2010/02/12 - 2010/02/19
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funasanさん
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エジプト旅行最終日、この日はギザの3大ピラミッドとスフィンクスに対面した後、エジプト考古学博物館に入場、ツタンカーメンの黄金のマスク等の財宝の数々、ラムセス2世、ハトシェプスト女王のミイラ等を見学する。
写真:スフィンクスに恋した日本人女性
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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アレキサンドリアを夕方出発したバスは夜遅くなってやっとカイロに到着。宿泊予定のホテル「ラムセス・ヒルトン」にチェックインする。ここはJTBのLグレードホテルなので期待を込めて客室(写真)に入る。
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さすがLグレードホテル!素晴らしい客室に驚く。さらに、大きな窓を開けてバルコニーに出てみると、ナイル川をはさんでカイロの夜景(写真)が一望できる。エジプト旅行最後の夜にふさわしいホテルである。
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しかし、時間がない。時刻は既に夜10時近い。まだ夕食をとっていないので、急いでレストランへ行く。今夜はビュッフェ。適当に自分の夕食メニュー(写真)を作る。
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ビュッフェカウンターには多種類の料理・デザート類があったが、食べ過ぎに注意する。と、言いながら、結構沢山のデザート(写真)を持ってくる。完食。
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昨夜の夜行列車(14時間)と、今日のアレキサンドリア・バス往復(7時間)で体が汗ばんでいて気持ち悪い。広くて清潔なバスルームでゆっくり汗を流す。
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そして、寝心地満点のベッド(写真)で朝までぐっすり眠る。
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寝覚めの朝!「ラムセス・ヒルトン」(写真)が朝日に輝いている……。と言うのは嘘。朝、6時起床。外はまだ暗い。写真はギザに行くときにバスから写したもの。
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朝7時、朝食を食べに、ホテル最上階のレストラン(写真)に行く。ここは通常朝食はやっていないが、我々JTBツアー客のためにオープンしてくれたようだ。最高のおもてなしに感謝する。
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高級ホテルに泊まれば食事は確かである。ビュッフェカウンターから適当にピックアップして本日の朝食メニュー(写真)を作る。
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それにしても、窓側の席からの眺め(写真)は素晴らしい。朝日が昇るにつれて、ナイル川とカイロ市街が目覚めていく。
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時間ぎりぎりまで、この眺め(写真)を楽しみながら朝食をとる。カイロ市街の貧困や雑踏は高級ホテルの最上階からは消えてなくなる。いつの時代でも王様や特権階級の人達は、このような高みから見物しているのであろう……。
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部屋に戻りもう一度バルコニーからの眺め(写真)を味わってからツアーのバスに乗り込む。ぎりぎりセーフ。
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ギザの市街地のすぐ横にピラミッド(写真)が見える。手前のビルの高さと比較すると、ピラミッドの大きさが分かる。
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最初に「クフ王のピラミッド」(写真)に行く。見事な四角錐。本来の高さは146mだったが、現在は頂上部がなくなったため137m。頂上の中央に建っている鉄の棒が本来の頂上を示している。
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クフ王のピラミッドの真下(写真)まで行く。1つ1つの石が大きい。古代エジプト人はとんでもない物を造ったものだ。
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下から見上げると重量感も分かる。結構角度がきつい。現地ガイドさんが言っていた。「ヨーロッパ人が古代エジプトの遺跡を発掘するまで、エジプト人はピラミッドの価値が分からなかった。ピラミッドを解体して、その石でダムを作ろう、という話もあった」
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私が驚いたのは、見本用に置かれている見事な「化粧岩」(写真)である。表面がつるつるで美しい。かっては、ピラミッドの表面がこの化粧岩で全部覆われていたという。今では全部盗まれ、他の王や貴族の屋敷造りに使われたという。
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次に「カフラー王のピラミッド」(写真)に行く。高さ143m。表面を覆っていた化粧岩も上部と下部の一部が残っており、保存状態がいい。腰をまるめてピラミッドの内部に入る。特に感激なし。
