2010/02/12 - 2010/02/19
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funasanさん
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2010年2月12日関空発、ルックJTBのツアー「エジプト・クレオパトラ紀行8」に夫婦で参加してきた。古代から残された遺跡の巨大さに圧倒され、砂漠の蜃気楼や暑さに驚き、外国人用の高級ホテルで快適に宿泊した。そして、後進国エジプトの貧困も垣間見ることができた。映像だけでは分からないエジプトの姿が、現地に行ってみて実感、旅の醍醐味である。旅行代金は1人219000円(燃油サーチャージ代込み)、これに、国内・海外空港税約1万円、エジプトビザ代15ドルを加えて、合計約23万円。
写真:ルクソール西岸にある「メムノンの巨像」
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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14時10分関空発ルクソール行きエジプト航空(MS0963便:写真)に搭乗する。機種はエアバス340。エンジン4基の大型機で比較的安心して乗れる飛行機である。
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エコノミーの座席配置は横2-4-2の8席、シートピッチは約84?、リクライニングは約118°。標準的なエコノミー席である。しかし、飛行機が古く個人用モニターテレビがないのが難点である。
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さて、お楽しみの機内食(ランチ)は2種類からの選択で、私は牛肉(写真)を選択。うまい!完食。
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妻は魚を選択(写真)。これもうまい!妻も完食し、二人ともエジプト航空の食事に合格点をつける。ただし、エジプト・ルクソールまで14時間のロングフライトはきつい。
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フライトの真ん中くらいで「おにぎり」と飲み物のサービスがあり、到着2時間前くらいに、2回目の食事(ディナー)がはじまった。何と和食2種類からの選択で妻は牛丼(写真)を選択。
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私は天丼(写真)を選択。妻と半分づつ分けて両方食べる。うまい!ソーメンも和菓子もGood.すべて完食する。エジプト航空の機内食なかなかやるね〜。
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現地時間の夜10時過ぎにルクソールのホテルに到着。客室はナイル川に面しており、バルコニーに出てみるとライトアップされた夜景(写真)が綺麗に見える。
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ロングフライトの疲れがあり、シャワーを浴びてすぐにベッドに入る。お休みなさい。
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目覚めの朝。宿泊のホテル「イベロテル・ルクソール」が朝日に輝いている。強烈な太陽光線!
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バルコニーに出てみると目の前にナイル川が見える。ひんやりした風が頬をよぎり心地良い。
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早速、ホテルのガーデン(写真)を散歩する。長袖に薄手のジャケットを羽織ってちょうどいい気候である。
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夏の蓼科や軽井沢の朝みたいにすがすがしい気候にうれしくなる。写真:ホテルのナイル川に面した客室棟
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ガーデンプールとナイル川、ゆっくり就航するクルーズ船(写真)、そして、ルクソール西岸の上を気球が浮かぶ。
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静かに流れるナイル川の美しい風景(写真)を前にして、はるばるエジプトまで来た甲斐があったと実感する。
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朝食はビュッフェで種類も多い。適当に取り寄せて自分の朝食メニュー(写真)を作る。味もGood.
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朝食ながら何種類ものスイーツ系のパンがそろっており、デザートをかねてパンとコーヒーで朝食を終了する。ホテルの朝食も合格!
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朝8時に大型バスでホテルを出発し、ルクソール西岸観光に出かける。途中、広大な畑を横切って行く。雨がほとんど降らない土地でもナイル川の灌漑用水が植物を育てている。
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巨大な1対の座像「メムノンの巨像」(写真)と対面する。実に大きい。高さは20mもあり、砂岩の一塊りをブロックに切り取って作られている。
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メムノンの巨像(写真)は新王国時代絶頂の王「アメンホテプ3世」のもので、もともとは座像の後ろに彼の葬祭殿があった。しかし、その後、完全に破壊され巨像のみ残った。
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次に、ルクソール西岸の観光名所「ハトシェプスト女王葬祭殿」(写真)に行く。建物の背後にある巨大な岩山が迫ってくる。
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葬祭殿(写真)に近づくと3層になった柱廊が綺麗に見える。見事な建築美である。広い第1テラスを通って階段を上がる。
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第2テラス(写真)に上がってみると、ここも広々としている。
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第2柱廊の左側にある列柱室(写真)に行く。ここはハトホル女神礼拝所の一部で、列柱室の柱の上部はハトホル神の顔を表している。
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第2柱廊の右側には美しい彩色壁画(写真)が残っている。ハトシェプストは紀元前1500年頃、エジプト初の女王として即位し、戦争ではなく通商に力を注いだ。
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写真:第2柱廊の右側にある彩色壁画
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写真:第2柱廊の右側にある彩色壁画
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第2テラスから階段を上がって第3テラスに着くと、ハトシェプストの顔をしたオシリス神像(写真)が出迎えてくれる。しかし、残念ながら多くは破壊され数体しか残っていない。
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そして、狭い第3テラスの奥に「岩窟至聖所」(写真)がある。ほとんど意味はないが、至聖所の前で合掌する。
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それにしても暑い!日本の真夏と同じ気温になってきた。汗をかきかき、王家の谷(写真)に行く。ここで、3カ所の墓を見学する。ツタンカーメンの墓の中に、ツタンカーメンの本物のミイラが置かれている。これは必見。
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午前中にルクソール西岸観光を済ませ、ナイル川(写真)を渡って東岸にもどってくる。
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そろそろお昼である。ランチはナイル川の橋を渡った東岸にある「CARVERY」(写真)にて。
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パンと前菜のあと、メインは「カラマリタジン」(写真)。これはイカと野菜のトマト煮で、ご飯にかけて食べてみたら、結構いける。Good.
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デザートのケーキ(写真)もおいしく、今のところ、エジプト料理に外れなし。
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ランチの後はホテルに帰って昼寝したいところであるが、今日は過密スケジュールが続く。ランチ終了後、すぐにカルナック神殿の中のアムン大神殿(写真)に行く。
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時差ぼけがまだ完全には解消されておらず疲れが出てくる。そこに、午後の太陽が強烈に降り注ぐ。やばい、頭痛になりそう…。写真:カルナック神殿スフィンクス参道
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スフィンクス参道から第1塔門を入って中庭に来ると、巨像2体と、第2塔門(写真)がそびえ立つ。
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2つの巨像は「ラムセス2世の巨像」と「ピヌジェムの巨像」(写真)である。
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第2塔門と第3塔門との間にある「大列柱室」(写真)に圧倒される。何という大きな柱なのか〜。この列柱室の幅は102m、奥行きは52m、柱の高さは23m。
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円柱の頭(写真)にはパピルスの装飾があり、円周は15mもある。1つの円柱の頭に50人が乗れるという。そんな巨大な円柱が大列柱室には134本もそびえ立っている。狂気……。
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第3塔門を越えると、天高く「トトメス1世のオベリスク」(写真)が建っている。
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第4塔門を越えると、「ハトシェプスト女王のオベリスク」(写真)がそびえる。
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そして、第5塔門を越えると、神殿の核心部である「至聖所」(写真)に至る。
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至聖所を抜けると意外と広い空間「センウスレト1世神殿跡」があり、その向こうに「トトメス3世祝祭殿」(写真)が見える。
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最後は「聖なる池」(写真)まで行って再び神殿内を時間まで見学する。恐るべき巨大神殿「カルナック」、歴代の王たちの富と権力は見事に誇示されている。
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