来ちゃった札幌！　家族ｄｅ合格祝いの旅　（正しい観光編）

2010/03/14 - 2010/03/14

長女の高校入試が無事終了。
ここ半年、ずっと家に籠もって、遠出を我慢していた我が家だもの、
「ドドォーンと豪快に遊びに行くしかない！！」
というわけで、
長女の憧れの地、北海道は札幌へと繰り出すことになりました。

３日目、最終日。帰りの便も夕方発なので、たっぷり楽しみました。
昨日は、長女の望む「分かる人にしか分からない」場所ばかり歩いたので、この日は初心者らしく、札幌の有名なスポットを訪ねて歩くことにしました。

エリア 札幌(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

９：３０にホテルをチェックアウトし、南へ南へと歩きます。
この日も、路面がツルツルに凍っていて、特に、横断歩道がよく滑るので、慎重に慎重に、ゆっくり歩きました。

到着したのは、北海道庁旧本庁舎。

赤レンガの、素晴らしい庁舎。ネオ・バロック様式、という建て方だそう。
重要文化財ですが、中に入れます。

中の造りも、とっても美しい。

階段も、窓も、全部素敵。
思わず、勇んで昇っていく娘達を呼び止めて、パチリ。

ただ美しいだけでなく、北海道開拓史の資料館でも、あります。

これは、間宮林蔵の像。

次は、更に南に下って、大通公園へ行くはずが…
いくら歩いても到着しません。

それもそのはず、よくよく地図で確かめると、西に歩いていました。

しかし、
そのお陰で、こんなに綺麗な教会を発見出来ました。
万事塞翁が馬、ですね〜。

そうして遠回りの末、大通公園に到着。

こちらは、有名な、さっぽろテレビ塔、です。
展望台にも昇れるのですが、訳あって、昇るのをやめました。

大通公園は、この時期、何も観るものがありません。
雪まつりの名残か、雪の大きな塊があちらこちらにあるだけ。

しかし、娘達は、「観る」より「遊ぶ」方が嬉しいので。
早速雪だるまを作ります。

そして、今度は、少し北上。

そう、札幌といえば、やっぱりコレでしょ。
札幌市時計台。

時計の下まで行くと、記念写真撮影用のデッキがあるのですが、沢山の人が押し寄せているので、少し並ばねばなりません。

時計台前から、バス（さっぽろうぉ〜く）に乗り、
こちらも定番の、サッポロビール園へ。

食事の前に、まず、手前のサッポロビール博物館へ。

この、赤レンガの美しい建物が、資料館。

この建物は、元は、明治に建てられた、札幌製糖会社の工場だったそうで、
こちらは、北海道遺産に選定されているそうです。

中には、昔、ビール工場で使用されていた、巨大な煮沸釜が。

勿論、サッポロビールの製造・販売に関わる、沢山の資料が展示されています。

これは、現在販売されている商品の陳列棚。
娘の愛する、ミスターがＣＭしている、北海道限定生産「道産素材」もありました。

おっと、駄目駄目。また、「どうでしょう編」に戻ってしまう。

さてさて、
こちらが、ビールとジンギスカンを楽しめる「ケッセルホール」です。

札幌には、美味しいジンギスカン屋さんが、他にも沢山あるようですが、やっぱり初心者はココで食べるべきでしょう。

そうです、コレです。
この、仕込み釜（ケッセル）を見ながら、食べたかったのです。

ジンギスカンの鍋が、北海道の形になっていますよ〜！！

って、食べ終わった鍋なので、かなり汚いですね。
９０分の飲み放題で、死ぬほど食べましたから。

お腹がいっぱいになったので、再びバスに乗り、札幌駅まで戻ります。

札幌観光ラストは、ＪＲタワー展望室Ｔ３８。

実は、昨夕、靴を買ったときに貰った券で、おチビが抽選したら、このタワーの入場券が当たったのでした。

このＪＲタワーは、高さ１８４．４ｍ。
展望室も、地上１３０ｍの場所にあります。

だから、札幌の街の様子が、３６０度見渡せます。

こちらは、北側の風景。

こちらは、南側。

さっぽろテレビ塔の高さは、１４７・２ｍ。ここから見ると、遥か下に見えますね。

昨日と今日の２日間に歩き回った街がすべて見渡せて、何だか嬉しいような寂しいような気分になりながら、札幌観光を締めくくったのでした。