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ギザの3大ピラミッドが見える小高い丘(写真)に行く。ここには観光用のラクダがたくさんいる。ぼったくりラクダ引きに注意!ガイドさんの案内で希望者は5ドルでラクダに乗る。ただし、数分間だけ。私は興味なかったが、妻は大喜びでラクダに乗る。
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いよいよスフィンクス(写真)とご対面である。ピラミッドを背後にしたスフィンクス像、これは見応えがある。
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スフィンクスはファラオや神を守る聖獣とされている。高さ20m、全長57m。
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アラブ人のエジプト進入後、スフィンクスの鼻は削られ、長いヒゲはイギリス人に切り取られてしまった。そのヒゲは現在、大英博物館にある。
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痛ましいスフィンクスを慰め、スフィンクスに恋する日本人女性(写真)がいる。
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ギザのピラミッドやスフィンクスはエジプトの古王国時代、紀元前2550年頃に造られたもので、ルクソールの巨大神殿建設より1000年近く前のことである。世界最古にして世界最大の遺跡、これはミステリーだ。
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ピラミッド観光の後、カイロにもどりエジプト考古学博物館(写真)に行く。見所満載の博物館であるが、「ツタンカーメンの黄金のマスク」とラムセス2世やハトシェプスト女王の本物の「ミイラ」は必見。注:写真撮影禁止。カメラ・ビデオは外で預けてから館内に入室する
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カイロの人口は約1200万人。街(写真)は車や人であふれ、交通渋滞や騒音が激しい。さらに、カイロの中心街でもビルは古くて黒ずんでいる。
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カイロ中心街でも崩れそうで汚い建物(写真)をたくさん目にする。カイロの年間降水量はわずか25mmと少なく、日本のように雨で洗い流すことがない。しかし、それを考慮してもエジプトの後進性(貧困)を感じる。
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参考までに、世界の一人当たりのGDP(購買力平価基準2008年度、IMF)を調べてみた。アメリカ:46859$(6位)日本:34100$(24位)エジプト:5898$(100位)写真:イスラムの巡礼地「ガーマ・ホセイン」
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カイロのバザールで有名な「ハーン・ハリーリ」(写真)に行く。ここで1時間くらい自由時間があり、値段交渉しながら買い物を楽しむ。
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「商品の値段を値切って買う」という経験があまりない日本人にとっては、このバザール(写真)は新鮮でおもしろい。
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買い物終了後は、ツアーの皆さんそれぞれ「どれだけ安く買いたたいたか」の武勇伝で盛り上がる。
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エジプト最後の食事(ランチ)をハーン・ハリーリ内のレストランでとる。写真:アエーシ(左のパン)と前菜各種。アエーシの中央から半分に割いて、中に前菜を入れて食べる。
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ターメイヤ(空豆のコロッケ)をアエーシにはさんで食べる。日本のコロッケよりだいぶ味が落ちる。
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煮込み料理(写真)。確か、肉、ナス、トマトの煮込みだったような気がするがおいしかった。
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2月18日午後6時、カイロ発、エジプト航空のエアバス340に搭乗。帰国便は気流の関係でフライト時間が短縮され11時間で日本(関空)に到着予定という。ラッキー!
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エジプト航空はスターアライアンスに加盟しており、私が集めているユナイテッドマイレージ・プラスにマイル加算できる。写真:機内食の夕食
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予約クラスはHで、ツアーでも100%マイル加算され、往復約11500マイルたまる。さらに、旅行代金1人約23万円をユナイテッドマイレージ提携クレジットカードで払って2300マイル加算。合計13800マイルになる。写真:機内食の朝食
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ちょっと不足するが、15000マイルあれば沖縄まで往復無料で行ける(全日空利用による特典旅行)。航空代金の高くなる夏休みに沖縄までの特典予約が取れればマイルの価値が増す。エジプト航空によるエジプト世界遺産の旅は魅力的である。…END…
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