2010/02/12 - 2010/02/19
191位(同エリア413件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記670冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,350,354アクセス
- フォロワー201人
早くもツアー4日目に入る。今日は、フィラエ島に浮かぶイシス神殿を見学した後、砂漠を突っ切って、一路、アブシンベルに行く。
写真:フィラエ島に浮かぶイシス神殿
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
-
快適なリゾートホテル「ピラミサ・イシス・アイランド」(写真)を後にして、朝のクルージングを楽しむ。
-
ナイル川(写真)は極めてゆっくり流れ、船の揺れはほとんど感じられない。朝のさわやかな風を受けながらのリバークルーズは最高である。
-
ツアーの皆さん(写真)も満足そうに、周りの風景を楽しんでいる。
-
途中、少年達の小舟(写真)に出会う。今から仕事に行くのだろか?
-
ナイル川東岸のアスワンの街に近づくと何艘ものクルーズ船(写真)が停泊しているのが見える。ナイル川クルーズ、いいね〜。次回はこれで決まり?
-
バスに乗ってイシス神殿へのボート乗り場(写真)に移動する。ツアーは楽でいい。何も心配しなくても効率よく観光名所に連れて行ってくれる。
-
小舟(写真)に乗ってフィラエ島に出航する。ボート乗り場周辺には、このような小舟が無数に停泊している。
-
フィラエ神殿(イシス神殿)は古来イシス女神を祭っており、エジプト人は皆、一生に一度はこの島に巡礼に訪れる風習があったという。写真:小さな島に浮かぶ美しいイシス神殿
-
かのクレオパトラとシーザーもハネムーンでここを訪れたという伝説が残っている。イシス神は死後の保護者でもある。我々も遠く日本から死後の安泰を求めてフィラエ島(イシス神殿)に巡礼に来た?写真:イシス神殿の外庭から見た第1塔門
-
第1塔門の壁(写真)には大きなハトホル神やホルス神のレリーフがあり、我々を出迎えてくれる。ここをくぐって前庭に入る。
-
前庭に入ると左に誕生殿、正面に第2塔門(写真)が見える。さらに奥に進む。
-
第2塔門をくぐると綺麗な柱頭を持つ列柱室(写真)になる。ここからは天井があるので涼しい。
-
そして、イシス神殿の核心部たる「至聖所」(写真)に続く。
-
神殿内部には様々なレリーフ(写真)が残っている。
-
フィラエ島では古代エジプト末期王朝時代からローマ支配時代までに様々な神殿が建てられた。
-
イシス神殿はアスワン・ダムの建設により、半水没状態であったが、上流のアスワン・ハイ・ダムの建設を機にユネスコにより1980年、フィラエ島からアギルキア島に移築、保存されることとなった。現在はアギルキア島をフィラエ島と呼んでいる。世界文化遺産に登録されている。
-
優美な列柱を今に残す「トラヤヌス帝のキオスク」(写真)。注:キオスクとはヨーロッパの駅・公園などで、新聞・雑誌などの売店や公衆電話ボックスとして用いられる簡易な建物。
-
イシス神殿観光の後、日程を一部変更してアスワンの街の南にある「切りかけのオベリスク」(写真)を見に行く。ギラギラの太陽が容赦なく照りつけ、自然に汗が出てくる。
-
小高い山を登り、「切りかけのオベリスク」(写真)の目の前に立つ。古代の石切の技術は「石に切り込みつけて、そこに木のくさびを打ち込み、くさびを水で濡らす。すると、くさびが膨張し、自然に石が割れる」という。
-
この切りかけのオベリスクは長さ42m、重さ1168トンと推定。完成すればエジプト最大となったはずであるが、途中で亀裂が入り中断した。長大なオベリスクは1個の石から作られている。木の文化の日本人からは想像を絶する建築技術である。
-
日本人の想像を絶する風景に本物の「砂漠」(写真)がある。アスワンからアブシンベルまで、バスは3時間ノンストップで疾走する。トイレにご用心!途中休憩なし。
-
突然現地ガイドさんが言う。「左側に蜃気楼がみえます」。みんな一斉に窓から外を見る。広い範囲にわたって海が見える!!!!!!
-
バスに揺られながらも「砂漠の蜃気楼」を撮りまくる。何と海に島影(写真)まで映っている。生まれてはじめて見る砂漠の蜃気楼に感激する。
-
アスワン〜アブシンベル間のバス移動はコンボイ(護送船団)方式で行われている。1日の出発時間が決まっており、乗客の多いバスが先発し、空席の多いバスは後発になる。先の車が故障したら、後の車に乗客を移動させて、砂漠(写真)を横断するという。砂漠は厳しい。
-
砂漠の中の1本の水路、ナイル川から引いた灌漑用水(写真)である。所々に砂漠の緑地化事業がなされている。
-
ノンストップ3時間のドライブはきつい。やっとアブシンベルに到着。写真:アブシンベル空港
-
本日の宿泊ホテルは「セティ・アブシンベル」(写真)。ナセル湖にたたずむコテージタイプのリゾートホテルである。ここも期待できそう…。
-
まだお昼を食べていない。午後2時過ぎにホテルのレストラン(写真)でビュッフェのランチになる。
-
広い敷地に2階建てのコテージ(写真)がたくさん建っている。昼食後、客室に入る。どんな部屋なのか?期待の一瞬…。
-
客室(写真)は古代エジプトを連想させるシックな作りでとてもいい。今宵は、クレオパトラとシーザーになって……。
-
ベッドサイドのランプにはラムセス2世の彫り物がある。これもいい。
-
そして、バルコニー(写真)に出てみると……。
-
壮大なナセル湖の眺め(写真)。これは素晴らしい。やってくれるね、JTBさん。「ルックJTBお手頃価格の旅」にしてはホテルのグレードは高い。
-
しばらくナセル湖を眺めながら、この景観(写真)を楽しむ。
-
アブシンベル神殿見学まで少し時間があったので、ホテル内を散歩する。ヌビア地方の天然石を積み上げたコテージの外観(写真)に赤いブーゲンビリアが花を添える。Very Good.
-
ナセル湖を望む古代遺跡?野外劇場?
-
どうやら野外劇場の雰囲気である。ここで、満点の星の下、オペラ、ミュージカル、コンサートをすれば素晴らしい。
-
光り輝くガーデンプール(写真)。アブシンベルはエジプト最南端にありスーダンとの国境まであとわずか。強烈な太陽の光がさらに強くなる。
-
ガーデンプール(写真)の周りをゆっくり歩く。こんなに素晴らしいプールであるが、利用しているのファミリー1家族のみ。
-
静かなホテルであるが本日は満室という。しかも、ほとんどが日本人ツアー客で占められている。日本人ツアー客は忙しい。風のように来て風のように去っていく。ホテル側にしてみれば大得意様である。ありがとさん!
-
世界不況下の現在でもエジプト最南端のアブシンベルまで大挙して訪れる日本人は実に豊かだ。プールの先はナセル湖と砂漠。ここで1週間くらい滞在したい!参考:セティ・アブシンベルの3月の宿泊代金は1泊1室ツイン、2名の朝食付きで18800円〜(アップルワールド)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
funasanさんの関連旅行記
アブ・シンベル(エジプト) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41