら民家があり、人が住んでいます。
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ここからマルファ側の山を見ると、斜めに伸びる道がうっすらと見えます。果樹園を強引に横断して、その道を10分ほど登ると少し開けた場所に着きます。恐らくここがビューポイント。ガイドブックの説明が大雑把すぎて確信はありません。しかし、トゥクチェ・ピークがよく見える場所はここしかないので、多分合っているでしょう。
この場所からは、東にニルギリ三山、南西にカリ・ガンダキの広い川原(写真)とダウラギリの一部、そして西にトゥクチェ・ピークが見えます。トゥクチェまで来ると、ニルギリの3つのピーク(ノース、セントラル、サウス)が並んで見えます。 -
トゥクチェ・ピーク(写真)は半分手前の山に隠れており、決して完璧な眺めとはいえません。しかし、この山の北東側を近くで見られる場所は他にないので、ある意味貴重です。こちらのビューポイントは先ほどと違い、トゥクチェ(山)のビューポイントです。
この果樹園からピークに向かって谷沿いに道があります。トゥクチェをさらに近くで見ようと30分ほど歩いたのですが、特に眺めのいい場所はありませんでした。ビューポイントの先の道とこの谷沿いの道、どちらかがヤク・カルカ、ダンプス峠を経てダウラギリ・ベースキャンプに続いているはずです。 -
[各駅トレックのすすめ]
ここで紹介した5つのルートの他にも、カグベニのゴールデンヒル、ラルジュンのダウラギリ・アイスフォールなど魅力的な「各駅トレック」があります。
3,4日で歩ける距離に、7つも隠れたルートがあった訳です。このようなことが成り立つのも、ジョムソン街道には多くの集落があるからです。山があれば、蒔拾いや放牧の道が開拓され、近くに村があれば、そこへの近道が作られます。私はただ、先人達の足跡をなぞっただけ。それでも楽しかったムスタンの各駅トレック。皆さんも、あなただけのトレッキング・ルート探してみませんか?
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[リンク集]
==ネパール・トレッキング==
最速のアンナプルナ 全8作 (2009年秋)
http://4travel.jp/travelogue/10444950
エベレスト・トレッキングのすすめ 全10作 (2011年春)
http://4travel.jp/travelogue/10581163
ポカラ・ザ・トレック 全4作 (2013年春)
http://4travel.jp/travelogue/10759203
トレッキング装備購入ガイド 全2作
http://4travel.jp/travelogue/10571988
==ネパール旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&level1=1&level2=771&level3=&sort=when
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when&view_mode=list
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&sort=when&view_mode=list
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